はい、路地裏クリエイティブの丸山です。 谷口です。
いきなり事例を紹介しますね。
お、早速。前回に続いてカンヌ回。 前回に続いてカンヌ回ということで、
ある日イギリスで運転中のトラックが襲われる事件がありました。
ここで大量のキットカットが盗まれるという事件があったんですが、
キットカットとしては、こんなクライシス事案を隠したいんですよね。
でも、あえて大々的に発表して、 楽しい話題作りのチャンスに変換してしまったんですね。
手元にあるキットカットの製造番号を称号して、
自分が持っているキットカットが盗難因果を確認できるツールを ネット上で公開しました。
世界中の人たちが探偵になる体験を提供して、 SNSとメディアで大きな話題になって、
キットカットの売り上げが爆増しました。
これが今年のカンヌライオンズ2026 PRライオンズのグランプリ
ザ・キットカットヘイストです。
ということで、広告の路上ラインルーツを持つ2人が テーマを持ち寄って語っているこのオートキャストなんですが、
今回はカンヌライオンズ2026 事例流し劇 PRライオンズ編ということでやっていきたいと思います。
お願いします。
これは良い企画でしたね。
これはめっちゃ見たので、Xで視界に入ってきました。
事件が起こった時から日本でもニュースになっていたんですよね。
キットカットがこんなことをやっている、おもり! みたいな感じで、
日本のXでもバツっていたので、これ取るやん! みたいな空気だったんですけど、当時から。
しっかり取っていったという感じですね。
キットカットヘイストも事例が大量に並んでいる中で 輝いているような感じだったんですけど、
僕は今年、カンヌライオンズ現地を視察してきて、 大量の事例を見るというのが面白いし、
企画者としても大切だなという気持ちになりました。
前回は和音のある事例をクイズ形式で紹介したんですが、
今回からはテーマごとに事例をサクサク紹介していく回をやっていって、
聞いてもらっているだけで事例がなんとなく分かるような形の番組というようなコーナーとしてやっていきたいと思います。
聞くインプットなんちゃらみたいなね。 そういう感じですね。
まさにそういうコンセプトですね。
今回のテーマはPR部門です。
僕は元PRパーソナルということで、この部門には強い思い入れがあるし、
将来は自分が受賞者になりたいなという思いがあるので、
会場でもカンヌでもここに特化して受賞作をインプットしていたというところがあったので、
この受賞作をこの場で紹介していきたいなというふうに思っています。
ということで、世界のPR×クリエイティブのトレンドをキャッチしていきましょうということで、
まずは冒頭で紹介したThe Kid at Hasteですね。
盗難事件があったことをプレスリリースでまず大々的に発表したんですね。
あえて隠したいクライスの事例をバーンと大々的に会社からのお知らせとして出して、
流通は問題ないので安心してくださいみたいなところもメッセージとして出しつつ、
そこから製造番組と協合できるストールン・キットカット・トラッカーというツールをネット上で公開しました。
これをみんなが自分のじゃないというふうに称号して投稿するという、
SNSの流れが作られてですね。
さっきも言ったんですが、この作日本のネットニュースがテレビでも流れて、
SNSでもバンバンバズってみたいな感じで、
本当に文字通りグローバルにリーチしたという感じでした。
すごく良かったのが、この事例の展開案がメディア部門でシルバー取っちゃったんですよ。
盗まれる事件があった後に、
キットカットの輸送車を大統領の輸送中の敬語みたいな感じで、
なるほどね。遊び始めてるやん。
ゴテゴテの走行車でキットカットの周りを四五台で取り囲んで移動するという、
この輸送という物流自体をアンビエント広告にするという展開をやっていて、
この展開案それが単体でライオンを受賞しているということもあって、
普通やらないからね。
このコアアイデアが太いと、そんなことにも発展するんだなというふうに思った。
めちゃめちゃ良い事例だなと思いました。
PR部門の公表でも、ネガティブなものをドポジティブに変換するという、
ピンチをチャンスに変換する力みたいなものがあまりにも強力なので、
これ以外グランプリないっすねみたいなぐらいのテンションでしたね。審査員陣も。
これすごい見事だなと思うんですけど、どうやったらこれできるんですかね。
日本企業ってこういうことになってもそうはならない気がしてて、
海外の会社の人たちとか、CMOとかのヘッドとか、
エージェントとの関係性とか含めて、
やっぱりそういう時にすぐ相談して、
良い意味で解決に向かう会議とか、ある種のユーモアさみたいなのが、
国民性としてあるからできるんですかね。
日本からこれが生まれる気がしなさすぎるっていうのがすごい感じましたね。
クライスで遊ぶっていうテイストは、
これイギリスの事例なんですけど、イギリスの文化としてちゃんとあるっていうのもあると思うんですけど、
この企画を手掛けたエージェンシーの人がチラッと話してたのは、
やっぱり普段からめちゃくちゃ一緒に仕事してたから。
そこで信頼関係が構築できてて、こんなこと起こっちゃったよっていう時に、
すごく切り返しとして、真摯に真面目に提案しまくったみたいな感じだったっぽくて。
そこにすごい資座あるなと僕は思っちゃって。
表現というよりかは、企業とエージェントの関係性が
折り縁して2週間後に提案をもらってとか、
そういう世界じゃそういうことできないから、
社長と常に極端な話、LINEでこんなこと起きたんだけど、
クリエイティブ的にできることないって連絡取れちゃうぐらいの
距離感みたいなことがそういうことを生むと思うので、
エージェントと事業会社のそこのコミュニケーションのデザインみたいなことに、
実はクリエイティブのすごい重要なところがあるんだろうなっていうのを
証明してくれてるなっていうのはすごい感じますね。
マジでそう思いますね。
世界的にもこういう自主ティアの流れみたいなのもあるかなというふうに思ってて、
そんな事例がグランプリで取っておりました。
ということでこんな感じで、一事例3分ぐらい。
今のグランプリだったのでちょっと長めに話しましたけど、
さくさく説明していきますよというような回にしたいと思います。
続いてPRライオンのゴールドの事例です。
タイムさん、フラットワーサーって知ってますか?
