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[音楽]
こんにちは 自分でデザインするカジリストリセッターリストの山本香里です
あの人の毎日はカジや暮らしをテーマにしたポッドキャスト番組です
今週も先週に引き続き元アレッポ博物館客員研究員 エブラワハイトホッキ人であり
アラビア語日本語通訳者の山崎弥生さんをゲストにお迎えしています
今回で弥生さんの最終回となります 前回の続きからお聞きください
[音楽]
私行った頃まだいましたし スイカ売りのおじさんが馬で売りに行っていましたね
いましたね 街の中で
あれまた美味しいんじゃないかなと
そうなので スークがね 観光スークじゃないんですよね
確かに観光用の部分もありますけど それはなんか悪ノリで
本来的には普通にみんなが買いに行く スークは専門店街みたいに分かれていて
このエリアは絨毯とか野菜系とか お肉屋さんが並んでいるエリアとか
いろいろあって 買い物行くと思ってたんですけど
買い出しは男性の方が多いイメージがあったんですけど
そうですね 結構男性は買いに行く人が多いですよね
かといってそれも家庭によりけりだと思うんですよ
うちの旦那とかなんか絶対行かないですよ
そうなんですか
そうですよ 買ってきてとか言えないもん
そうなので家庭によって違うと思うんです
でもやっぱり買い物に男性がいっぱい行っているのを 見かけましたね
結構多いと思います
女性が行かないわけじゃないんですけど
買ってきたのに傷つけたりするんですよね
人に行かせておきながら
そうなんだ 当時はスーパーみたいなのは全然なくて
帰る直前にスーパー風のものがちょっと出てきたくらいだったんですけど
やっぱりみんなお肉はあそこのお店とか
お野菜はあそこのお店とか
やっぱりそうなると馴染みになってくるので
例えば旦那に行かせる時でも
アブなんとかさんの
アブアブ堂のお店じゃないとダメよみたいなのが
ビーがさしてあって
そこだとちゃんとしたものを売ってくれるからとか
気合があるからとか
開けてくれるからとか色々ね
私もやっぱり行きつけの屋親とか行きつけの肉屋とか
03:01
ありましたから
これを何キロとか1キロとか半キロとか
測り売りをしていて
書いてある値段も数字が
アラビア語の数字
だから最初わからなくて大変だと思って
飛行機の中でそれだけ覚えて
数字だけ覚えて
行ったのを覚えてますけど
季節の野菜とかがいっぱい並んで
美味しかったですよね
本当に私も知り屋に行って
自分ってバカみたいに思ったんですけど
キャベツって冬の野菜なんだっていうのを
気がついたりとか
そう、ほうれん草も冬ですよ
葉っぱものって冬なんだみたいに
日本だと全然季節感がないので
いつ行けば
今年はもうキャベツ終わるのねみたいな
春咲きになると
そういう感覚があったんですけど
それって知り屋に行って初めて気がついたんです
あと鶏とかお肉も
パックになったのを日本だと買うから
向こうでお肉を切り落としてくれたりとか
例えば鶏肉も
最終的には胸だけとか
ももだけとかにもしてくれるんですけど
最初はそういうの結構なくて
みんな一羽買って
さすがに
生きてるのっていうのはなかったんですけど
それでもほぼ一羽の鶏をつづして
それを買ってきて
でも最初顔もついて
顔っていうか頭ついて
ちょっと怖いよねとか思いながら
とりあえず仕方ないと思って
お料理をして
お料理していて
胸肉のとこを一生懸命切っていて
パカッと開けたら
鎖が出てきて
わかる私もびっくりした
鎖さんというのはここにいらっしゃったんですか?
その時に初めて知ったという
知らないじゃないですか
知らない知らない
人生31年目にしてくれました
私って思って
私も胸肉をちょうだいって言ったら
まだあばらごとついてきて
あばらと
骨プラス胸肉と鎖がついた状態で
袋に入れてくれるって感じだったので
外すのは自分で家でやる?
