はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で901回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いを
わざわざ届いていきます。服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の
久野久です。本日もよろしくお願いいたします。さあ、今月から始めた、私がやっているフォースタイルパーソナルスタイリストスクールのインスタアカウントでのインスタライブですが、毎週1回頑張ってやりますよということで、何とか続いておりまして、
次回の日程が決定しました。2月25日の火曜日のまた夜8時から30分ほどやっておきたいと思います。このポッドキャストでもね、結構深い話はしてるんですけど、どっちかっていうとなんていうのかな。
リスナーさんからのお悩みに回答したり、特定のテーマに沿ったお話をしていて、私個人の話とか、あとはリアルタイムで
リスナーさんからコメントをもらって、それに対して話が膨らんでいくみたいなのは、なかなか収録型のポッドキャストではできないので、そんなことちょっと交流もしながら、私の気持ちとかその場の空気感みたいなものも伝えられるのがすごく楽しいなと思っております。
はい、なのでまたまだ続けていこうかなと思ってますので、ぜひね、2月25日火曜日8時、またFPSS4Style Personal Studies Schoolのアカウントの方に遊びに来ていただければ嬉しいなというふうに思います。番組概要欄にリンク貼っておきますので、ぜひフォローしてお待ちいただければというふうに思います。
はい、ということで今日はですね、前回に引き続きちょっと900回記念ということで、1000回間近にしまして、このポッドキャストの本来の目的というかに立ち返って、タイトルですよね、オーシャレの呪いを解くラジオというタイトルなので、そのタイトルに立ち返って、オーシャレの呪いを解いていこうかなということで続けてお送りしておりますけれども、
今日のテーマは、すごく前から変わらずずっといただきがちな質問、パーソナルスタイリングとか、あとはメンバーシップの服装シニラボの会員さんとかから、とてもよくいただく、コンスタントにいただくご質問お悩み、取り上げていきたいと思います。
どういうものかというと、大人になったら若い子向けのブランドで買わない方がいいよねってやつです。
アラフォー、アラフィフ、私はもうアラフィフと呼ばれる年に入ってしまいましたけれども、そうなった時に若い子向け、例えば20代向けとか30代前半向けのようなブランドも世の中にはいっぱいあるわけで、そういうブランドで買わない方がいいですよね、みたいな。
やっぱ買ったらまずいですよね、みたいな質問をすごくよくいただくので、ちょっとそれについて考えていこうかななんて思っています。
で、いろいろそのね、なんで避けたほうがいいと思うんですかっていう理由がやっぱり大事じゃないですか。
なので、必ずそれを伺うんですけど、聞いている中で大体その避ける理由って4つに対別できるなっていうのがこれまでの経験でわかってきたんですよね。
皆さんどうでしょうね。もしその大人と呼ばれる世代の方だったら、20代向け30代前半向けのブランドを買う時に、もし抵抗を感じるようであれば、これから言うどの理由に当てはまりそうでしょうかね。ちょっと一緒に考えてみてほしいんですけど。
まず理由一つ目は、セルフイメージ、自分に対する自分が持っているイメージとか自分の価値観とその若い子向けブランドを着るっていうことは一致しないから、不一致があるからっていう理由。
例えば、自分の年齢には若い子向けのブランドはふさわしくないっていう思い込みであったり、あとはセルフイメージっていうのは年齢だけじゃなくて、自分のポジション、自分が自分で認識しているポジションとか役割みたいなのもありますよね。
例えば、仕事でも部下をたくさん持つ立場になったのに、買い子向けブランドなんか着ない方がいいとかね、それはその部下をたくさん持っている幹事職であるっていう自分のセルフイメージに対する不一致ですよね。
あとは、子供もいるのに、母親なのにいかげんこんなところで買うのやめた方がいいな、みたいな母親である自分との不一致、それは価値観とも言えますよね。
