1. あ、今週のジャンプ読んだ?(褒めレビュー)
  2. ジャンプ+の新連載すべて紹介..
2025-01-21 51:06

ジャンプ+の新連載すべて紹介する(24年8~12月分)

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【ネタバレ有り】 普段は週刊少年ジャンプの感想を語り合っているおじさん二人が、24年8~12月に始まったジャンプ+の新連載それぞれの紹介ショート動画を作るために話し合います。

サマリー

2024年8月から12月にかけてジャンプ+で始まる新連載が紹介されています。作品としては、冒険に出かける福がない、展望大革、むしむすめ、ランウェイダーリンなどが登場し、それぞれの特徴や魅力が解説されています。特に『サンキューピッチ』や『英雄機関』は、ユニークなテーマやキャラクター設定で注目を集めており、さまざまな作品が展開されます。このエピソードでは、2024年8月から12月にかけてジャンプ+で始まる新連載について紹介されています。作品には多様なテーマがあり、特に少年、恋愛、ファミリーの要素が強調されています。中田春久先生の『ナイトライトハウンズ』や、谷中さとし先生の『アゴコロスクランブル』、平岡和樹先生の『都市伝説先輩』など、多様なジャンルと個性的なキャラクターの物語が展開されます。また、異世界での独特な価値観や不気味さを描く作品も多数登場し、「アスラの沙汰」や「テラリウム」といったSF要素を含む物語が展開されています。特に「グビチビ」では、擬人化されたキャラクターたちの奇妙な日常が描かれています。

新連載の概要
どうもKanaです。Misaです。僕らは毎週週刊少年ジャンプの感想を語っていますが、今週は週刊少年ジャンプが合併号で1週間間が空くので、その間の企画として、ここ1年ちょい恒例として続けさせていただいております。ジャンプラスの新連載すべて紹介するのを、足というかアレンジバージョンをやりたいと思います。
はい、という形で、去年からこの番組YouTubeの方にもアップしたりしていて、YouTubeの方もそこそこ再生回ったりもしていて、3桁はいってるんでよかったなみたいな感じはあるんですが、ショート動画が最近の流行りだといろんなところで聞いたりしますので、漫画感想に関してもショート動画が何らかの価値で上げられたらなとは思っていて、日頃の感想をショートにしてもよかったんですが、いっそのことという形で今回、ジャンプラスの新連載各作品を60秒で紹介する動画を作りたいなと思って、
その動画を作るための作品紹介の中身を考える回が今回の特番となっています。
はい。
なので今回の特番中で完全に紹介するかどうかは分かりません。
なるほどね。
まあまあ完成版が後に来る感じの企画の段階の動画をまず一旦先に出してしまおうという形になっております。
はい。
形式としましては、一応ジャンプラス前回取り上げた作品の後、8月以降に連載開始していて、一応区切りとしては12月、2024年12月までの連載開始作品として区切りました。
はい。
インディーズ作品に関しては基本除いていて、気になる作品があったら都度取り上げますみたいな感じでこれまでもやってきたんですが、今回まあまあ同じような感じなんですが、インディーズ作品結構気になる作品多かったんで、
まあそうですね、通常連載作品プラスインディーズの作品いくつかという形で取り上げていきます。
はい。
で、流れとしましては、僕が各作品に対して用意した大体ざっくり40秒程度の紹介文というのを読み上げるので、それに対してミスさんがもっとこういうことを言った方がいいんじゃないかなとか、この作品ってマジあれだよなとか、何かミスさんが言っていただいてそのやり取りを含めて後で編集して60秒にまとめたいなという形になっています。
冒険に行く福がないと展望大革
はいはい。
という形で長々と説明しましたが、早速中身に入っていきます。
で、一応8月から連載開始作品で、今回デッドプールは一応僕の中では新連載という扱いにはせず、その次からいきます。
はい。
デッドプール除いてその次からいきまして、早速インディーズ連載になります。
8月12日から連載開始、冒険に行く福がない十条ネギ先生という形で、こちらの紹介文。
作者の名前が十条ネギ先生。
九条ネギとは一味違うペンネームからも分かる通り、くだらないギャグに全力で振り切った感じの作品となっています。
魔王軍の侵略にされされたファンタジー世界で、新たな勇者に選ばれた最強の戦士エリック。
彼の悩みは力が強すぎて本気を出すと服がすべて弾け飛び全裸になってしまうということでした。
魔物を素材にした防具を作れる舌手屋の少女ローズを相棒に、世界を救いつつ最強の防具を作る旅に出た彼らを、
もう一人のライバル勇者、全裸や恐ろしい魔王軍の幹部、全裸との出会いが待っています。
子供の頃から少年ジャンプしか読んでいなかった僕は、これを読んでこう思いました。
みんなが言うけれどよくわからなかったコロコロコミックの良さってこれかもしれない。
概ねおもつらく編集するとぴったり40秒くらいですね。
いやーまあ確かにね、この全裸が強い作品だからねっていう。
そうですね。タイトル、冒険に克服がないというのに全てが集約されていますが、
本当にこの全裸というのが面白いんですが、でも必ずしもそれだけではないですからね。
そうですね。だから、もちろんね、作者がこう全裸の力を信じてるっていうのはすごい伝わってくる作品ではありますけども、
やっぱそこに至るまで小ネタというかね、それでも上手いですよね。
そうなんですよね。村の村長が喫香縛りで吊り上げられたりとかいうのが脈絡なく登場しますからね。
そうですね。
という、なかなか不条理ギャグではありますね。
そうだね。いやーでも俺は本当にこの作者のこの全裸を信じる力っていうのはすごい面白いなって思ってるんで、おすすめですねっていう。
そうですね。もう本当にシリアスな展開になりかけると、いつも誰かの服が弾け飛びますからね。
そうだね。