そうすると中に鎖さんが1本ずつ入って
鎖さんここですか?みたいな
そういうのって目から鱗がボロボロって感じで
落ちちゃうこととかたくさんありましたよね
06:02
そうなんですよね
そっかそっか
まだパックのものとかもあんまなかったから
最初の頃ほんとなかったですよ
牛乳とかも大きいタンクから
はかり売りっていうかビニール袋に入れて
CCじゃなくてキロで買って
内論袋に入れるから
ぶちって入れたらどうするんだろうと思うんですけど
袋に入れて持ち帰って
で、煮沸してから飲む
飲んでから使うっていう感じですよね
そうなんだった
だから牛乳が冷たい
後にはできたんですけども
最初冷たい牛乳なくって
まずは持って帰ってきて
煮沸して熱いのをまず飲んで
あとは冷やしとくみたいな
みんな全て万能内論袋でしたよね
何事にも内論袋がこう
そうなんですよ
これはまた余談なんですけど
コーラを買うのに
瓶入りコーラ
私一番最初にあれっぽいって言った時に
喉乾いてからお店に
なんかキオスクみたいなところがあって
コーラ買っとこうと思って
買いにもあったんですよ
瓶入りもあったので
瓶の方が安いので
4本でも買うかとか
4本だっけ何か
4本って書いて頼んだんですよ
そしたら
僕はラジオ本できなくて
これを4つこうやって
指でやったらOKって
ポンポンポンって4本
線抜いちゃったんですよ
ちょっと待って
今飲むんじゃないんだけど
とか思ったら
なんか瓶は返さなきゃいけないので
なのでポンポンって開けて
それを全部内論袋にジャジャジャジャ
入れてダブダブの
4本分
そう4本分コーラ内論袋というものを
もらって
これどうすんのよ
と帰ったことがあります
でなんか入れるものがなくて
ムニャってしたまま
冷蔵庫に入れて
とりあえず1杯分くらいは飲んだんですけど
あと次の日開けたら
冷蔵庫の中で
それは普通のお茶みたいになって
その場で袋に移し替えられるとは思わないですよね
でも確かに他の人は
4本買う人はいなくて
1本買ってジャーってそれに入れてもらって
そこにストローを入れて
そうそう
子供がそうやって飲んでるのを覚えてます
あれはそういう背景があるね
そうビニールにストロー挿してね
っていうスタイルでしたねそういえば
ビンはとにかく貴重だったのか
持って帰ってくれなかったら困るわけですよね
09:02
なので昔はビンの牛乳もあったんですよ
ビンの牛乳もあったんだけど
ビン牛乳はすごいでかい
500mlくらい入ってて
でかいやつって1Lくらい入ってたかもしれない
それでそれをビンを持っていかないと
次の日行ってくれないから
それを貰えない
そうか
なんかでもそうか
そうですよねだから測りすべてが
測り売りの世界ですよね
の世界でしたね
でなんかちろんと
少しだけ足りない時は
まあいいやつってこう少し余分とか
そうそうそう
こうなってもいいかって言われて
高いものを払うんですけども
その辺りは応用で
そうですね
私は家族が少なかったんで
買わないけどみんなね
トマト5kgとか
そうそうそう
みんな買っていて平気で買っていて
5kg何すんだよ
こうやって何日分だろうと思うんだけど
結構なんかもう
使い切っちゃうんですね1日に1回も
でもあれって
作り置きを
作り置きとか数日分とか作るんですか
結構ねやっぱ
やっぱ大きい鍋
もう皆さんのお家行くと
すげーでかい
給食のお鍋みたいな
そうそうそう
子供も多いからたくさん作るんですけども
でもある程度作りためて
1日2日分くらいは作りますよね
そうですね
だからお客さんが急に来ても
なんかいつも出てくるのかなって思って
こうやっていますね
もちろんそれなりに
作ってはくれるんですけども
基本的に誰が来てもいいっていう
状態をキープして
キープしてますよね
すごいお鍋でかいし
食べる量も半端じゃないんですけども
それもそれ以上のものを作っていて
確かに
それはやっぱお客基本みたいなのもあって
うちの旦那も
私のうちは少人数なんだけども
なんか主人が
お客ほいほいみたいな人なので
そのお客連れてきて
なのでやっぱ私も基本的にちょっと多めに
常に作っていたので
AOAさん家行くと誰かしらいた
いたですね
ほいほいにかかったしなんです
(笑)
そうそうそう
今って日本にいて
作るシリア料理とかってまだあったりします?
材料がそんなにあるんですか?
でもキャベツの季節
季節って言うか日本だと言ってもあるんですけど
キャベツでマッシュと言った例の
ご飯
ロールキャベツなんですけども
ご飯とお肉を入れて巻く
トマトソースで煮る
それをよく作ります
あとねほうれん草とお肉の炒め物みたいなのが
12:02
覚えてます?
