はい、ではそもそもですね、GPTsって何なの?という話からしたいと思います。
GPTsを簡単に言うと、チャットボットを自作したりシェアできる仕組みですね。 例えばですね、そうですね、あなたがチャットGPTを日常的に使っているとします。
そうですね、取引先へ送るメールのひな形をですね、チャットGPTに日常的に作ってもらっているとします。
で、いろいろプロンプトをですね、こうカスタマイズしていい感じに出力してくれるようになったと。 プロンプトというのはAIへの支持ですね。
で、このチャットGPTのこのプロンプトをほぼ毎日利用するとなるとですね、 毎回プロンプトを入力する手間っていうのがかかってきますよね。
どこかにコピペしておくというのも一つの方法だと思います。 でもですね、日常的に利用することを考えると、それはですね、ちょっと手間がかかってきますよね。
できれば、いつでもこう呼び出せるようにしておくと便利なわけですね。 こんな感じでですね、自分専用のチャットボットっていうのをいくつも作成できれば便利ですよね。
例えば、メールのひな形を作成してくれるチャットボット、 あとは資料を素早く要約してくれるチャットボットなんかですね。
こうした自分でカスタマイズしたチャットGPTを作れる仕組み、これをGPTsと読みます。
ちなみにですね、GPTsはもともとGPT-4というモデルが使われていました。 有料プランで使える高性能のモデルですね。
で、これあのオープンAIの公式サイトによると、今後ですね、 GPTsで使われるモデルはGPT-4-Oに切り替わる予定ということでアナウンスがされています。
このGPT-4-Oというのは最近発表された最新モデルですね。 前回のエピソードでも話したんですけども、これはですね
GPT-4並みに高性能で、なおかつ速度が2倍速いという最新モデルですね。 でこのGPT-4-O、ちょっとわかりにくいんですけど、このGPT-4-Oはですね
無料ユーザーも使うことができます。 今まではですね、無料ユーザーはGPT-3.5というモデルだったんですね。
これからはより高性能なGPT-4-Oを無料で使えるというわけですね。 これもですね、前回のオープンAIのアップデートで発表された内容となります。
GPT図に話を戻すともう一つ特徴があります。 それはGPT図をシェアできることになります。
先ほどの説明では自分で作ったGPT図を利用するということを想定していました。 自分専用のですね、チャットボットを作るということを想定しました。
でもですね、実はこのGPT図っていうのは他の人が作ったGPT図も利用できるんですね。
これはですね、アプリストアをイメージするとわかりやすいと思います。 あのiPhoneやAndroidでアプリがダウンロードできるストアですね。
個人や企業がいろいろなアプリをストアで公開していますよね。 あれと同じように他のユーザーが作ったGPT図も自分の環境にダウンロードして使うことができます。
例えばですね、デザインに特化したGPT図やですね、ロゴを作ってくれるGPT図、 あとは文章生成に特化したGPT図などたくさん公開されています。
で先日ですね、このGPT図が無料ユーザーでも利用できるよということが発表されたわけですね。
ちなみにですね、ちょっと紛らわしい点がありまして、 えっとですね、GPT図が無料ユーザーも使えるよというふうに発表はしたんですけども
まだ実装はされていないという状況なんですね。 ただですね、数日前からGPT図が無料ユーザーも使えるようになったという
あの声をですね、SNS上で見かけるようになりました。 無料ユーザーの方はですね、後で画面を覗いてみてください。
もしかするとGPT図が実装されているかもしれません。 でですね、もしまだGPT図実装されていなかったという方でもですね
そういった声が上がってきているので、近日中に実装されると思います。 で、GPT図が使えるようになったわけですけども
ちょっとですね、いろいろ情報が錯綜している部分もあるので、一旦情報を整理しますね。 まずですね、無料ユーザーに解放されたのはGPT図の利用になります。
なので、自分でGPT図、チャットボットを作成することはできません。 GPT図を作成する場合は月額20ドルの有料プランに加入する必要があります。
1ヶ月あたり3000円ちょっとぐらいの金額ですね。 あとですね、無料ユーザーはGPT図を使っても画像生成はできない点にご注意ください。
