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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第457回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすと、
かおりです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は恒例の、前の月にいただいたメールを紹介する回になっています。
はい。
ということで、3月にいただいたメールを紹介するんですけど、
3月はね、お子さんが学校、高校に合格しましたよとかね。
ふんふんふんふん。
あとは、私たちのほうで聞いてるの一言だけでもいいので、
メールくださいというので、聞いてますっていうメールが来たりすることですね。
いいね、いいね。
そんなのもあったりして。
そのメールが欲しかったっていうね。
そうそうそう。
あとは、人事異動で、単身赴任で熊本にの勤務になりますっていう。
あら、熊本。
はい、メールとかですね。
あとは、メールが紹介されて嬉しいですっていうようなメールとかもあったりして。
っていうメール紹介しちゃった、また。
あ、そうそうそうそう。
という感じで、ちょっとね、日常とか、
理科っぽい質問じゃないものもいろいろありまして、
いいなと思っております。
ぜひ、みなさんの日常とかね、こんなふうに聞いてますっていうのを教えてください。
はい。
あの、私たちは、あの、なんていうのかな、
放送してるときには一方通行で、
どのくらいの人がどうやって聞いてるかっていうのがなかなかわからないので、
送っていただけるとうれしいです。
はい。
はい。
えー、オープニングでですね、ちょこちょことご紹介したいのは、
えっと、ホッパーさんのメールで、
サイレントリスナーですって言ったんですけど、でも、
声聞こえてますって。
えっと、メール送ってきてくれたのにサイレントリスナーっていう自己紹介もどうかなと思ったんですけど、
旧サイレントリスナーです。
サイレントリスナーでしたですね。
あ、そうとも言う。
はい。で、毎週聞くきっかけとなったのは、
日ごとの月の位置について、
太陽から少しずつ遅れていくという一言ですべて理解できたことでした。
っていうのがあって、
数十年前の中学1年生の時、
太陽と地球と月がくるくる回る模型を見せられて、
ほら、これがこうなって動いていくという感覚的な説明があって、
絵としてはわかったつもりでも、
言語化できていなかったことが、
吉谷さんの一言で見事に言語化できました。
っていうのがメールでいただいて、
あの、小学校の先生と話す機会がありまして、
で、月の道かけがどうなっていくかを子供に教えるときに、
03:03
どうやって教えるのがいいかっていうのを、
ちょっとだけ話したんですよ。
で、前、私も、
それは吉谷さんが話したの?
その小学校の先生が話したの?
小学校の先生から、
そういうテーマでお話をしたの?
そう、小学校の先生から、
ちょっと前にそんな話をしたんですけど、
吉谷さんだったらどう説明するか、
気になってたんですよねって言われたんですよ。
ごめんなさいね。
その小学校の先生は、
吉谷さんが吉谷さんであることを知って、話をしているのね。
たまたま話をしたわけではなく。
初対面の人ではなくて、
前からお知り合いの人で。
吉谷さんが吉谷さんであることを知ってる人なわけね。
まあまあ、そうですね。
で、前この番組でも話したかもしれないですけど、
月の動きを知るというか、感じるには、
とりあえず転動説で話したほうが、
わかりやすいんじゃないかと思っていて、
何が言いたいかというと、
太陽と地球と月がこんな関係性にあって、
ぐるぐる回っていて、
太陽が中心にあってっていう話をするんじゃなくて、
何はともあれ、日が沈んだときに月がどこにあるかっていうのを意識して、
だんだん月が変わっていく、ずれていくっていうのを意識するって、
転動説っぽい考え方じゃないですか。
自分は地面にいて、
太陽と月がぐるぐる回ってるっていうほうで考えて、
それで一通り理解した後、
コペルニックス的展開をして、
転動説から地動説に変わったほうがいいんじゃないかって思ってるんですよね。
まあ、いわゆるだから、
小学校の頃に月の位置を観察しようっていう機関があったんですかね。
そういう実体験をまず見たうえで、
そこを体験させてから、正しい知識っていうのかな、
のほうに結びつけていくって感じですか。
というか、最初から太陽の周りを地球が回って、
その周りを月が回ってるってやると、
覚えることがたくさん過ぎて、
何が何だかわかんなくなっちゃうんじゃないかと思うんだよね。
結局、体験ではない知識ですよね、それって全部。
そうだから、空想上の話になっちゃうんで。
それを模型を使って実際に見ることはできてても、
実際の月を見てるわけじゃないですよね。
ただ結構難しいのは、
もうそういう知識が当たり前のように存在しているので、
地動説、違った天動説的な説明をしたときに、
いわゆるそういうことを学ぶ年頃の子は絶対そこで、
06:02
違うよ、地球が中心じゃなくて、
太陽を中心にして回ってるんだよっていう気がする。
うん、別にわかってるんだったら、誰も文句言わないと思いますよ。
あ、そう?
うん、それで。
ここら辺はなんか難しいなって。
多分、いろんな知識ってやっぱり過去の人の経験、
実体験から徐々にいろいろ解明が進んで、
現在のいろいろな正しいと言われてることが導かれてると思うんだけど、
本当だったらそれをなぞらえて身につけていくのがいいと思うんですけど、
それ以前にもいろんな情報がある気がするんだけど。
そこはジャンプしてもいいと思いますよ。
いいのかな?
いいと思いますよ。
別にエーテルとかがどうこうって知らなくても全然いいと思うし。
え?エーテル?
そう。
エーテルって何?
でしょ?それでも光の速度があった話ができるので、
昔の仮説がこんなのがあってっていうのを通り過ぎなくてもいいと思いますよ。
あとは水の分子がH2Oだっていうのを覚えちゃっていいと思いますよ。
そうなのよ、H2Oなのよ。
H2OをどうやってH2Oだってわかったかみたいな話はたくさんしなくても大丈夫だと思います。
そう?