あれも結構手軽にできるので
それもいわゆる
レストランで食べるような料理じゃなくて
家庭料理で食べていたら
その料理はそれなりに作ります
この間もほうれん草のお肉炒めみたいなのを作ったし
あと
お野菜をどばっとたくさん種類入れて
トマトソースで煮る
ありますよねお肉のやつを入れて
あれも結構作ります
まあでもさすがに
キュッベ
あの
なんて言えばいいんですか
ピロシキみたいな感じ
正しいかな?
あれはねさすがにブルゴルという
引き分け小麦が
ネットとか新大久保だと売ってあるという話も聞いたんですけど
そこまで行けなくて
なんでそういうのはさすがにくれない
あと
クーサ
ズッキンに
でも日本に売ってあるようなズッキンじゃないんですね
小さくて
ナスみたいな形のね
色も薄くて
可愛いですね
日本のズッキンはまずあの種類がないし
ナスもまあ
ズッキンには
本当は
日本の王様みたいじゃないですか
野菜が
向こうはズッキンにって
二足三門だったので
だからよくズッキンにの
お米とお肉を詰めた煮物
そこではよく行ったんですけど
日本だとちょっと難しくて
おナスでもできなくはない
おナスも美味しいんですけど
日本のおナスのサイズだと
いまいちちょっと
合わなかったり
なので
たまに近頃
用事があって
エジプトに行ったりとか
トルコに行ったりして
おナスをちょっと訪ねると
何が食べたい?って言うと
やっぱりズッキンのマシ
煮物を
多くしてしまうんですけど
美味しいですよね
懐かしい
シリアンの家庭料理はめちゃくちゃ
美味しいものがたくさんあって
日本だとこんなものが料理
なんていうの
果物が料理になるじゃないですか
どういうこと?
例えば
サクランボとお肉を煮込む
え?それ知らない
カバービカラーズと言って
へー
サクランボで
お肉を煮込む
ミンチなんですけど
甘酸っぱい
お肉料理があるんですよ
美味しそう
美味しいんですよ
特別に小さい粒の
チェリーなんですけど
15:01
煮込むやつなんですね
あとサファルジャリエって言って
カリンと
サファルジャリエって言うのは
カリンなんですけど
カリンとそれからザクロの
シロップ
ザクロの
絞り汁
それから
トマトソースで
お肉を煮込む
料理があるんですね
カリンも入れて
冬の風物詩なんですが
甘酸っぱくて
フルーティーで
だから
今まで全然
トマトソースってのはありますよね
トマトとフルーツが
入ってる
しかもザクロの
スープで
ジュースで煮ると
酸味があるので
お肉がホロホロになるんですよ
しかもパサパサになくって
柔らかくて
ホロホロなんだけども
しっとりしているお肉
へー美味しそう
あれがね
冬になると
恋しいですね
食べてないから
ザクロは泣くわないけど
ザクロが
子供の頭くらいあるのがね
言ってあったじゃないですか
うんうん
普通に生で食べても
お寿司としてもいいし
お料理にしてもいいし
ザクロで煮詰めて
ザクロエキスみたいな
日本でも梅干しエキスみたいに
してますけど
向こうでもお腹が痛いと
ザクロのエキスを
試させてくれたりとか
そうか
でも本当に食文化が
結構豊かというか
そうなんですよ
食材も本当に
豊富だったし
なんか
美味しいものいっぱいありましたね
料理にしても
なんだろうな
日本だと
そうか例えば
アーティショーク
アーティショークが
売ってあります
剥いた芯がね
ハートの部分が
売ってますよね
あれを買ってきて
どうやって食べるんだろうと思ったら
あれはゆで具だけでも結構美味しいんですけど
あれにお肉を乗せて
上にチーズかけて
オーブンで焼く
あれも美味しかったですよね
美味しかった
日本はオーブン文化じゃないんですよね
そうですね
結構オーブン使うじゃないですか
だから煮込みも確かに
煮込み料理もすごく美味しいんですけど
オーブン料理も向こうで
私は覚えましたね
さっきのチキンにしても
チキンとお芋と
だいたい
チキンとお芋だけ
をオーブンで
焼くんですけど
18:01
美味しいんです
それだけ塩と
ニンニクと
でオーブンに
お任せみたいな料理
すごくお芋がまた美味しいから
お芋の
力があるので味に
お芋の力と
鶏さんの
日本の重視さ
もっと
オイリーですよね
パサパサしてない
鶏肉が
それはあるかも
なのでそれで
オーブンそのまま入れちゃうと
ペリペリなんですけど
若干ポイっとかけて
すっこんでおけばできるので
お客がいっぱい来て
いるときは
若干時間はかかるんですけど
これを切って
鶏肉並べて
ほっぽっておけばできるので
あれは超好な
そういう料理の名前が
すごいベタで
なんていう名前の料理なの?聞いたら
芋と鶏
そういう名前多くないですか?
