1. そんない理科の時間
  2. 第466回 ブドウ糖とでんぷんと..
2022-06-10 1:26:26

第466回 ブドウ糖とでんぷんとトコトコとピョンピョン(5月のメール) byそんない理科の時間B

■オープニング・番組を聞いている理由・衣類の黄ばみについて ■5月にいただいたメール・二重星の紹介・草食動物の塩分摂取・トコトコとピョンピョン・海水の酸性度とクジラの騒音・ブドウ糖とでんぷん・ブラウン管・蓄光・地球の自転...
00:00
スピーカー 1
理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B、第466回。
スピーカー 2
そんない理科の時間Bをお送りいたしますのは、よしやすと、かおりです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
今日は月に1回の、前の月にいただいたメールを読む回になっています。 なので、今日は5月にいただいたメールを紹介する回になっています。
スピーカー 1
いつもメールの回は長くなりがちなので、 まだどのくらいになるかわかりませんけど、1時間を超えるんじゃないかと思っているので、長い長話ですけれどもね。
長い長話ですね。 よろしくお願いします。 いくつかオープニングでは
トピックを紹介するんですけど、今回、 なんでこの番組、そんない理科の時間を聞き続けているか?
スピーカー 2
なんで聞いているか?っていうのに対して。 最近のメールの命題みたいになってますね。
スピーカー 1
そうです。固定テーマというかですね。 いくつかそれについてのメールをもらっているので、紹介したいと思うんですけど、
たくあんおしょうさんは、 メタ認知というか客観的に見ることができるのがとても良いと感じています。
理科っぽい視点以外で考えられたり、社会っぽい視点で考えられたり、 数学っぽい視点で考えたりという話で、日々気づかないことを気づいたり、
似ている悩みを解決できたり、 などというのがコメントをもらってますね。
あとね、 そんない理科の時間Bはもちろん内容を毎回楽しめることに加え、
よしあさん、かおりさんの話には不快感が全くなく、とても耳障りもよく心地よく聞けることが大きいかと思います。
ありがとうございます。 ありがとうございます。ミンチョさんね。
これは結構個人差大きいですね。 個人差はありますよね。
編集するんですよ。この番組ね。録音した後。 えっ、そうなんですか。
スピーカー 2
そう。なので、自分の声をずっと聞いたりするのはすごく嫌だったんですよ。
初めは結構しんどかったですね。 うわぁーってなりましたけどね。
スピーカー 1
そう。で、かおりさんは編集するわけじゃないからさ。 聞いたとしても配信分じゃないですか。
はい。 私は編集の時に結構長く巻き戻したり、
一部分再生して、うーんとかって言ったりするんで、結構長く聞くんで、嫌だったんですけど、
こういうメールをいただけると一安心というか。 自分の声の、なんていうの?
スピーカー 2
気持ち悪さというかって、他の人とまた違うじゃないですか。 うーん、自分の聞こえてる声と違う声が自分の声として流れてくるこのギャップ?
スピーカー 1
そう、それがあるんで、例えば声を褒められても実感が湧かないっていうか、よくわかんないんですよね。
03:03
スピーカー 1
え、でもほら、よしあさんの声がいいっていうメールもあったじゃないですか。 眠くなるとかね。
睡眠導入番組、ポッドキャスト。
スピーカー48さんは、自分自身が知らなかったことに対してもっと知りたいと思う好奇心が高まり、
そのことに対して調べたり行動したりといったことが自身の幅を広げたり、日常をより豊かにしているような気がしているっていうのが一つ。
もう一つは、かおりさんのリスナー目線での質問と、その質問に対するよしあさんの懐の深い受け答えが参考になるという感じというのをいただいています。
はい。 あと、モノミユさんさんは、
最後まで聞く理由は自分でもよくわからないのですが、本編の専門的な掘り下げた話だけでなく、余談やダジャレを挟み込むかおりさんに負けじと答えたり、
脱線に付き合うよしあさんの基地に飛んだ捌き方が楽しいからかもしれませんということで、
よしあさん、ベタボメってことね。 というか、脱線をして戻さなきゃいけないっていうと、なかなかハードルが高いっていうね。
そうです。 ベタベタ。
あとですね、さんしょうごさんは、理由はただ一つ、一人暮らしで寂しいからです。
大学進学と同時に一人暮らしになり、無音が寂しくてポッドキャストを聞き漁っていましたというふうにいただいています。
スピーカー 2
なんかこの番組じゃないと思いますけど、よく海外に行った人が、日本語が恋しくて日本のポッドキャストを聞き始めたとかいうのは時々聞きますよね、耳にすると。
やっぱりね、ラジオとかだとなかなか難しいけど、ポッドキャスト、時間というかそういうものはあまり気にしない番組なので、いつでも日本語が聞けるっていうので聞いてるっていうのを時々聞きますね。
スピーカー 1
そうですよね。こちらの方もですね、配信を聞きながら家事をするのが日課となっていますっていう感じで、流れ劇でね、日本語がやってくるっていうのも魅力に感じた人がいるかもしれません。
あと、三昇吾さんは、のんびりとした雰囲気で身近な視点から話していただけるので、理科の勉強というより雑談を聞いている感じがするというのがコメントで入っていました。ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
自分たちもね、もう少し他の番組でも話うまいなって思う人がいたり、そういうのを聞いているといろいろ考えるところはあるんですけど、
しゃべりが商売でもないので、拙い部分はお許しくださいっていうのもあるんですよね。
スピーカー 2
そうね。だから一回、行かないけど、アナウンサー専門学校みたいなのとかちょっと行ってみたいなって気もしなくもない?
06:03
スピーカー 1
ボイストレーニング?
スピーカー 2
トレーニングね、そうね。しゃべり方のコツ?何でしょうね。
スピーカー 1
何でしょうね。
スピーカー 2
そういうのを、正しいしゃべり方、聞きやすいしゃべり方。声質とかそういうのは好みはあるでしょうけど、聞き取りやすいしゃべり方とか、もしそういうのがあるなら学んでみたいなとは思いますけどね。
本はね、読んだことあるのよね。
スピーカー 1
そうなのね。
スピーカー 2
そう、だけど、なんていうか、わかんないわけよ。下の動きがどうたらこうたらとかさ、カーって。
スピーカー 1
滑舌をよくするやつね。
スピーカー 2
そうそうそうそう、ほら、パとかピとかそこらへんをなんとか音とか言ったりするじゃない。
スピーカー 1
編集をしていて、かおりさんのAとのAがね、とっても長い時に、こう、少し短くする時があります。
スピーカー 2
そうなの?
はい。
なるほど。じゃあ、スパッと返事を返してるように感じても、実は長いと。
スピーカー 1
そんなこともある。
スピーカー 2
えーっとくらいな。
スピーカー 1
そうそうそう。ということで、いろいろな感想ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
他の話をね、いくつかピックアップすると、はらみさん。
はい。
大原国際美術館、とってもおすすめですっていうメールをいただいたんですけど、
はい。
日本の美術館、博物館、科学館はなぜ有料のままなのでしょうか。
博物館法、法律ね、対価を取ってはいけないとなってると思うのですが、せめて子どもでも何度も通えるぐらい、100円ぐらいにすればいいのにと思います。
というようなメールをいただいていて、一応ね、博物館法では、公立の美術館や博物館は対価を取らない。
ただ、維持管理に必要な分については徴収してもいいっていう風になってるんですね。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
管理にもよるんですけど、日本は公共のところは、小中学生とかが無料のところは結構多いんじゃないかと思いますけど、大人はただっていうところはほとんどないですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
海外では、無料がスタンダードでびっくりしましたというふうに書かれていますが、そんなにたくさん無料なところばっかりでもないと私は思っていて、あちこち払ってるなっていうのもあります。
そうね、お金払ってる気はするな。ただ、混んでないから、その値段を払ってもじっくり見られる?
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
日本ってすごい…
スピーカー 2
土日が混むよね。
そうね、混むのと、特集があるとそこにそのタイミングで行くから混むっていうのもあるんだけど。
スピーカー 1
企画展ね。
スピーカー 2
海外の美術館ってそこまで混んでるような印象がないのはなぜかしら?