ただ、分かんないときに自分がリアルに体験できることや、
もっともっと日常に即していることから入るっていうのはやりやすいんじゃないかなって思って。
分かっちゃう人はいいんです、別に分かっちゃえば。
あ、そうね。そこはね、けっこう分かっちゃう人、
例えば1を聞いてそれをすんなり1と分かる人、
頭いい人は1を聞いて10を知るんだろうけど、
そういう人と1を聞いても、なかなか1にたどり着けないっていうか、
その前で引っかかる人いるじゃないですか。
引っかかることは決して悪いことではないし、
そこに疑問を持ってるっていうのはすごくいいこととは思うんですけど、
引っかかったことない人にしてみると、なぜ引っかかってるのか分かんないんですよね。
それも分かる。
そう、だから、なかなかそこらへん難しいなと思う。
だから、一斉に教えるとなると難しいなと思います。
そうそう、そうね、確かに。
新月の日があって、2週間からすると満月になって、
夜、空を眺めると大きい月があるっていうのが、なんとなく風流なのが感じられて、
なおかつ、だんだん月が出るのが毎日遅くなるんだなって思いながら、
月をめでるのもいいじゃないですか。
晴れてればね、今日は冷たい雨が降ったんですよ。
なので、そんなところも、普段の生活の中に入ってくるところから、
09:01
科学を感じるっていうので、月の運行とかはいいんじゃないかと思うんだよね。
あと、太陽の周りを地球が回っていて、その周りを月が回ってるってやるとですね、
頭が良くなればなるほど、めんどくさいことが起こるわけですよ。
だって月は、宇宙的視点で言うと、
1年に地球の周りを何回回ってるんだろうとか考えると、なかなかめんどくさいんですよ。
そう?考えちゃうの、そんなこと。
だって、30日で一周するでしょ、だいたい29.5日で。
それは、地上にいる人にとってはそうだけど、宇宙的視点に見ると、そうでもないんですよ。
それは地球が動いてるから。
地球が1年で一周するってことは、1ヶ月で12分の1回転するわけでしょ。
それと、月がぐるぐる回るやつを、足したり引いたりしなきゃいけないことが出てくるんで、ほら、
恒星時って言って、地球は一周するのに、23時間54分ぐらいで一周してるんだけど、
プラス6分ぐらいして、やっと太陽が回ってくるって話が出てくるわけ。
それは、地球が交点していて、自転しているから。
で、私たちは1日を太陽が一周する時間と考えてるけど、
太陽系を客観的に見ると、地球が一周するのは、星を起点にして一周するわけでしょ。
星を起点?何の星?
だから、太陽を真ん中にして、地球がぐるぐる、その周りを回ってるとすると、
地球が一周したっていうのを、そこから見ると、
地上の人にとっては一周してなくても、外から見た、神の視点だと、地球はすでに一周してるわけですよ。
23時間54分で。
はい。
だけど、太陽の位置が交点してる分、ちょっとずれてるわけね。
そう。っていうのが、気になっちゃうんだけど、
地上にいると、1日24時間だし、っていうのがあって、
だんだんね、基本的なところから積み上げていくのがいいんじゃないかな、なんて思っていて。
難しい、そうか。
そうすると、結局、小学校、中学校、小学校の中でもなんだろうけど、中学校、高校と、
同じようなことを何度も習うじゃないですか。
習います。
それは、全く同じことを何度もやってるわけではなくて、
その時の、その他の知識量に合わせて、ちょっとずつ新しい知識が加わって、
よりブラッシュアップされてるってことね。
視野が広がったり、より深く考えたりすることができる。
と思うんですよね。
そうだね。視野を広げなければいけないわけか。
視野が広がると楽しいんじゃないですか。
うーん、でもほら、どうしてももう背は伸びないからさ。
うん。だからこそ、何かの上に乗っかるってのが大事で。
ほう。
そう。カノ・ニュートンも、我々はね。
カノ・ニュートンも。
そう。巨人の肩に乗っているようなものだと。
12:03
つまり視野が広いのは、それまで積み上げてきたものの上に自分たちは乗っているからこそ、
遠くまで見えるっていう言葉があるんで。
ほう、そんな言葉初めて聞いたぞ。
そう。なので、ぜひね、皆さんも。
過去の人の知識を。
そうそう。リアルに感じるところもあれば、
過去の人の知識の上に乗って、
より早く理解を進めるっていうのができるんじゃないかと思っています。
そうね。より早く進めるからこそ、その先に同じ一生の間に進むことができるからね。
とか、楽しいことがたくさん覚えられるわけ。
楽しいこと。
そうですよ。
楽しいこと。
世の中の見方が増えるっていうのは楽しいことだと思っていて。
なるほど。
そう、ブラタモイを見ると感じますよね、そういうふうにね。
感じるね。何の分野にしても、その分野にハマっている人に話させるのが一番いいよね。
それを分かるかどうか、理解できるかどうかはともかくとして、
本当に好きそう、楽しそうだものね。
そう。4月にもらったメールで、
今日シェアした中にはないんですけど、
そうね、私見てないもん。
あのですね、だいぶ前から聞いていますが、初メールです。
いつも何言ってるか理解していません。
なのに聞き続けているのは何でだろうっていう質問が来ています。
何だろう。
来月、これに、この質問にお答えようと思います。
そんな感じで、
週刊ですって感じ?
4月に入ってから来ているので、
週刊化するには何だっけ?
3日まず続けるんだよね。
とりあえず、来月までに答えを考えます。
なるほど。
考えますってやって、まだ考えついてるわけじゃないの。
答えるって言うから、もうその答えは自分の中にもあるのかと思ってた。
今日は3月の方にお答えするので精一杯なので。
オープニングはこの辺にして。
そうですか。
3月にメールをいただいた方のご紹介をして本編に行こうと思います。
あとですね、3月、
Twitterやら何やらとかと、
オトバンクのaudiobook.jpのおまけとかでですね、
私の母が他界したというようなのを知って、
いくつかメッセージをいただいた方もいらっしゃいまして、
どうもありがとうございます。
無事に葬儀なども終わっております。
なんとなく落ち着きました。
ありがとうございました。
ということで、3月にメールをいただいた方の紹介をして、
本編の方に行こうと思います。
3月にメールをいただいた方々です。
コッパーさん、いっきゅーさん、
バンブーさん、さいさん、
やわらかさん、しゅしゅさん、
ひでせりさん、ぐーさん、
さとうあまおさん、
ふたさんぽぴとさん、
パックスケのちしさん、
マークさん、しかぞうさん、
すぴか48さん、
15:01
たくわんおしょうさん、
ディーバさん、たけさん、
やまくじら2号さん、
サイクルマンさん、
かかりいりひろさん、
ぜろめんさん、いわとびさん、
きんさん13号さん、
レモニーさん、
まおくろさん、以上の方々からいただきました。
メールありがとうございます。
ありがとうございます。
ということで、本編では皆さんの質問を中心に取り上げてみたいと思います。
よろしくお願いします。
では、1通目のメールの紹介からお願いします。
ひでせりさんからいただきました。
大根などを煮て味を染み込ませる際、
よくテレビの料理番組などで、
加熱するときよりも、
冷めていくときに味が染みます、
などと聞きます。
味が染みるのは、
大根と煮汁の成分濃度のばらつきが
均等になろうとする現象なのかな、
と思っていましたが、
浸透圧の理屈はそれであっていますか?