知り合い料理って
好きな料理のうちの一つに
フリーケはルズだっけ?
フリーケはルズ
があったんですけど
あれもお米と鶏と
鶏肉
を茹でた
お汁で
炊いたご飯と
フリーケ
焼き麦
焦がし麦
の料理とかもね
でもフリーケとお米って
普通にその名前
そのまんまやんみたいな
あとなんか
ライスプリング
作りまして
ほとんど
牛乳がゆみたいな感じ
でもあれも結構最初はちょっと
違和感があったんですけど
でも食べていくうちに美味しくなって
あれはなんていう料理?
やっぱり
ルズブハリーなので
米と牛乳
そういうのね
多いけど
美味しい奥深くて
いろんな
こんなもの?みたいな
こういう組み合わせ
こういうところで?みたいな
そうそう
なんかちょっと料理の話だけで
1回分撮れそうなぐらい
いくらでも出てくる
美味しかったし
みんなすごい
食べるものに対しては
もちろんみんな食べるの好きだし
本職がすごかったですよね
本職の仕込み?
そうそうそう
印象に残ってるのが
21:01
友人のうちに
呼んでもらって遊びに行ったら
葉がいっぱいだったんですよ
あるある
冬かな?
夏に
すごく大量に
夏が
初夏にあるかな
大量に葉が
市場に出回って
それを買ってきて
でなんか
でも乾燥させるじゃないですか
それを乾燥させて
そうだからひょっとしたら
意外と冬かもしれなくて
冬に乾燥したものが
バッてあったの?
ってことなの?
部屋中にね
乾燥させてる作業中だったんだけど
秋口だったかもしれない
かもしれないですね
とにかくひたすら買って
市場に行ったら
日本でいう
なんて言えばいいの?
袋って
すごい
人抱えあるような朝袋に
入っていて
葉っぱが
仮にそうは言っても
葉っぱだから
だけど私も
家族の人数少ないように
これ買えとか言って今が季節だぜ!
みたいな感じで
思わず買っちゃったから
どうしようと思ったんですけど
全部乾燥できずに
半分くらい
腐らしちゃったんですけど
乾燥させたのと
茹でておいたとか
向こうの人はちゃんと
きっちり
冬用のために
冬用じゃないし一年中食べますけど
モロヘイヤの
葉っぱを乾燥させて
それを保存食
と言うか取っておいて
煮込み料理とか
にする感じですよね
そうですね
生のやつも美味しいんですけど
乾燥させるともっと香りが出るんですよね
そうそう
お茶みたいな匂いがする
お茶っていうのかしら
独特の香りがする
コクも出てくる
っていうのが
スープに香りと
コクが出てきて
私もモロヘイヤスープは大好き
そうですよね
日本だと
今は随分出回ってますけど
昔はあんまりなかったので
ちょっとドロッとした
でもちょっと
ドロッとしているけれども
さっぱりしているみたい
レモンをかけて
スープに必ずレモン
レモンを入れたら
レモンを入れ忘れたら戦争が起こるくらい
(笑)
勢いで全然戦争がないと
(笑)
急に不穏な雰囲気が
流れてしまう
あともう一個だけ
食事絡みで思い出したことがあるので
ちょっと触れたいんですけど
24:01
金曜日かな?
何曜日かな?
豆を食べる日?
プール?