スピーカー 1
平日に行くんじゃない?一つは。
09:01
スピーカー 2
ああ、そうか、旅行中だもんね。
スピーカー 1
その辺もあると思います。
ちなみに国立科学博物館は高校生まで無料なんだよね。
東京国立博物館は大学生とかが、20校だか25校だか忘れたけど、結構な数、とっても割引率が高いんじゃなかったっけな、みたいな感じで、
私はね、若い人はなるべく安く入れてもいいけど、大人はお金払ってもいいかななんて思ってます。
なので、どこだっけな、ルーブル美術館も結構払った気がするな。
スピーカー 2
お金を払うことに対して特に意義を申したつもりはないんだけど、
ただ、やっぱり維持管理にお金がかかるじゃないですか。
スピーカー 1
かかります。
スピーカー 2
っていうところだからに、国の援助っていうのかな、そういったものは全体的に少ないんだろうなっていう気がしていて、
今回コロナとかでやっぱり人がなかなか行けなくなったっていうタイミングで、結構いろんなところが大変じゃないですか。
それを美術館とかに限らずって言われるとは思うんだけど、なかなか心のゆとりがらみのものっていうのは、
日本って結構そういう援助的なものが弱いのかなという気がしていて。
スピーカー 1
それはね、ちょっと思います。
不要不急とかっていうのに絡め取られちゃうことがありますよね。
スピーカー 2
確かにね、生きていく上に絶対的に必要なものではないとは思うんだけど。
スピーカー 1
これはね、人間らしく生きていくのには必要だと思いますよ。
スピーカー 2
でも猫らしく生きていくためには必要ないと思いますよ。
スピーカー 1
だから猫には猫のアトラクションとお楽しみがあればいいけど、人間には人間のお楽しみが必要なんじゃないかと思いますけどね。
スピーカー 2
そうだけどね。
しかもそれが一つじゃないじゃないですか。
ある人はこういうの好きだけど、ある人は全然興味ないしっていうのもあるから余計になんでしょうけど。
スピーカー 1
そうですね。歴史系の博物館もたくさんありますよね。
そういうところもやっぱり研究員の人がいたり、昔のものを直して展示できるようにするとかっていう活動もやられているので、それなりにお金はかかるかなと思っています。
無料のところもね、ちらほらあるので探してみるといいんじゃないかと思いますよ。
港区の科学館は最近できたんですけど、それと気象科学館、気象庁は無料でしたよ。
同じ建物の中にあって両方いっぺんに楽しめるんですけど。
なのでちょっとあちこち探してみてください。
あとですね、質問なんですが、オープニングで取り上げたいと思います。
12:05
スピーカー 1
山鯨2号さんの先日タンスからTシャツを出したら全体が黄色くなっていました。
何がしの酸化反応が起きた結果だと思いますが、科学的にどんな反応が起きたのでしょうか。
ほとんどの場合は黄色くなりますが、衣類が赤色や黒色などに変色する反応が起きる可能性もありますか?
これね、タンパク質や脾脂、油が酸化してって言われてるんですけど、
これがね、なぜ黄色になるかっていうのがなかなかうまく調べられなくて。
スピーカー 2
赤くなったっていいじゃないっていう意味ね。
スピーカー 1
そう、なぜ黒でなく黄色かっていうのがね。
全体的にね、光の反射が少なくなれば黒っぽくなるじゃないですか。
黄色ってことは、青っぽい光を吸収してるはずなんだよね。
もしかしたら、波長の短い、要は青っぽい光を主に吸収して、
残りが反射してるんで黄色っぽく見えるのかなって思ってます。
脾脂、油とタンパク質とかが酸化したりするっていうのが主な原因なようで、
黄ばみを消すっていうののページがたくさんあるんで、
ぜひ調べて真っ白くしてみてくださいっていうのと、
あと漂白剤じゃなくて蛍光増白剤っていうのがあって。
スピーカー 2
よく洗剤系に入ってるやつね。
スピーカー 1
あれは青っぽく見えんだよね、雰囲気的にね、ちょっと。
それは黄ばみと反対色で黄ばみを目立たなくするのかななんていうのをちょっと思ったりしました。
光的に言うとね。
かもしれない。
という感じで、オープニングではいくつかのトピックを取り上げて、
本編の方では質問をメインに取り上げてお答えしていきたいと思います。
ではオープニングの最後に、5月にメールを送っていただいた方のご紹介をして、
オープニング終わりにしたいと思います。
かおりさんお願いします。
スピーカー 2
5月にメールをいただいた方々です。
たくわんおしょうさん、しんのすけさん、もぶさん、はらみさん、ろうじんねこさん、みんちょさん、スピカ48さん、シークレットファニーボーイさん、あまなつさん、ものみゆさんさん、やまくじら2号さん、ひでせりさん、さんしょうおさん、あびこのあもとしさん、さんびきのねこはにゃんまいみーさん、まおくろさん、
15:05
スピーカー 2
サイクルマンさん、いっきゅうさん、どるじさん、レモニーさん、そうさん、さいじゅうぞうさん、くじらさん、ぜろめんさん、以上の方々からいただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
本編では質問について取り上げていこうと思います。
えーとね、ひとつだけ、ぜひメールを送っていただくときには、ラジオネーム、紹介していい名前を書いてください。
今回も名前がない方がいらっしゃったんで、名前の紹介をしたいので、ぜひお願いします。
あとですね、エースさんから二重星の資料をいただいています。
私がね、望遠鏡を買っても、惑星と月を見るとその後見るものが余らないよっていうお話をしたんですよ。
いやいや、そんなことはないですと。
二重星って言って、望遠鏡じゃないと見られない星の二つの並びみたいなものがあるよっていうのをいただいていて。
スピーカー 2
普通に見ると1個に見えちゃうけど、拡大すると実は2個ってやつですね。
スピーカー 1
そうですそうです。っていうのがありまして、有名なところは、銀河鉄道のように出てくるアルビレオ、白鳥座の星ですけれども、
サファイアとトパーズという風に色の違いで言われています。
望遠鏡で見ると色違いの青っぽい星とオレンジっぽい星が見えるので、
いくつか二重星とか望遠鏡で見る二重星とかっていうので調べていただけると、いろいろ出てくると思うので見てみてください。
あとですね、星雲みたいなものも双眼鏡や望遠鏡で見るとよりダイナミックに見られたりするので、その辺もお楽しみください。
スピーカー 2
はい、ということでエースさんありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
では、5月の質問系のメールを順番に紹介していきたいと思います。
スピーカー 2
はい。
アマリサさんから頂きました。
タバコと塩の博物館を見学しました。
その際に館内展示で生物における塩の重要性が説明されており、
家畜が塩を舐めるとか、肉食獣は捕食した動物から塩分を取るとされていました。
そこで疑問ですが、昆虫や草食の生物はどこから塩分を吸収するのでしょうか。
岩塩や海水もない地域の草食生物は塩分が不要ということでしょうか、と頂きました。
18:07
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
草食動物は土の中の塩化ナトリウムを舐めるそうです。
なので、岩塩っていう風になってなくても、
ナトリウム分の多い土を食べたりするっていうので、塩分を補給しているそうです。
スピーカー 2
土食べてるの?
スピーカー 1
土を舐めたり食べたりするらしいですよ。
そうなんですよ。
牛と馬とかでは、牛の方が塩分をたくさん必要とするとかね。
やっぱり草食動物でも塩分は必要なので、岩塩のところに動物が集まってくるとか、
塩っぽい土を探してどこかに行くみたいなことはあるようで。
お料理屋さんというか、和風の料理屋の前に塩が持ってあったりしますよね。
スピーカー 2
あれ別に塩分が必要だからじゃないでしょう?
スピーカー 1
あれは何でだと思います?
スピーカー 2
お祓い。
スピーカー 1
あれはお客さんがたくさん来るようにっていうおまじないなんですけど。
スピーカー 2
おまじない、はい。
昔々、高貴な方がお出かけするのに、牛が引く義車。
スピーカー 1
で、牛がそこに留まって、会いたい人が自分の家の前で留まってくれるようにっていうので、塩を持ったっていうのが始まりというかですね。
スピーカー 2
塩じゃなくてさ、もっとご飯を持ってた方が来そうだけどね。
スピーカー 1
だから、義車だから牛は塩を舐めに来るってことですよ。
スピーカー 2
だから、別に塩よりも牛が好きなご飯を置いておいた方が来そうじゃない?
スピーカー 1
いや、その辺は野原の草はあちこちにあるんで。
スピーカー 2
塩の方が牛は欲しい。
スピーカー 1
そうそうそうそう。ということでですね。
野生の動物でも塩を土とか岩から取っているようで、本当に塩っ気がないところでは少なくとも哺乳類は生きていけないようです。
昆虫は調べられなかったんですけど。
スピーカー 2
でも昆虫って植物食べたりするじゃないですか。葉っぱとか。
だからそこから取ってるんじゃないですか?