その場合、冷めるときに染みる、
というのはどういう理屈なのでしょうか。
もし、分子が活発に動くために染みやすい、
ということならば、
加熱している方が染みやすいように思います、
といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これ、なんか、過去に
吉谷さんが話をした記憶があるんですよね。
そうだっけ?
あまり私には、
うん、うん、うん、聞いたことあるよ。
ほら、あまり、なんていうのかな、
料理にはちょっと、
ちょっと距離を置いている関係で、
聞き流した記憶はあるんだけど、
右から左、ツーッ。
えっとね、これいくつか調べると、
染み込むのは、
浸透圧とかね、
分子が動くっていうので、
熱い方が染み込んでいくのが、
早く進むっていう風に書いてある、
資料とかもあったりするんですが、
ちょっと面白かったのは、
えっとですね、
愛知県の中学生が、
科学部、煮物班、1年生の子が、
煮物班。
はい。
冷めるときに味が染み込むのはなぜか、
っていうのの実験をしているっていうレポートがありまして、
で、大根、人参、こんにゃく、豆腐の食材を、
味付けをして、
どうやったらよく染み込むか、
どういうときに味が染み込むのかっていうのを、
実験したっていうのがあります。
で、
まず一番わかりやすいのは、
時間をかけると、
より一層染み込むのかっていう実験をしています。
結果はいずれも、
18:00
同じ温度実験でってことね。
そう。
30分、1時間、1時間半後の食材に、
味がどれだけ染み込んだかの、
染み込み具合を調べたと。
はい。
冷ます時間を長くした方が、
要は放っておく時間を長くした方が、
味が染み込みやすい。
味が染み込みやすいというか、
より染み込むってことね。
うん。
しかしこれは当たり前と。
食材を浸しておく時間が長ければ、
長いほど味は染み込みやすいと。
うん。
結果は、
予想される、
実験前に予想したものと、
相違なかったってことね。
で、今度は、
時間が長ければよく染みた。
はい。
水溶液の温度を変えて、
20度のときと60度のときと100度のとき、
それぞれ10分、30分、1時間、
100度はずっとぐつぐつしたんだろうね。
ぐつぐつになったの?
あ、えーと、
まあまあそうですね。
なんですけど、
えー、
10分、30分、1時間は、
だんだん増えていくのは分かっているんで、
うん。
えーと、20度、60度、100度で、
えーと、
どう進んでいくかっていうのの、
要は進み具合の差を見ると。
うんうんうんうん。
いずれも、
100度、要は温度が高い方が、
味がよく染み込んだ。
うん。
というのがあって、
えー、
温度が高い方が、
温度が低いときよりも、
早く染み込むっていうのが多かった。
はい。
どこもまあまあ、
予想される。
ってことは、
冷めるときに染み込むって話と矛盾するよね、
それはね。
うんうんうん。
うん。
で、
えー、
次の実験が面白くて、
大根は煮れば煮るほど重さが軽くなり、
えーとね、
加熱時、冷却時の食材の重さはどのように変化するか、
っていうのがあって、
大根は煮ると重さは軽くなり、
1時間半後に火を止めて冷やすと、
逆に重さが増していったと。
途中で取り出してはかんのね。
うん。
こんにゃくについてもそうだと。
加熱することで食材の中の水分が抜け、
要は染み出し、
冷却するときに逆に水分と一緒に、
えー、
味の成分が染み込むのではないか、
っていう仮説がここで出た。
うんうん。
で、
最後の実験は、
えー、
大根こんにゃくを2センチ角に切り揃えて、
えーとまあ、
水溶液を作って、
えーと、
パターンA、
食材を、
えー、
室温で入れて、
加熱し沸騰するまで約15分。
沸騰してから5分煮たもの。
トータル20分使ってるわけね。
を、
加熱中に味が染み込んだものとしましょう。
サンプル1。
うん。
一方、
沸騰させます。
要は水溶液を。
うん。
そこに材料入れます。
で、
5分煮てから15分冷やす。
これが、
冷却中に味が染み込んだものとしましょう。
うんうんうん。
同じ20分突っ込んでのね。
うん。
で、100度でぐつぐつしてる時間は、
両方とも5分なわけ。
うん。
片方は、
味がついてるもので、
加熱をしたっていうので、
もう片方は、
えーと、
冷却をしたっていうのが違う。
うん。
さて、
どっちが味がよく染み込んだでしょう。
また同じだったでしょうか。
前者。
前者はどっち?
前者の方が味が染みてると思う。
えーと、
加熱、
加熱時に味が染み込む派。
21:01
これはですね、
なんと、
冷却中の方が、
よく染み込んだ。
つまり、
えー、
俗に言われる、
冷める時に味が染み込むっていうのは、
本当そうだということがわかって、
さっきの、
えー、
食材の重さの比較と考えると、
えー、
加熱すると、
だんだん、
えー、
細胞が壊れていって、
えー、
染み込みやすくなるっていうことが起きますと。
うん。
で、
えー、
もう一つは、
えーと、
食材の中の水分も膨らんで、
うん。
えーと、
外に、
えーと、
少しずつ出ていきますと。
うん。
冷やしていく時には、
えー、
水もちっちゃくなるし、
あとは、
えーと、
加熱前にあった気泡とかが、
えーと、
膨らんだものや、
えーと、
ぐつぐつする時に、
えーと、
沸騰して、
えーと、
水蒸気でできている、
ちっちゃい気泡などもできるんだけど、
うん。
えー、
冷却時に、
えーと、
そこに、
えー、
外から水分が入ってきて、
そこに、
その水分は、
味がついている水分ね、
が入ってくるので、
うん。
浸透圧というよりは、
えーと、
水溶液、
つまり、
煮汁のね、
えーと、
大きくなったり膨らんだりと、
細胞が破れたりするっていうのとかがあって、
えー、
冷える時に、
より味が、
えー、
奥まで染み込むっていうことが起こっているようだというのが、
えーと、
研究のまとめだそうです。
すごいね、
その研究。
で、
えー、
加熱することで、
食材の表面や、
中の細胞が、
えー、
染み込みやすいっていう状況に変わるので、
一度熱くした後、
えー、
冷ますっていうのが、
味が染み込みやすいという風になっていますよ、
という風な結論になりましたっていうのが、
えーと、
この、
えーとね、
これは何だっけな、
なんかあのね、
コンテストに応募してるんですよ。
ほうほうほうほう。
すごいね。
オリンパスの、
えーと、
自然科学観察コンクールっていうのがあって、
うんうんうんうん。
はい、