でもちゃんと真面目な展開も熱い展開もやって戦ってもいますからね。
そうなんだよね。そこのメリハリちゃんと効いてるからね、この作品ね。
そうなんですよね。なのでちゃんとストーリーも楽しんだ上で、不条理ギャグも面白いという感じの大変素晴らしいバランスの作品なんで、インディーステースが取り上げました。
はい。
はい。では大丈夫ですか。
いいですよ。
はい。ではこんな感じで軽く喋っていって、素材を合わせて60秒になる感じにしていきたいなと思っていきます。
では続きましてが、2024年8月16日から連載開始。
展望大革という作品となっております。
作者が湯葉文次先生となっております。
こちらが紹介文。
舞台は秘術という医師の術と共に歴史が紡がれてきた核現代日本。
術師の名家に生まれた、口は悪いけれど根は優しい青年商工の辰森東也君。
上司には疎まれつつ、部下には慕われている。
そして、正しいことを成すためには違法な手段も厭わない。
そんな彼が腐敗の進んだ軍の陰謀に巻き込まれながらも、人々のために、正義のために、すなわちは責任を果たすために突き進んでいく物語となっています。
強いというよりもしただかで、勇気があるというよりもイカれている。
だからこそかっこいい。
そんな主人公のかっこいい姿が見れるかっこいい作品で、とてもかっこいいです。
というか、ロングコートで日本と思ってツンツン黒髪で目つきも口も悪くて、でも正義感で天才っていう、そんなキャラクターがかっこ悪いわけがないんですよ。
間違いないですね。
という紹介文。本当に男の子の憧れを詰め込んでますよ。
そうだね。実際本当に絵も上手いし、設定も奥行きがあって魅力的だなっていう感じの作品ですよね。
重厚なんですよね。
そう、重厚なんだよね。だから本当にドラマって読みごたえがある作品なんだよね。
結構魔術師ウォーフェンとか、あの辺のかっこいい主人公を思い出す感じの良さなんですよね。
あーわかりますわかります。
かなり上の世代じゃないと伝わらないかもしれませんが、ああいう本当にかっこいいかっこいいという、ある種のプロフェッショナル感もある感じの、したたかなかっこいい主人公というのが拝める作品で、とてもいいですよ。
むしむすめとランウェイダーリン
そうですね。あとは本当にね、絵とかもすごいいい感じなんでね、その辺りは見ごたえある感じですよね。
画力、言及し忘れましたが、画力に関しても本当に一並み外れたものがあるので、そのアクションのかっこよさもかっこいいです。
はい。
では続きましてが、2020年8月25日から連載開始。
むしむすめあきかんや先生、紹介文。
正直に言えば、画力も表現もいまだに発展途上な感じで決して見栄えのする漫画とは言えないかもしれません。
ですが、読みやすさに配慮した描かれ方で、堅実に読者の心を浮かしてくる作品となっています。
人間を喰らう虫という化け物と、それを退治する巫女という能力者が相争う和風ファンタジー世界で、
虫と人間の間の禁断の子供である少女幽霊と、そんな彼女を山から人の世界に連れ出すことになった巫女の青年真白。
人間と虫の二つの世界の間で傷つきながらも純粋な絆を育む二人に対して、残酷な敵たちが立ちはだかってきます。
目新しい設定ではないかもしれませんが、人を喰うけれど無用な折衝はしないという敵が悪人に見えない瞬間があったり、
人間と虫でいがみあったり落としあったりするそういった人間の醜さと、それに抗う前世とが描かれたりと、
どの陣営も一方的には描かないことで、その世界の優しさを信じて二人の幸せを祈らずにはいられなくなるような作品となっています。
いや、全くもっと騒々しいですね。
いや、そうなんですよ。そのルックに関しては決して超美で超絶作画みたいな、そういう作品では別にないんですよね。
そうですね。
そこで一旦手に取るのをためらう方もいるかもしれませんが、読み始めてみるとすごく読みやすい作品にはなっていますし、
迫力のある支援は迫力がありますし、キャラクターとストーリーがすごく心に染みてくるんですよね。
本当にそうですね。僕はこの作品すごい好きで、やっぱり主人公の真っ白くんと幽霊ちゃんが、
この二人の関係性は言ってますけど、すごい良いですからねっていう。
いやー、尊いですよね。
尊いんですよねっていう。
だから本当にこの二人がちゃんと結ばれてほしいなーっていう気持ちにすごいなるよねっていう。
そうなんですよね。
またこの幽霊ちゃんの父親、おそらく父親である人が出てきたりとかして、最初はすごく悪いやつに見えるんですが、
だんだんそれだけでもない感じがしてきたりすることによって、漫画についている読者からのコメントというのの中でも、
最初は嫌われていたそのお父さんが、だんだん義理のお父さんと書いて、お父さんお父さんって。
真っ白くんお父さん、お父さんのところにいて偉いなーみたいな変な向こう入りの話にされてるんですよね。
そう言えばそうですね。
あの辺もやっぱりキャラクターを多重、多層的に描く感じのこの作品の魅力によるものだなという感じがして、
いやー大変いい作品ですし、あとは幽霊ちゃんという女の子、野生児なんですが、
神威というものに憧れていて、ことあるごとに神威しようぜ、神威してくれって言ってくるあたりがとてもいいですよね。
いいですね。だから本当に早く二人の神威が見てーって思いますね。
その言い方はひどいと思いますけど、まあそうですね。
はい。
では続きましてが、2020年8月28日から連載開始。
ランウェイダーリン、逃げろダーリンやず先生。
こちらがマフィアが暗躍する昔のアメリカ風の世界で、
女性と見れば迷わず苦毒、女性大好きの凄腕逃し屋ダーリンという人が、
一癖も二癖もある悪女たちを相手に命懸けの逃亡アクションを繰り広げます。
たとえ殺されそうになっても、相手が女殺し屋ならば、苦毒のを忘れない。
そんな彼に真面目な悪役たちは時にキレたり、時に侮ったりもするけれど、
気が付けばダーリンの手のひらの上で踊らされています。
巧みな起点と超人的な身体能力でどんな相手も手玉に取るかと思われたダーリンですが、