スピーカー 1
葉っぱは塩分とても少ないんですよ。
スピーカー 2
でもほら、昆虫ちっちゃいから。
スピーカー 1
そう、だから水分やら葉っぱやらっていうところから摂取できるのかもしれません。
あとは幼虫のうちは土の中にいるんで取れるかもしれないんですが、そこまでは調べきれませんでした。
少なくとも野生の動物たちも塩を求めて土や岩塩を探し回っているということらしいです。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
では次のメールです。
ふまれたりけられたりさんからいただきました。
21:00
スピーカー 2
私はウインクがうまくできません。
小さい頃は家族写真を撮るときにピントをうまく合わせられず、親によく叱られました。
でも練習すればある程度できるようになる気がします。
そこで思ったのですが、スズメやカンガルーは両足でぴょんぴょん跳ねて移動しますが、
練習すればハトやカラスやゴリラのように片足ずつ動かして移動できるようになるのでしょうか?といただきました。
ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
正直、練習させたという情報はどこからも見つかりませんでした。
スピーカー 2
でもフラミンゴって片足で立つじゃないですか。
フラミンゴと一緒にいる鳥が片足で立つという。
真似してね。
ツイッターとかそういったもので見た記憶があるんだけど、真似するんじゃない?
スピーカー 1
どうですかね。
鳥はトコトコ歩くやつとぴょんぴょん歩くやつがあるんですよね。
一応調べるとウォーキング派、トコトコ歩くやつとホッピング派、ぴょんぴょん歩くやつ。
スピーカー 2
ウォーキングとホッピングっていうよね。
スピーカー 1
っていうらしいです。
スピーカー 2
傾向としてはホッピング派は小型の鳥に多いです。
スピーカー 1
そんなイメージがありますね。
早く動けるけどエネルギーを使う。
木の上によくいる鳥がホッピング派が多い。
土の上によくいる鳥はウォーキング派が多い。
長く歩くのかな。
両方できる鳥もいると。
カラスにはハシボソガラスとハシブトガラス。
くちばしが太いか細いかなんですけど。
見分けるのが難しいと言われてるんですが。
スピーカー 2
今、日本にほとんどハシブトガラスなんじゃないの?
スピーカー 1
パッと見。
両方ともいるようですよ。
スピーカー 2
街中に多いのがハシブトかな。
少なくとも私が見るとハシブトばっかかな。
スピーカー 1
ハシブトガラスはホッピング、ぴょんぴょん。
ハシボソガラスはトコトコ、ウォーキングっていう傾向が強いっていうのがありまして。
スピーカー 2
でも傾向なんだ。
スピーカー 1
両方できるらしいんですけど。
そうなんですって。
だから同じカラスの仲間でもホッピングとウォーキングの傾向が違うっていうのがあるらしくて。
そうなんですよ。
これで言うとハシブトガラスはホッピングなんだけど、
街中でゴミを漁っているカラスはハシブトが多くて、
見晴らしのいい環境で郊外の田んぼや川の近くにはハシボソガラスがいることが多いと。
24:03
スピーカー 1
これも傾向ってね。
ということで、この歩き方はカラスの見分け方にも使えるというのがちょっと面白いなと思ったのと。
あとはやっぱり木の上で暮らしている鳥はあまり歩かないので、
ホッピング派が多いっていうのもちょっとうなずけるところかななんて思います。
あとですね、水鳥系もウォーキング派。
地上歩かないかもしれませんけど、水鳥もウォーキングが多いようです。
スピーカー 2
うーん、そうね。歩いているイメージですね。
スピーカー 1
ということで、ちっちゃくても歩くような海辺にいるハマチドリみたいなやつは
トコトコ歩いていることが多いですよね。
ちっちゃくても。
という感じで、両方使う鳥もいるということで、カラス目を開けてみてください。
はい。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
では次のメールです。
ぺこぽんさんから頂きました。
某ラジオ局JWaveのコマーシャルNX日本エクスプレスで、
地球温暖化の影響により海水の酸性化により音が伝わりやすくなり、
クチラの鳴き声は3000キロ近く届くことができるが、伝わりにくくなってくるといった内容の話がありました。
音が伝わりやすくなると雑音も伝わりやすくなり、
クチラの鳴き声がつながりにくくなるということは何となくわかるのですが、
海水が酸性になると、なぜ音が伝わりやすくなるのかがどうしても調べきれませんでした。
酸化することにより色々な金属が溶け込みやすくなるなどして、
海水の比重が高くなり音が伝わりやすくなるのでしょうか?と頂きました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
伝わりやすくなるけど、雑音があるから伝わりにくくなる?
スピーカー 1
一応ですね。
Natureに出されていた2009年ぐらいのアメリカの大学の研究と、
2017年に東京海洋大学が出した研究とかで、
海中の音は酸性度が高いほど遠くに伝わる性質があります。
船のエンジン音なども伝わりやすくなり、
オスが音を出してメスに愛情を求めるクチラなどが近くに船、
またはちょっと遠くでも雑音があるものがあると、
その音がノイズになってかき消されて、
おしゃべりがしにくくなるんじゃないかという風に影響が心配されています。
クチラの声も伝わりやすくなりますが、
船の行き来が多い場所ではかき消されてしまう恐れがありますという風に。
27:01
スピーカー 1
これは毎日小学生新聞の2017年5月10日の記事です。
さて、酸性度が変わると音の伝わりが変わるのかというのが調べきれなかったということなんですけど、
なかなか大変でした。
スピーカー 2
調べきりましたか?
スピーカー 1
調べきったというよりは、音が伝わる時に遠くまで行くと音が小さくなりますよね。
それは同じエネルギーが空間的に広がるから音が小さくなる。
それはいいんですけど、
途中で物質によって熱エネルギーに変わって減衰が早くなるっていうのが
いくつかの物質であるということがありまして、
マグネシウムイオンと放酸っていうのが溶けていると海中での減衰が早くなるというのがあるようです。
逆に言うと、放酸やマグネシウムっていうのが減ると減衰が少なくなるんで遠くまで届くというのがあって、
真水、放酸、マグネシウムとかが溶けている水で減衰度が変わる。
特に低い周波数での減衰度が随分変わるというので、
実際に太平洋や北極海とかマルチック海で減衰度が変わっているというのが観測されているようです。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
なので、鯨は大きい海をあっちとかこっちとかに行くと、
この辺は遠くまで見通しがいいなとか、この辺はなかなかぼんやりしているなというのが感じられるのかもしれません。
スピーカー 2
見通しがいいなぐらいがね。
スピーカー 1
そうそうそう、そういうふうに感じられるのかもしれません。
私が調べられたのはこのくらいで、
マグネシウムイオン、酸性土、海水、音の減衰とかで調べるといくつか情報が出てくると思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ということで、ちょっとね、何でもかんでも同じように伝わりやすくなるんだったら変わらないのかもしれないなとかっていう気もしないでもないんですけど、
やっぱり見通しが良くありすぎるとノイズが増えたり、あとはノイズ源もね、今までよりも増えているんじゃないかと思います。
いくつか調べると、洋上風力発電みたいなやつの足というか脚からノイズが出ているとかっていうのが新しいノイズとして、
海の中で鯨などに迷惑をかけているんじゃないかみたいなものが出てきたりして。
スピーカー 2
風力発電の風でぐるぐる回っている振動が。
スピーカー 1
洋上でやっているやつは。
スピーカー 2
支柱のところに伝わって。
30:00
スピーカー 1
もちろんね、大型船小型船のスクリューだったり、あとは杭を打ったりするドンドンドンという音だったり、
あとは瞬接するとか、そういう海の底をゴロゴロするっていうのもあると思うんですけど、そういうのに。
よく潜水艦で音を聞く人っているじゃないですか。
スピーカー 2
ソナーね。
あります。
あれすごいですよね。よくわかんないけど。
スピーカー 1
耳のいい人がコンピューターじゃなくて耳で聞くのをまだやってると思うんですけど。
あれでどっちの方向からどういう音が聞こえて、だからこれはどういう音でっていうことですよね。
そうですね。だから潜水艦映画とか潜水艦漫画だとソナーの話が必ず出てくるんで。
スピーカー 2
あれは何だい?潜水艦漫画。
川口海地が描いてる絵しかわかんないんだけど。
スピーカー 1
沈黙の艦隊じゃなくて。
スピーカー 2
沈黙の艦隊かもしれないね。
時々近くで大きな音がすると、その人たちの耳がダメになっちゃって。
スピーカー 1
そうなので、海中もうるさくなってるのかもしれませんね。
ということで、余裕があったら調べてみてください。
はい。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
では次のメールです。
竹さんからいただきました。
毎回楽しく聞いています。
通勤の車の中でポッドキャストで聞いています。
最近61歳になって初めて知りました。
お砂糖は加熱するとホケるということです。
家内がプリンを作ってくれると言い出しました。
見ているとプリンの頭のカラメルを作るということで砂糖をフライパンで加熱しだしました。
今までの私の知識ではボロボロに焦げた粉ができると思っていたら溶けてトロトロになりました。
そうだ、金魚の夜泣き石の名物の子育て網はこれだと気がつきました。
調べてみたらキャンディーはこうやって作ると書いてありました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
スピーカー 1
関連してもう一つメールお願いします。
スピーカー 2
ドルジさんからいただきました。
家にあった非常食を見ていてアルファ米と書いてあることに気がつきました。
アルファ米のアルファはアルファ化したお米だということはわかったのですが、
アルファ化とはどういうことをするのかよくわかりませんでした。
具体的に何をするのでしょうか。
また、なぜ水やお湯に浸けると元の状態に戻るのでしょうか。教えてください。
といただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
砂糖の話とお米の話ですが、これはグルコース、ブドウ糖とも呼ばれるんですけど、
グルコースはC6H12O6という炭素と水素と酸素という炭水化物ですよね。
33:14
スピーカー 2
炭素と水素と化物ですよね。
スピーカー 1
このグルコースはブドウ糖と言って一番単純な甘いものです。
体の中で栄養としても使われる一番基本的な糖になっています。
グルコース自体はグラニュー糖とかもグルコースの塊だと思っていただいていいんですけど、
150度ぐらいで溶けます。
スピーカー 2
重点が150度ってことね。
そうです。
スピーカー 1
なのでフライパンで熱するとトロトロになって液体になります。
固体から液体になると。
スピーカー 2
そうそう。
しかも甘い匂いがするってことは、気体にもなっているってことね。
そうですね。
スピーカー 1
それをカラーメルって言って、もうちょっと熱すると。
あれね、やばいね。
スピーカー 2
うまくしないとすぐ焦げちゃう。
そうなんですよ。
スピーカー 1
酸素と酸素が結びつくと黒くなって焦げちゃうっていうのがあるんですけど、
うまくやると飴になるわけですよね。
スピーカー 2
プリン作るときにカラーメル作るのって結構難しいんですよね。
すぐ焦げちゃうからね。
溶け始めたら本当にいいタイミングで火から下ろさないと失敗しやすいんですよ。
それに対して今、飴みたいのが売っているのね。
最終的にプリンを湯煎するかオーブンで焼くかだけど、
結局熱を加えるじゃないですか。
そのときにもちろんカラーメルを入れて、
スピーカー 2
そこにカラーメル飴みたいのを入れるのよ。
スピーカー 1
そうすると最後の熱の時に溶けてプリンのアクセントになるっていうのがあるらしいのよ。
スピーカー 2
だからプリンをたくさん作るようになったら顔がこぼれて、
プリンがこぼれてしまうというふうにもちろんカラーメルを入れて作るんですよ。
あるらしいのよ。あるのよ。だからちょっとね、プリンをたくさん作るようになったら買おうかな、なんて思ってるんだけどね。
スピーカー 1
はい。で、アルファ缶の話に移っていいですか?
