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  2. 2025年5月13日 Vol.1 ~ 桜か..
桜からバラの香りへ、富士山頂の匂いを再現・・観客から新鮮な驚きと反響 “香り”によるイマーシブ体験のライブイベントが進む■NECの顔認証技術とソニーSSの最先端AIカメラを融合した入退管理ソリューションを販売開始 両社の強み活かして市場拡大へ■千葉工大、国内初となる「AI大学講師」を正式導入 ブロックチェーン活用、個別最適化教育を実践 AI大学講師と学長のコメント発表■生成AIでパワーアップした会話ロボット「BOCCO emo」がデジタルサイネージと連携 無人受付システムとして中央日本土地建物が導入

サマリー

香りを活用した体験イベント、AI大学講師の導入、そしてNECとソニーの顔認証技術を用いた入退管理ソリューションに関する最新情報をお届けしています。

香りを活かした体験と技術
ロボスタへようこそ。この番組は、ロボットスタートによる、ロボット、AI、音声業界のニュースをお届けする番組です。
体験価値が重視される今、コロナ禍を経て、人々の五感への意識は大きく変化し、視覚や聴覚に加えて香りを取り入れることで、空間に奥行きを与え、体験が記憶に深く刻まれるという新たなアプローチが注目されています。
シーナリーセントの香り演出は、香りの力で、より深く記憶に刻み込むようなイマーシブ・没入体験を生み出します。
単に香りを拡散させるのではなく、テーマやイメージに合わせて、感情と行動が動く香りを意図的に設計・演出。
香りの拡散だけでなく、ブレーキも使った独自の技術で、空間中で香りがあるシーン・ないシーンをうまくコントロールすることで、空間に奥行きを与え、体験が記憶に深く刻まれます。
NECは、NECの香認証技術とソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社のAIチップを搭載したAIカメラを融合した入体管理ソリューションを5月より販売開始すると発表しました。
販売価格は税別13万4千円から、3年間で導入者数100社以上を見込んでいます。
業界をリードするソニーSSのイメージセンサーを使用したエッジAIセンシング技術と、NECが持つ世界トップクラスの精度を誇る香認証技術によって、
これまで、設置場所の光環境を理由に導入が困難だった業種やシーンにおいても、プライバシーやセキュリティに配慮した安全・安心な入体管理システムを導入できるとしています。
千葉工業大学は、日本国内で初となるAI大学講師の導入を開始したことを、5月12日に発表しました。
このシステムは、大規模言語モデルJATGPTと受講生一人ひとりの学習履歴データベースを掛け合わせることで、従来の教育現場では実現困難だった思考プロセスの可視化と個別最適化された対話型指導を可能にするものです。
日本の大学教育において、AIが講師として正式に導入されるのは、今回が初の試みとなります。
今後、全家事業期間が終了する7月までの期間で実証実験を行い、教育効果の定量的検証に取り組むとしています。
無人受付案内システムの開発
さまざまなコミュニケーションロボットやIoTプロダクトを企画・開発するゆかい工学株式会社が、新たな無人受付案内システムを開発し、
5月1日より、中央日本土地建物グループのワークプレイスR&&D拠点中庭における運用を開始したと発表しました。
来場者の発話内容をもとに、生成AIを活用して、ぼっこ・エモが回答を生成して発話します。
関連する動画等のコンテンツをサイネージ画面に表示することにより、来場者固有の関心値にあった情報をインタラクティブに提示するというものです。
中庭では、同施設のコンセプトや同社グループが推進する不動産開発プロジェクトの紹介、近隣のランチ店舗などの情報から提供を開始する予定です。
今回のニュースは以上です。もっと詳しい情報を知りたい場合、ロボスタで検索してみてください。ではまたお会いしましょう。
03:55

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