彼を狙う悪女のスケールも留まるところを知らず、
果たしてといった形の確かな画力で描かれる展開画は雰囲気満点。
運命の女性に出会うために今日も逃げろダーリンという作品となっています。
そうですね。
これ紹介文だけだと正確なところ、正確な雰囲気が把握できないと思うんですが、
まあ、悪女もかなりいかれてるんですよね。
そうだね。
だんだんやっぱ、悪女側が目立ってくる作品だよね。
最初はちょっとスティーハンター的な雰囲気の作品なのかな。
女好きのいい男が侮られるけれど、実は強くて悪人倒してかっこいいみたいな、
そういうお話かなと思って読み始めるんですが、
後半に行くにしたがって、だんだん女性側の狂いっぷりがおかしくなってきて、
どうなるんだっていう感じにはなってくるんですよね。
そうだね。
新連載の魅力
俺も最初はかっこいい系なのかなっていうね、雰囲気もんなのかなって思ってましたけど、
なんかちょっと変わってきたなって感じがする。
いや、なので、そのダーリンかっこいいっていう、本当にその方向で読み始められて、
まあそれで一旦楽しめると思いますし、
その後、何かよくわからないおぞましい展開もきそうな感じがしていて、
まあ、いろんな方向性で楽しめる作品なんだろうなという感じにはなっていますね。
そうですね。続きが楽しめる作品ですね。
続きましてが、2024年9月3日から連載開始、
サンキューピッチ 住吉旧先生となっております。
こちらが紹介。
前作、ハイパーインフレーションで、その強烈なユーモアとどぎつい絵面、
そして何より鮮烈な頭脳戦でジャンプラ読書を虜にした住吉旧先生が送る、
異色高校野球漫画となっています。
野球に賭ける情熱は本物ながら、他人を駒のように操ったり、
前後の見栄えなくマウンドにしがみついたりといった、
イカれた性格の高校球児たち。
そんな彼らの頭脳野球バトルは、もうずるいだとか、卑怯だとか、もう倫理だとか、
そんなくだらない言葉を置き去りにして、熱く盛り上がっていきます。
そして、前編にほとばしる性癖、性癖、また性癖、
ショーター、巨大女、大役、
もう癖がないと登場しちゃいけないのかと言いたくなるキャラクターたち。
なのに、そんな彼らの背景には、
一本筋の通った確かな青春ドラマがあるという、
このカオスのような作品は、もう一回読まないとその良さはわからないと思います。
いやー、全くもっと騒々しいですね。
この壁、壁が一番大事なんですよ、壁が。
いや、ほんとそうだね。やっぱりその、
一駒、一駒に対して壁がやっぱり込められてる感じするからね。
ここでこんな無駄な大役流す必要あるみたいな感じが思うんですけど、
絶対必要があるんですよね。
そうですね。
あれがないとサンキューピッチじゃないですからね。
そうなんですよね。
いやー、でも本当になんだろうね、この、
もともとね、この誰も見たことがない野球漫画っていうフレーズで登場してた作品ですけどね。
マジで誰も見たことがない野球漫画だって感じですからね。
そうですね。
いやまあまあ、野球漫画に頭脳戦要素を盛り込むというのは、
もういろんな歴史があることだと思いますし、
でもそんな中でもやっぱりこの作品は、
単純な頭脳戦であると同時に、
人間のメンタルを扱った展開が多いんですよね。
そうですね。
そういう点で、単純な市民の読み合いですとか、
排球の読み合いみたいな、
そういったレベルのスポーツ的な意味での心理戦を超えたところにある、
謎の人間ドラマが繰り広げられている点でも、
かなり特殊な作品ですね。
なんかちょっと思わず笑っちゃったりするからねって。
暑いんだけど笑っちゃったりするからねって。
そうなんですよね。
本当に前作のハイパーインフレーションでもそうでしたが、
本当にすごく熱く盛り上がっているけれど、
同時にすごくくそくだらない笑いと、
性癖を刺激する謎の艶やかさがあふれているという、
本当にいろんな要素が同時並行的に展開する作品なんで、
これはもう名作間違いなしですね。
間違いないですね。
英雄機関の物語
では続きましてが、
2024年9月15日に再開し、
英雄機関、
こちら原作、
こちらが紹介。
おもて向きは人類を守護する組織である英雄機関ですが、
裏から人類を操り、
その独裁的な権力によって、
多くの人命を死へと追い込む人々の命を使い捨てるような、
そういった非人道的な組織でした。
とある悲劇からその真実に気づいた少年レオは、
その天才的なパイロット技能によって、
英雄機関の妖精学校に入学、
内側から英雄機関の打倒を目指します。
希望に胸を膨らませる同級生たちの中で、
ただ一人、この世界を壊そうという、
暗い企みを燃やす少年レオ、
彼は果たして真の英雄となれるのでしょうか、
という作品となっています。
そうですね。
これもすごい重厚な作品ですよね。
やっぱり主人公の動機に、
かなり影の部分があるので、
あと当然人の死ぬ世界観なので、
かなり真面目な、ハードな感じではありますね。
そうなんですよね。
そこがすごい面白いというか、
迫力あるところなんですよね。
そうですね。
ハードな世界観だからこそ、
その中で頑張る少年というのの、
かっこよさというか、たくましさというか、
強さみたいなものが感じられるので、
本当にこの世界観、
この強い世界観を打ち出した中で、
それに対抗する主人公のかっこいいところを、
どう描いてくれるかが楽しみになってくる作品ですよ。
そうですね。
これからめちゃくちゃ期待という感じの作品ですね。
そして当然女の子は可愛いです。
そうです。間違いです。
まだ本格的な絡みはまだなんですが、
とりあえず見た目可愛いので楽しみです。
続きましてが、
2024年9月21日連載開始。
ギャルとヤンキーの世界
このクラスにギャルはいない、
ときたしぐれ先生となっております。
紹介。
あまりに地味で、
友達もいない中学生活から抜け出すため、
高校デビューでギャルになった七瀬さん。
しかし、そこは新学校だったので、
ギャルは彼女一人。
めちゃくちゃ浮いてしまいます。
