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EP211 マネジメント神話 PART4
2026-07-24 39:22

EP211 マネジメント神話 PART4

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## とりあげた本

Matthew Stewart『マネジメント神話 』2024 明石書店


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感想

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サマリー

今回のエピソードでは、書籍『マネジメント神話』の第4章「超有料を求めて」と最終章「マネジメント教育の未来」について議論します。トム・ピーターズという経営コンサルタントが登場し、その影響力やマネジメント理論の流行について考察します。また、成功事例の相関関係と因果関係の混同、マネジメントを科学ではなく哲学や思想として捉える視点、そしてMBA教育の真の価値について掘り下げます。最終的に、マネジメント神話の正体と、それに惑わされず本質を見抜くための「教育」の重要性が語られます。

トム・ピーターズとマネジメント理論の流行
スピーカー 1
じゃあ、第四章いきますか。 第四章いきますか。
すごい。もう最終章。 すごい早い。
スピーカー 1
早いですね。 すごい。
で、第四章は超有料を求めてっていうところで、ここで紹介されてるのがトム・ピーターズっていう人ですね。
スピーカー 1
で、私はもうトム・ピーターズって名前はマジで知らなくて、全然ピンとこないって感じでしたね。
スピーカー 2
じゃあ、Googleに一応聞いときますか。
聞いたことあるんだよな。耳にしたことはあるんだよな。訪ねたことがあるではないですね。耳にしたことはあるなぁと思いながら。
あるなぁと思いながら多分他にいそうな名前なんだよな。
ギター・ドラッガーと並び称されるアメリカの著名な経営コンサルタント、マッキン・Jの7つのエース、エクセレント・カンパニー、コの重視。コインディビジュアルですね、コの重視。
エクセレント・カンパニーの招聴者の一人か。それで多分知ってるんだな。
スピーカー 1
エクセレント・カンパニーの本も知らなかったですね。
スピーカー 2
でもこの本でも多分300回ぐらい名前出てきてるから、もうバッチリですね。
マッチリなのかな。
スピーカー 2
確かに全くいい称がないかもしれない。ファースト・インプレッションがこの本だと。
スピーカー 1
いやもうだってこの人どんな人ですかねって言わさっき金城さんがアメリカ合衆国の経営コンサルタントですって読み上げた瞬間に、ああでもこの人経営コンサルってことはこのままバカにされるんだよなって思いながら。
スピーカー 2
そうですね。リングに上がった人は全部殴られるっていうスタイルのフィールドになってますね。
面白いな。第4章超有料を求めて1ページめくって342ページ開いてみると、午前6時のことだ。トム・ピーターズは怒り狂っていた。って書いてあって。怒ってますね。
スピーカー 1
怒ってますね。
スピーカー 2
第4章はあんまり印象に残ってないんじゃないんだよね。印象に残ってないというか、第4章あたりから完全に僕の感想ですけど、この本ってこの著者のコンサル会社時代の経験的なお話と、
あとは歴史上のものものマネジメント、戦略とか経営とかの大御所の話っていうのがちょっと交互に出てくるみたいな話をね、この収録の最初の方で共有したと思うんですけど、
第4章あたりからこの著者自身の体験なんかすげー、ちょっと目離せないぐらい面白くなってしまってて。そっちに意識を持ってかれすぎたんだよなーっていう反省があります。
スピーカー 1
まあでも正直なんかあんまりこの1,2,3章の中で結構なんかクリティカルにやっぱここはダメだよねとか、クリティカルパンチ、クリティカルヒットを出すような批判みたいなものが今まであったけど、
なんか4章になってくるとなんかあんまり、なんかダメだとは言ってるんだけども、なんかここが決定的に一番ダメなんだみたいな感じの、要は論点になるような部分がなんかちょっと弱いな、他に比べるとっていうのは思いましたね。
スピーカー 2
他にはその感があるかもな。
スピーカー 1
だからテイラーってマジ嫌なやつだよねーみたいな感じっていうぐらい、こうなんかわかりやすいウィークポイントがないんだよなーみたいな。
スピーカー 2
