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みなさんこんにちは、ということでやっていきましょう。
あの、前回の収録でちょっと声が出づらい、話がしづらいっていうお話をしたんですけど、
実は全然治っていないまま今録音をしています。
昨日お休みすることにして大丈夫かなって思ったんですけど、今日蓋を開けてみても全然ダメでした。
でもちょっと話したいことがあるので、できる範囲でちょっと短い収録になるかもしれませんが、やっていこうかなと思っています。
タイトルにも書いてあるんですが、先週ですね、蜷川実花展に行ってきたんですよ。
東京都内で2ヶ月半ぐらいかな、やってたのを知って、先週ちょうど滑り込み的な感じで行ってきまして、
そこで、アート的な観点とか感性とか知識、知見っていうものは僕全然持ち合わせていないから、
そういうことは語れないんですけど、そこで感じたこと、そこで学んだことで、僕自身にとってもそうだし、リスナーの皆さんにとっても、
何か日常の中で自分を生きていく、日常をちょっとでも良くしていく、良いものに自分で良いものとして捉えていくために、
役に立つかもなって思ったお話をしていこうかなと思っています。
蜷川実花展なんですけど、写真とか動画とか、そういったいろんな形式で作品があってですね、
そこでちょうど現場に行くと、紹介的な簡単なパンフレットみたいなものが置かれていて、それを手に取って、
結果的に暗い部屋だったので読めなかったんですよね。だから家に帰ってから読んだんですけど、
コンセプトとして僕がすごく印象的だったのが、何気ない日常の景色であったとしても、
少し見方を変えるだけで異なる美しさとか情感に出会うことができますっていうふうに書かれていたんですよ。
そこが僕はすごく印象的で、その言葉を見た瞬間にメモを取ったんです。
それぐらい印象に残ってるんですよ。まさにそれがコンセプトとしてあるっていうのが、
本当にいい意味でわかりやすく作品に反映されていて、何かっていうと、
いろんな写真動画が流れていました。そこに映っているもの、そこで描かれているもの、作品の中で描かれているものが、
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僕たちの日常の延長でしかなくて、いい意味で。
みながわみかさんほどの人の展覧会だから、
世界でも全然有数のすごいスポットの写真とか、めちゃくちゃレアな一枚とかじゃなくて、
本当にそれこそ東京都内の街並みとか、車の中から窓ガラスに雨粒が落ちる場面とか、
生き物とか、自然という観点でいうと蝶とか花とか、そういうものしかなくて、逆にね。
本当に僕たちの日常の延長にあるものを、普段僕たちがこの目で見るものとは違ったものとして、
自分たちのこの目では見れないものを表現されているなというふうにすごい感じたんですね。
だから、僕でも知っているような東京都内の街並みで、この街はそんなに綺麗じゃないなとか、
もうちょっと汚くて綺麗になればいいのになって思っているような街でも、ちょっと見方を変える。
作品ですけど、いろんなフィルターを通しているというか、作品というふうにアップデートはされているけど、
でもその景色も普段見るものと、この作品を通して見るものでは全然また違うものに見えてきて、
何気ない街だけど綺麗だなって思ったりとか、
普段車乗ってて雨が降ってきてなんか嫌じゃないですか。普通に。
けどなんか、こういうふうに作品として見ると、なんか嫌な気持ちには一切ならないなとか、
本当にチープな表現で申し訳ないんですけど、
でもそんなふうに普段同じような景色、同じようなものを目で見た時に感じるものとは全然違う感じ方を、
いろんないろいろあるんですけど、全体通してすごいそういうふうに感じながら見ていました。
そこでやっぱり、本当にこの展覧会のコンセプトと全くと言っていいぐらい同じなんですけど、
日常をどういうふうに捉えるか、どういう視点で自分たちの日常を見るかっていうだけでも、
人の捉え方とか解釈は全然違うものになるなっていうのを、
多分過去にそういう話をしたことがあるんですよ。
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日常の中にどんなに悪い日でも最悪な日でも1個2個必ず良かったことがあると。
小さなハッピーがあると。そういうものを見つけていくことが自分にとってプラスだし、
幸せっていうものはそこにある。あとは気づけるかどうかだみたいな話を過去にしたことがありますけど、
でもその考えにまた立ち戻らせてもらえるような時間を過ごしました。
結構やっぱり嫌な日ってありますよね。仕事でうまくいかなかったりとか、
