1. 耳で学ぶAI、ロボシンク
  2. #35 資料作成のお供にNapkinAI..
2024-09-11 16:05

#35 資料作成のお供にNapkinAIを使う✍️

✍️内容

資料作成に使えるNapkinAIについて解説します。9月に日本語対応してから日本でもユーザーを増やしているサービスです。NapkinAIの概要や使い方、利用規約周りの話しを掘り下げて解説します。


---

生成AIのニュースレターを始めました🎉 AIの最新情報や知見を効率よくキャッチアップできます。

登録はこちらから→⁠⁠⁠⁠https://bit.ly/3Cq9LDG⁠⁠⁠⁠

---


「耳で学ぶAI、ロボシンク」ではChatGPTやGemini、Claudeなど生成AIを初心者向けに分かりやすく解説します。


---

👨‍💻パーソナリティ: 矢野哲平

「AIを分かりやすく、楽しく」をコンセプトにポッドキャストやnoteでAI情報を発信。株式会社root c代表取締役。福岡出身。


◎note

https://bit.ly/3LvtP91


◎X: 矢野哲平

https://bit.ly/3Tx6maM

---

🔗リンク

◎NapkinAI公式サイト

https://www.napkin.ai/


◎NapkinAIの使い方 - note記事

https://note.com/robothink/n/nf0c45795e092


---

📩番組の感想や要望はこちら

https://forms.gle/VMyVYWzHSNKZFu787

サマリー

ナプキンAIは資料作成を支援するAIツールであり、テキストから視覚的な図解を作成します。最近、日本語に対応したため、特に日本のユーザーの間で注目が高まっています。ナプキンAIはテキストからビジュアルコンテンツを生成するサービスであり、特にレポート作成に便利です。商業利用も可能で、他のAIツールと組み合わせることで、よりリッチなコンテンツ作成が実現します。