知らない。
知らない。地球平面説なんですけど。
ああ、球体じゃなくてってこと?端に行ったら滝があってみたいな。
そうそうそうそう。
地球平面説の信者にアタックした企画がPRライオンのゴールドを取りました。
この地球平面説っていうのは今谷口くんが言ってくれた通り、
地球は平らであるというふうに信じている人たち。
まだいるんや。
これね、日本だとあんま馴染みないかもしれないんだけど、
グローバルだと今結構いて、一大コミュニティみたいな感じになってて。
地位読ませた方がいいんじゃないですか。
そう。
まだ地位の世界観というか、今陰謀論的に世界中で増えてる一個のコミュニティというかカテゴリーというか。
そうなんだ。
そうなんですよ。
へー。
なのでこの地球平面説っていうものがあったんですね、トピックとして。
これに対してアウトドアブランドのコロンビアが、
この少し厄介な存在にとんでもない挑戦状を出しました。
それが社長から直々に本当に地球に橋があると思うなら、実際にそこまで行って写真を撮ってきてくれよと。
もし成功したらこの会社丸ごと上げちゃうから。
っていうことを社長の映像で言ったんです。
これをニューヨークタイムズ公開書簡としてもメッセージで掲載をして、
実際にSNSで地球は平らなんだって発信してる人たちにも絡めに行くというか。
口だけじゃなくて証明しに行ってみてくれない?みたいな感じで、
そういうインタラクティブなコミュニケーションもやっていくっていうような。
これをやっていきました。
実際に何人かがその挑戦を面白がって受け止めて、
ここだろ?地球の橋は?みたいな感じで、
すごい景色のいい大自然の中でいろいろトークをするみたいなムーンもできたりして、
その中でもちろん地球の橋っていうふうに証明できるようなものは見つからなかったんだけど、
そこへ向かうほど過酷な冒険だったらコロンビアの服必要になるから、
よかったら着てってね!みたいな感じで訴求していって、
商品の耐久性のアピールにもなったと。
地球のどんな環境であってコロンビアの服だったら大丈夫だ、耐えれるよ、
みたいなことを合わせて発信していくというようなことをやっていって。
ということで、世界中を今取り巻いている一つの大きな課題というか、
トピックである陰謀論を否定するのではなくて、
あえて本気で乗っかりつつ、みんながハッピーになれるようなリアクションを取ることで、
世界中を巻き込むブランドの挑戦に変えましたというのが、
PR Lions GoldのExpedition Impossibleという事例になります。
この事例は他にもですね、ブランドエクスペリエンス&アクティビエーションライオンのグランプリとか、
あとチタニウムのライオンも取ってますね。
あとダイレクトのゴールドとか、ソーシャルアンドクリエーターのシルバーとか、
めちゃくちゃいろんな賞を受賞して、かなり今年を象徴する事例の一つだったんですが、
この陰謀論というものに華麗にアタックしていって、
全員が、これやめますよ、バランスを書くとめっちゃ炎上して、
もうなんか、結構危害を食らわれそうな事例だったけど、
わかんないけど、テロ的なことを冗長してしまうみたいなね。
そこのコミュニケーションのバランス感もものすごく鮮やかだったという事例がこれのゴールド。
それをゴー出せるクライアントがすげえな。
社長自らも出ていくというところになってるんで、
多分これも相当エージェンシーとの関係性が密じゃないとできない事例だったなと思いました。
はい、どんどんいきますね。
次、バレンタインの時期に、
冷めた2人の関係を復活させる新しい大人向けのデバイスが発売されると発表されました。
恋愛の専門家だったりインフルエンサー達も起用して、
2人の関係を親密にするアイテムです、みたいな感じで、
一見このアダルトグッズのように生めかしい広告を展開したんですね。
この商品の正体は、
イギリスのスペックセイバーズというブランドが販売する補聴器だったんですね。
パートナーの話を聞かなくなったのではなくて、
本人も気づかないうちに聞こえにくくなっているのかもしれない。
だから、聞こえるってことを改善すれば、
夫婦2人の関係って改善するんじゃないかってことをリサーチして、
それをちゃんと突き止めて、
じゃあその2人の関係を親密にするアイテムっていうぐらいまで、
飛躍させて広告することで、面白がらせた。
というようなことで、
補聴器についてのダサいとかヤボったいとか、
そういうネガティブなイメージを、
2人の関係を良くする最新の恋愛デバイスみたいな感じに
変換して伝えるということをやりました。