そんな彼女に恋をかけてくれたのは、
クラスのヤンキーに見えるまみやくん。
彼もまた地味で、
友達のいない中学生活から抜け出すために、
間違った高校デビューをして孤立していました。
そんな二人を中心に集まった仲良し四人組は、
美男美女のギャル、
ヤンキー、
チャラ男、
地雷系女子。
そんな彼らの正体は、
クソ真面目な女の子、
クソ真面目な男の子、
そして、
女の子と喋れないクソ童貞男子、
そして、
もう超ワイルドな野生女児。
全員小見所をかつ、
陽気に憧れすぎて空回りして、
友達と何していいかもわからず、
公園の遊具で全力で遊んだり、
カラオケに行ったら、
そこで配信されている児童向けアニメを真剣に見てしまったりと、
見た目とのギャップがものすごいんですが、
周りのみんなも、
そんな彼らの内面を既に気づいていて、
温かい視線で見守っているという、
そんな優しい世界観になっています。
これぞ癒しです。
そうですね。
我々は本当にほっこりしながら、
みんなと同じように眺めてるって感じですよね。
最初はこのギャルのフリをする女の子と、
ヤンキーのフリをする男の子が、
お互いの正体を隠したまま触れ合うことに、
どんな旨味があるんだろうと思ったんですが、
もうこの中身がほぼ小学生ということに気づいたぐらいの展開から、
もうたまらないですね。
そうですね。
わんわん可愛いな、こいつらっていう感じだよね。
正体を隠している云々関係なく、
もう公園の遊具でギッコギッコギッコギッコやっているのを見ると、
もうホワッとしますからね。
そうですね。
やっぱりその見た目、
麗しくて周りを威圧する、
そういう存在感のある人たちの中身が、
超子供っていう、
仲がいいっていう、
で、ホワホワしているっていう、
この感じはもうものすごい癒しだなという作品となっています。
そうですね。
では続きましてが、
2024年9月24日連載開始。
限界OL ギリギリギリコ ミートスパ 土本先生。
という形でこちらもインディース連載となっています。
紹介。
超新美女OLのクソ丁寧な限界生活にあるあるが止まりません。
料理はしたくないし、買い物にも行きたくないし、
お茶も何もない中で飲み物が欲しくなったらどうするか。
そう、片栗粉と砂糖をお湯に溶かして飲むんです。
なぜなら砂糖は美味しいからです。
基本タイタラーけれど、
ひと手間を加えることで、
そこに豊かさがあるように見間違えてしまう、
そんな豪の肯定のような作品となっています。
貧しい日々の豊かさを独自の視点で描き出す、
この作者の斜めからの視点には、
驚きと感心と軽いどんびりとが入り乱れて、
他にはない読み心地が味わえます。
また、女性キャラは基本的に全員性格の歪んだ超新美女となっており、
あなたの性癖が試されます。
そうですね。
俺はあんま刺さってないんですけど、
ガルちゃんはむちゃくちゃ刺さってるんですよ。
僕は最近の新年祭の中でもかなり上位に好きな作品ですね。
はいはいはい。
めちゃめちゃ味のある作品なのは認めますっていう。
めちゃくちゃあるあるが多いんですよ、僕は。
はいはいはい。
もうめんどくさいからウインナー加熱せずに食べれるとか、
その貧しさとともに、
でも意外とうまーいみたいな感じがするみたいな、
加熱済みって書いてある食品は救いだなーみたいな感じとか、
いやーわかるなーと思いながら読んでますからね。
なるほどね。
だから俺はなんか本当、
ある種陳迅を見てるかのごとくあれだけど、
ガルちゃんにとっては本当にあるあるだろうね。
あるあるも多いですし、あるあるを超えて、
なるほど、そんなひと手もかけるといいんだみたいな。
もう結構限界料理として紹介されますけど、
なんかトーストに旨味調味料をふりかけると美味しいみたいなやつとか、
あ、なるほど美味しそうやってみようと思いますからね。
なるほどね。
いいね、そのあたりは人によって読み合って全然違うなって思うし、
俺も面白いのは面白いんだけどっていう。
あんまりあるあるとして見てねーなっていうのはあるんだけどね。
なので単純なズボラ飯ではなくて、
ちゃんとひと手間二手間加えて、
その貧しい生活の豊かさっていうのを確かに描いてる点が、
この作品の独自の魅力で、
僕はそこに本当にあるあるの共感とともに関心を禁じず、
かなり僕は大好きですね。
そうですね、ポジティブな作品ではありますねっていう。
それは間違いないですね。
ポジティブじゃないシーンもなくはないですけど、基本ポジティブですからね。
そうですね。
では続きましてが、
2024年9月27日連載開始。
ルナティックテラポップ柱久谷先生紹介。
女子高生佐々木ちゃんは、
ちょっと様子がおかしいけれど、
でも大好きな初彼氏の佐々木くんがエイリアンに誘拐されたので、
それを取り戻すためにエイリアンの仕事を手伝って、
エイリアンと恋愛の葛藤
他のエイリアンをぶっ殺してエネルギーを吸い出す生活をしていたら、
また他のエイリアンにスカウトされて地球を守る仕事をすることになりました。
そんなはちゃめちゃな展開の中でも、
彼女の脳裏には常に彼氏との思い出や未来への妄想、
いつか行くと思っているデートプランのことばかり。
スイーツ女子がその恋愛能を狂気に変えて、
今日も皆殺しの歌を響かせるという、
どんな厳しい展開もあっけらかんと聞き流して、
彼氏を取り戻すためだけに傷だらけになっても戦う、
恋愛女子の彼女から目が離せない作品となっています。
いや、その通りですね。
いや、マジでこれ、さつきちゃん可愛いんだよねっていう。
可愛いとイカれてるが、僕の中では半々ですけどね。
はいはいはい。いや、俺はこのイカれてるところも含めて、
さつきちゃん可愛いだって派ですかねって。
そうですね。一種のヤンデレ感にも通じる魅力はあるかもしれないですね。
そうなんですよね。
あとはでもやっぱり本当に絵柄がやっぱりポップな感じっていうのがすごいあってね。
まあ殺戮現場ではあるわけだけども、
なんかこうポップに見えられる感じあるじゃないですかっていう。