NapkinAIの導入
皆さんこんにちは、ロボシンクの矢野 哲平です。この番組は、耳で学ぶAIをコンセプトに、初心者・中級者向けにAIを分かりやすく解説する番組です。
今回のテーマは、資料作成のお供にNapkinAIを使う✍️について話していきます。
はい、ということで今日はNapkinAIについて話していきたいと思います。
皆さん、NapkinAIは使ってみましたでしょうか?
これですね、簡単に言うと資料作成の時に使えるAIツールですね。テキストから図解を作成できるサービスとなります。
例えば、そうですね、私が文章で書いたChatGPTとCloudの違いという資料を作成したとします。
で、パッと見た時にですね、これに図解をつけたいなと、文章だけだとちょっと味気ないなと、
ChatGPTとCloudの違いっていうのをテキストで説明したけど、より視覚的に分かりやすい資料にしたいなと。
資料を作る時のこういったケースというのはよくあると思います。
で、この時に図を作って資料に挿入すればいいだけの話になるんですけど、なかなかですね、図解を作るっていうのは一苦労ですよね。
で、こうした時に使えるのが、今日話すNapkinAIというツールになります。
これですね、9月に入ってから結構日本でも注目を集めているサービスなんですね。
で、実はNapkinAIというのは以前からあるサービスでした。
ただですね、このポッドキャストで取り上げるつもりっていうのはなかったんですね。
というのも、NapkinAIっていうのは日本語に対応していなかったからですね。
サービス自体のですね、コンセプトとか使いやすさっていうのは非常に良いサービスなんですね。
ただ、そもそも日本語に対応していなかったので、使えるシーンっていうのは結構限られていました。
英語の図解を作ってもですね、日本語の資料とはあまり合わないからですね。
ただですね、9月の4日、ちょうど先週ですね、9月の4日にNapkinAIが日本語に対応しました。
で、日本語に対応するようになってから、SNSを始めとしてですね、結構日本でもNapkinAIの認知度が上がってきていると感じています。
ここ1週間ぐらいの話なんですけどね。
今日はですね、日本でも海外でもユーザーを増やしているNapkinAIについて話したいと思います。
NapkinAIの機能
今日話すポイントは主に3つとなります。
NapkinAIの概要。そもそもNapkinAIって何なのという話からスタートします。
そして2つ目にNapkinAIの使い方ですね。
そして3点目にNapkinAIの利用シーンを話したいと思います。
はい、ではまずですね、NapkinAIの概要について話していきます。
このサービスですね、ちょっと口で説明するのが少し難しい面もあります。
冒頭でテキストから図解を作成できるサービスと言いましたけども、
ChatGPTのようにですね、プロンプトを入力したら文章生成もできるんですね。
例えば私が生成AIとは何ですかとプロンプトに入力すると、
ChatGPTと同じような感じで生成AIについての内容というのを回答してくれます。
ただですね、NapkinAIの新骨頂はそこではなくて、文章からビジュアルコンテンツ、
要は図解ですね、図解を生成してくれると。
例えば、そうですね、私が新人研修で使う資料作成を任されたとします。
その新人研修でPDCAサイクルについて資料を作成したとします。
PDCAってよく聞くあれですね、プラン、ルー、チェック、アクションでビジネスを回していくものですね。
私も会社の新人研修の時に上司からよくですね、PDCAを回せと言われました。
ちょっと話を戻すとですね、PDCAについて説明した文章っていうのをNapkinAIに投げれば、
そのPDCAの図解を作ってくれるというものになります。
その生成される図解っていうのがですね、結構いい感じの図解に変換してくれるんですよね。
これはですね、ちょっと口では伝わりにくい部分なんですけど、
NapkinAIではデザイン性の高い図解というのを生成してくれます。
要はですね、テキストから図解を生成するサービスというふうなものですね。
やっぱり資料って、文章以外に図が挿入されるとわかりやすくなるんですよね。
極端な例で言うと、画像やですね、図解が一切入ってない資料っていうよりも、
適度に図解が散りばめられた資料の方がわかりやすいですよね。
これは資料に限らず、オウンドメディアのブログ記事なんかでもそうだと思います。
ただ、頭ではわかっていても、図解を作るのって結構手間なんですよね。
どのデザインツールを使うかとか、誰がデザインを担当するのかとか、
それは仮に自分が担当するとしてもですね、
どのように図解を作ればいいのかわからないっていう人は結構多いと思います。
こうした面倒な部分っていうのを解決してくれるのが、NapkinAIというわけになります。
実際、NapkinAIの創業ストーリーっていうのも、結構創業者の方たちがですね、
同じような課題を感じていて創業したという逸話があります。
ちなみにNapkinAIはアメリカの会社となります。カリフォルニアにある会社ですね。