この人一人だけをやってるっていうよりかは、まあなんかマネジメントって言われる領域、研究領域、学問領域としてのマネジメントって言われるものにおけるなんか教祖みたいな。
教祖、師匠ですね。っていうなんか構造みたいなものに対してちょっと批判してるっていうような印象もあります。ずっとしてるんですけど、なんか教祖ビジネスみたいなことをしやがってみたいな。
そうですよね。結局この本の中で、つまり科学的に正しいことをやったからこの人はすごく褒められているんだっていうよりも、強烈なインパクトを残すような功績。
スピーカー 1
そういうものに対して、何を言ってるかっていうよりも誰が言ってるかっていう方が、だんだん強くなっていって、誰が言ってるかっていうことに対してみんな目を向けているよねっていうような話は結構ありますね。
スピーカー 2
あれかな?流行性みたいなトレンドみたいなものに盲目的に従いすぎなんじゃないみたいなところも結構あるのかな、この章の批判として。やっぱりあれがあるじゃないですか、414ページのマネジメント理論の流行苦しみの輪っていう唐突な図があって。
これは何を言ってるんだろうな。拡大化、実は過去の話ただ拡大を目指せっていうトレンドの後にはコンパクト化っていう揺り戻しがあって拡大に夢中になっていたんだなぁみたいな。
これは多分あれですよね、さすがパワーをつけて、ドミネーションというか支配を広げるんだみたいな、数こそパワーだみたいなところがあると、いや合理的にやろうぜみたいな話になっていく。
それこそが今一番イケてる戦略ですっていう揺り戻しのことを言ってるのかなーっていう気もするし、その後に効率ってきますね。組織側が必要だ、すべきことを教えてくれるシステムが必要だっていうトレンドがあって、その後、いや人間関係こそ成功の秘訣ですみたいな。
マネジメントはシステムについてのものではなく人間についてのものなのだ。で、人間関係の後には質、インプットにこだわるのをやめてアウトプットに注目しなさいみたいな。これあれじゃないですか、ビルドトラップ的な話じゃないですか。
スピーカー 1
うんうん。
機能が売れない、もっと作るんやつって。もっと作ってもダメだって。拡大に夢中になってたんだって。
スピーカー 2
今ね、質の売れないものをいくら量産してもクソはクソだ。ちゃんといいものを作るっていう時代が今っぽいなーっていう気がしたんで、次は拡大化が来ますね。とにかくAIで爆発的にスピードで生産実験できるんだから、とにかく当たるまで売っていいみたいな流行が来るんじゃないですかね。全然知らないですけど。
スピーカー 1
めっちゃ来そうだし、結果いっぱい作った結果、メンテできんからやっぱいろんな機能を削ぎ落として。
スピーカー 2
ダイビング中になっていたんだな。コンパクトかも。
スピーカー 1
でもまあそれ本当にそうだよな。だから結局AIが来る前もなんかスーパーアプリやーっつって、いや1アプリ1機能やーっつって。拡大したいコンパクトになったりとか、ずっとそんなこと繰り返してる気がするなーみたいな気持ちはありますね。
スピーカー 2
でもそりゃそうですよね。同じことやっていったら当然刺激が少なくなってくるから。コモディティ化してマンネリ化してみたいな。エントロピーが売るみたいな話だと思うんで。
スピーカー 1
結局他と違うことをやらないと、なんかイケてるっていう風に見えないし、イケてるから選んでもらえるっていう部分は一定あるので。
今のままでいいのかなーって言いながら、ダメだと思ってるんだけど別にどうやったらいいかわかんないから、差別化したソリューションが出てくると、
なんかこれを使うと良さそう。じゃあ使ってみようって言って、まあもちろん使ってみてダメだったねっていっぱいあるんだけど、ダメだったねの中にはうまくいったものが何個か残り、時代はこれなんやーって言って移って、
みたいなのをずっと多分10年とかの周期とかできっと繰り返してるんだろうなーっていうのは思ったりしますね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
まあある種正常っちゃ正常なのかもしれないですね、そっちの方が。
スピーカー 2
うーん。
マネジメント理論の流行と揺り戻し
スピーカー 2
これ4章、超有料。そうだな、マネジメントのセオリーとかストラテジーみたいなものはマネジメントしたがってる人しか癒さないみたいな雰囲気があるのかなこの章。
マネジメントの教祖になるための簡単な5つの方法を今読んでるんですけど。ひでえタイトルなの。
スピーカー 1
そう。ここちょっとなんかちょっと結局何言ってんだっけみたいなことを思いながら、いや5つの方法を述べてるっちゃ述べてるんですけど。
そうですね。
