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2024-06-01 12:00

805.おたより「産後、自分はおしゃれしてはいけない・無意味とまるで自己暗示をかけたように」 from Radiotalk

第803回の配信にお寄せ頂いたご感想メッセージを取り上げつつ、「おしゃれができなくなることにも意味がある」ということをお話ししました。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:09
はい、ということで始まります。おしゃれの呪いトークラジオ、本日で805回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、ばさばさ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ今日はですね、前々回に配信した第803回の私にとっておしゃれは武器でした、という配信回。
こちらも以前の配信へのご感想をリスナーさんが送ってくださって、それを紹介した回だったんですけども、
こちらにさらにご感想メッセージをいただきましたので、まずそちらからご紹介していきたいと思います。
いつも配信を楽しみにしています。現在生後2ヶ月のこの母、育休中の37歳、ささみと申します。
803回、私にとっておしゃれは武器でしたを聞き、今の私にドンピシャに刺さる内容だったので、感想メールをお送りしました。
妊娠前はもちろん、妊娠中もその時々にできるおしゃれをして過ごしていました。
ところが産後、子どもの教育資金などへの漠然としたお金の不安と、私は高齢ママだ、過去イコール他のママたちみたいにきれいにはなれない、
というネガティブなレッテルを自分に貼ってしまったため、その結果、自分はおしゃれでしてはいけない、無意味、とまるで自己暗示をかけたようになってしまいました。
髪が伸びても美容院に行きたいと家族に相談するのをためだったり、スキンケアを手を抜いたり、
服も好きな服はあえて着ず、汚れてもいい、捨ててもいいと思っている服を着てしまいます。
子育てには実家の協力がいられるため、時間がなくて自分をお皿にしているというわけではなく、精神的な問題でどうして私なんて、と思い大切にできないという感じです。
ファッションには自分をどう扱いたいかが現れる、とか、本当はムゲにしたくないけどムゲに扱ってしまっている、という久野さんの言葉が去りました。
まさに今の自分だな、と。ムゲにしたいわけではないけどムゲに扱ってしまっている、ということに気づけて少しすっきりしました。
またそのうち、自分を大切にしたり、おしゃれを楽しんだりできる日が来るといいなと思います。
久野さん、これからも真理とファッションの力で多くの人を救ってあげてください。応援しています。
ということでありがとうございます。2ヶ月じゃ大変だよね。
まあ本当に妊娠・出産は人の数ほどあるのでね、自分の経験がそのまま人に当てはまるわけでは全くないとは分かりつつも、
03:10
私の1ヶ月から2ヶ月は本当に地獄だったので、今でもなんで乗り越えられたのか分からないなと思うくらい地獄だったので、
今その最中にいる方は本当に尊敬しますね。大変ですよね。
いろんな状況でね、産後なんてさ、本当に生きるか死ぬか乗り越えて、乗り越えたと思ったら今なお生きるか死ぬかみたいな。
自分が生きるか死ぬかに加えて、自分の何より大切な子供も生かすか死なせるかみたいな。
なんで乗っかってきてんだよっていうさ、ものすごい状況なわけですよね。
その状況でまあ、それは産む前、妊娠する前と同じように生きていけるわけはないんですけど、
まあ、いろいろ変わりますよね。
やっぱりファッションって、ささみさんが聞いてくださった配信会でもやったように、
やっぱりその時の本当にその方の状況が現れるものなので、大変ですよね。
で、今、自分はオシャレしたいけないとかね、本当は時間がなくてオシャレができないわけじゃないって自己分析もあって、
でもネガティブなレッテル貼っちゃってるから、自分を大切にできないんだなっていうところまでは自己分析できていらっしゃってすごいなと思うんですけど、
なんかそういう一見自分にとって、なんかそういう自分のね、
自分にとって良くない行動をしちゃってるなって一見思うような行動でも、
その一方で自分にメリットがあるからやってるっていうケースもすごく多いんですよね。
だから、ささみさんには自分がね、いろんな理由で自分を無限に扱ってしまってるんだなってことに気づけたっていうことに加えて、
ぜひ、でもそうしてることも自分にとっては何かメリットがあるんじゃないかなみたいなことも同時に考えてほしいなと思っていて、
これ前からこのラジオで何回か言ったんですけど、機能分析っていう言葉があって、
どんなにその人にとって問題になるような行動だったとしても、
でもその行動を取る裏には何らかの機能、要は平たく言うとメリットがあるからそれをやってるんじゃないか、
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そういうアプローチでその方の問題行動を分析するっていう心理的なアプローチがあるんですけど、