スピーカー 2
はい、いいですよ。プリンは終わりね。
スピーカー 1
プリンは終わりです。
スピーカー 2
工事コーナーいいですよ。
スピーカー 1
えっとね、お米とか、そういったものは、澱粉っていうのが入ってまして、
澱粉は基本的には糖、さっき言ったグルコースのようなものというか、グルコースがつながってできているのが澱粉だと思ってください、だいたい。
36:00
スピーカー 1
微妙にね、途中お隣さんと共有しているものがあるので、さっきC6H12O6って言ったんですけど、
澱粉だとC6H10O5っていうのがつながってるっていう感じになって、お隣と共有してたりするんで、少し違うんですけど、
基本的にはグルコースがつながっているものが澱粉だと思っていただいていいと思います。
植物の中ではグルコースっていうのができて、それをつなげて澱粉という形で保存することが多くて。
スピーカー 2
アミロ酸がつながってタンパク質になるみたいな感じね。
スピーカー 1
そうですね、タトールになります。
アミロ酸とアミロペクチンっていうのがあって、鎖状につながってるやつと、枝分かれしているバラバラなやつっていうのがあって、
まあまあ両方ともあるんですが、何はともあれ、しっかりこのグルコース君たちがつながっているんですね。
そうすると途中に水とかが入りにくくて、分解しにくいんです。
スピーカー 2
保存に効くわけですね。
スピーカー 1
保存には効くんですけど、ご飯を食べて消化するときには、消化する物質がこの澱粉をバラバラにするっていうことをやるんですけれども、
より隙間があったほうがバラバラにしやすいんで、それを澱粉を水に溶かして温めたりすると、アルファ化。
これはね、最近は糊に変化するので、硬化っても書くんですけど。
スピーカー 2
最近?昔から硬化って言うよね。
スピーカー 1
逆に言うとアルファ化っていうのはあまり言わなくなったようです。
スピーカー 2
そうなの?アルファ化っていう方が、私の中では後から知った言葉だけど。
スピーカー 1
今はコカカッコアルファ化って書いてあるのが多いですね。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
そうそう。なので、澱粉を水を入れて温めると、中のつながりが少しほどけて、間に水が入りやすくなって、消化効果。
スピーカー 2
ドロッとするわけですね。
スピーカー 1
そうそう。アミラーゼっていうツバとかに入ってる澱粉を分解する酵素が入りやすくなるので、消化しやすくなります。
逆に言うと、生の米とか生の小麦粉みたいなものを食べてもとても消化が悪いです。
なので、アルファ化とかコカっていうのは、澱粉が少しほどけて、中に水が入りやすくなったのがアルファ化というやつで、実はこれ放っておくとまたくっついてしまって、水がなくなって。
また、ベータ化。これをコカに対してロウ化って言います。
39:05
スピーカー 2
ロウ?ロウって。
スピーカー 1
トシオトのロウ化ね。
スピーカー 2
え?
スピーカー 1
トシオトのロウ化です。そうです。ロウソクのロウじゃないです。
スピーカー 2
へー。なんで?
スピーカー 1
これロウ化って言うんですよ。なぜか。
スピーカー 2
なんかあまりいい言葉じゃないと思う。
スピーカー 1
このロウ化っていうのは、水が抜けて、これまで開いていた。
スピーカー 2
水が抜けてって。
スピーカー 1
そう、カサカサになるんですけど。
スピーカー 2
なんかすごく嫌だこれ。
スピーカー 1
なんですけど、少しバラバラな状態のまま水を抜ければ、長期保存が可能で、なおかつ消化にいいっていう状態にできる。
スピーカー 2
水さえ加えればすぐになりやすくなるわけね。何もしてないやつにも。
スピーカー 1
そうそう。なので、もともとのベータ化、ロウ化してしまったやつは、水を加えて加熱しないといけないっていう状態だったのを、
少し開いたまま、バラバラになったまま保存ができればいい。水を抜ければいいっていうので、
高速乾燥したり、急激に凍らせて、その後水を抜くっていうのをやって、バラバラな、要はアルファ化したまま乾燥させたものがアルファ化米になります。
なので、アルファ化米は水を入れると、加熱しなくても、アルファ化した澱粉になって消化がよくて、
ただ、それも放っておいて、ゆっくり乾かしてしまうと、またロウ化、ベータ化して、消化の悪い…
スピーカー 2
ダメだよ、もうその言葉。
スピーカー 1
澱粉になってしまうかもしれないので気をつけてください。
はい、ということで、今はコカ、ノリ化っていうので調べたほうが色々出てくるんじゃないかと思います。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、両方ともね、グルコース、ブドウ糖みたいな糖がたくさんつながっているものと、カラメルも糖の話だったんですけれども、
ブドウ糖がどうやって植物の中で作られるかっていう話と、ブドウ糖がどうやって体の中でエネルギーとして使われるかっていうところが結構面白いので、
その辺も調べてみるといいんじゃないかと思います。
スピーカー 2
はーい。
スピーカー 1
ということで、メールありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
では次のメールです。
かかりいりひろさんからいただきました。
ブラウン管の仕組みについて教えてください。
ブラウン管について調べてみると、電子銃から発射された電子ビームが発光面に当たって光るみたいな説明がありました。
一点から発射された電子が、あの広い面のすべてのドットに照射されるということでしょうか。
電子の強さや飛んでいく方向を制御して、狙い通りのドットを狙い通りの明るさで光らせているのでしょうか。
あの細かくたくさんあるドットに、狙い通りに正確に照射するってすごい技術のような気がします。
42:06
スピーカー 2
間違って隣のドットに電子が当たってしまうののミスは起こらないのでしょうか。
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ブラウン管に何ですか?
ブラウン管ね。昔のテレビに入ってた人の名前だと思います。
スピーカー 1
これ原理から説明してるととても長くなっちゃうんで、
ブラウン管っていうのは、
スピーカー 2
分厚いテレビです。
スピーカー 1
分厚いテレビの中に入っているガラスでできた中が真空になっている真空管の一種なんですけど、
別名CRTって言うんですよね。
スピーカー 2
テレビの映る面ってことね。
スピーカー 1
そうそう。で、あれの奥に細くなっているガラス瓶の太さが変わっているところがあるじゃないですか。
口からだんだん太くなって広くなっているところでちょん切ってそこにガラスをはめたような。
スピーカー 2
ガラス瓶の?