あとは単純にこの年齢になったのに、いつまでも若い子向けのブランドで買っている変わらない自分が嫌みたいな、そういう価値観の問題もあったりしますよね。
自分が思う自分へのイメージや自分の価値観とその若い子ブランドが合わないと思ってしまうので、やっぱり避けたいなって思う。これが一つ目の理由です。
2つ目は周りからどう思われるかっていう不安、周囲の評価に対して不安なので避けたほうがいいかなって思うタイプ。
例えば、ここで買った服を着てて若造りしてるって思われたらどうしようとか、あるいはこんな若い者向けブランドを着てるって
買ったら職場とか近所の人とかに変だって思われないかなとか、あるいは自分のお子さんがある程度大きい年齢の方の場合には
この年になって娘と同じブランドを着てるなんて娘から笑われちゃうわみたいな、そんな理由もよく聞きますね。
周りがどう思うかが不安で自分がどうこうというよりは、周りがどう思うかが不安で着られない、避けちゃう。
これ2つ目の理由ですね。
3つ目はもっと実用的な機能面での不安、実用面、機能面での不安です。
例えば、やっぱり若い子向け、若い人の体型と年齢重ねた人の体型って違うから、単純に若い子向けのブランドだとサイズが合わないんじゃないかとか
シルエットが合わないんじゃないかっていう不安。
あとは若い人向けのブランドって比較的若い人が買うわけなので、値段がお手頃なケースがほとんどですよね。
ってことは品質もそんなに値段相応なんだろうから、大人の私が着るには
例えば生地だったり、あとは縫製だったりっていうクオリティに不安があって、大人の私には相応しくないんじゃないか。
そういった実用面や機能面での懸念があって、若い人向けのブランドを着たくない。
これ3つ目ですね。
最後4つ目。4つ目は買うときの体験に対する不安です。
これ具体的にどういうことかっていうと、若い子向けのショップに入るわけですよね。
店員さんも全員自分の年下なわけで、その店員さんに接客されることがちょっと緊張しちゃうとか
ちゃんと会話できるんだろうか、ちょっとそれが不安で入れないとか
そもそも店内の雰囲気に馴染めるかどうか不安で足を踏み入れられないとか
あとは試着室でね、他のお客さん全員若いんだろうからちょっと並んで試着するのが嫌だとか
お店に入りづらいよねそもそもっていう、その店舗で買うことへの抵抗感
その店舗に入るっていう、買うまでの体験の中の抵抗感みたいなのが4つ目。
大きくこの4つに分かれるかなと思うんですよね。皆さんどうでしょうかね。
で、これを別に買いたくない若い子向けのブランドは避けたほうがいいなと思い続けて
自身のそのオシャレ体験、オシャレに対して何も不都合がないのであれば全然そのままでもいいと思うんです。
ただやっぱりそのアパレル業界も不況な中でそのブランドの数もだんだん減ってきていたりするわけですよ。
あとはやっぱりその買う側もね消費者側も結構不況な煽りを受けていて
今ね本当にいろんなものも値上げしてるしっていう中でそのお手頃なブランドを買いたいと思うと
どうしても若い子向けのブランドを避けて通ることは難しいという点もありますよね。
この2点から考えるとやっぱり若い子向けのブランドを避けちゃうと極端に選択肢が狭まっちゃう。
そのせいでなんか最近服買えないなとかいいなと思っても高くて買えないし
でも普段行かないお店を開拓するしかないみたいな状況になっている時には
やっぱりこう若い人向けとされるようなブランドも選択肢に入れていかないとなかなか解決できませんよね。
選択肢を広げるという意味ではやっぱりその若い人向けと下げてきたブランドにも目を向ける必要はあるわけです。
そこを克服する必要がある。
どう考えればいいかなんですけど、まず一つとして
年相応っていう概念ってそもそもどうなのっていうことがまずありますよね。
なんかよく最近テレビとかでも見かけますしSNSでも見かけるのは
私はもうおばさんだからこんな服着ちゃいけないんだよなとか
こんなブランド入ったらおかしいって思われるようなみたいなことを考えるだけじゃなく
口に出しちゃったりするっていうこと自体が
自分にますます呪いをかけちゃう強めちゃうっていうことでも悪影響だし
次の世代に対しても悪影響だよねって考え始めてる人すごい増えてると思うんですよね。
私自身もね私はそのオーシャルの楽しさを広げる仕事をしたいしていると思っているので