だから5つの方法と言われるにはね、一個一個は結構長いんでね。結局で何だったんだっけ?気づいたらなっちゃうみたいな。
スピーカー 2
マネジメントの教祖になるための簡単な5つの方法。
1番目が我々は皆死につつある。2番目が官僚勢が我々を殺そうとしている。3つ目アメリカに良い知らせがある。4つ目が君には力がある。5番目が私を見よっていう風に見出しはなってるんですけど。これだけ読み上げても何が何だかっていう感じですね。
スピーカー 1
そうですね。そうなんですよ。方法と言う割には何か方法じゃないじゃんみたいな。
スピーカー 2
さっきから出てきてるピーターズさんですね。ピーターズが成し遂げたことはマネジメントという宗教を日常のものにしたこと、つまり民衆の宗教に作り変えたことである。
隠してこれによってマネジメントという大衆受けする宗教を確立する5つの簡単なステップが整えられたのだ、ザシー。
スピーカー 1
マネジメントを志してないし、MBAを取りに行くぞみたいな気持ちになったことがないから、この辺が多分ピンとこないんだろうなーみたいなのはちょっとありそうだなって気がしますね。
スピーカー 2
どうだろうな、MBAを志した人、さすがにこれピンとこないんじゃないのか。
土地感がなさすぎるからあれなのかなーみたいな、あんまわかんねーのかなーみたいな、この辺で言われてることが。
確かにな、書いてあることが滑ってるんじゃなくて、我々の感受性が鈍っているのでなんか滑ってねっていう風になってる可能性ありますね。
スピーカー 1
結局これがその教祖とか日常的な宗教になったんだみたいな話があったけども、そこを信仰しようとあんまり思えてないっていうことは、多分我々はターゲットではないということだと思うので。
スピーカー 2
でも私は騙されませんって思ってる人が一番のカモなんじゃないんですか。
スピーカー 1
まあそうですけど、近くに寄ってさえ来てないから、ちょっと距離が遠いのかなって思いながら。
いやでも、マネジメント研修とかに行ったら、もしかしたらコロッと行ってしまうかもしれないみたいなのもあるかもしれないですね。
スピーカー 2
そうですね、これ教祖、いわゆる宗教的な空間を生み出しているよねっていうのがどういう状態を指して批判されているか語られているか描かれているかっていうのが、いまいち読み取りきれてないのかもな。
スピーカー 1
まあここが結構読みにくさというか、わかりにくさなんだろうなーみたいなことをちょっと思ったりとかして。
スピーカー 2
それで言うと、例えば362ページとか見てみると、エクセレントカンパニーの処方のまず目につく欠点は、信頼できる対象群を提供していないという点だ。
要するに、いろんな成功した企業を分析したケーススタディとかをバーって載せてる本だけど、そうじゃない企業とかケースっていうのを触れてないから、正当性を信じることができないよねみたいな話だと思うんですけど。
続きを読むと、超有料の教訓を採用して失敗した企業はあるのだろうか。超有料の教訓を採用しなかったが成功した企業はあるのだろうか。我々には決してわからないのだ。
つまり当然ながら、8つの教訓が成功を予測すると確証することはできない。ってなると、信じるものは救われるし、信じてないからあなたの信仰が弱かったから救われてないんですみたいな構造にどうしてもなっちゃいそう。
エクセレントカンパニーに書いてあることは正しいのに、これを読んで成功できないあなたはあなたの信仰が弱いからですみたいな。本当に信じ込ませようとしているだけじゃねえかっていう批判なのだとしたら、ああなるほどそうそうってそういうことかみたいな気がしてくるかな。
スピーカー 1
そうですね。しかもそこに続くとこも結構自分は好きだなと思ってて、エクセレントカンパニーの2番目の欠点は相関関係と因果関係の初歩的な混同だって書いてあって、まあそうだよねそうなるよねみたいな気持ち。
いやー難しいぞ。 いいぜ。そもそも因果関係があるってどうやって言うのかってだいぶ難しいことだと思うんで。だからこの辺とかのその厳密さみたいな厳格さみたいなものってやっぱり難しいよねっていうのが、
スピーカー 1
まあいいしかも自分の場合はなんかより、因果の研究をしている友人がいるから、因果関係があるぞってみんな簡単に言うけど、それどういうことだと思ってるのって言われるから余計に因果関係ってことに対して敏感になってしまって、難しいよねって思っちゃうんだよな。
スピーカー 2
われわれの身近なのか、なれるとね、あのグーグルのやり方みたいなのはやり方が良かったから成功したのか、いやいやグーグルみたいな優秀な人が集まってるならさみたいな話なのかっていうの。ちょいちょいありますけどね。