まあまあ確かに。
キャラクター、当然女の子たちとかそういったキャラクターもポップに可愛く描かれていますし、
で、戦闘シーンに関してはまあ精算でありつつ、
確かに独自のカラッとした画風がありますね。
そうなんですよね。そこもだから見やすくて好きですね、俺はっていう。
本当にテラポップ、テラポップってなんだろうな、
地球のテラとか単位としてのテラとかを描けたすごいポップですよってことなのかなと思ったりとかして、
日本語で調べるとなんかコンピューター用語が出てきて、
あまりこれじゃなそうだなみたいな用語しか出てこなかったんですが、
でも本当にポップっていう感じ自体はあるんですよね。
そうなんですよね。だから本当にタイトルが合ってるなーっていう感じがすごいするんですよね。
確かにルナティックというかファナティックというか狂気的でポップな作品ですね。
そうですね。
テラポップですよ。
そうですね。
という感じなので本当に中身的にはエイリアン退治者のアクション漫画という、
まあある種の王道というかストレートな作品なのかもしれませんが、
本当にその下中にいる、中心にいる女の子が周りから戸惑われるくらい、
ドン引きされるくらい、理解されないくらいにもう彼氏のことしか考えていないという、
その点が本当にこの作品独自の魅力になっていて、とてもいいですね。
いいですねー。
子供の殺し屋の成長
続きましてが、2024年10月3日連載開始。
スマザーミー・下本博先生となっております。
紹介。
そこは殺し屋が支配する街でした。
その街では子供は常に搾取され、利用され、殺されていきました。
親に売られて殺されそうになっていたアキオ君は、
殺し屋に拾われて子供の殺し屋ヘビとして仕事をこなしていました。
そんなある日、彼に優しくしてくれる盲目の女性リンさんに出会います。
彼女は自分は大人だからと言って子供のアキオ君に優しくしてくれました。
アキオ君は自分がどんな大人になるかを初めて考えるようになります。
2015話の作品、さまざまな大人たちの元を転々とするアキオ君の迷いと決断を負うシンプルなストーリーラインは、
ベタを多用したビビットな画面作りと相まって、一本の映画を見たような満足感が味わえます。
どんな大人になりたいかというその問いかけは、大人にも考えさせるものになっています。
という内容です。
そうですね。
ちょっと俺まだこれ、完結まで読んでなかったんですけど、
本当に味があるんですよね。
画面作り。
そうなんです。
中間で次どうなるんだろうワクワクみたいな感じで、
毎週楽しめるという感じとは明らかに目指しているところが違う感じの作品になっていて、
もう雰囲気、やっぱり重厚とも言いませんが、本当に雰囲気のある作品なんですよね。
そうですよね。
第1話からいろいろ考えさせられる作品でもあったからね。
はいはい。
逆に俺は今この説明を見て、ちゃんと読もうって思いました。
子供の殺し屋というのは要素としては少年漫画に全然ある要素。
よくあってもおかしくない要素ではあるんですが、
この作品は本当にそれを子供というものに対して大人がどう接するか、
子供に何を期待するのか、子供に何をさせようとするのか、
そして子供に何を与えられるのかという、
その大人と子供という関係性を軸にこの全15話が描かれていくので、
本当に単純な少年漫画として、少年の投影先としての少年主人公というだけではなくて、
すごく意味を持った少年殺し屋が登場するという点で、
結構変わった作品になっていますね。
そうですね。珍しいですよね。だからこそ見応えがあるという感じがしますね。
そうですね。あとは本当にアメコミ風ともいえる感じの、
すごく線が力強い感じの画風も本当に魅力的なんで、
ぜひ一度手に取って読んでいただきたいなという感じもします。
はい。
不穏なファミリー漫画
では続きましたが、2014年10月8日連載開始。
ヤッターラ・大山田先生紹介。
こちら、かわいい見た目の邪神が子供を食べる話になっています。
無限に近い寿命を生きている存在、ヤッターラは食事に飽きていました。
そんなヤッターラは、自分が背負うした子供を食べると新しい味がすると気づいて、
子供を育てることにします。
たまたまヤッターラに選ばれたのは、家族もおらず空き家で不法入国して生活している難民の
お兄ちゃんと妹二人の三人兄弟。
何か現実以上に強烈な人種差別がはびこる世界観の中で、
社会から憎まれて存在を許されていない子供たちが、
道徳観の全くない人食いの化け物の保護の下で、
綱渡りのような生活を送るという、なかなかスリリングな中に
ハートウォーミングな要素がありそうな気配がしつつ、本当にあるのかなと、
一切油断ができない感じのスリリングなファミリー漫画となっています。
そうですね。
一番最後のページのところに出てくるヤッターラとかのページは、
すごい可愛い感じがするし、ポップな感じがあるんですけど、
本編はそんなことないですね、あんまり。
ヤッターラの見た目は可愛いんですが、可愛い展開はほぼないですからね。
ないですからね。
俺もなんかこう、きっといい感じになってくれる、
ハートフルになってくれるんだろうなって思いながら、
うーん、確かにどうなのかなーっていう、
ほんとハラハラ感で読んでる感じですね。
ハラハラ感が面白い漫画ですよね。
そうなんですよね。かなり不穏な感じ。
ヤッターラは可愛く描かれている一方で、
子供たちはそこまで可愛くは描かれていなかったりもしますしね。
あー、確かに。
リアルなとも違いますが、ちょっと固めの画風で描かれていて、
可愛いは可愛いんですが、でもやっぱり健康状態とか、
心配になるような描かれ方とかもしていて、
そういった点でも本当に気の抜けない作品ではあるんですよね。
そうですね。
いやー、でも本当最終的にどうなるのかって言うと、
全然破滅の道とかね、ありそうですからね。
そうなんですよね。全然悲劇展開、バッドエンドみたいな、
そういった展開もあり得る感じの作品となっているので、
その点で本当に先々は楽しみな作品になっています。