チャットGPTにはですねダリスリーという画像生成AIがあります。 これを使うことで画像生成をできるわけなんですね
ただですねこれは有料プランで解放されている機能ですね。 GPT図の中にはこのダリスリーを使って画像が生成できるという
GPT図もあるんですね。 例えばロゴクリエイターのGPT図とかですね
ただですね、こうしたGPT図にアクセスしても無料ユーザーはですね ダリスリーを使った画像生成ができないという点にご注意ください。
外部の情報にアクセスをして画像生成するようなGPT図は大丈夫だと思います。 例えばですね
キャンバーとかは大丈夫ですね。 デザインツールでキャンバーというサービスがあるんですけども、このキャンバーもGPT図を公開しているんですね。
でこのキャンバーはですね画像生成はできました。 ひとまずですねダリスリーを使ったGPT図
これは無料ユーザーは画像生成ができないという点にご注意ください。 公式にもですね記載があるんですね。
であとはGPT図にはレビュー機能というのがあります。 これもあのAppleやAndroidのアプリストアと同じような感じですね。
GPT図に評価をつけることができる機能ですね。 この評価機能も無料ユーザーは利用することができません。
GPT図にレビューをつけれないという点ですね。 あとはですねGPT図も無限に利用できるわけではなくて利用制限がある点についてもご注意ください。
えっとですね無料ユーザーは3時間あたり16メッセージまでですね。 ちなみに有料ユーザーは5倍の80メッセージまでokです。
これはですねChatGPTのチャットとあとはGPT図のチャットで共有されます。 つまりですね例えばそのChatGPTのチャットの方でですね
GPT4をたくさん使って利用制限を受けたとします。 でそうなってくると同じようにGPT図でも制限がかかるというわけですね。
ちょっと一旦まとめますね。えっと無料ユーザーに解放されたのはGPT図の利用です。 無料ユーザーはGPT図を作成することはできません。
あとですねダリ3を使ったGPT図で画像生成もできないということですね。 そしてGPT図も無限に使えるわけではなくて利用制限を受けるというわけですね。
無料ユーザーは3時間あたり16メッセージまでというわけですね。 とはいえですね無料ユーザーもGPT図が使えるようになったというのは大きいと思います。
便利なGPT図がたくさんあるので自分の利用シーンにあったですね GPT図を導入すればよりチャットGPTを使えるわけですね。
イメージとしては自分のスマートフォンにたくさんアプリを落としていろいろですね 使い道を増やすようなイメージですね。
なので誰かが作ったGPT図を自分の環境にインストールすると こういった作業が必要になってくるわけですね。
でですね具体的にはGPT図を探してインストールすることができます。 アプリストはそのままのイメージですね。
公式のオススメのGPT図があったり、あとはライティングや教育、分析、プログラミングなど カテゴリーごとにですねGPT図が分けられています。
キーワードを入力して検索から探すことも可能です。 例えばですね論文を要約するGPT図を探したり
マーケティング特化のGPT図を探したりすることもできます。 でこのGPTストアには星レビューによる評価も掲載されています。
例えばですね星4のGPT図だから使えそうとかいう判断ができるわけですね。 もうアプリストアと同じような感じですね。
ちなみに星によるレビューのみでコメントのレビューは導入されていません。 で人気のあるGPT図を紹介すると、例えばですねデザインツールで有名な
キャンバーですね先ほども紹介しました。 テキストからAI音声でスピーチを作る11LABO
こちらもGPT図を出しています。 ちょっとですね11LABOでAIの音声を作ってみたので聞いてみましょうか。
こんにちはロボシンクのヤノです。 こんにちはロボシンクのヤノです。
はいこんな感じでですねテキストからAI音声によるスピーチを作ることもできます。 あと他で有名どころで言うと
ダイアグラム図というGPT図も人気ですね。 これはですねチャットGPTからチャートやマインドマップを作成できるというGPT図ですね。
あとは個人的に気になっているもので言うとフィットネス情報特化のGPT図なんかもあります。