便利なワードがたくさん本になって出てくるんで、そのグーグル発祥とかグーグルリューマルマルとかは大変便利に活用させてはいただくんですけど、お前らはそんなことやらなくても腕力でどれからってんじゃないかみたいなことを感じることもあるっていう。あれはまさに相関なのか因果なのかみたいな。
スピーカー 1
そうっすねそうっすね。それに関して言うとやっぱフォーキーズとかもそうで、フォーキーズこれを達成すれば良くなるんやとかってみんな思ったりする人もいるけど、いやこれはなんか相関があったっていうだけの話で、これを満たしてたら絶対良い曲になるんだ、プロダクサー当たるんだっていうのは全然関係ない話だよって思ったりしてて。
やっぱそういうところを取り違えずにちゃんと物事を語るとか言うってのはなんか大事なんだろうなって思ったりしますね。
いや難しいですからね。なんか読んでないので、すごいエアアップで喋るんでもしかしたら間違ってるかもしれないですけど、ビジョナリーカンパニーってここの本の中でも原型があるんですけど、
あの本ですごく長くついた企業っていうのはどういう会社なのかっていうので調べたら、ビジョンが明確にあるみたいな会社が生き残りましたみたいな話がされているというふうに何かで読んだんだけども、
結局なんか別の分野ではどういう企業がうまくいくのかって言ったら、その環境にうまいことを、時代時代の環境に適応していく、そのビジョンを変えてでも適応していくのが残るんだみたいな話があって、
それって結局何をどういうふうに捉えるかだけの話であって、全然科学じゃないじゃん。別に科学的な態度でそのことを捉えようとしていったわけじゃないと思うんだけども、
なんかあんまりなんていうか、物は異様だなみたいな感じになっちゃって、それはなんかこう、あんまり良くない、なんかいいものではないよねって思ったことはありましたね。
それでちょっと読む気なくしてんだよな。勝手あるんだけど。
スピーカー 2
でも多分この人が言ってるマネジメント神話っていうのは、なんかそういう見え方してるんでしょうね。
なんかいろんな系の研究とか企業の研究とかして、これがうまくいく秘訣やって言ってるけど、おいおいみたいなことなんだろうな。
スピーカー 1
で結局、じゃあなんでそれがこう授業されてんのっていうと、まあ宗教のように授業されていって、この人が言ってることは正しいんだ、絶対的に正しいんだって信仰しちゃうっていうのが、
エクセレント・カンパニーの欠点と相関・因果関係
スピーカー 1
まあ口頭上の問題になってますよっていうことなんですよね。でもね、やっぱりこの文化の時代において何も信用できないとかって言うと大変ですからね。
スピーカー 2
そうですね、何かにすがらないとやってらんないですからね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
361ページ見ると、エクセレントカンパニーに関しては、著者自身が研究であると考えることは公正ではないっていうふうに言ってるのかな。
研究じゃなくてあくまで発見を提示してるみたいな。
でその発見っていうのは厳密な研究に基づいているとされているってなってるけど、どっちだ?まあいっか。
大洋書もそんな感じですかね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
で、修奨がマネジメント教育の未来ですね。
マネジメント、学問領域、研究領域、もしくは教育してマネジメント人材を育てる、輩出するみたいなところに立つことは可能なのだろうか、価値があるのだろうかっていう話をしてた本の最終章ですけど、
すごいですね。この章を開いて1ページ目に結論を見えたことが書いてあって、最初のパラグラフ。
実際経営者を養成することは人を文明世界に住ませることと同じことだ。経営者には研修など必要ない。経営者に必要なのは教育へ受けることだ。って書いてますね。
ここで言ってる教育っていうのは全くビジネスとかマネジメントじゃないはず。
お勉強してなさいねっていう。
スピーカー 1
たぶんそうですね。世の中にはいろんなビジネスの見方で言えば便利な道具とか考え方みたいなものは科学的なところにもあるだろうし、人文的なところにもあるだろうし、
いろんな場面にあるからちゃんとそういうものを勉強しましょうと。教育を受けましょうと。MBAに行ったら全てが解決するわけじゃないぞという感じのことですね。
これ本当にそうだと思うんだけども、世の中勉強することいっぱいあって、あれもこれも勉強したくなるなとか、あれも学べこれも学べって言われるから大変だなって思いながら、