では続きましてが、2024年10月13日から連載開始。
モノクロの二人、松本陽介先生で紹介。
画家の夢を諦め、どこかやりがいのないサラリーマン生活を
そつなくこなしている男、不動君。
そんな彼のできる女上司に見えていた若葉さんは、
その私生活を漫画家という夢に全振りしていて、
全然ビシッともキラキラっともしていない、
ボロボロな感じの本性を隠し持っていました。
そんな彼女は不動君が息抜きに書く落書きを見て、
漫画の背景を手伝ってほしいと頼んできます。
最初はただの手伝いのつもりだった彼も、
絵で人を感動させる喜びを思い出し、
彼女と任意三脚で大須崎の夢を追いかけ、
足掻き始めます。
大人が夢を追いかける姿を描く、
ジャンプフラス7ではの大人版バックマン。
そして彼女が漫画に全振りなまり、
無防備に彼を家に招き入れて、
感情とか下着姿とか、
諸々むき出しにしてしまって、
エロい雰囲気がたまらない感じのラブコメにもなっています。
そうですね。ラブコメですね。
ラブコメ要素は後半にいくほど高まっていきますし、
あとやっぱりこの先輩、若葉さんが、
本当に漫画家のことを気にするあまりというか、
やっぱりどこか抜けていて、
すごく無防備なところがとてもいいです。
そうですね。好きなある女性、いいですよね。
そうですね。無防備、無自覚、あざとかわいいは本当にいいですね。
いいですね。
だから本当に、
さっき言ったバックマン的な、
そういう夢を追いかける的なところもそうだし、
ラブコメも両方、両輪が上手く回っている作品ではありますよね。
そうですね。ちゃんと漫画技法的なところを、
主人公不動くんが水彩画がめちゃくちゃ上手い人というのを、
漫画のモノクロ絵にどう活かしていくかですとか、
すごく上手い背景の人がいるというのを活かした作品作りはどうしようか、
それを活かすストーリー作りはどうしようか、
それをどう上手くブラッシュアップしていくかみたいな、
そういった漫画技法の話でも挟み込まれていて、
そういう意味でも結構バックマン的な、
知識欲を満たす的な楽しみもある、
本当に漫画家漫画としてもすごく楽しめる感じになっています。
そうですね。
結構この手の社会人漫画だと、
連載開始してすぐにあまり描かれなくなる傾向のある、
会社の描写も結構後になっても残っていて、
しかも会社でダメな2人がとかではなく、
会社でバリバリに仕事ができる感じの2人が、
実はみたいな感じで、
そっちの方向のギャップを出してくれるのも、
社会人漫画としての面白さ、読んでいる時の旨味になっていて、
その点もなんかいいなと思わされました。
そうですね。
では続きまして、2014年10月14日連載開始。
ベアビー・ヌーン先生。
こちらもインディーズ連載となっています。
紹介。
不気味で可愛いオシャレすぎるデザインで全てが仕立て上げられている、
センスで差しにくる感じの漫画となっています。
エクソシストの一族の最後の生き残りであるノア君は、
穏やかな個人ライフを送るため、
彼を狙って集まってくる悪霊たちと戦います。
周囲の子供たちは不気味な様子のノア君や、
次々に起こる怪奇現象に戸惑いますが、
ノア君が優しいことが伝わってきて、
児童文学のような暗闇
徐々に心を開いてくれる子も現れます。
残酷で恐ろしい世界の中で、
子供たちの純粋さが輝く、
児童文学のような作品。
ちなみにノア君の武器は、
母親の力の困ったクマのぬいぐるみのチャベビー。
それはピンチになると露出度高めの美女に変身して戦います。
児童文学に収まらない兵器もちゃんとあります。
という作品となっています。
そうですね。
本当になんだろうね、
一見すると何が起きているかわからない感じもあるんだけど、
本当にセンス抜群って感じだよね。
本当にすべてのコマが、
イラストとして作品として掲載できるレベルで仕上がっていますからね。
そうだね。
キャラクターの名前もポンとおしゃれな感じで名前が出たりとか、
単純に絵としてだけではなくて、
漫画としてのこだわり、演出とかに関してもすべておしゃれで、
いやー、ちょっと完成度は群を抜いていますね。
そうだね。
特に会議というか、そういった存在的なところで、
ポージングとか含めてすごい考えられてるからね。
そうですね。
その絵柄も外国の絵本みたいな感じのおしゃれな絵柄なんですが、
ちゃんと幽霊とかに関しては、
死んじゃった子なんだなみたいな感じの悲しみもあったりとか、
ちゃんと怖いところはあるんですよね。
そうだね。いや、怖いよ、ちゃんとこれ。
徹底的にすごく残酷なところもいっぱいあったりするんで、
ただ可愛いだけではなく、その怖さも描かれていますし、
そんな中で子どもたちが頑張るという感じの児童文学感もあるし、
いや、刺さる人には間違いなく刺さる作品ですね。
恋心と人間不信
そうだね。
僕はかなり好きではあります、この雰囲気。
続きましてが、2024年10月19日連載開始。
ナイトライトハウンズ 中田春久先生。
紹介。
べらぼうに絵が上手い。上手いというかもう魅力的。
人間の表情や背景、鼓動がとにかく上手い作品となっています。
マフィアに支配された街で、通りに足らないチンピラとして生きていたジミー。
彼の運命は、街中で出会った少女に失った弟の姿を重ね、
リリーと名付け、優しく手を差し伸べたことで大きく動き出します。
ジミーは、街を支配するマフィアの秘密を知り、殺されそうになります。
その秘密とは、バンパイアと結託し、人の血を供給する代わりに
バンパイアの力を利用しているということでした。
危機一髪のところをリリーに救われたジミーは、生物兵器として生み出されたリリーに
人並みの幸せを与えるために、派閥抗争が起きているマフィアの家中に
構成員として潜り込み、両派閥に殺されないように、怪しまれないように
ギリギリの立ち回りをしながら、バンパイアを狩る組織、ナイトライトハウンズの手先として
スパイ活動に命を懸けます。
何でしょうね、このサムネというかも、第一話のサムネからめちゃくちゃ笑顔まで育ってきますか?