上司とか先輩とか周りの人間にムカついたりとか、
それこそ思うようにできないとか結果が出ない自分自身にすごく苛立ちを覚えたりとか、
絶望したりとか、でもそういう最悪な日、僕もありますよ。
今日は何一つ得るものがなかったなって思う日あるんですけど、
その中でも一旦立ち止まって落ち着いて、本当に最悪なのかっていう視点で、
あのワンシーンは自分にとってちょっと例えば嬉しかったんじゃないかなとか、
あの時自分笑ったから、あそこに関しては今日という日の中でも
唯一かもしれないけど良かった瞬間だなとか、
そういうことを見つけてあげられるだけでも、
全然その一日に対する自分自身の受け取り方とか捉え方が変わるんじゃないかなっていうふうに思います。
そうやって、僕は今回ににながみかてんで、
見る人が見たら本当に素晴らしい作品しかないような場所で、
そういうことを考えました。
コンセプトに、そのコンセプトがすごく僕には響いて、
僕たちの日常をどう捉えるか、自分を生きるためには、
その自分自身がどう捉えるか、どこを見るかで全然変わってくるし、
そういう視点、捉え方ができてこそ、
自分を生きる、自分の人生を生きるっていうことに繋がっていくんじゃないかなってすごく思いました。
なかなか簡単じゃないとは思います。
嫌な日って本当に嫌だし、最悪な日はネガティブな感情しか湧いてこないし、
とっとと寝てもう忘れようみたいな感じで、なかなかその日をまた改めて見つめ直すとか、
振り返るっていうことは正直難しいと思うんですよ。
でもそこでちょっとそれができるだけでも、
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今日1日の評価っていうか、自分が生きた1日に対する考え方が変わったりとか、
やっぱりそこで何か一つ肯定できるだけでも、
自分にとってすごくポジティブな影響があるんじゃないかなって思っています。
本当はすごい作品っていうか、
稲川美佳ってめちゃくちゃ良かったっていう話をしたいんですけど、
そんなことしてると20分30分になってしまうので、
今日はこのあたりで終わろうと思いますが、
本当に僕が見たものは稲川美佳さんっていう超すごい人が作品を見るってなって、
てっきりね、見たこともないようなすげーやばいものを見るんだろうなって思ったんですが、
僕が見たものは本当に僕たちの身の回りにある日常でしかなくて、
その日常の延長にあるものでしかなくて、
でも、そういうものが稲川美佳さんっていうある種フィルターを通すと、
何気ない景色がめちゃくちゃ綺麗に見えたりとか、
なんか微妙な、なんだろうな、ちょっとこう汚いなとか、
シストだなって思うものがすごく綺麗にとか、なんか賑やかに見えたりとか、
そうやって少し見方を変えるだけで、今までとは違う感情とか景色に出会えるんだなっていうのを思ったので、
それを僕もそうだし、ここまで来てくれたあなたも自分の人生、自分の日常に落とし込んで、
今日っていう日をどういうふうに見るか、ただ単純に起こったことだけを見るんじゃなくて、
その見方を少し変えるだけで、何か違った気づきとか、ちょっと嬉しい感情になったりとか、
そういうものに出会っていけるんじゃないかなとすごく思うので、
こういうのって考え方一つでだいぶ変わるので、それこそ明日からすぐにやってみようっていうね、
うまくできるかどうかは別としてトライはできると思うんですよ。
今日なんかいいこと、すごい悪いことしかなかった気がするけど、でもなんかいいことなかったかなとか、
自分がちょっと笑った瞬間ないかなとか、テンションが上がった瞬間どこだっけとか、
そうやって自分と対話するだけでも全然変わってくると思うので、ぜひやってみてもらえたらなと思います。
僕自身もね、ちょっといいヒントをもらったので、今まで以上にそういう意識を持ってやっていきたいなと思っています。
概要欄にいつも通り収録1本貼ります。割と新しいんですけど、ちょっと今日の話と近いなと思ったので持ってきました。
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まずはどういったことが起こったとしても、その感情、自分が感じた感情、気持ちをまず一旦受け入れようと、
そこから全力で満たしてあげようねっていう話を過去にしてます。
よかったら一緒に聞いてみてください。
はい、というわけで、限界ギリギリ、なんかもう本当きついなって思いながら話してきました。
うまくね、気持ちとか、熱量とか、この僕の感情が伝わっているかわからないんですけど、
まあ、毎日が絶好調ってわけでもないので、こういうところも残しつつね、また明日からもやっていきたいなと思っています。
ではまた次回お会いしましょう。バイバイ。
