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はい、今日のテーマは、簡単に美しいと言えない、そんなお話をしていきたいと思います。
綺麗だなって思うことと、美しいなって思うこと、この2つは似ているようでいて、深さがかなり違うなと感じました。
本当に美しいものを見たときって、すぐに美しいという言葉が出てこないと僕は思うんです。
まず、圧倒される。ただ、そこに立ち尽くす。言葉よりも先に何かが胸に触れる。
あ、という感覚の後に、少し時間が経ってから、あれは美しかったんだなと気づく。
だから僕の中では、簡単に美しいという言葉が使えない。
もしかしたら、僕の中で美というものを、崇高なものとか、すごく価値の高いものとか、少し遠い場所に置いているからかもしれないなって思った。
でも、正直なかなか美しいと思えるものに出会わない気もします。
一生に1回会ったらラッキーなくらいなんじゃないかなって。
だからこそ、本当に美しいと思えた瞬間は、とても幸せなことなんだと思います。
ただそれは、僕がまだ世界を知らなすぎるだけなのかもしれない。世界はただ美しいのに。
普段僕らが使う美しいは、きれいだなに近い感覚なのかもしれません。
でも僕が言えないのは、あくまで僕の感覚で、みんなは美しいと思ったら、どうか自由に美しいを使ってあげてください。
ただ僕は思ったんです。本当に美しいものは、最初は言葉にならない。
あとから、あれは美しかったんだって静かに思い出すものなんだってこと。
まるで美に殴られるみたいに。そこにはただ美しいしかない。そんなことを思った。
今日この頃でした。はい、じゃあ少し補足していくんですけど、
なんていうか、美しいって素直に言えない感覚って、
なんていうか、僕はそう思ったんですよね。
それがなんていうか、不器用とか、なんていうのかな。
誠実?誠実っていう感じでもないですけど、
なんていうのかな、美しいっていうものに対しての思いっていうのが僕はあるのかなと思ってて。
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圧倒的な自然を前にしたときって、言葉が出ないのは語彙が足りないからとかじゃなくて、
心が追いついてこないからだと思うんですよね。目の前で起きたことに関して。
それって言葉よりも体が先に反応してくれてるのかなと思って。
だから僕らって普段評価の言葉をたくさん使うと思うんですよね。
物事に対してというか起きたこととか、
そういうふうにリアクションとかっていうのを求められるからだと思うんですけど、
すごいとか、やばいとか、最高とか、きれいとか、いいねとか。
でもその中にある美しいっていう言葉って、
さっき挙げたものの中でもかなり重いっていうか、もっと下の方にいるような気がするんですよね。
なんていうのかな、美しいっていう言葉の裏側っていうか表面でもいいんですけど、
恐れとか、静けさとか、時間の深みみたいなものっていうのがその中に含まれているような気がするんですよね。
だからこそ、簡単に使っていいのかなみたいな思いがあるのかなって僕は思って。
ただでも、本当は世界は本当はずっと美しいことでいてくれてると思うんですよね。
ただ僕らがその時の状態だったり、心理状態とか置かれている状況もそうですけど、
それによってそう見られてない自分がただそこにいるだけっていうか、
本当は朝の光とか、夜の空とか、何気ない誰かの横顔っていうのも、
ただ僕らがまだその美しさというか深さを受け取れてないだけで、
僕らが美しいと言えないっていうことは、世界が美しくないっていうこととイコールじゃないのかなっていうのはあるんですよね。
だから完全にこっち側っていうか、個人間の問題な気はするんですよね。
でも、むしろそういう美しいものっていうのに本気で出会いたいなって思っている証なのかなと思って、
そういう美しいなって思うものって探すっていうよりかは、偶然出会っちゃうみたいな。
本当にそういうものなのかなっていうか、ふっと目を惹かれるっていうか、
その瞬間きっと僕たちは言葉にならないというか、言葉を超えた何かを感じ取るのかなっていうのを思ったという今日、この頃でした。
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じゃあ最後に一言言って終わろうと思います。
本当に美しいものは最初は沈黙になる、そして後からそっと胸に残るものなのかもしれません。
今日の放送はここまでにしたいと思います。
ここまで聞いてくださりありがとうございます。
それじゃあまたね。