そうなんですよね。今ビキフィリア見たら、この中田先生、結構色々とすでに作品を連載されたりとか
実績確かな方なんですね。
ほうほうほう。
アニメーションのキャラクターデザインですとか、小説のイラストレーションですとか、そういった仕事もされていて、
実績も確かで、実力も間違いなく感じのその、何でしょうね、その実力、画力が本当にいかんなく発揮されてますからね。
そうですね。クリーチャーデザインというかね、本当にその辺の迫力も確かですからね。
確かに。特にリリーという、ヴァンパイアを食う女の子の怪物形態もかっこいいんですが、
ヴァンパイアが本性を表した時の姿というのが、何でしょうね、すごい良くできてるんですよね。
そうですね。
本当に映画の特殊技術でこういう感じのヴァンパイアが登場したら、それだけでその作品の代名詞になるだろうなみたいな感じの、
すごい情報量の多い感じのクリーチャー面をしていて、本当に凄まじい画力の作品ですし、
それで描かれる、やっぱりこの主人公のジミー君と女の子リリーちゃんの触れ合いとか、
やっぱり表情が豊かな分、あまり直接的な会話しなくても、やっぱりその二人の気持ちが伝わってきて応援したくなりますからね。
そうですね。表情とか目とかそういうところで語ってくれる作品でもありますからね。そこは良いですよね。
という点で、本当にアクションもド派で、ストーリーも重厚に感じられ、
そしてキャラクターたちも魅力的に感じられるという、基礎力がめちゃくちゃ高い作品となっています。
続きましてが、2024年10月24日連載開始。
アゴコロスクランブル 谷中さとし先生で紹介。
人の心の声が聞こえる男子高校生の小春くん。
これまでの経験から人間不審に陥っている彼に対して、内心で激しい恋心を燃え上がらせて脳内でのたうじ回る表面的にはおとなしい少女のゆきちゃん。
失望された時にその心の声を聞きたくないということから、好かれないように、そもそもに好かれないように彼女に冷たい態度を取ろうとする小春くんなんですが、
良心の過酌から徹底できず、結局はどんどんと好かれていってしまい、
これはまずい、嬉しい、でも怖い、でもだからこそ嫌われたい、
ていうかこの子本当に俺のことめちゃくちゃ好きだなぁという、この感じのゆるふわなイチャイチャ展開から始まりつつ、
最近は徐々に何か気な臭い展開が増えていて、果たしてどうなるかわからない、そんなジレンマ系ラブコメとなっております。
そうですね、本当にジレンマ系ラブコメとして完成度が高いというかめちゃくちゃ面白いですよね。
そうなんですよね、やっぱりこのゆきちゃんの内心の恋愛の盛り上がり、
わー小春くんかっこいい、好き好き好きって盛り上がっているというのが見えるというのが、
やっぱり作品としての面白さとこのゆきちゃんの魅力になってますからね。
そうですね、なかなか本当に個性的というか吹っ飛んだキャラクターですよね。
そこはすごい好きですね。
そこから最近は結構ゆきちゃんは何かに狙われていてみたいな話とかも始まったりとか、
何かいろんな方向性に話が膨らまりそうな感じなんで、果たしてここからどうなるかという、今は先が読めない状態にはなっていますね。
という感じなので、今から読み出すとちょうど何だかわからないという展開を楽しめるかと思います。
宇宙人の支配
では続きましてが、2024年11月16日に再開し、都市伝説先輩平岡和樹先生紹介。
前作ジャンジでは幼稚園児による麻雀バトルというキテレツな設定の漫画の中、
なぜかほぼさんの階層にのみ登場する生きてるだけで何もできないダメな元彼が異様な人気を獲得した平岡和樹先生の新作。
オカルト大好き少女のもくめちゃんは大学入学を機にオカルトサークルに入ります。
彼には都市伝説に愛されたオカルト遭遇率100%のクース先輩がいるからです。
彼はそんな自分の体質を信じていないし、オカルトにも興味はなくパチンコに生活費を溶かすクズ男だったのですが、
もくめちゃんに報酬をちらつかされてサークル活動に同行、最終的にはシャレにならない恐ろしい展開に襲われるというギャグ漫画となっています。
異様なバイタリティと健全なエロスにあふれた女子大生が周囲に受け入れられ、
ほだされていく様子は心が温まりますし、クズの先輩を使いこなしていく様は自堕落大学生の退廃的な雰囲気もあって、先輩が羨ましくなってきます。
おついち 羨ましくなるか?