ということでですね、
えー、
なんだろう、
冷める時に、
はい。
大人のあれもあるんだろうけど、
すごいそのまず、
一番簡単なところから、
いろいろ実験をしていって、
で、
条件を変えて、
で、
そこから一つの仮説を出してみて、
それをまた、
その仮説を検証するにはどうしたらいいかって、
実験内容を考えたわけ、
考えるわけですよね。
そう、
やっぱり。
で、
それで実際に実験して、
そうそうそう。
で、
そこから、
じゃあこういったことが起きているからだろう、
という、
その推定をして、
結論を出したわけですよね。
そう。
で、
それが本当に、
あの全部が全部正しいかどうかはまた別として、
その組み立て方むちゃくちゃすごいですね。
多分、
あの、
指導の先生もいたんじゃないかと思うんですけど、
科学部みたいなところで、
もちろんいるとは思うけど、
まあ、
だからそういう実験のやり方、
その論文というか、
論文だよね、
でもね。
あ、
論文というか、
実験計画ですよね、
まずは。
うん。
そうね、
24:00
実験計画を立てて、
ここがね、
面白いね。
ちゃんとやってないと、
別の理由で、
それは味が染みたんじゃないんですかって突っ込まれちゃうんだけど、
温度が高いほうが味が染み込みやすい、
これは多分合ってるし、
体感とも合ってるし、
物理的にも合ってると。
一方で、
温めながらっていうのと、
冷めながらっていう時間が同じだったときにどうかっていうのとかが、
やっぱりうまく実験をしないと、
比較ができないのかなって思って。
うんうんうんうん。
すごいなあ。
なんかあの、
よく子供を対象にしたそういう、
夏休みの自由研究コンテスト的なものっていくつか多分あると思うんですけど、
なかなかその現場というか、
そういうのにアンテナ張ってる人じゃないと、
普通はそういう情報入ってこないけど、
時々すごいのがあって、
普通の一般の人にも情報が流れてくるじゃないですか。
全国一とかになったやつだとあったりしますけどね。
そうそうそうそう。
そういうのって本当によくできてるなと思ったのと、
あとあれ前も話題に出したかな、
水とお湯だったらどっちの方が早く凍るか。
はい。
お湯だったかちょっとその温度はわからないけど、
それをやっぱそれも、
それ日本じゃないんですけど、
どっかかな、中学生ぐらいの子だったような、
なんかそんなに上の子じゃなかった印象があるんだけど、
結論としてはお湯を凍らした方が早く凍るっていう結論を出して、
その実験を何度も繰り返して、
で提出した先生から、
いやそんなはずはないと否定はされたんだけど、
それが最終、
最近実験というか理屈的に証明されたっていうようなニュースを見て、
すごいなと。
だからその実験自体には多分そこまでの結論は、
なぜそうなるかまでは当然わからないけど、
でも実験結果としてそうだったってところまでは持ってってるんですよね。
大人から否定はされてるにもかかわらず、
でもデータとしてはこうだったというのを出したことによって、
新しい常識が生まれたっていう。
っていうので最近は、
だしを多めに作って凍らせるんですけど、
よく粗熱が冷めたら冷凍庫に入れるって書いてるけど、
熱い方が凍るって早めに入れちゃうようにしちゃった。
別に早く凍らせる必要はないので、
粗熱を取ったからの方がいいと思いますよ。
粗熱取ってると入れ忘れるのよ。
それはまた別の問題だと思います。
そこで一旦作業が終わってしまうので、
だからそれは別の現象で、
冷蔵庫の中の他のものによくないと思いますよ。
そこはほとんど物は入っていないところなので、
多分影響はあんまないだろうという定義はしてはいるんだけど。
27:01
日本だと昆虫の観察とかで大人顔負けの結果を出す人がいたりしますよね。
そうね、鎌切先生とかもいるしね。
それは大人でしょ。
そうだけどさ、だけど、
ちっちゃい頃の昆虫好きがこうじてああなるわけでしょ。
そうそう。
何年も、
昆虫のことが好きになったことが多分昔から好きなんだよね。
何年もセミの抜け殻を数えたりとかね、
っていうのとか、
虫の行動を夜な夜な明かりに飛んでくる虫を数えたりとか、
なんだっけな、
木によってカブトムシが昼間も蜜を吸っている木があるとかっていうのを調べたのが最近あったじゃないかな。
そうなんか、すごいよね。
本当に大人的な常識を持たないからこそ、
目の前にある現象を素直に受け止めるっていうのかな。
このペースで行くと夜が明けてしまうので、
そろそろ次の質問に行こうと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
佐藤天男さんからいただきました。
今見ている太陽は8分前に出た光が見えているという話を聞きます。
それについては理解できるんですが、
1億年以上前や100億年以上前の光と言われると理解ができません。
光は100億年以上経っても消えたりしないのでしょうかといただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
宇宙が広がっているからどうこうとか、
赤方変異とかその辺はちょっと置いておいて、
まず光の速さは有限なので、
月まで光が届くのに1秒かかったり、
太陽から出た光は地球に届くのに8分20秒かかったりするっていうのが何となくわかると思います。
光の速さは有限だからね。
ってことはちょっと遠い星はもっともっと時間がかかるっていうのもわかると思います。
じゃあ遠くの星から出た光は地球に届くときにどうなっているかっていうのを少し話すと、
まずどういう言い方をするのがいいんだろうな。
ある方向に出た光っていうのは何も遮るものがなければずっと飛んでいきます。
劣化って言い方はいいのかわかんないけど、
性質は変わらずに突き進むわけね。
逆に言うと何かがあれば遮られたり、
または反射したり屈折したりすることを皆さんご存じだと思うんですけれども、
宇宙空間のような真空の中を光が進む場合は、
光自体が勝手に少なくなってしまうことはありません。
なんですが、光がある方向に対して発射られたとすると、
30:01
だんだん広がっていきますよね。
距離が2倍になると、広がった面積が4倍になるっていうのがなんとなくわかるかな。
あるところから光を発すると、
何で説明するのが一番いいかがね、いつも難しいんですけど、
円錐というか四角錐を考えます。
四角錐、下がピラミッドみたいな形ね。
そうですね。少し背の高いピラミッドみたいなものを考えてください。
エッフェル塔かな?