元々、創業者の方たちっていうのは、10年前にOsmoというAIのゲーム会社を運営していました。
子供向けの教育コンテンツなんかを提供する会社ですね。
この時に自分たちの仕事で、文書やスライドデッキっていうのをたくさん作って、
非常にそれが退屈な業務だったと。
ただ、ビジュアルコンテンツを取り入れることで、より資料やですね、教材がリッチになるっていうのは頭では分かっていたと。
ただ、ビジュアルコンテンツを作るのに非常に大変な思いをしたと。
こうした時にですね、ちょうどLLMが出てきます。
LLM、つまりLarge Language Model、ChatGPTのような大規模言語モデルですね。
この大規模言語モデルの登場によって、テキストからビジュアルコンテンツに変換できるようになったと。
ここで初めて、Napkin AIのプロダクトっていうのが誕生するわけですね。
NapkinAIの利用法
誰もがテキストから簡単に図解を作成できると。
Napkin AIのミッションについて、ウェブサイトにはこう書かれています。
ちょっと読みますね。
Napkin AIのミッションは、全ての人にビジュアルの力を伝えることです。と書かれています。
ここからはNapkin AIの使い方について話したいと思います。
Napkin AIの使い方って言ってもですね、使い方は非常にシンプルです。
ウェブサイトにアクセスをして、Googleのログインをして、あとは利用を開始するだけですね。
ちょっと画面がですね、初見は、最初は少し戸惑うかもしれません。
ただですね、基本的な使い方は非常にシンプルです。
文章を入力して、ボタンを押して、図解を生成するという非常にシンプルな流れになります。
こればっかりはですね、ちょっと音声で説明するのが難しいので、
ノートにNapkin AIの使い方を書いた記事というのを用意しました。
そちらを参考にしてください。概要欄にリンクを貼っておきます。
例えば私の使い方で言うと、資料を作る時なんかに使っています。
例えば、チャットGBTとクロードの比較、チャットGBTとジェミニの比較なんかの資料ですね。
例えば、チャットGBTのメリットは何々ですと、クロードのメリットは何々ですと。
そうして書いた文章というのをコピペして、あとはそれをNapkin AIに貼り付けます。
そうすることで、Napkin AIがその文章に適した図解を出してくれるというものになります。
リスナーの方の中には、会社で資料をよく作るよという人も多いと思います。
こうした時に図解を作るのに時間がかかっているという人やですね、
そもそも時間がかかるので図解を作るのは避けているという人、
こうした人はですね、Napkin AIを使うことで業務の効率化ができると思います。
やっぱりですね、文字だけの資料よりも図が入るだけで見た目とわかりやすさが変わってきますよね。
ただ、図を作るのが結構大変なので、こうした時にNapkin AIが活躍すると思います。
このNapkin AIなんですけど、料金は無料で利用できます。
現在ですね、ベータ版ということで無料で提供されています。
一応ですね、プランは3つあるんですね。
無料のスタータープランと、あとは有料のプロフェッショナルプラン、エンタープライズプランの3つですね。
有料のプロフェッショナルプランも現在はベータ版ということで、この期間中はですね、無料で提供されています。
これはですね、非常にありがたいですよね。
このNapkin AIはですね、単体で使う必要はなくて、他のAIツールと組み合わせても面白いと思います。
例えばですね、そうですね、あるレポートを作成したいとします。
レポートの文章生成に、そうですね、ChatGPTを使うとしましょうか。
ナプキンAIの活用法
ただご存知のようにですね、ChatGPTっていうのはテキストは生成しても図解っていうのは出力してくれないですよね。
なのでChatGPTに出力してもらった文章っていうのをコピペして、あとはそれをNapkin AIに貼り付けると。
そうすることで図解入りのレポートっていうのを簡単に作成できるというわけですね。
文章生成はChatGPTに任せると。図解はNapkin AIに任せると。
場合によっては画像生成AIにアイキャッチ画像やレポート内の画像っていうのも出力させてもいいですよね。
こうしたようにあるコンテンツを作成するときにChatGPT、Napkin AI、他の画像生成AI、こうしたものを組み合わせることで、よりリッチなコンテンツというのを作成することができます。
さらに言うとNapkin AIってシェア機能があるんですよね。
なので文章と図解が載っている資料っていうのをURLとしてシェアすることもできます。
作成した資料っていうのはPDFとしてもダウンロードができます。
イメージ的にはGoogleドキュメントなんかがちょっと近いイメージかなと思います。
ドキュメントをURLでシェアしたり、あとはPDFでシェアしたりする、まあそういった感じですね。
あとはスケッチ機能もあります。
これはですね、マウスで図形を描いたり線を描くことができる機能ですね。