そうするとこのコースに行くと資格っぽいものも取れるし、じゃあここに行っとけばいいんやって思うとそこに50万100万払って通うほうが楽だなっていう気持ちは分からんでもないなって思っちゃったりしましたね。
スピーカー 2
そうですね。ビジネススクールとか丸々研修とかでも同じかもしれないですけど、コミュニティとしての価値はある気はしますね、的なことを書いてあった気はするな。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ひにくで書いてた気もするけど。
スピーカー 1
そう、結局なんか手に入るのは人脈だけだみたいなことを書いてた気がしますね。
スピーカー 2
でも実際それなんか認定スクラウンマスター研修とか行った時に、こんなにいろんな人が同じことを学ぼうとしてるっていうのはいいなっていうふうに思ったりとかしましたしね。
スピーカー 1
ある種大学もそうなってる側面もあるっちゃあるんですよね。結局大学で必要なことを仕事に役立つからじゃあなんとか学部に行ってみたいな。
でもなんか大学に行ったことよりも、その大学で一緒になった仲間とか一緒に勉強した人たちが卒業してネットワークになっていて、仕事をした時に全然違う分野で就職したんだけど、あいつ知り合いだからっていう繋がりができてあって、意外とそんなとこ仕事がうまくいくみたいなこともあったりするんで。
なんかそういうある種同じものを受けたとか同じ共通の体験をしたっていうネットワークってのはとてもとても大事っちゃ大事なんですよね。
スピーカー 2
大学は効率いいでしょうからね。ある程度の謹慎性とある程度の多様性がある気がする。これがじゃあ高校卒業して次の4月1日に全く知らない街の公園で500人で集まりましょうみたいなことをしてもたぶんそんなに仲間と言えるような人が見つかるんだっけって言うと難しい気がしますね。
スピーカー 1
それがたぶんあれっすね、世の中の異業種交流会の難しさみたいなものなんでしょうね。
出会いっていうのは別にビジネスチャンスみたいなものを求めてとか知り合いを作るぞって言ってきてくれるんだけど、別にお互いに共通のバックグラウンドなんにもないし、
とにかく人は集められたが、なんとなく世間話で終わっちゃうみたいな風になっちゃうんだろうなって。そこで何かを生み出そうと思うと相当な何かしらのあの時のとか、実は共通の知人がいてとか、そういう体験がないとたぶん難しいんだろうなって気がしますね。
たまにいると思うんですよね。全然知らない人とすげー仲良くなれるやつとかたぶんいると思うんで、そういうのがいっぱい解説されると思うんですけど、多くの人にとっては難しそうだなっていう気持ちになってしまう。
マネジメント教育の未来とプラグマティズム
そうですね。しかもね、難しいですからね、今。ソーシャルエンジニアリングの可能性もあるし。
スピーカー 1
そうですね。世の中の多様さが増えれば増えるほどよくわかんない人っていうのは増えていくし、別にそれがネガティブなことではないんだけども、聞いたことない職業みたいな人はたぶんいっぱい増えるわけですもんね。
スピーカー 2
まあ、我々はまだマシですけど、わりとよくわからないよりの仕事な気はしますけどね。
スピーカー 1
そうですね。エンジニアっていうものの知名度が上がったからね、たぶんより理解はされやすくなった気がするけど。
スピーカー 2
でもね、ハリウッド映画に出てくるようなハッカーみたいなことをしてるわけじゃないじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。別に部屋全然電気つけて仕事するし、フーディーは着るかもしれないけど、フード被ったままカタカタしないからな。
なんかね、かっこいい自由愛で、よしよしいい子だいい子だみたいなことを言いながら、おとなしくしていてくれよみたいなことをやってるわけでは、まあ祈りはしますけど。
スピーカー 1
そうですね。祈りはしますね。うまくいってくれて。
スピーカー 2
よしいい子だかわいい子ちゃんみたいなことはやらないので。
スピーカー 1
やらないですね。
スピーカー 2
あれいいですよね。あれを職場でやったらどうなるかが怖くてやれてないですけど。
スピーカー 1
確かにな。でもリモートワークでそれ一人でやってても悲しいからな。なかなか難しいですね。
スピーカー 2
映画の人たちも一人でやってるんじゃないですか。
スピーカー 1
まあそれはね、スクリーンの前にたくさんの人がいるからね。パフォーマンスとしてやらないとね。黙ったら静止画になっちゃうからね。
いやー、そうっすねー。
スピーカー 2
なんかそう、本の話だとマネジメント教育の未来の章は何か面白い表現とかありましたか?