はいはいはい
金曜日の朝ごはん
普通の週末って言って
金曜の朝ごはんは
みんなで一緒に食べるんだ
朝ごはんといっても日本の早い朝ごはんじゃなくて
お祈りに行った後
とかにみんなで
家族で一緒に食べるごはんは
プール
お玉目の煮たやつ
に
ごまのペーストが入ったやつを
食べるんですよね
オリーブオイルを
ジュジュジュとかけて
あれがめちゃくちゃ美味しくて
ね、好きです
うんうん
なんか私も
結構何度も夫と
よく食べに
自分では全然作れなかったんだけど
食べに行くお店があって
そこの料理を
いつも思い出しています
実際ね、みんなもね
家で作る人もいるんですけど
結構買ってきたのが美味しくって
買ってきたのに
それほど罪悪感ないっていうか
あそこの店の美味しいよねみたいなので
大量に買ってきて
それで若干
上にフルスパイスとかで
家庭の
味を出したりする場合もある
で、あの
みんななんか
やっぱり手作りがどうのこうの
確かに手作りはいいもんだと思うんですけど
そうじゃなくって
みんなが一緒に食べるっていうのがまずは基本にあって
そこで買ってこようが
何しようが
っていうのは私はすごくいいなと思っていて
なんか、すいません
シリアルな話じゃないんだけど
手作り
恐怖症っていう、なんていうのかな
脅迫観念みたいなのが別になくってもいいと思っていて
それが
ただし、みんなで食べるっていうところに
重点置いたほうがいいよね
楽しく食べる方に重点置いたほうがいいよね
っていうので
結構手抜きシェフは向こうでもいて
みんなすごく豆なんです
本当に私たちより全然豆なんだけれども
でもたまに
手を抜くけども、彼らが重視してるのは
みんなが一緒にいることなので
それって
食べるだけじゃなくて
それでもっとおいしい気がするのかな
みたいに
思いません?
思います。本当に食事を
ちょっと時間をかけて
みんなで集まって
食べるっていうことが
やっぱりものすごく
日本とはちょっと比較にならないぐらい
大事にされてる感じがあるし
私たちみたいな
外国から来た
人たちも
そういう家族の集まりに
気軽に呼んでくれたりとか
そこを一緒に食べようって
言って誘ってくれることも
やっぱり多かったのを思い出しますね
そうです。だから分け合うとこ
特にラマダンのときも
そうなんですけども
自分家だけで食べてるのじゃなくて
27:01
他の人と一緒に食べましょう
特に恵まれない人って言ったら変ですけど
若干境遇の違う人も
一緒に食べましょう
日本としてやっぱりあるので
和食で
美味しいんだけども
そこにプラスアルファっていうのが
シリアだとか
中東一般にあると思うんですけども
地域の
食べ物を
もっと美味しくしている
スパイスなんだろうな
って思いますね
本当そうですね
なんか客人を
もてなすとか
いろんな話を振ってきて
それも彼らについてみれば
昔は情報の収集だったんですけども
それで
話をどんどん膨らましていったりとか
そういう意味で
向こうの食事が懐かしいのは
そこが一番かなっていう気がしますね
そうですね
料理そのものよりも
それと
相まって過ごした時間がね
そう
食卓にみんな
子供が座って
手をガサッと出したりすると
それなりにしつけもしたりするじゃないですか
その場で
そういったことで
食事ってなんか
食べるだけじゃないんだよね
もちろん食べるの大好きだけども
っていうのがあって
確かに
考えてみたらそれが一番
I'm missing なんですよね
本当
なんかちょっと話それるんですけど
私と夫が
今長野県の松本市に
移住して
もう10年くらいになるんですけど
自分たちの拠点を
持ちたいなって思った
きっかけの一つに
やっぱり
アレッポでの経験が
あって
誰に聞いても
アレッポって世界一の街だろって
みんなが言うっていうか
みんながすごく
自分の街とか
家族をすごい誇りに
思って過ごしていて
私たちが
日本から来たんだよっていうと
街のいいところいっぱい教えてくれたり
みんながあそこには行ったかとか
今度じゃ一緒に行こうとか
みんなが
自分の街を
自慢できるっていうか
本当に好きで
いろいろ話してくれたりとか
そういう風に
自分が暮らす街に
愛着を本当に
持ってることってすごく
新鮮というか
自分が今までに
暮らしてきた流れでは
こんな風に
自分の
暮らしてるところに対しての
思いを厚く持ってるっていう
方にたくさん会うっていう経験はあんましたことが
なかったので
どんな場所に住みたいなっていうのが
お二人ともあって
30:01
そういう風に思えるような
場所はどこなんだろうっていうのも
すごい探すポイントになったなって
すごい思って
そういうの
ルーツだったりとかも
すごく大事にするし
それってやっぱ
やっぱり
大都会とかに住んでいると
特にいわゆる先進国の
大都会に住んでいると
アイデンティティみたいにどんどん失われていくし
そういう意味でも
アレッポのアイデンティティは
ギトギトにありましたよね
本当に
フールの上にかけてある
オリーブオイルくらいの厚みの
アイデンティティが本当にありましたね
そうだから
なんていうかもう
本当に
うちももう娘が12歳ですけど
本当は
連れて行っていっぱい見せたいところが
あったんだけど
なかなかね
まだかなわないというところはあるんですけども
はい
話せば話すほど
いろんなエピソードが思い出されて
脱線に脱線を
重ねちゃって
ご飯一つでも
一つの食材だけでも
一つのストーリーになっちゃうみたいな感じですね
まだまだね
本当は話せること
たくさんあるんですけども
ちょっと時間が来てしまったので
ここで
はいということになるんですけど
今回最初は
2週にわたってお話を伺おうと思ってたんですけど
結局3週にわたって
ということになったんですが
久しぶりに
昔話なんかも
そうですね
感じながらお話されていかがでしたか?