一番下が正方形ね。
上の頂点までまっすぐにつながっています。
真ん中、エッフェル塔でも東京タワーでもいいんですけど、大展望台があって。
いいね。この間スカイツリー行ってきました。
ちょうど真ん中のところに展望台を作るとすると、
てっぺんから光が出ます。
下に向かって光が出ると、大展望台のところに光が通るっていうのが想像できると思うんですよ。
その光は大展望台に何もないとすると、地面まで届きますよね。
そうすると、地面では大展望台の面積の4倍になってると思うんですよ。
面積がね。縦横2倍になってるから。
ということで、光はなくなりはしないんだけれども、倍の遠さのところに行くには、光の強度が4分の1になってしまうんです。
だから、月が今よりも倍遠いところにいたら、
同じ月の表面の明るさでも、地球から見ると、それは明るさ的には4分の1の明るさに見えてしまいます。
なので、100億年以上経っても消えたりしないのでしょうか、という質問に対して、消えはしないんですけれども、
とっても遠いところから来る光は、その星から発せられた光は、100億年分四方八方に進んでいるから薄まるわけね。
なので、遠くの星は暗く見えます。
というか、暗く見えるにもかかわらず見えるわけよね。
そう、それも皆さんの目の網膜に反応するぐらいの力を残して、要は望遠鏡とかで見れば。
100億年先のやつは、皆さんのお家にある望遠鏡だと見えないかもしれないですけど、
少なくとも何万年ぐらい、10万年よりも近い、10万光年よりも近いようなところでは、
ご家庭の望遠鏡とかでも見えたりします。
すごいね。
で、それとまた別な話で、宇宙がどんどんどんどん大きくなっているので、
遠ざかっているものから発せられた光は波長が長くなる。
ドップラ効果と同じようなことね。
遠ざかっているものから来る音は、音が低くなるのと同じように、
光についても遠ざかっているものから発せられた光はその波長が長く、
33:03
要は緑色だったものが赤っぽく見える、赤方変異って言うんですけど、
そうすると見えるはずだったものが見えなくなっちゃう。
赤外線とかになってしまって見えなくなっちゃうってことが起きたりするので、
そっちのエネルギーが下がるっていうのもあったりして、
そんなことで見えにくくはなるんですけれども、なくなってしまうわけではありません。
エネルギーとしては届いてはいるわけね。
それが可視光線かどうかっていうのはまた別だけど、
逆に言うと、紫外線だったやつが可視光にずれてきたりもします。
じゃあお肌に優しくなるわけね。
とりあえずそのくらい遠いと紫外線がやってきても、
お肌にダメージを与えるほどの力はないと思います。
なので遠くの星でもエネルギーをやってきています。
すごいね。
なんだろう。
レーザーっていう光があるじゃないですか。
レーザーの特徴の一つが直進性。
光は1トンから出たら四方八方に広がっていくけど、
レーザーは基本的にまっすぐ進むっていうけど、
遠ければ遠いほど出てきた光はレーザーと同じようにまっすぐ進んできたってことですよね。
ちょっと途中の星の重力レンズ広角なんかそういうのがあったりするのかもしれないけど、
そういうのを無視すれば。
光的にはまっすぐ飛んできてますよ、いつも。
レーザーじゃないですか。
空間が歪んでいるから曲がっているように見えるだけで、
光的にはまっすぐ来ているつもり。
すごいね。レーザーじゃないのにレーザー。
レーザーは光が広がらないのがポイントで、
っていう同じ方向に揃ってたくさん出るっていうのがポイントです。
さっき言った四角錐の上から光が広がって出ますよねって言ったところが、
広がらないで真下に落ちるっていうのがある程度できるんで、
レーザーは弱まりにくいんですけど、
それでもじわじわ広がってはいきますけどね。
ということで、回答になっていたでしょうか。ありがとうございました。
ありがとうございました。では次のメールです。
ふたさんポピドさんからいただきました。
コロナワクチンの副反応についてメールしました。
私は初回も2回目もひどく高熱が出ました。
インフルエンザや風疹などのほか、
波長風や狂犬病といったコロナどころではない病気のワクチンもこれまで打ちましたが、
いずれも大した副反応はなかったのでとても不思議に思っています。
急いで開発したので薬として最適化されていないということもあるのかもしれませんが、
副反応の強さについて理科っぽい見方をするとどういう理由がありそうか、
いくつか候補を考えてみました。
1、初のメッセンジャーRNAワクチンということで、
36:04
これまでのワクチンには含まれていなかった成分の毒性が原因。
2、メッセンジャーRNAによって接種部位の細胞が壊されることが原因。
3、細胞が作り出すスパイクタンパクへの免疫の過剰反応。
4、出来上がったスパイクタンパクが体内の他の細胞を攻撃することが原因。
お二人ならどのように考えられますでしょうか。
いただきました。
ありがとうございます。
出ました?熱。
私は出ましたよ。
私も出ました。
いくつかのワクチンでは、やっぱり熱が出たり、
人によっては寝込んだりするようなワクチンもあるんですよね。
私の同僚がアフリカに出張するときに、
何ワクチンだったんだっけな。
大熱病とかじゃない?
大熱病だったのか、破傷風だったのかわかんないですけど、
どれかのやつでは熱が出て結構大変だったっていうことを言っていました。
ちなみに、これは日本旅行医学学会っていうところで、大熱病の。
なんかいいね。旅行医学、旅行だって行きたいね。
説明で、ワクチン。
大熱ワクチンの副作用は通常軽度で、摂取者の10から30%で、
軽度な全身性の有害事象が報告されていますみたいなのがあって、
微熱、頭痛、筋肉痛などがあり、
最後、2から3日で始まり、5から10日続きますみたいな、
っていうようなことがあったり、
いくつかワクチンごとに副反応の強さっていうのは違っています。
今回のメッセンジャーRNAワクチンは、少なくともメッセンジャーRNAが入っていない、
溶かしてある油みたいなやつだけでは、この副反応は出ません。
これまでのワクチンに含まれていなかった成分の毒性化原因ではないと思います。
メッセンジャーRNAによって摂取部位の細胞が壊されることが原因、
これも違うと思います。
なので、3番目に挙げていただいた、
細胞が作り出すスパイクタンパクへの免疫の過剰反応、
こちらじゃないかと思います。
そうすると、例えば、この過剰反応の原因がよりもっと分かるようになれば、
新しいワクチンとして、そこまで副反応が出ないものが開発される可能性はあるわけですか?
モデルナのワクチンとかは、3回目の接種の時には、
1回目、2回目の3分の1でいいですとかってあって、
適正量っていうのが本当に、もっと少なくてもちゃんと効くんじゃないかっていうようなところも、
その辺はまだ試行錯誤があるんじゃないかと私は思っています。
モデルナの方が、ワクチンの効果としては強いって聞いたことあるんですよね。
その分だから、副反応も出やすいとか、
あと、モデルナアームっていうのって聞いたことあります?