スピーカー 1
面白い表現で言えばもうバッチリで449ページに。
マネジメントの科学に貢献した人として考えてしまうとフレディック・テイラーには失望するに違いない。
テイラーが我々に教えてくれたのは人を怒らせる手段としてストップウォッチを使う手法だけだからだって書いてあって、
スピーカー 1
最後の最後にとことん言ってやるぞみたいな感じがしてすごくいいですねって思いましたね。
そうですね、なのでここが多分一番この本の最初のキャッチーさもそうなんだけども、
言いたいことっていうか、みんなが思ってるよりテイラーの異行差っていうのはそんなことないんだぞっていうところ?
っていうところの盲目的に進行するんじゃないぞっていうところとかを当てていていいなって思いましたね。
スピーカー 2
そうですね。
そうですね。
そこだけのために450ページ必要だったかって言われると、なかなかおやおやって感じはちょっとしちゃいますけどね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
まあまあまあでも一応全体読んでみて、そんなとこですかね。
スピーカー 1
そうですね。ちょっと待てよ、どっかにね。
あと、この本のどこにあったか忘れちゃったんだけど、
だからこの本はマネージメントの思想誌っていうタイトル、思想誌っていうのがある種テーマになっているので、
マネージメントの考え方みたいなものがどういう文脈で脈々と流れてきたかっていうところの話みたいなところをしているのもあって、
科学的なマネージメント手法という風なアプローチでここまで読んできたと、
みんなが期待しているものは科学的なマネージメントっていうものをやってきたすごい人たちがたくさんいるんだってなってんだけど、
いやそうじゃないんだよと、この本で。科学的って言ってるけどあいつら全然科学的じゃなかったんだ、だからダメなんだっていう話と、
もう一方で、この著者はもうちょっとサイエンティストとして考えるんじゃなくて、彼らを思想家として考えていけばいいんじゃないかっていう風な提案もしていて、
だからマネージメントっていうものの考え方みたいなものとか、論争の仕方がダメだったんだけど、
もうちょっと違う考え方として捉えていくっていうのはいいんじゃないのかっていうのことも、確か終わりの方でどっかで言っていたので、
スピーカー 1
そこを拾ってあげて、じゃあそれを哲学の文脈にどうくっつけていくんですかとか、人文学の中にどう組み込みますかみたいなことは、
この本ではやってない、そこまではできてないけども、そういう風な後続いていくといいんじゃないかなっていうのはあったんで、
スピーカー 1
ちょっとそこはちゃんと多分触れておかないと、この本の価値みたいなところが片手落ちになっちゃうかなっていうのはちょっと思いましたね。
スピーカー 2
うん、科学ではないかもしれないけど、じゃあ価値がないかっていうとそうじゃないよっていう話ではありますもんね。
そうそう、ちょうどさっき自分が取り上げたところの後に、そうは言ったんだけど他方で歴史や文化に関する評論家として考えると、
スピーカー 1
テイラーは我々の社会を統一するという理想と社会を分断する断層線をあらわにした。
テイラーは哲学者であり、労働を厳密に分析すれば社会的苦境を解消できるという彼のメッセージは哲学的に取り組むべきものだっていう風に言ってるんですよね。
そのパラグラフの最後の文とかもね、なんか、なるほどって感じはありますよね。
スピーカー 2
マネジメント思想家が提起する問題と洞察は、マネジメントという実践的であるように見える領域に属するものではなく、哲学の歴史に属するものであり、そういうものとして教えられ研究されるべきものだ。
って書いてあって。ちょっとそこまで言うと言い過ぎかなっていう気が。
マネジメントっていうフィールドごとをわりと否定しにかかってるかな、ここまで。
スピーカー 2
だからこそというか、このタイトルが面白いですよね、そう考えると。マネジメントってすごいあたかも実態があるかのように現実社会の話のように言われてるけど、実は神話なのではないかっていう。