スピーカー 1
ガラス瓶の瓶の口があってだんだん太くなりますよね。
スピーカー 2
牛乳瓶みたいなことね。
スピーカー 1
一升瓶とか。
スピーカー 2
コップとかではなくて。
スピーカー 1
ワインの瓶とか。
スピーカー 2
ああいう口があってってことね。
スピーカー 1
だんだん細くなっているところから太くなって。
っていうやつのボディのところがギュッて短くなって太くなったらすぐ終わっちゃうような形をしてるんですよ。
スピーカー 2
ラッパみたいな形ってことね。
スピーカー 1
それの底面が画像が映る面ね。
スピーカー 2
ラッパの口がね。
口?広がっているところね。
スピーカー 1
広がっているところの内側に蛍光剤っていうのが塗ってあって、
そこに対して瓶でいうとコルクがはまっているところに電子銃っていうのが入っていまして、
そこから電子が出ます。
メールにまとめるように電子銃ね。
スピーカー 2
銃、ガンですね、ガン。
電子っていうのが出て、それがガラス面というか映像が映るところにもう一個電極があってそっちに向かって飛んでいくっていう風になっています。
スピーカー 1
普通は一本でピーって飛んでいくんですけど、電子銃から電子が放出されて、絵が映る面に引っ張られていくんですけど、電子は電気を帯びているので途中に磁石を置くと曲がるんですよ。
ブラウン管の途中には磁石の強さが変えられる電磁石が縦方向と横方向に磁力を発するように作ってあって、そこの磁石の強さを変えると電子銃から出た一本の電子のビームっていうのが真ん中だったり右だったり上だったり下だったりっていうところにぶつけられるっていう風にできています。
45:08
スピーカー 2
制御できるようになっているわけね、その電子の動きというか方向を。
スピーカー 1
そうです。なのでブラウン管っていうのはいっぺんに光っているところが一点だけ、それを磁石の力をだんだん変えることによって左右に動かしたり上下に動かしたりっていうのができる。
それをうまく動かすと文章を書くように左上から見ていてね、左上から右にずっと行って最後まで行ったら次の行の左から右に行って、次の行の左から右に行って、次の行のってやってると順番に上から下まで塗りつぶしができるっていう風になってます。
テレビはそうやって作ってます。
スピーカー 2
へえ。
スピーカー 1
なので順番に。
スピーカー 2
作ってました。まだブラウン管ってあるの?
スピーカー 1
特殊用途であると思います。
で、そんな感じでですね、端から端まで塗りつぶしができるっていうのが分かったところで、そうすると端から端までね、電子がぶつかると光るっていう蛍光剤が塗ってあるから端から端まで電子銃を振ると全体が明るくなるんですけど、電子をどれくらい出すかっていうのをコントロールするとある場所の明るさがコントロールできるわけです。
だから順番に左上から右の上まで順番に電子銃の向きを変えていきながら、いわゆる磁石の力を変えていきながら、電子銃から出る電子の量を変えると、どこどこが明るくて暗くて明るくて暗くて。
で、次の行に行ったら明るくて暗くて明るくて暗くてっていうのをやっていくと、そこに絵が描けるっていうのがテレビの仕組みね。
スピーカー 2
ふーん。
スピーカー 1
なのでブラウン管で映っている画像は点滅してるわけですよ。
で、点滅をするとチラチラしちゃうんでどうするかっていうと、一瞬光ったらしばらく光ってるっていう蛍光剤を使って。
スピーカー 2
あー、ほー。
じゃあ実際の光としては一瞬しか出てないんだけど、残像というか蓄光してるってこと?
スピーカー 1
そうですね。とはいえ次に電車がやってくるまでには消えてないと困っちゃうんで。
なので細かく言うとチラチラしてるんですけど、人間の目で見るとそんなにチラチラしないっていうスピードにしてあるっていうのがブラウン管と放送の作り方ですね。
ふーん。
スピーカー 2
ブラウンさん。
スピーカー 1
狙い通りのドットっていうのを狙うのはさっき言った磁石を強くしたり弱くしたりっていうのを縦方向と横方向にやることで、
どこに電子銃を向けるかっていうのと電子の数を変えて明るさを変えるっていうので絵を作るっていう風になっています。
はい。
これまたね、そうすると白黒しかできないじゃないかっていうのを3色にする話はまたこれでも一つ話題があるので今日はお話をしません。
48:07
スピーカー 2
はい。
蓄光について誰かメール来てませんでした?
スピーカー 1
はい。この後蓄光のメールのお話をします。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
はい。ということでブラウン管の仕組みは電子銃っていうのから出た1本の電子の線を途中磁石で曲げて、
ブラウン管の端から端までをなめるように右から左、上から下っていう風に塗りつぶしていくのに対して明るさを変えることで絵が出るという仕組みになっています。
はい。
はい。で、カラーについて調べたい方はシャドウマスクで、シャドウマスクブラウン管で調べてみてください。
はい。ということでメールありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
ということで蓄光の話に行ってみましょう。
スピーカー 2
はい。あまなつさんからいただきました。
最近5歳の娘が蓄光のおもちゃで遊んでおり、ふと蓄光ってどんな原理なのかなと思ったのですが、調べてみても難しくて半分も理解できませんでした。
といただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
あのよく時計についてるやつね。
スピーカー 1
そうそう。時計についてるやつって夜光の時計っていうのが昔あって、で、最近は夜光の時計っていうのがなくなって蓄光になってるんですよ。
スピーカー 2
ほっ!?夜光と蓄光違うの?
スピーカー 1
そう。で、蛍光っていうのもあったりして。
スピーカー 2
ほうほうほう。蛍光。蛍光塗料?
スピーカー 1
そうそう。みんななんか光るんですけど。
スピーカー 2
光ってるよ。光ってるけど違うんですか?
スピーカー 1
違うんですよ。
で、まず光る話をすると、原子には原子核と電子っていうのがあって、原子核の周りに電子が存在してるんですけど、外からエネルギーを与えられると、その電子がいつものところよりもエネルギーを持った状態で原子核の周りを回っているというか、になるんですけど、
いつものところに戻るとエネルギーを発出するっていうので光を出すっていうタイプの原子があります。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
それはそういうものだととりあえず思ってください。
つまり、エネルギーが入ってくるとそれを吸収して、ちょっとするとそのエネルギーを放出する。
それの時に光が出るっていうのがあります。
スピーカー 2
それはその原子の性質なわけね。
スピーカー 1
そう。で、外からのエネルギーを何で得てどうやって出すかっていう話があって、蛍光って言われているやつは青い色から紫外線ぐらいの光を受けると、さっき言った電子が一個エネルギーが高い状態、冷気状態って言うんですけど、
になってそれが戻る時に光が出る。だから、その光は受けた光、青とか紫外線と違った波長の光が出るんで、黄色かったりオレンジだったりするんですけど、蛍光のやつって独特の光り方しますよね。
51:10
スピーカー 2
黄色?緑?なんかそんなような色で光っているような気がします。
スピーカー 1
原子はエネルギーを受け取る時にはいろんな紫外線でも青でもエネルギーを受け取れるんだけど、出す時に特徴のある波長に出ることが多いんで、純粋でピュアな色、彩度の高いような色が出ることが多いです。
青っぽかったり緑っぽかったりっていうのはそういうような色ね。
蛍光は光を浴びたらすぐに冷気状態から戻るんで、光を止めてしまうと光らなくなっちゃうんですよね。
なのでブラックライトで光るようなやつが蛍光ってやつなんですけど、
ブラックライトで当てると紫外線は目で見えないけど、蛍光のものからの光だけ見えるんで、そこだけぼんやりと光ってるように見えるんですけど、
蛍光っていうのは仕組みは似てるんだけど、さっきの冷気状態から戻るのに時間がかかるっていうような物質だったり、
化学合成して作ったものにしてるのが蛍光ってやつで。
タイムラグがあるってことね。似たような感じではあるけど。
光を吸収してエネルギーが高い状態がしばらく続いた後、それを放出するんで、光が消えた後もしばらく光っているんですね。
で、だんだん暗くなってくる。
なので、一番最初にエネルギーを貯めるっていうのをやらないと光らないのね。
その時には紫外線や青っぽい光が得意で、
なので、いくつかの光源だと蛍光が光りにくいっていう光源もあるかもしれません。
スピーカー 2
特殊な色、波長の光を当てたら全然反応しないわけね。
そういう反応しづらいというか。
スピーカー 1
そう、だから光が貯められない。
スピーカー 2
それはもうその前歯が持っている性質だから、それはしょうがないわけね。
スピーカー 1
そう、なので蓄光を明るく光らせたい時には、青成分が多いとか紫外線が出てる明かりに当ててから暗いところに持ってくと長く光るという風になります。
で、夜光っていうのがありまして。
スピーカー 2
夜光性。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
ねえ、もう。
スピーカー 1
で、夜光は今言った。
虹すってる。
スピーカー 2
夜光性ですね。
スピーカー 1
夜光っていうのは、さっき言った外からの光を得てエネルギーを貯めるんじゃなくて、
エネルギーを持ったものを一緒に持っていてずっと光り続けるっていう物質がありました。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、それには放射性元素を使って、放射性元素がじわじわに崩壊して、
54:06
スピーカー 1
放射能というか、放射線を出すので、それで光っているっていうのが、昔の夜光塗料ってやつです。
ラジウム系とかトリチウム系っていうのがあって、
トリチウムを使った夜光っていうのは、20年か30年くらい前までは時計に使われていました。
スピーカー 2
それがやっぱり使われてたないっていうのは、その放射線を出すから?