私自身もあんまりこうなんていうのかな
着たい服を我慢しないようにしているし
年齢とかを理由にこれは私はもう着ない方がいい
本当は着たいのに着ない方がいいって思わない方がいいと思ってるし
あえて同じ世代の人が避けがちな服のデザインとか色とかを選ぼうとしているところはあって
それは私が着ていれば一応私の職業はスタイリストなので
ファッションのプロが着ているならこれは大丈夫なんだろうって思ってくれる人が少なからずいるだろうと思っているからなんですよね
だからこう自分の行動が自粛しちゃっている
若い人向けのブランドを着ないように自粛しちゃってるっていう行動が
逆にその次の世代に対してのプレッシャーになっているかもって考えることで
なんか勇気が出るというか一歩踏み出そうって思えるようになる人もいると思うんですよね
やっぱり自分だけのために殻を破ろうとは思えないけど
これをやることで自分も楽になるし自分の後の世代も楽になるんだなって思えたら
破る気になるって人多いと思うんですよね
そのアクションが人のためにみたいな
そう思うとちょっと勇気が出る部分もあるんじゃないかなって思うので
そう考えてみていただくといいかなと思うんですよね
プラスぜひそのアクションはアパレルメーカーのためになるということも考えてほしいんですよ
なんでかっていうと少子化なので若い人の人口がどんどん減ってるんですよ
一応にブランド側も年齢ごとにターゲットを区切っているんですけど
本音としては全然誰にでも買ってほしい
そう思ってます
なのでこれ断言できる絶対そう思ってる
なのであなたが自粛することでアパレルメーカーは苦しむかもしれないっていうステムを入れるといいし
ましてや私なんかを買ってほしくないんじゃないかみたいな
そんな遠慮は本当にいらないっていうことは強く言っておきたいですよね
そういう意味でね
エイジレスっていう言葉で自分のブランドの表現をしているブランドもすごい増えていて
年齢そのマインドでとかもよく言うんだけど
気持ちは何歳ぐらいだけど実際には何歳の人にも買ってほしいみたいな
なんかそういうことをブランドのキャッチコピーキャッチフレーズとして打ち出しているブランドもあるぐらいなので
そもそもその年齢で区切るっていうこと自体がちょっと古くなってるっていう部分がある
そういったこともちょっと考えてほしいなと思うんです
でとはいえ
その気持ちを切り替えることができても本当に大丈夫とは思うと思うので
具体的にどのあたりからやってみたらいいかなというところなんですけど
まずはそのトップスとかインナーあたりから始めてみるのがいいかなと思ってます
確かにその県内の中でサイズ感とかシルエットが合わないんじゃないかなっていう不安はやっぱり
現実になることも少なくはないんですよね
なのでやっぱり若い子向けのブランドだとどうしても服の厚みが足りなかったり
ちょっと小さめだったりすることは確かにあるので
そういう意味でボトムからいきなり始めちゃったりするのはちょっと危険かなと思うんですね
なのでインナーのような伸び縮みする生地が多かったりするものから取り入れるっていうのは
失敗しづらい方法としてはまずあるかなと思います
あとは全身いきなりチャレンジしようと思わないで
一点だけ取り入れてみるみたいなのもおすすめです
あとはやっぱり店舗にそうはいっても店行きづらいよねっていうのはあると思うので
その辺はねちょっとオンラインショップとか使ってみるのがいいかなと思いますし
あとはねそういう理由でパーソナルスタイリング
お買い物どうこう頼んでくださる方もとても多いので
2人で行けば怖いもんなしっていうかあるじゃないですかそういうの
なので全然ねちょっと行きにくいお店なんだけど行ってみたいな時には
ぜひね頼んでほしいんですよねここ行ってみたいんですけどって
なんかよくお店の指定とかしたら失礼になるんじゃないかみたいな
気を遣ってくださるお客さんが多いんですけど全然そんなことないので
このお店に実は行ってみたいんだけどっていう理由で頼んでくださるのも
本当にウェルカムなのでぜひ使ってみていただいてもいいのかなと思います
ということでねまずはこの人口動態というか年齢少子高齢化みたいなのも含めて
もう実際には若い子向けブランド大人向けブランドみたいな区切り自体が
ちょっともう過去のものになりつつある中で自分だけがそのとらわれを持ち続けていると