39:03
比較的女性に出やすかったんだけど、
その接種して、しかもちょっとタイムラグがあって、
1週間ぐらいした後に腕が腫れてくる。
赤く腫れるっていうのがあって。
そうなんですよね。
それが初めのうちはマイナスの重害事象としてすごく言われてたんだけど、
でも逆にモデルナの方がワクチンとしての効果が強いから、
そういったのが出やすいっていうような話も聞いて。
それは何倍も高いんだったらあれですけど、
2倍とか3倍だったら50歩、100歩じゃないですか。
そうですね。だから有効性が極端に違うわけではない。
Aの数によっても違うんでしょうけど、
例えば97なのか97.5なのかとか、
そういったような差なんだとは思うんでしょうけど、
そこの0.5のところにそういう反応の違いがあるみたいなことは聞いたことがあります。
ワクチンは一般的にこれまでだと、
生ワクチンと呼ばれる生きているけど弱いっていうワクチンと、
不活化ワクチンっていう病原体をすりつぶして、
活動はしないんだけど残骸が残ってるっていうようなやつね。
だからそれを接種するタイプがあって、
一般的には生ワクチンの方が本当に病気にかかったような免疫ができると。
一方で不活化ワクチンは、
ものによっては複数回接種しなければいけない時がある。
1回では十分に交代ができないっていうのがあって、
今回のメッセンジャーRNAワクチンはすごくピュアで、
スパイクタンパクだけをたくさん作るんで、
スパイクタンパク、個人的にはちょっとデジタル的というか、
特徴的なことだけを免疫細胞に覚えさせるっていうのがあるんで、
とってもピュアで純粋なワクチンなんですよ。
作るものが。
つまり不活化ワクチンみたいな病原体を、
能力を失わせた不活化してバラバラにしたようなものよりも、
本当のウイルスの部品をたくさんたくさん体の中で作るっていうものなので、
体の中ではコロナウイルスにかかったのに近いような、
ただ毒性がないっていうようなことが起こるんで、
熱が出るのかななんて思っていました。
逆に言うと、コロナのウイルスに感染しても熱が出ない人がいるのと同じように、
人によってはあまり出ない人もいるのかなっていうのが私の解釈です。
たぶんここらへんに関してはまだまだデータ集めていろんな分析をして、
42:05
そう、副反応が少なめな手っていうのもあるのかもしれないですけど。
今後また開発されてくるだろうし、状況としては変わってはいくんでしょうけど、
まだ結局今の段階は臆測にしかまだならないわけですよね、出てる情報としては。
熱が出るっていうのは、免疫細胞が活発になってるっていうのはわかっているようなんですが、
なぜメッセンジャーRNAワクチンだとそれが強いのかっていうのはわかっていなくて、
一方で生ワクチンでもそうなんですけど、
いくつかのワクチンでは実際に病気にかかったのに近いような熱が出るとかっていう可能性はあるので、
メッセンジャーRNAワクチンだからすごくひどいというよりは、
他にも副反応の出るワクチンはあるので、
一概にメッセンジャーRNAが悪いということでもないと思います。
ということで。
ワクチンがどんどんどんどんもっと宣伝されて、痛くないのがいいな。
刺すときには大して痛くなかったですけど、やっぱり打ったところがしばらく痛かったり熱が出たりするので。
どのワクチンが熱が出やすいかとかっていうのはちょっと調べきれなかったんですけど、
私の同僚はワクチンの副反応が辛くて会社を休んだっていう実績があります。
それはアフリカに行く前ね。
もう10年ぐらい前かな。
肝炎系のワクチンとか、
あとは、
何か心当たりが?
ワクチンは、
例えばアフリカに長く滞在する人は2ヶ月前ぐらいから準備をしないといけなくて、
気軽にいろんな病院で受けられるワクチンじゃないので、
どこで受けられるかを調べて、
しかも行ってすぐに受けられるわけじゃないから予約をして、
情報を調べれば多分このワクチンは何回で、
その間は何週間開けてっていうのが出てくるけど、
それを自分でスケジュールしてしなきゃいけないってことですよね。
そう。あるクリニックのところでは、
4週間かけましょうと。
最低3回。
最初の時に、
A型肝炎、B型肝炎、聴知不足、狂犬病、発症風、
随膜炎菌のやつを受けて、
次の週に狂犬病を受けて、
45:00
その次にA型肝炎、B型肝炎の2回目を受けてみたいなのを推奨しております。
ということで、
エッセンジャーRNA系のワクチンは副反応が出る方が多いですが、
そんなに特別なものではないと私は思っています。
でも結構熱出たよ。
うん、だから。
でも熱が出た割には、
あんまり私熱で得た記憶がないので、
過去と比較はできないんだけど、
元気はあったなって気はしてるんですよね、熱の割には。
体温計が微妙ではあったので、
40あるかないかは微妙なんですけど、
でも39度ぐらいあった状態だけど、元気はあった。
私はあれですね、
少なくともコロナウイルスに感染したら、
これにプラスして、
味がわかんないとか肺炎になる可能性があるとか、
気管が苦しいとかっていうのがあるはずなんだなって思って。
なるほど、確かにそうね。
そう、だって同じスパイクタンパクを体に、
蒸気炉や肺からのところで増殖させるわけじゃないですか。
ということは、
プラスして、歯のつらさにプラスして、
肺炎だったり、息がしにくかったり、
他のところへの転移とかがありそうな気がするけど、
とりあえずメッセンジャーRNAのだけの獲物だったら、
スパイクタンパクだけばらまかれるんで、
それでこんなにつらいってことは、
コロナにかかったらとってもつらいんだろうなと思いました。
なるほど、その視点はなかったわ。
それが何万人に1人しかかからないっていうんだったら、
ワクチンとどうしようかなって思うけど、
何千人に1人とか何百人に1人ってなってきているので、
ワクチン打ってもいいかななんて思いました。
はい。
ということでメールありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のメールです。
3月16日23時36分頃、福島県沖を震源とする大きな地震がありました。
私が住んでいる福島県岩岸市では、
震度5強の強く揺れ動くが長く続きましたが、
我が家もご近所さんにも大きな被害がなく良かったです。
ただ時間が時間だったので怖かったです。
さてこの地震、震源地が福島県沖と発表されましたが、
この何々沖とはどのような基準なのでしょうか。
出口を震源とする地震は何々付近と推定できますが、
海洋型の地震は震源地そのものは特定できても、
丸々沖というのは震源地から一番近い海岸線を基準に
何々沖と設定しているのでしょうか。
48:07
山鯨2号さんのメールです。
最近も時々地震が発生していますが、
地震エネルギーのマグニチュードはどのように測定するのでしょうか。
震度はその場で感じた揺れの強さですが、
マグニチュードは観測網とコンピューターがないと、
数値を出すことは不可能でしょうか。といただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ということで地震の話なんですけど、
まず何々沖。
これは調べきれてないんですが、
気象庁に地域に関する用語っていうのがありまして、
沖っていうのがあります。
この沖、山治の中。
沖、また沖合っていうのがあって、
沖というのは海などで岸から遠く離れたところを示したときには、
沖と使いますと。
なので、沖っていうのがあったら、
海などで岸から遠く離れているのが沖ですと。
まずはね。
で、逆にというか海岸線のからやや近いところは何ていうかっていうと、
沿岸。
ほうほうほう。
おおむね37キロ、20海里ぐらい。
で、海岸は陸と海の相接する地域が海岸。
はい。
ということで近い方から海岸、沿岸、沖。
で、沖合は沖と同じだそうです。
なるほど。
日本の領土っていうのかなっていうのが何20海里だっけ?