スピーカー 1
そうです。
トリチウムが使われている腕時計とかの夜光塗料は文字盤にTっていうのが書いてあったりします。
トリチウムでね。
で、トリチウムから出る放射線はガラスを通り抜けられないので、
なので、ちゃんと風防というかガラスがくっついているような時計であれば全く問題はないんですけど、
壊れた時には取扱いに注意しましょうっていう風に言われています。
ただ、それはもう使われなくなっていて、蓄光系とかの塗料に変わっています。
なので、トリチウム夜光とかで調べると、時計の話とかが出てくるんじゃないかと思います。
スピーカー 2
時計ね、結構好きだけどね。
スピーカー 1
私の持っているやつもトリチウム夜光の時計がありますけど、もう夜になるとほとんど暗くて光らないですね。
そう。
スピーカー 2
私、もっと古い時計が好きなのでね。1960年代、50年代とか。
スピーカー 1
そういうやつにはトリチウム夜光が入っているものもあるので、見てみてください。
スピーカー 2
しかもレディースだからね、多分入ってないんじゃないかな。
時計いいね。機械式時計はね、大好きだけど。
見ると欲しくなるし、高いから。
スピーカー 1
光を出すものといえば、ホタルみたいなものがありますよね。
スピーカー 2
はーい、ホタルイカ。
スピーカー 1
ホタルイカとはまた違うんですけど、ホタルね。
スピーカー 2
あと、洞窟の中に潜りに行ったぞ、なんだあれは。
スピーカー 1
それはあれじゃないですか、キノコじゃないですか、光。
スピーカー 2
キノコかな。
スピーカー 1
あれは化学的エネルギーを使って、さっき言った光が出るというのが出てきて、
ある物とある物質を混ぜると化学反応が起こって、さっき言った電子があるところに上がって戻ってくるときに光が出るというのが起こります。
サイリウムみたいな、パキッて折ると光る、お店とかでも売ってたりするやつとかが、
ホタルの光る方式と同じものを使っていると。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
化学エネルギーが光になるというふうになっています。
57:03
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ということでですね、いろんな光り方があるんですけども、
どれも電子が冷気状態から既定状態というところに戻るときに光っているというものの光り方でした。
はい。
これでお答えになっているのかしらというかね、
5歳の娘さんに説明するわけではないと思うので、いいかなと思っているんですけど。
スピーカー 2
5歳の娘にも分かる通り、違うな。
そうか、別に5歳の娘さんの遊んでるのを見て、お母さんが疑問に思ったんだね。
だと思います。
そうね、5歳の娘は素直に遊んでいると。
スピーカー 1
はい、多分お母さんだと思います。お父さんかもしれないですけどね。
ということで、メールありがとうございました。
スピーカー 2
親が疑問に思った。
スピーカー 1
はい、そうです。
スピーカー 2
はい、メールありがとうございました。
スピーカー 1
はい、ではですね、次は。
スピーカー 2
地球?
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
では次のメールです。
のぶさんからいただきました。
地球はとても早く自転しています。どうして飛ばされないのでしょうか。
小学生でも分かるように説明していただけるととてもありがたいです。よろしくお願いします。
といただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
さて、とっても早く自転していますが、どのくらいの速さでしょう。
スピーカー 2
地球の自転が止まったら、地球上にあるものは全部ぶっ飛ぶぐらい、むっちゃくちゃ速い。
スピーカー 1
時速?
えっとですね、地球は赤道上でだいたい1周4万キロね。
それが24時間で回っているというふうに考えると、
ざっくり先に計算はしてあるんですけど、1秒間に480メートルかな。1秒ね。
スピーカー 2
80メートル?
スピーカー 1
480メートル。
なので結構早いですよね。
スピーカー 2
だって音よりも早いじゃん。
スピーカー 1
で、空気が一緒に回っているから音が飛んでいっちゃうことはないんですけど、
そのくらいで回っていますが、平らだったらブーンって振り回されない。
つまり地球は丸いから、480メートル1秒で進む間に少し曲がるから放り出されそうになるわけよね。
遠心力ってそういうことですよね。
ぐるぐる回っていて、本当はまっすぐ飛びたいのに真ん中に引っ張るから飛んでいかないで、
ぐるぐる同じところを回っているっていうことだから、
地球が480メートル1秒間に進む間にどのくらい曲がるかっていうのがポイントになってくるわけ。
それが急に曲がるんだったら放り出されそうになるわけね。
だけどほんの少しだったらあんまり放り出されそうにならないっていうのが想像がつくかしら。
自転車とかなんでもいいんですけど、まっすぐ行って急に曲がると体はまっすぐ行こうとするでしょ?
放り出されそうになる。
スピーカー 2
関心の法則ね。
スピーカー 1
そうそう。それが遠心力の正体なので、地球が回っているときに、例えば赤道場でとっても早く回ると、
1:00:09
スピーカー 2
本当は地球を飛び出す方向に行きたいのに地球に引っ張られてるから飛び出さないわけね。
スピーカー 1
関心の法則ね。
また一瞬途切れた。なんとかの法則のところ。
スピーカー 2
万有引力の法則。
スピーカー 1
万有引力と関心の法則が引き合いをしているわけ。
1秒間に480mぐらい進む間に、たぶん1cmとか2cm分ぐらい下に地球が丸いからずれていくっていうのが、
私がちょこちょこっと計算した感じだとそんな感じです。
なので、そんなに大したことがないんですよ。正直。
0.5%ぐらい軽くなる赤道場で。だから、50kgの人は1%で500g。
それの半分だから250gぐらい北極とか南極に比べると軽くなる、赤道場では。
スピーカー 2
赤道場に行って測った方がいいってことだよね?体重測定を。
スピーカー 1
いや、別にどっちで測っても体重は変わらないですよ。
スピーカー 2
でも、軽くなるわけでしょ?
スピーカー 1
赤道場では軽くなります。
スピーカー 2
ほら、軽くなるわけじゃない。
スピーカー 1
でも、痩せるわけではないです。
スピーカー 2
数字がモチベーションなわけですよ。
スピーカー 1
正確な体重計や測りは、緯度で補正をするっていうのがあります。
つまり、何圏で使うかによって体重計の設定を変えなければいけません。
なので、赤道場で測っても北極で測ってもちゃんとした体重計であれば正しい値が出るようになっているので、安心してください。
スピーカー 2
いや、そんな余計な機能はつけなくていい。よろしい。
スピーカー 1
そしたら、わざわざ間違えた体重計で測ればいいさ。
スピーカー 2
月に行って測ってやる。
スピーカー 1
月に行く途中で測っていただいた方が楽ちんですけどね。
スピーカー 2
月に行く途中だったら逆に測れないよね。
スピーカー 1
だから、ふわふわしたところで測ればいいんですよ。
ということで、とても速く自転している。
つまり、1秒間に何百メートルも動くようなスピードでも地球の丸さっていうのがとても大きいので、その影響は小さいです。
みなさんの中でも、例えば1日に1周しかしない回るもののハリの先に何か置いておいたら飛ばされそうな気にあまりならないですよね。遅いから。
なので、ほんの少し外に向く力は働いているけれども、大したことがないというのが本当のところだけど、細かく測るとやっぱり違うというふうに思ってください。
1:03:09
スピーカー 1
ということで、メールありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
では次のメールです。
一休さんからいただきました。
大原美術館のゴッホのひまわりの絵画について話をしていたとき、捕食に関することを説明していました。
もうゴッホの時代には捕食の概念はできていたのでしょうか。
また、ネットで検索してみると、360度で捕食の概念を説明していますが、波長で一番離れた赤と紫がどうして近い位置にあるのかがよく理解できません。
捕食と波長は関係な。捕食と波長は関係あるのでしょうか。また、わかりやすく解説をお願いいたします。といただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。ゴッホっていつ?
スピーカー 1
ゴッホは19世紀じゃないですかね。この話と蔡従三さんから来た葉っぱが緑色の話と、あと6月に入ってきた光の話がいくつか視覚、目で見る感覚に関することなんで、これまとめて宿題にさせてください。
スピーカー 2
お、宿題。だいぶ宿題増えてるけど大丈夫ですか?