チャットボトンにですねフィットネス、腹筋鍛えたいですとか大胸筋鍛えたいですみたいなことを相談できるようなGPT図ですね。
私はですねGPT図を主に情報収集や整理に利用しています。 具体的にはですねAIに関する論文をチャットGPTに要約、翻訳なんかをしてもらっています。
でですねシンプルに使えるGPT図がなかったので自作したもの、自分で作ったものを利用しています。
今回こちらもあの公開したので興味のある方は使ってみてください。 ここまで紹介したGPT図のリンクはですね概要欄に記載しておきます。
ちなみにですね以前こういった質問を受けたことがあります。 私がGPT図を使って入力した内容ですね
それはGPT図開発者が閲覧できますかという質問を受けたことがあります。 例えばですね私が作ったGPT図があるとします。
でそれをまあ皆さんにシェアをするわけですけどもその相手の方がですね 入力した内容というのが私に包抜けになっているかどうかという質問を受けたことが
あるんですね。 これに関してはNOです。GPT図の開発者に閲覧の権限というのはあのないです。
なのでご安心いただければと思います。 これはですねオープンAIの公式サイトにも記載がある内容です。
でその他の注意点としてあのまだGPT図が実装されていない方っていうのも結構多いんですね。
そういった方はですねあの先ほど私が概要欄にリンクを貼っておきますと言いました けどもそのリンクから飛んでも
えっとですね有料版へアップグレードしてくださいというメッセージが表示されるんですね。 つまりまだGPT図が実装されてない状態ですね。
でこれも近日中に実装されると思います。 使えるようになるとですね画面の左側のサイドバーにGPT図にですね
関する項目が表示されます。 ここまでGPT図のメリットであったり良い面ですね
そういったものを紹介したわけですけどもここからはGPT図のリスクについて話したいと思います。
GPT図が使えるようになったということはですね 非常に良いことでリスナーの皆さんにもお伝えはしたかったわけです
ただですねこれと同じくらいGPT図のリスクについてもちょっと話したいなと思ったので今からちょっと話しますね。
GPT図というのはですね私も実際使って感じるんですけども非常に便利な仕組みだと思います。
自分専用のチャットボットも作れるし誰かが作った便利なチャットボットも自分の環境にインストールできると
非常に便利な仕組みなんですけども頭の片隅にですね GPT図を使うことのリスクっていうのも入れておくといいと思います。
ちょっと脅すわけではないんですけども説明しますね。 例えばですねAndroidのアプリがありますよねスマートフォンの
Androidのアプリはストアにたくさんアプリがあるわけですね ただですねこのアプリの中にはセキュリティリスクのあるアプリっていうのもありますよね
イメージとしてはあれと同じような構図ですね 世界中の誰かがですね作ったGPT図を自分も使えると
このGPTストアの仕組みっていうのは非常に素晴らしいと思います ただですね中には悪意のある第三者も紛れている可能性があるというわけですね
これに関して興味深い論文があるので紹介したいと思います えっとですね2024年の1月今年ですね
公開された論文となります でタイトルを翻訳するとですね羊の革をかぶったGPT
GPT図のリスクというタイトルですね つまり羊の革をかぶった狼のようなGPT図もあるよというような内容ですね
で論文では実験内容として実際にですね サイバー攻撃を仕掛けるというシナリオでGPT図を開発してみたというわけですね
悪意を持ってGPT図を開発することが可能なのかという検証ですね でこの研究によって主な発見が4つありました
一つ目が脆弱性をついた攻撃 攻撃者がですねユーザーのデバイスを危険にさらす行動を提供すると
でそれによってセキュリティを低下させるというものですね で2つ目がマルウェアの挿入
えっとですねGPT図が悪意のある行動というのを提供して ユーザーのシステムに直接的な損害を与えるというものですね
そして3つ目が情報の盗難 GPT図でユーザーからですね情報を引き出すためのフィッシング攻撃を
実行するというものですね で最後4つ目がフィッシングですね よくあのフィッシング詐欺とかいう言葉があると思うんですけど
これはですねGPT図がユーザーを悪意のあるサイトに誘導してデータを盗むというものですね