やっぱり絶対ね、メリットはあるはずなんです。
産後ですごくメンタルが崩れてるからそうなっちゃってるだけじゃなくて、
そうじゃなくて、やっぱり自分の中の正常なところというかが、
ちゃんとバランスをとって、でもそうした方がいいっていうメリットもあってその行動を選んでるんだと思うんですよ。
例えば笹見さんもご自身でおっしゃってるけど、やっぱりね、子どもの教育資金とか気になりますよ。
そりゃ目の前にだって子ども本人が現れるんですもん。
やっぱり妊娠中とは全然格段に現実的に不安ですよね。
そうするとやっぱりそれがどんだけの足しになるか分からないけれども、
でもやっぱり今私がそれをね、今あるお金を自分のお洒落に継ぎ込むよりも、
ちょっとでも残しておいて子どものために使えたらって、そりゃ思う。
それがメリットですよね。まずはお金が節約できるっていうメリットがあるから、
お洒落をしないっていうことを選んでる。
あとはまあ2ヶ月なんて本当にもう子どもの世話で1日終わるじゃないですか。
だからそれをね、朝じゃあメイクして髪の毛整えて何着ようかなって選んでっていう時間、
その時間を削れば全て子どもに費やせるっていう時間の節約。
そういうことにやっぱりメリットがあるからお洒落を今選択してないんですよ。
だから産後でねちょっと疲れてるし、自分を無限にしちゃうっていうね、
そういう時期でもあるんだよなーっていうことも思いつつその一方で、
私が私の判断で、お洒落よりも今子どもをとってるんだなっていう、
そういうちゃんとした、ちゃんとしたっていうかあれなんだけど、
そういう選択をちゃんとできてるっていうことも認めてあげてほしいなって、
それはすごく立派な、真っ当な選択ですよね。
本当に真っ当な選択だと思います。それは。
そこはちょっと認めてあげてもらうとまたいいんじゃないかなとも思います。
あとはさ、なんかこれは別に笹見さんがそうかどうか全然わかんないんだけど、
私のことなんだけど、なんか子どもが全然泣き止まないとかさ、
まだ今2ヶ月だからね、そのお母さんからまた免疫あるからあれかもしれないですけど、
今後半年過ぎると保育園に行ったりなんだり大児童館に行ったりだとかで、
いろんなウイルス、菌をもらってきて熱出したりするんですよ。
そうするとなんか子どもが熱出しててんてこまになるんですよね。
その時に何にもできない部分をやって多くて、見てるしかないっていう時に、
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なんか例えば私なんかは、そういう子どもが熱出してる時に、
メイクなんかしてる場合じゃないとか、洋服なんかオシャレなんか考えてる場合じゃないっていう風に、
髪の毛振り乱すことで、なんか何かやってあげられたんじゃないかっていう気になれるっていうのも結構あって、
それって結局祈りなんだなと思うんですよね。
なんか祈りの具現化というか行動化というか、
昔からなんかこう願掛けをした時に、なんか甘いものたちとかあると思うんですけど、
それで結局何もすることができないけど、何かせずにはいられないっていう人間の本能があって、
それが直接的にね、その物事に何かメリットになるわけじゃないのはわかっていながらも、
何もしないではいられないっていうことで、何か好きなものを立つとか、そういう行動があると思うんですけど、
目の前で子供が熱出して苦しんでて、でも必要な看病以上の何もできないわけで、
その時に大好きなオシャレを立つみたいな行動ってすると思うんですけど、
それって愛情の具現化で、意味はないんですよ。意味はないんだけど、でもやっちゃうし、
やることで多少自分が救われるというか、
何もできないことって人間一番つらいからね。
多少救われるってことはあると思うので、そういう意味ももしかしたらあるんじゃないかなって思うんですよ。
何か自分の好きなものを取り上げることで、祈りを捧げてるみたいなところもあるのかなって思ってて、
だから何かこう、それに対してダメだなとかね、自分はダメだなって思っちゃってるんだなとだけ思うんじゃなくて、
今考えられる最善を私はやってるなっていうふうにも思ってあげてほしいなと思うし、
その上で、そうは言っても、今この子の成長に私がオシャレしないことっていうのはあまり意味ないなって思うのであれば、
やめればいいし、その気づきが得られたことは素晴らしいですよね。
でもそういう行動って直接的に何か良いことがなくても無駄だとは思わないのでね。
笹見さんが思うベストを尽くしてるっていうことだけは思っててほしいなって思いましたね。
はい、ありがとうございますお便り。また何かあったらぜひぜひお便りいただければと思います。
はい、この番組ではまだまだ皆さんからのお便り、マシュマロでお待ちしておりますのでぜひぜひお寄せください。
ではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
12:00

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