スピーカー 1
宿題忘れてたら、宿題やってないよっていうメールください。
スピーカー 2
宿題、色。
スピーカー 1
ということで、色と目の感覚についてのことは、また回を改めてご説明したいと思います。
本当にね、身近な話題なわりに謎がたくさんあるのが、色の見え方とかなので、理屈はわかるがなんでそうなのみたいな話とか、この前も三原色の話とかあったんですけど、ちょっとその辺の話をしてみたいと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
はい、ということで、そこは宿題で次のメールに行ってみましょう。
スピーカー 2
はーい。
では次のメールです。
3匹の猫はにゃんまいみーさんからいただきました。
どこかで携帯電話の声は本人の声ではなく作った音と聞いたことがあります。
調べてみると、固定コードブックの説明もあり、仕組みとしてわからなくはないのですが、実際の携帯電話から聞こえてくる音には人の声以外の音も多く、作った音には思えません。
雑音フィルターや音の音域を絞り圧縮し、短時間で通信していると言われた方がよっぽど納得感があります。
固定コードブックがどのようなものまで登録されているかわかりませんが、動物や機械音など声以外の音も多数入っているものなのでしょうか?といただきました。
1:06:01
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
そもそもの話がわかりにくいですよね。
スピーカー 2
固定コードブックって何ですか?
スピーカー 1
携帯電話を使ってお話をするときに、なるべく電波をたくさん使わないで声を送りたいから音を圧縮するんですね。
皆さんが聞いているこのポッドキャストも、元々の音を音の波形として記録したものを圧縮するっていうのをやっています。
いくつか圧縮する方法があるんですけど、音って波形になっているって何となくわかりますかね?
皆さんグラフみたいなのがニョロニョロニョロってあるのを再生すると音になるみたいなのがあると思うんですけど、
例えばそれを一個一個メモっているとたくさん数字が必要だけど、前との差だけメモるっていると前との差は数字が小さいから桁数が少なくて済むよねっていうような圧縮方法とか、
要は0から100までを使って波形を書くんじゃなくて、0から100まで使うと3桁3桁3桁違うか2桁2桁2桁いるけど、
お隣との差は10個よりも小さいから、2増えた2増えた1減ったみたいなことを書けば小さくできるみたいな圧縮の仕方とか、
あとは人間の耳で聞こえにくい音を計算で求めて、そこについては情報をなくしてしまえっていう圧縮方式とか、いろんな圧縮方式があります。
そんな中で携帯電話で会話されるのは声だけだよねっていうふうに割り切ると、人間の声のパターンをパターン分けして、そのパターンの何番が来た何番が来たっていうのだけ送れば声になりますよねっていうのが固定コードブックっていうタイプの圧縮方式。
スピーカー 2
じゃあ吉安さんと大谷さんと誰?
スピーカー 1
知りません。
スピーカー 2
もう一人いた気がする。が、みんな同じコードってことね?
スピーカー 1
そこでその固定コードブックっていうのが、例えばとても少ないと文字列を音声合成で喋ったような声しか伝わらないわけ。
いっぺん音声認識して文字に起こして。
スピーカー 2
もうだから世の中の人を10人に分けたってことね?
スピーカー 1
もっともっと少なくてっていうのができる。文字にしてしまえば。
いっぺんで文字列にした後、送ればすごくちっちゃくするでしょ。
で、それを再生する方はそれを音声合成で読み上げればいいわけじゃないですか。
っていうようなことを極端に言うとやっているのが固定コードブックなんだけど、それでも何千万パターンぐらいはあるんで、固定コードブックの中でも。
1:09:03
スピーカー 1
なので、人が違ったり声の高さが違ったりするっていうのに対してもちゃんと伝わるようになっているけど、実際に伝えているデータ量が少なく済むっていうのがあって、それを組み合わせてだいたいとても圧縮した音声っていうのは送られています。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、動物や機械音など音以外の音も多数入っているものなんでしょうかって書いてあるんですけれども、それは少なめなので携帯電話でとっても環境が悪くてギリギリしか伝わらないときに後ろで雑音とかがするとよくわからない雑音が入ってくる。
現場ではね、例えば後ろで救急車とか車の音のブーンっていうのがあるけれども、聞いてる方はガバガバガバガバみたいな雑音が入ってくるのはこの固定コードブックに割り当てられたものが来たりとかっていう圧縮を通る中で、声だったら効率がいいんだけど、それ以外のものは効率が悪くなってしまうので変な雑音になって聞こえるということが発生します。
で、固定コードブックはさっき言ったように数千万パターンとかあるので、どのようなものまで登録されているというのは私も調べきれてはないんですけれども、人間の発声のパターンに合致したような、それをうまくパターン化できるような音節になっていて、それを送っているというのがあります。
で、じゃあ生の声が伝わってないんじゃないかって思うかもしれませんけれども、そこはそれ、人間が聞いてあの人のこんな声っていうのがある程度わかるように作るっていう工夫もされているので、なんだろうな、音声合成が喋ってるのとはやっぱり違う生の声、あとはタイミングやら、抑揚やらっていうのが保存されたまま伝わるようになってるので、そこは一安心していただきたいと思います。
ただ、軍中に使われるようなものではもっともっと圧縮をしてしまって、本当に言っている言葉だけが聞き取れればいいっていうほど、細い回線でも伝わるっていうのもされているようで、そっちでは固定コードブックが小さかったり、あとは圧縮率が高いっていう工夫に気を使っているっていうのもあるようです。
そうすると、すごく遠くに通信をして電波がなかなか届かないときでも、通信量がたくさん稼げないときでも音声をリアルタイムに伝えるっていうことができるようになっているっていうのも用途によってはあるようです。
なので携帯電話もね、実は一度とってもデジタル化するときに音が悪くなったり、転送レートを落とすのにまた音が悪くなったりしたんですけども、最近4G、5Gっていって、音声通話でも多少データ量が使えるようになったんで、また音が良くなりました。
1:12:01
スピーカー 1
へー。
とかっていうのもあって、ただ単に技術が進んで人工音みたいにどんどんどんどんなっているわけではなくて、他の技術が進んである程度のデータ量が送れるようになって、また聞きやすい声になっているかもしれません。
一番悪かったのはいつ頃だろうな。アナログハーフレートっていうのはとても悪かったんだよな。まあいいや。ということでご理解いただけたでしょうか。ありがとうございました。
じゃあ、最後のメールでいいかな。
スピーカー 2
半減期?
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
えー、ちょっと待ってね。では次のメールです。レモニーさんからいただきました。
放射性物質の半減期の表し方について、最近放射性物質の半減期の表し方が、物理的半減期、生物学的半減期、実行半減期の3つがあると知りました。
福島原発事故の報道でその言葉を聞いた記憶がないのですが、実は一般常識だったりしますか?といただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
これは一般常識ですか?
一般常識!
スピーカー 2
違いますよ。
スピーカー 1
えーとね、私は甲状腺の病気になったことがあって、放射線治療というのをしたことがあります。
はい。
それはね、放射性物質がカプセルに入っているのを服用するのね。
うん。
そう。で、私の場合には甲状腺の治療なので、要素っていうのが放射性要素が入ったカプセルを飲むんです。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、放射性要素っていうのは甲状腺に集まりやすいっていう性質があって、そこで細胞を痛めつけて、甲状腺の機能が活発すぎるのをだんだん絞ませていくっていうのが放射線治療なんですね。
はい。
で、要素131とかいうのを飲むんですけれども、放射性物質はみなさんご存知の通り、放射線を出して放射性物質から放射性物質じゃないものに変わる。
また、ものによっては違う放射性物質に変わってますんですけど、要素131っていうのはβ線とかγ線を出して、
放射性物質じゃないものに変わるっていうのがあります。
で、それはランダムに起こって、100個の放射性物質があったときに、それが50個分になるまでどのくらいかかるかっていうのが半減期。
物理的半減期っていうのは放っておいて、半分のものが放射線を出して、大体破壊をして、放射性物質じゃなくなるっていうのが起こるまでの時間が半減期ね。
1:15:01
スピーカー 1
要素131だと8日間で半分になる。あと8日に立つと半分になる。だから、16日に立つと元々の4分の1が残っていて、75%は放射線を出して他の物質に変わるっていうことが起きます。
これは物質ごとに決まっている半減期。これがよく半減期っていうので書いてあるものです。
スピーカー 2
それは3つの半減期のどれにあたるんですか?
スピーカー 1
物理的半減期ですね。
スピーカー 2
物理的半減期、何もしてなくてもというか、顕微鏡違うな、実験室的な半減期的なもの?
スピーカー 1
実験室というか、物質が持っている半減期、放射性物質。
スピーカー 2
そもそもの性質。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
それに対して?