例えば私がマウスでですね、グリグリと操作をして、ちょっと汚い丸を作ってしまったと。
そうした場合でも綺麗な丸に成形をしてくれるので結構便利なんですね。
このように図解を生成するだけじゃなくて、ユーザーが自分で作成した図っていうのも挿入することができます。
あとはですね、グラフとか、あとはバーとか、猫のアイコンとか、
ナプキン側で事前に素材が用意されてるんですね。
そうした事前に用意された素材や図形というのも挿入できます。
そうですね、デザインツールのCanvaに似ている面もありますね。
ここからは恒例のお堅い話をしていきましょうか。
ナプキンAIの利用規約周りの話ですね。
おそらくここまで話を聞いた方の中には、こう思っている人もいると思います。
ナプキンAIを自分の仕事で使うとすると、商業利用はできるの?とか、
データ管理ってどうなってるのかな?と。
どんなにいいサービスでもですね、業務で利用できなければ魅力っていうのは半減してしまいますからね。
なのでここからはナプキンAIの利用規約周りについて掘り下げたいと思います。
そうですね、まず商業利用からいきましょうか。
利用規約によるとですね、生成されたビジュアルコンテンツはマーケティング目的で利用できると明記されています。
つまり商業目的で利用してOKということですね。
ただしですね、ナプキンAI側で用意しているアイコンとかイラストは勝手に再販しちゃダメですよと書かれています。
ナプキンAIで使われているアイコンとかイラストって、全部社内のデザイナーの方が作っているそうなんですね。
インターネット上のフリー素材から集めたものではないそうです。
そのためですね、ナプキンAIで生成したアイコンやイラストを単体で販売することはNGというわけですね。
そうですね、例えば私が素材サイトみたいなものを作って、そこでナプキンAIの素材を販売するっていうのはもちろんNGですね。
ちなみにユーザーが生成したコンテンツ、この場合は図解ですね。
その図解に対して責任を負うのはユーザーと書かれています。
これは他のAIサービスも一緒ですね。ユーザーが生成したコンテンツに対しては責任を負うのはユーザーですと。
次にデータの取扱いについて見ていきましょうか。
ユーザーが入力したデータっていうのはナプキンAIでどのように扱われるかという点ですね。
これはですね、ユーザーが入力したデータっていうのはモデルの改善に使用されることがありますと書かれています。
この辺はですね、他のAIサービスと同じですね。
ただ個人コンテンツの保護についても触れられています。
ユーザーが入力したデータっていうのは匿名化されて個人のコンテンツというのは公開のままですと書かれています。
例えば他のユーザーが生成する時にですね、あなたが入力したデータっていうのは出てきませんよと。
公式サイトにはこのように書かれています。ちょっと読みますね。
あなたのユニークなアイデアや情報が他の人のビジュアルに登場することはありませんと書かれています。
なのでナプキンAに入力したビジネスアイデアとかそういったものはですね、他の人は閲覧できませんよと。
ちなみにですね、利用規約とか設定画面を見る限りオプトアウトの項目はないみたいですね。
ちょっと今ナプキンAの画面を見てるんですけどオプトアウトの項目はないですね。
例えばチャットGPTだったらオプトアウト、私が入力した情報っていうのをAIの学習に使わないでくださいねっていうことを設定できるんですね。
そうしたものはですね、ナプキンAには現時点ではないみたいですね。
日本でもですね、じわじわこれからユーザーが増えてくるんじゃないかなと思っています。
結構ですね、このサービス多くの人に刺さるサービスかなと思っています。
例えば会社でプレゼンや会議の資料作成をする人とかですね。
あとは研修で教材の資料作成をする人とか。
あとはそうですね、オウンドメディアとかブログを運営している人もですね、使えると思います。
コンテンツがよりリッチになると思います。
やっぱりですね、文章以外にビジュアルで情報訴求するとわかりやすいですからね。
ナプキンAIは現在ベータ版で無料で利用できるので、
これはですね、ちょっと試しに使ってみるのも面白いんじゃないかなと思います。
概要欄にナプキンAIのリンクを貼っておきます。
利用規約とデータ管理
今日のポイントをまとめます。
最近話題になっているナプキンAIは、テキストから図を作成するサービスです。
現在ベータ版で無料で利用できます。
ナプキンAI単体で使うのもおすすめですが、
他の生成AIと組み合わせるのもおすすめです。
よりリッチなコンテンツを作成できます。
はい、今日はこの辺ということで、本日も聞いていただきありがとうございました。
番組ではAIの情報を毎週発信しています。
水曜朝に更新していますので、ぜひフォローをお願いします。
XとノートでもAIの情報を発信していますので、こちらもぜひ概要欄にリンクを貼っておきます。
お相手は、ロボシンクの矢野てっぺいでした。
また次の配信でお会いしましょう。
16:05

コメント

スクロール