領海ね。
領海、アルプじゃない?
はい。
で、その海にあたる部分っていうのは、
例えば何々県に所属するとかって決まってるんですか?
一応、県境が海と接しているところから、
県境の筋をまっすぐ伸ばすのは違うんだよな。
まあまあ決まってます、ある程度。
ただ、そこで何ていうの、
ここは何々県のものだから何々によこせっていうのはあまり起きません。
何々によこせっていうのではなくて、
そういうのを基準に何々県沖っていうんだったらいいのかなと思った?
結局沖は陸から遠いところなので、
一番近い主要な地名をくっつけてほにゃらら沖っていうのが一般的なようです。
じゃあ大体やっぱりその一番近い県っていうことね。
都道府県が多いんだけど、
北海道みたいなところだと、
北海道沖だとわからないんで都市が採用されますよね。
具体的には?
札幌沖って今頭に浮かんだけど、
札幌沿岸じゃないんで。
札幌沿岸って今頭に浮かんだけど、
串浦沖とか。
串浦沖とか。
ほー。
51:00
そうそうそうそう。
あとは、
そういう感じで、
海の方向がわかる都市名だったり県名だったり、
結局東北地方では、
福島県沖っていえば必ず太平洋じゃないですか。
そうね。
基本的にはそっち側にしか沿岸はないからね。
そう。でも、
鹿児島県だと、
たぶん南にあるじゃないや、
東側と西側とで違うと思うし、
内側は沖ではないからな。
沖縄は?
沖縄もだから、
ヤンバル沖。
沖縄県沖とは言わなくて、
ヤンバル沖はありそうだな。
ヤンバルはエリアなの?
ちょっと沖縄の地名に。
ヤンバル地方とかじゃない?
地方、地域。
は沿岸なの?
え、わかんない。
なので、海に面したエリアと沖っていうのを使って、
エリアの指定をするんだと思います。
なんとなくは決まってるんでしょうね。
この辺りはこれっていうのは。
だと思います。
少なくとも東北地方の太平洋側だと、
県名が多いと思いますけど、
青森県の場合には青森県の太平洋側のとかっていうかもしれないし、
都市の名前なのかもしれません。
岩手県、宮城県、福島県だと、
たぶん都道府県名で、
何ら県沖がわかりやすいんじゃないかと思います。
なるほど。
北海道とかだと、
日本海、宝塚海、太平洋、それぞれあるんで、
たぶん海に面した都市名が使われる。
あそこの津軽海峡はどこ沖ですか?
たぶん沿岸じゃないですかね。
沖にはならない距離。
さっきも言ったとおり、
20海里ぐらいが沿岸なので、
どこ沿岸?
だからそれは、
なるべく近い都市があるので、
都市になると思います。
津軽海峡じゃダメなの?
だから普通は津軽海峡でとかでいいんじゃないですか。
そうそう。
そんな感じになると思います。
冬も終わりですね。
あとよくホニャララ水道でとかっていうのは言われますよね。
水道!
はい。
水道橋?
水道橋の水道じゃなくて、
広いところで四国と九州の間とか、
あら、浸透しちゃったけど。
九州と四国の間とか。
あれ、水道なんですか?
文語水道とか、
いくつかの海には名前がついてるんで、
おっきいところはホニャララ湾っていうのがついてますよね。
あとは、
和歌山県と徳島県の間は紀伊水道とか、
で、もう少し狭いとホニャララ海峡。
浅瀬が広がってるとこはホニャララ名田って言ってたり。
玄海名田。
で、陸に囲まれるとこには湾。
湾湾湾湾湾。
という感じで、
54:01
あ、そうそう。だって東京湾の入り口は浦賀水道だもんね。
え?あ、そうなの?
そうそうそう。
なので、そんな感じで、やっぱり何かしら分かりそうな名前がつくというので、
地域名を言ってるんだと思います。
はい。
台風とかでもね、遥か彼方じゃなくて遥か遠くとかっていう時がありますよね、台風が発生すると。
うんうんうんうんうんうん。
そんなところもあって、いろんな言い方があるようです。
で、地震のマグニチュードの話。
はい。
マグニチュードは、基本的にはエネルギーで、
どのくらいのエネルギーがその地震で放出されたかというのを予想して、
マグニチュードっていうのを出しています。
で、いろんな出し方があるんですけども、今計算するのは、
今は振幅っていうのが分かるので、
断層というか、地面が割れてずれるのが大体地震なので、
どのくらいの面積で、どのくらいの速さで、
どのくらいの量ずれたかっていうところからマグニチュードを求めるっていうのがあって、
それを予想するんですね。
それを地震系がこっちにどのくらい動いたっていうのだとすると、
あの辺であのくらいの面積がずれたんだろうっていうので計算して出すんですけれども、
それは今どきだからそれができるので、
昔は全体の被害がこのくらいだったってことは、
このくらいのエネルギーが放出されたに違いないって言って、
予想でマグニチュードっていうのを後からつけている。
じゃあ、今みたいにほぼリアルタイムに
マグニチュードどのくらいのものが発生したっていうのは、
昔は言えなかったわけですね。
言えなかったです。
震度いくつっていう情報だけで、
後日大体マグニチュードどのくらいだったんだろうっていう形で発表されてた。
なので、今だといくつかのマグニチュードの計算の仕方があって、
速報に向いている地震系だけ持ってくればいいっていうタイプと、
もう一つは地震系の動きから断層の断面を細かく計算して、
そこの面積と動きを計算した後、
マグニチュードを出すっていうタイプのマグニチュードと、
いくつかマグニチュードがあります。
じゃあそのマグニチュード、いろんなマグニチュードを出した上、
最終的にはいろんな出し方で出した上で、
どれかを採用するわけですよね。
気象庁が採用しているマグニチュードっていうのと、
速報で計算機でパパっているマグニチュードっていうのがあって、
あと世界的に使われるマグニチュードだったりっていうのがいくつかあって、
モーメントマグニチュードっていうのがあったりするんで、
そういったものが少しずつあるんですけど、
劇的にいくつも数字が違ったりはしません。
小数点以下がちょっと違うとか。
もちろんね、そのくらいの要は何倍も違うっていうのも含めて、
57:05
誤差として起こることがあります。
なるほど。
なので今は速報で出てて、その後少し修正されてっていうのが多いですけれども、
昔のやつはマグニチュード7クラスの大地震が起きたとかって言い方をして、
あまり小数点もないですし、
クラスっていう計算から出したんじゃないですよっていうふうな書き方をすることが多いんじゃないかと思います。
なるほど。
マグニチュードは1935年ぐらいに提案されたようです、アメリカで。
そのときには地震系で観測された最大振幅のログを取るという、
対数を取るっていうので計算されてたんですけど、
それをあちこちから集めると地震の震源でどのくらいだったかっていうのが分かってっていうので、
マグニチュードの計算を地震の大きい規模について測るというようになったりして、
これはモーメントマグニチュードっていうのが1979年、
もう最近とは言わないですけども、
いろんなところで計算機が使えるような時代になってから
モーメントマグニチュードっていうのが提唱されて、
それが世界的にある程度使われていて、
それに対して速報で出やすいやつや気象庁が使っているマグニチュードの計算がありますという感じになります。
はい、ということで質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
今気がついたんですけど、4月は金曜日が5回ありますね。
そうですか。
はい。
カレンダーが変わったのか?