スピーカー 1
私が要素131のカプセルを飲むと、要素は向上栓に集まるんだけど、とはいえ体の中を回って水に溶けて体外に出ちゃう。汗とかおしっことかで出ちゃいます。
ってことは、要素の放射性じゃない要素を自分の中に取り込むでしょ?
そうすると要素も、例えば私が要素の放射性じゃない要素を飲むとします。
そのまま要素を一切取らなくすると、だんだん要素って外に出ていっちゃうのね。
それを生物学半減期、つまり私がある日取った要素が体の中からだんだん排出されて出ていくっていうのにどれくらいかかるかっていうのが生物学的半減期っていうのがあります。
スピーカー 2
じゃあ別にそれは物質がどうこうではなくて、その人が持っている要素自体が放射性かどうかに関わらず、単に体の中に残っている量ってことね。
スピーカー 1
そうですそうです。だから要素を摂取すると、その要素の半分は80日で外に出る。80日なんですが生物学的半減期。
それは物によって違って、例えば骨に生きやすいやつは半減期が長かったり、あとはそのまま出ちゃうものは半減期が短かったり。
例えばトリチウムは水素の原子核が中性子が2個入っているっていうタイプなんですけど、これは水として体に取り込まれるんで、水が体の中に入ってある水が体からぐるぐる回って出てくるまでが生物学的半減期になります。
だから水分子の生物学的半減期は10日間。ごっくんって飲んだ水はすぐに出ていっちゃうものもあるけど、今日飲んだ水が10日後には半分のものが外に出ていって、半分は体から回っている。
さっきの要素も放射性かどうかに関わらず80日で半分になる。
1:18:03
スピーカー 2
今日取り込んだ要素は80日には半分残ってるし、半分は出ちゃってる。
スピーカー 1
ちょっと難しいのは、じゃあ今日要素をやめました。取るのを一切やめたって時に80日だから経つと半分になるかっていうと、その辺もちょっとだけ難しくてっていうのは体の中が足りなくなったら出しにくくなるとかっていうのもあるんで。
これは生物学的半減期っていうのは普通に暮らしている中である物質を取った時に体の中を回って出ていくっていうまでの時間の半分のやつが出てくるのに、お水だったら10日、要素だったら80日とかっていうのがあります。
スピーカー 2
ずっと普通の状態が続く場合に飢餓状態とかそういう摂取しなくなったとか排泄が多くなったっていうのが条件として加わらないってことね。
スピーカー 1
そうですそうです。
だとすると私が要素を飲んで、それが体の中で半分になるのは物理学的半減期は8日間だけど、ある程度は外に出ていっちゃうから、実行的には7日間で半分になるとかになるわけ。
一方でトリチウムみたいなやつはトリチウム自体の物理学的半減期は12年ぐらいなんですよ。
でも生物学的半減期は10日なので、何はともあれトリチウムを取ったら10日経ったら半分は出ていっちゃうわけ。
それが実行半減期。
だから物理学的半減期は放射性物質で決まっている。
生物学的半減期は人間っていう体がある物質を取ったときに、体の中でどう回っていつ出てくるかが決まっている。
実行半減期っていうのは放射性物質を人間が取り込んだときに放射性物質がいつ半分になるか、体の中でね。
っていうので決まっているという感じです。
それと、あとはその放射性物質がどれくらいの影響を体に与えるかっていう話とか、どれくらい取ったかっていうので最終的な影響が決まってくるっていうことになっています。
スピーカー 2
福島原発のときに言ってた半減期っていうのは基本的には物理学的半減期の話ですよね、テレビで言っているのは。
スピーカー 1
テレビで言っていたのは、セシウム134が飛びましたみたいな話は、セシウムは地面に落ちたらセシウム134は2.1年で半分になります。
セシウム137ってやつは30年で半分になります。
っていうのが地面に落ちたときの半減期です。それは物理学的半減期。
それを体に取り込んでその影響がどれくらいあるかっていうときの半減期は体の中で消費というかぐるぐる回って外に排出されるっていうのがあるんで、
生物学的半減期が3ヶ月ぐらいなので、物理学的半減期は2年とか30年とかあるけど、3ヶ月ぐらいすると半分になるっていうのが実行半減期ということになっています。
1:21:06
スピーカー 1
これでご説明になっているんじゃないかと思うんですけど。
スピーカー 2
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
スピーカー 1
どのくらいのやつ飲んだんだっけな。私たしか131だと思うんですけど、5メガベクレルかな。だから500万ベクレルかなっていうカプセルを飲んだ気がする。
スピーカー 2
私お見舞いに行ったときって入院して飲んで何日間か経ってたんだよね。あれって飲んだ直後は会えなかったんだっけ?
スピーカー 1
さっきも言ったように、私が放射性要素を飲むと汗やそういうところにそれが出てくるんで、周りに放射線を出すっていうのがあるんで、
面会時間が15分までとか限られていて、飲んで何日間かは面会禁止で、何日か経つと面会できて、1週間経つと退院していいとか。
スピーカー 2
やっぱりその面会ダメって時期もあったんだよね。
スピーカー 1
確かあると思います。
スピーカー 2
当然私が行ける日に行ったとは思うんだけど、それがたまたま吉谷さんの入院してるタイミングの面会がOKの時期に行ったんだよね。
入院自体1週間くらいだったっけ?
スピーカー 1
1週間くらいですね。
スピーカー 2
またまたいいタイミングで私も行けたから会えたし、確か外側カウンターをどんと机の上に置かれたような気がする。
スピーカー 1
そうですね。放射線カウンターでわかるくらいの放射線を出すという状態だったんですよ。
スピーカー 2
ああいうの持って入院してきてる人っていた?
スピーカー 1
知りません。私も友人から借りてたんです。
スピーカー 2
そうそう。だから吉谷さんらしいなとは思ったのね。それで自分で調べるというか、実感してたわけでしょ。数値的にこうなのか。
スピーカー 1
逆に言うと実感できないから数字で調べたくなったって感じですけどね。
スピーカー 2
なかなかそういうものを持ち込んでチェックしようっていうのはどうなんだろう?今はあるのかな?
スピーカー 1
毎日検査があってどれくらいこう、工場線の中に要素が入っているかっていうのは外側カウンターみたいなやつの高級なやつの部屋に行って、ここにのど当ててくださいって。
スピーカー 2
プレミアム外側カウンター。
スピーカー 1
プレミアムカウンター、専門的なやつね。黒とか使うやつで測りました。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そんな感じでございます。
はい。
ということで今回もたくさんのメールありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
メールにはぜひラジオネームを入れてください。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
お願いします。
ということでそんなエリカンの時間では皆様からのメッセージをお待ちしております。
質問については今回みたいに番組で取り上げたり、最近やってくるメールも多いので全部は取り上げられないんですけれども、コメントなどもお待ちしております。
こんなことやりました。こんな風に楽しんでいます。
あとはなんでこの番組聴いてるとかっていうのも興味深く読ませていただいているので、ぜひいろんなところを送ってください。
1:24:01
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。なんでっていうのはwhyっていうのとhowっていう両方あるから。
スピーカー 1
そうですね。どんな時に聴いてるかの話、どんな機器で聴いてるかのやつもありますし、なぜこの番組を聴き続けているかというのについても私たちは聞きたいと思っております。
メールの送り先はrika.jp
あとですね、そんないプロジェクトというグループではこの番組のほかそんなことない書、そんない雑貨店などの番組を配信しております。
そんない美術の時間というのが今月いっぱいで終了となる予定になっています。
最終回は初期メンバーのさかいさんも出演するというふうに聞いているので、興味があったら聞いてみてください。
あとですね、こんなところで言うのもなんですけど、6月の25日の名古屋クリエイターズマーケットで科学Tシャツを売っているはずです。
スピーカー 2
行くの?
スピーカー 1
行くことにしています。
スピーカー 2
そうですか。名古屋といえば?
スピーカー 1
名古屋といえばシャチホコ。
スピーカー 2
じゃあシャチホコまんじゅうでいいや。
スピーカー 1
シャチホコまんじゅう?ういろうじゃないですかね。日持ちしないのか。まあいいや、お土産は考えましょう。
スピーカー 2
やった。あれでもいいよ、チョコチップクッキーでも。
スピーカー 1
ということでですね、われわれのウェブサイトそんない.com、sonai.comではこれまでに配信してきた番組がすべて聞けるようになっております。
美術の時間も全部残っているので興味がある方は遊びに来てみてください。
またメンバーはラジオトークやスタンドFMなどで他の情報発信も行っているのでそちらも探してみてください。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
ということでそんない.comの時間第466回、この辺にしたいと思います。
お送りいたしましたのは、よしやすと、かおりでした。
それでは皆さん次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
スピーカー 2
ごきげんよう。
01:26:26

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