なんか私も
ちょっとこう
最近というか
離れてしまって
自分の生活だとかを
今はもう一人暮らしなので
家族っていうものが
バラバラになっちゃっているんですけども
なんかもう一回
特に今日の話なんかで
やっぱり
みんながいる世界っていうのは
いいなと
特に別に
血が繋がってなくてもいいんですよ
なんかこう
集える雰囲気みたいなのが
ある世界っていうのが
すごく懐かしくなってしまいました
というかすごく恋しい
懐かしいじゃなくて恋しくって
なんかそういうのが
今やってる活動
最後の告知も若干出るんですけども
今、次はずっと
奮闘状態になっていて
その分逃げた
周辺諸国に逃げた女性たちが
実仕事をして
なるだけ自活をできるように
というそういう活動で
皆さんに仕事というか
手工芸品を作ってもらって
日本で販売している
そういう活動をしているんですけども
この活動ももちろん彼女らの
自活だとかお金だとか生活費だとか
33:01
いろんなそういう面もあるんですけども
そうじゃなくて
彼女らと私たちは
そういう意味で家族
なんていうんだろう
まとまりというかグループというか
そういうつながりなんだな
というふうに
8年以上経っているんですけども
最近本当に
それを強く感じていて
確かにお話の中で
恋しかったり
懐かしかったりするんですけども
今、ふと考えてみるに
私まだあるなと
今ちょっと思い出して
そういう仲間たちがいるな
というのを今
再認識
しましたというか
し始めています
そうですよね
血のつながりの家族
だけじゃないですよね
本当に
他の世界
例えば向こうは
小田区さんで大家族ですけども
日本だとやっぱりそれは
全然違う環境なので
それを求めるのは無理なんだけども
でもそうじゃないつながりがあって
それはすごく親密だったり
大道であったり
大道じゃなくても
何かあった時に
集まっていたり
そういうのが
あるなと今
私その人たちってのは
トルコにいたりとかエジプトにいたりとか
ヨルダンにいたりするけども
遠いけども近いんですよね
そうだ、私もそういう仲間がいた
とか言いますと
今こそもう一回再認識したりしています
なるほど
そうですね、でもそういうの私も
もう一回ちょっと
自分の今の周りはどうかなとか
そういうのを考えてみる
いいきっかけに
今回話しながら思いましたが
そのね
イブラワハイトの
活動
1回目の時も詳しく伺ったんですけど
商品がね
国外に
いるシリアの
女性の方々が
作られている
刺繍のプロダクトがたくさんあるんですけども
それがネットショップでも
購入できるということなので
そちらはリンクを貼っておくので
ぜひ皆さん
見てみてください
もう一つ
素敵なアラビア語レッスンの
話があるので
ご紹介いただけますか
ぜひここでお願いしたいんですけども
私たちがこの活動を通じて
インターハイトを
する前なんですけども
まずはシリアで
状況が悪くなった時に
やっぱり向こうで
国内で
自国民の支援をしていた
グループがあるんですね
私の娘の友人たちが
やっていたんですけども
その中でいろんな人が
いたけども
どんどん海外に避難してしまって
今はもう本当に
36:01
一人で頑張っている女性が
いるんですね
以前のような
食料を届けたり
そういう活動ではなく
今は文房の女性たち
だからこの
混乱の中で教育機会を
逃してしまったりとか
教育は受けたんだけど
まだ機能していないような
女性たちを集めて
ちっちゃな私塾を始めたんですね
私たちも若干
涙の支援はしていたんですけども
定期的に
支援ができない状況で
彼女が
私塾を
して
売上を
こちらの活動に回したいなとか
って言ったんですけど
私塾やってたらめちゃ下手くそだったんですよね
申し訳ない、はっきり言って
これは?