カレンダーが変わった?
いや、今気づいたって言うから急に変わったのかななんて。
急に変わったわけではないですね。
カレンダーをしっかり見ずにメールの回をやってしまったんですが、
なのでこの辺で前半を終わりにして、来週メール紹介の後半をしようかなって思います。
そうきたか、それを今気づいて今提案?
実は収録が始まった後には気がついたんですけど、
今気がついたのはちょっとだけ嘘ですけど、収録が始まってから気がつきました。
なるほど、すごいね。
それも一つの特性的なものなのかな、そういうのをうまく若いうちから理論的にまとめられる、もしくは理論的に考えられるっていうのも。
どういうこと?
すごいなー、結構中学生とかそういう人がすごく理論的に物事を考えて分析して実験して結論を出すわけじゃないですか。
煮物の話?
煮物、そうそう。え、じゃあ一番初めのってそれじゃなかった?
そうそう煮物の話ね。
その子はさて、そこからその子は料理が得意かどうかっていうのはまた別の話だけどね。
1:00:03
ただ、その辺の実験をどこまで細かくするか、もちろん精度を上げるのもいいんですけど、
自分が欲しいデータだけ取るときに本当に何でもかんでも細かくすればいいのかっていうのとかもまたありまして、
大学の研究室とかだと自分の研究してる間に全く結果が出ないっていうのは何なので、
基礎実験のところだけをやって本当だったらここまでやりたいのにっていうのに間に合わなかったりするっていうのもあったりはします。
結構第1法、第2法っていう形でなんか小出しにすることもありますよね。
だから、やっていくうちにやっぱりその先にもう一つ疑問ができたりするじゃないですか。
もともと予定、想定していたものから。
そういうやつだととりあえずここまでをまとめて一応なんとなく結論というか出して、
で、改めて第2法って続きで出して、なかなか楽しいですけどね。
ということでね、科学的な物の見方も大切だけど、
煮物は美味しく食べましょう。
煮物は煮物で美味しく食べるっていう話で。
美味しければ何でもいいと。
というかうんちくもいいけど、美味しく食べるっていう風にお料理をするときには力を振った方がいいと思います。
そうしないとね、毎日煮物のときに途中まで煮たやつを取り出して半分に切って、
どこどこ何ミリまで染み込んでいるみたいな話にやってるとキリがないので。
一方で冷えるときに味が染み込むっていうのが分かったとすると、
ぐつぐつぐつぐつ煮込んでるとガスももったいないし、
いっぺん冷やしてとか冷ましてね。
で、その後もう一回温め直した方がよく染みるんじゃないかとかっていうので、
ガスの節約にもなるし、
うまい段取りを組むと一晩置かなきゃいけなかったって思っていたのが、
お夕飯に間に合ったりするっていうのも工夫ができるかもしれませんね。
翌日のカレーが当日食べられるって感じ?
例えばね。
その辺はね、ほにゃららを入れると何っぽくなるっていうのとかもあるので、
油が乗ってないお刺身にオリーブオイルをかけると、
しばらく置いておくと油が乗るみたいなこともあるらしいので。
でもそういうライフハック的なのって結構いいよね。
おいしく食べる。
そうそう。
それに対して理屈が分かると何ができるかっていうと、
応用ができたりとか、より一層の工夫ができたりするっていうのがポイントなんだよね。
経験でほにゃららのほうがほにゃららですよっていうのは、それはそれでできる。
さっきもあったように、冷えるときに味が染みるっていうのは、
経験上分かっていても、
冷ますのがどれくらいだとどれくらいこの味が染みるかっていうのが分かれば、
効率化に役に立つし、
1:03:01
あとは節約とかにも役に立つと思うので、
その辺は科学的アプローチと実際的アプローチを行ったり来たりするっていうのが、
実際には行われるんじゃないかなと思います。
そうね。
私は刺身にはおわさびはいらない派なんですけど、
どうなんですかね。
それは好みじゃないですか。
なんだったら生臭い魚がむちゃくちゃ好きなんですけど。
私も臭みがある魚嫌いじゃないですよ。
大好き。
ということで、今日はこの辺にして、
残りの質問は来週に回したいと思います。
そんない理科の時間では、皆さまからのメールをお待ちしております。
質問だけではなくて、こんなことがあったよ、聞いてますよ、だけでも構いません。
ぜひメールを送ってください。
メールの宛先は、
またですね、
そんないプロジェクトというグループで、
そんない理科の時間のほかに、
そんない雑貨店、そんない美術の時間、
そして元祖そんないプロジェクトのそんなことないショーを配信しております。
また他にもですね、
昔やっていた番組などについても、
そんない.com、sonai.comのウェブサイトから聞くことができます。
またメンバーは、
YouTubeでの配信、
ラジオトーク、
ボイシー、
あとはスタンドFMなどでも、
音声配信を行っておりますので、
ぜひそちらも探してみてください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、
そんない理科の時間、
第457回にしたいと思います。
お送りいたしましたのは、
よしやすと、
かおりでした。
それではみなさん、
次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
ごきげんよう。