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はい、今日のテーマは、言葉のナイフで言葉を切る、言葉を説明しようとした時に起きる、少し不思議な感覚についてのお話です。
言葉を説明する時って、当然だけど、言葉を使います。
当たり前のことなんだけど、ふとそれって、終わりがないなって思ったんです。
言葉を説明するために、言葉というナイフを持ってきて、その言葉を切る。
すると、切り分けられたところから、また別の言葉が出てくる。
その言葉を説明しようとすると、さらに別の言葉が生まれる。
まるで自分の尻尾を食べ続けるウロボロスみたいだなって思ったんです。
説明しようとすればするほど、言葉が増えていって、本来の意味から少しずつ離れていく感じ。
切り分けて、切り分けて、気づいたら、何の言葉の話だったっけ?ってなることもある。
もしかしたら、言葉を言葉で完全に説明することってできないのかもしれません。
それでも人は、言葉を使って、どうにか伝えようとする。不思議ですよね。
はい、ちょっと補足していこうと思うんですけど、
説明はできなくても、表現ならできるのかなって思ったんですよ。
説明は正確であろうとすればするほど長くなって、どうしても伝えたいというか、
説明することからどんどん遠ざかっていってしまうような気がしていて。
でも、表現はちょっとまた違うのかなって思ったんですよ。
心を込めて一言だけ差し出す。
それだけで伝わるものってあると思うんですよね。
言葉の意味とか言葉自体に、もちろん意味があることもあるんですけど、
意味というか、伝えるためにはもちろん必要だと思うんですけど、
ただ、それ以上に表現するとなった時の言葉ってまたちょっと違う意味合いがあるのかなと思って。
まあそれは当たり前なんですけど、そう思ったっていうか。
言葉を尽くせば尽くすほど、どうしても本質から遠ざかってしまうなーってちょっと思っちゃって。
だからこそ、全部を語らなくてもいいのかなって思っちゃったんですよね。
物語とかもそうだと僕は思うんですよ。歌とかもそうだし、
会話もそうですけど、沈黙だったり、意図せぬ間とか、
余白っていうものも含めて、言葉なのかなっていうのを思ったんですよね。
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何言ってんだって思うかもしれないですけど、
自分が言う言葉というか書く言葉が全てじゃないっていうような気がしてて。
だからこそ僕ノートだけじゃなくて、こういう風に音声で語ることってすごい大切だなって思うんですよ。
その全然意味合いが違ってくるっていうか、振動してるからこそ伝わることがあるっていうか。
なんていうんですかね、何て言うのかな、この…わかります?
あのー、言葉だけじゃダメっていうか、この…
本当にやっぱ声っていう振動というか、この波っていうか、この…
うんっていう感じです。が必要っていうか、なんかそれが言葉だよなっていう感じがしたんですよね。
だから、大切なことほど短い言葉でしか伝わらないというか、包めないことがあるなって思ったんですよ。
大きい言葉というか、言葉を広げれば広げるほど包むものが大きくなってしまうというか、
なんか不恰好になっちゃう気がして、もう伝えることが好きとか、
こういう思いですっていうのが1個しかないんだとしたら、もう一言それでいいのかなというか、
なんかそれでいいし、それがいいのかなって思っちゃったっていう話でした。
はい、すいません。今日も一言言って終わると思います。
言葉は切り分けなくてもいい。あなたの心から出たその一言が一番まっすぐ届くこともあります。
今日も優しい言葉を優しい距離で使っていきましょう。
はい、じゃあ今日の放送はここまでにしたいと思います。それじゃあ、またね。