それを信じる人によってエンパワーメントされて、エンパワーメントって言葉も批判されてましたけど、生み出されてるんじゃないかっていうタイトルだなっていうのがここまでを読むとすごい、ちょっと感じるものがありますよね。
スピーカー 1
そうですね。で、多分そういうふうに物事を捉えるために必要なのは、やっぱなんかちゃんと教育を受けましょうみたいなところでもあるのかなっていうような気がしましたね。
スピーカー 2
まあでもそんな感じですかね、この本は。
スピーカー 1
そうですね。あとはあれか、だからもう一回ちょっと役者跡書きに触れちゃうんですけど、その哲学の、この本の裏テーマとしてプラグマ、哲学的裏面詞っていうところで、自分は哲学をちゃんと治めた人じゃないので超いかげなことを言いますけど、
アメリカの哲学ってプラグマティズムって考え方があって、その哲学って答えのない問題をずっと考えてるもんでしょみたいな、つまり役に立たないものなんでしょっていう考え方がされる一方で、
プラグマティズムっていう実践的哲学、現実に哲学を役に立てようみたいな考え方もあったりして、
それが中心にあったのがハーバードっていうのがどっかで言われていて、このMBAの一番有名な設立されたものがハーバードなんですよね。
そのハーバードのMBAを作った人もプラグマティズムの研究をやっていた、哲学者のホワイトヘッドと一緒にやっていた、サークルに行って講義を聞いたりとかもしているよとか、名誉も講義に出席してたよっていうのもあるので、
実際そのマネージメントの思想みたいなものっていうのの裏っ側にはそういうプラグマティズムの影響があるんじゃないか、そしてあるのであればそこもセットで一緒にプラグマティズム的な考え方で哲学思想として考えていくっていうのがいいんじゃないのかっていうのが裏っ側にあるんだろうなってことを書いていて、
あの役者と書きで。それはなんか、まあこじつけかもしれないけどもちょっと面白い見方だなっていうふうに思いましたね。
スピーカー 2
そういえばあんまり哲学者の名前とか哲学的思想についての研究とかはあんまりなかったっすね。
スピーカー 1
そうですね、たぶんニーチェと、そんなたくさんとは出てこなかったっすね。
なので本当はたぶんもうちょっと批判はしたけど、それを哲学的にどう回収していくかみたいな、哲学の文脈においてどう回収していくかみたいな話があるともっと面白かったかもなっていうのを読めば読むほどって感じなんですけど。
スピーカー 2
そうすると多分800ページ優位に超えていきますからね。
スピーカー 1
そうですね、800ページで収まればいいんですけどね、みたいな。
番組の締めくくり
スピーカー 1
まあなので続編に期待って感じですかね。
続編読むかな、なんか面白いんですけどね、めちゃくちゃ面白いんだけどな。
スピーカー 1
まあビジネス畑の人に読んでみるといいよって言って渡したら絶対読まれないだろうなっていう気持ちはありますね。
スピーカー 2
そうですね。
なるもね、もちろんあんまりこのアングルでこういう風に、なんだ、意見をあらわねしてる人をあんまり見ない気がするんで。
スピーカー 2
貴重なご意見ありがとうございますっていう、なんかテキエクじゃなくて本当にそういう感じはするな。
スピーカー 1
なので普段我々が読んでる本とはちょっと毛色が違うけど、お隣にありそうな本を今回は読んできたって感じになりましたね。
スピーカー 2
あれだな、なんかリチャード・ロンギンスとかの文体に近い感じがするな。
スピーカー 1
なるほどな。
スピーカー 2
あの人ものすごい皮肉を言ってる本とかがあるんですよ。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
面白いんですけどね。皮肉として読むと面白いんですけど、まともに付け合うと疲れそうって思って。
おしまいにしてきますか、そしたら。
スピーカー 1
そうしましょう。
スピーカー 2
ほい。
じゃあ、今週もお放送を聞きいただきありがとうございます。ではまた次回。さよならー。
さよならー。
39:22

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