これは?
みたいな感じになって
でもそれでも
私たちはこの恩恵は
ただでは起きなくて
私塾でシールを作って
可愛いんですよ
あれを作ったんですけども
さすがにそればかしては
やっていけないので
何が彼女は売れるだろうと思ったら
彼女はもちろん
アラブ人とかシリア人で
アラビア語はもちろん
生息語も
交語ももちろん
単能なわけで
オンラインレッスンをして
いわゆる家庭教室ですよね
すればどうだろうということも
たまに私の友人の中でも
アラビア語を習いたいという人が
いるので
年齢的な方に習いたいという人がいるので
じゃあちょっとやってみると言って
ただオンラインで
シリア国内は
ネット環境が非常に悪いし
それからもう一つは
時差があるので
時間的な調整がなかなか難しいし
授業中でも若干
コロナが途切れたりすることも
あるんですけども
そういった環境を
もし
大丈夫と
我慢してくださる方がいれば
今生徒募集中なんです
前3人いたんですけど
2人忙しくなって抜けてしまったので
今生徒募集中なんですね
なのでぜひ
もしアラビア語をやりたいのも
本当に初歩からでいいですね
英語も若干彼女はできるので
最初分からない時は
英語とかで
まずこう
始めて
そこにアラビア語を突っ込んでいくみたいな
それは授業のやり方次第なんですけども
生徒募集をしておりますので
もし
じゃあ私やってみたいとおっしゃる方は
手を挙げていただければ
ありがたいなと
1回のレッスンがだいたい
39:01
どうですかね
2時間いかないくらいだと思います
1時間半くらい
ネット環境でだいたいそのくらいで結構
ギリギリになっちゃうんですけども
もし
ご希望の方があればぜひ
どうすればいいのか
私に連絡いただければ
やゆいさんに
つないだりもできますし
そうなったら
一応最初の時だけ
私がおつなぎしますので
Facebookとか
向こうでよく使う
What's appという
What's appで3社
まずは私が入って
この人お願いします
投げてあとは知らんぷりしますので
(笑)
お金はですね
私に振り込んでいただければ
国内にたまに
貯めておいて
1回分ずつ
送ると送料が
大変なので
例えばだいたい3ヶ月4ヶ月
くらい貯めておいて
若干すでにインブラハイトの
お土産を若干のせて
大抵送りますので
そういう形で
今送金しておりますので
ぜひよろしくお願いいたします
はい、ということで
アラビア語
ちょっとでも分かれば
話す人の人口はものすごく
多いので
いいなって思いますので
もしご興味
固く考えずに
もしそういうことをやってみたいなとおっしゃる方がいれば
ぜひ
そうですよね
読めるようになると
面白いですよね
と思いますので
いろんなところで聞いてらっしゃる方が
いると思うので
いろんな
多方面からのご興味のある方を
中にはこぼれ話だったり
とか別に言葉だけじゃなくて
向こうの文化も教えてもらえると
そうですね
そんな風にシリアと
つながる機会もありますので
ぜひよろしくお願いいたします
ご興味のある方は
概要欄とか私に直接
連絡をいただければ
つなぎますので
そのお金を
自分の塾資金に当てているようなので
ぜひ一人一人
いかなくても
つながりがあって枝葉が
出てきますので
よろしくお願いします
ありがとうございます
ということで今回でお別れになってしまうんですけど
ちょっとまだまだ
こぼれ話が山のようにあるので
よかったらまた
やよいさん聞いてください
うるさいおばさんもよろしくお願いいたします
ということで
今回のゲストは
元アレッポ博物館客員研究員で
イブラワハイト北起人
アラビア語日本語通訳者の
山崎やよいさんでした
ありがとうございました
ありがとうございました
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いい機会を本当にありがとうございます
今回のあの人の毎日はここまでとなります
概要欄にお便りフォームをご用意しています
感想、質問、トークテーマなど
募集していますので
よろしくお願いします
それではまた次回お会いしましょう
山本香里がお届けしました
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