あのGPT図の中にはですね別のサイトへリンクを促したりするものもあるんですね 例えば先ほど紹介したデザインツールのCanva
あとはテキストから音声を生成した11labですね 自分たちの公式サイトへのリンクというのをチャットの中で表示します
Canvaや11labのようにですね信用できる開発者であれば問題ないと思います でもですね
悪意のある第三者からのリンク誘導というのは注意すべきですね で論文には防衛方法についても言及されていました
一つがですねチャットGPTによるセルフチェックですね えっとですねこれはGPT図を開いてやり取りをしますよねチャットボットと
この時にですねチャットGPTに直接この回答結果はセキュリティリスクを含みますか というふうにセルフチェック
質問することですね こうするとチャットGPT自身がですね
悪意のある挙動かどうか判断するというわけですね ただですねあのご存知のようにAIの回答は100%正解ではない場合もありますよね
なのでチャットGPTの言うことに全幅の信頼を寄せるというのはちょっと危険ですね
AIがokと言ったから安心して使っていたら実は悪意のあるGPT図だった なんてこう洒落になりませんよね
結局はですねユーザー側で注意するこれに尽きると思います 評価のついていないまたは低評価のGPT図は使用しない
知らない開発元のGPT図は警戒レベルを上げると あとチャットの中でですね
リンクの誘導があってもむやみにクリックしない こういった対策が必要になってくると思います
まああとはですね当然のこととしてGPT図に求められたからといって個人情報を渡すのもNGです
個人情報ですねチャットに入力しないようにしましょう ちょっと脅しみたいな感じになってしまいましたけども
まあですねあの普通に使っていたら問題はないと思います なので頭の片隅にですねそういったリスクもGPT図にはあるんだ
ということを覚えてもらえればと思います 実際に私もGPT図は毎日使っていますけどもかなり便利ですね
他の人が作ったGPT図も便利なんですけども やっぱりですね自分で作ったGPT図が一番便利ですね
こう自分の業務にですね一番フィットしますね で他のユーザーが作ったGPT図を使ってみてですね
まあこれ便利だと自分も自作してみたいというふうに思った方はですね 1ヶ月でも有料プランに加入してもあの全然ありだと思います
結構ですねGPT図を自作するって言うとハードルが高いように感じる人も多いと思うん ですけども実際はですね非常に簡単に作れます
どのぐらい簡単かというとですねプログラミング知識がなくても作れます 具体的に言うとですねチャットGPTと相談しながら作れるんですね
こんなGPT図を作りたい ああじゃあこんな感じでいきましょう こんな機能を足したい
ああじゃあこんな感じでいきましょう みたいな感じですね
もちろんですねプログラミングの知識があればより高度なGPT図を作ることはできます ただそういった知識がなくても自分専用のですね
チャットボットを作れるというのもGPT図の魅力かなと思います 今日のポイントをまとめます
GPT図はチャットボットを自作共有できる仕組み これが無料ユーザーも利用できるようになりました
そしてGPTストアには便利なチャットボットがたくさんあります 最後に中には悪意のあるGPT図が紛れている可能性もあるのでご注意ください
はい今日はこの辺ということで本日も聞いていただきありがとうございました
あの全然話変わるんですけど最近のサイドプロジェクトについて少し話してみようかと思います
えっとですねAI音声によるポッドキャストっていうのをテスト開発してみました 具体的に言うとですねAI関連の論文を要約
そしてAIで音声化するというものですね ちょっと聞いてみましょうか
皆さんこんにちはラジオ番組 Paper Smoothieのベンです
今日は人工知能に関する最新の研究結果をご紹介します さて皆さんはLLMという言葉を聞いたことがありますか
それはLarge Language Models はいこんな感じですね
耳の空き時間をもっとですね有効活用できないかと思って論文をAAを使って音声化する ということを試しています
これにはですねTTSというAIの技術を使っています テキストトゥスピーチですねテキストからスピーチを生成するという技術ですね
このTTSについてもいつかですねポッドキャストで話そうかと思っています 今は情報収集目的でローカルで運用しているんですけども