ああいうダメサークルの雰囲気いいですよね。
おついち ダメサークルの雰囲気はいいですよ。
もくめちゃんに生活費をちらつかせていいように呼び出されたいですよ。
おついち そっちの駅はなかったな。
これは本当にギャグ漫画なんだけど、怖いところはちゃんと怖いからね。
おついち そのオカルト展開、都市伝説に毎回遭遇して、とても怖い、本当に見た目も驚ろしい感じの都市伝説が現れるっていうところから、
落ちがつく場合もあれば落ちがつかない場合もあるというか、それは落ちとして別に怖さを緩和してないのでは?みたいな感じだったりするんで。
ギャグ漫画ですけど十分怖いんですよね。
そうですね。ホラー漫画として見てもおかしくないレベルの作品だと思いますね。
おついち そうなんですね。ホラーギャグ漫画、ホラーコメディですかね。
そうですね。なかなかジャンル分けが難しい感じではありますけど、ただ本当に唯一無二というか特別な魅力がある作品ではありますよね。
おついち そうですね。あとは本当に前作ジャンジからそうではあったんですが、
本当に平岡先生の描く女性キャラというのがとても魅力的でエロくて、いやぁ木目ちゃんいいなっていうだけでもこの作品は読まずにいられないですよ。
そうですね。
おついち では続きましてが2024年11月29日連載開始。
両太は弟を殺したナトリュー・アユム先生紹介。
第一話に仕掛けられた驚きのキミック。不死家庭の両太は最近様子がおかしいです。会話がかみ合わなかったり、何か精神が病んでいるみたいです。
どうも仕事で出ずっぱりの父親の代わりに幼い弟の面倒を全て見ていて、自分の時間も持てず、たまに弟が怪物に見えたりして、弟を殺してしまいたいと思う瞬間もあるくらい追い詰められているようです。
そんな両太君は親友のハヤト君の目の前で、わがままだけれど可愛い弟を殺してしまいます。
ですが弟は蘇ってきます。殺しても殺しても何度でも何度でも蘇ってきます。
それどころか、両太君が死んでも弟がそれを食べて吐き出せば、両太君に見える何かが動き出します。
ハヤト君は親友を助けるために異形の弟と戦うことを決意しますが、というホラーサスペンス漫画となっています。
一話は単純なヤングケアラー問題で追い詰められている、そういう社会問題を描いた作品なのかなと思わせておいて、
この弟本当にそういう奴なの?という驚きが仕掛けられているので、それをここで紹介してしまうかどうか迷ったんですが、もう言っちゃいました。
そうですね。確かに、え?そんな作品なの?ってなっちゃいますよね。
社会派漫画と思ったら、これ、化け物と戦う話なの?ってなるっていう。
そこから先も、弟こんなことになっちゃうの?弟こんなこともできるの?
え?両太お前?っていう感じで、怖さがどんどん上積みされていくんで、大変楽しく読ませていただいています。
そうですね。どこに行くんだこの漫画?って感じになってますよね。
で、この異常事態に気づいているのが、この両太くんの親友のハヤトくん一人だけなので、本当にこの異常事態が起きているのか、
ハヤトくんの妄想だったりも、いやそんなことはでもなみたいな、どこまでが真実か分からない不確かさとかもあって、
いやー本当に怖いですし、不安定な気持ちになれる良い作品ですよ。
先が気になりますね。
では続きましてが、2024年12月2日連載開始。
ドラマクイーン市川倉子先生紹介。
彗星が衝突しそうになっていた地球は宇宙人によって救われました。
結果、宇宙人は地球に歓迎されて、わが者側で街中を歩き回り、大金持ちになったり偉くなったりして、
人間をコキ使い、バカにして、とても酷い扱いをしていました。
異星人との遭遇
社会的法律的には認められた、その宇宙人の傍若無人な車いを許せない、女性野間本さんと男性鬼神さんの二人が結託し、宇宙人を殺して回ります。
宇宙人は、その死体が異常に臭くなるので、死体の隠蔽が困難という特徴があったのですが、野間本さんは、
そんな宇宙人の死体がとんでもなく美味しいと言って、自分の体の数倍はある宇宙人をバックバックと食いまくります。
宇宙人を殺す組織にも悪い意味でも目を付けられて、表社会からも裏社会からも狙われる彼らの運命や遺憾という作品となっています。
おだしょー そうっすね。大丈夫だよね。食うんかいって感じでしたからね。
食うんかいですし、食えるんだって思いきや、どんどん周りから宇宙人は本当に臭いし、まずいし、食えたもんじゃないし、
なあっていう話がされているのに、野間本だけは食い続けるんですよね。
おだしょー そうなんですよね。
いやー面白いっすよね。
おだしょー だから本当に大いなる謎なんですよね。野間本がなんで宇宙人をうまいと言って、しかも自分の体の数倍はある量をペロッと耐えられるのか、本当に謎なんですよね。
そうですね。語られないっすから。
おだしょー SF的な何か説明がなされるのか、もっと何か概念的な何かその身に宿っているのか、説明せずに終わるという可能性もありますが、
あの辺の気持ち悪さも含めて、一体どうなるというその不安感が強い作品ですね。
たまらないっすねって。
おだしょー はらはらドキドキとなっています。
あとは結構、人間はすごくリアルよりの透視に描かれているのに、宇宙人は落書きみたいなデザインで描かれていて、
殺しの瞬間とかいろんな瞬間も何か落書きみたいな画風に書き換えられたりとか、そういった画風的な意味でも大変面白いところのある作品となっています。
では続きましたが、2024年12月5日連載開始。
アスラの沙汰 宇野花宇次先生 紹介
堂を越えたいじめというか暴行と強括を受ける少年アスラくん。
彼は悪いことをした人間には罰が当たる、悪いことが起きるという母の教えを心の支えに、その生活にただひたすらに耐えていました。
ですがそれも限度を超えてどうして罰が当たらないんだと思った時に、街中で遭遇した怪しげな男が一つの鍵を手渡してきます。
その鍵は人間を地獄に送るという鍵で、アスラくんは罰が与えられないなら自分が与えなければいけない、それがいいことだと思い、
自分をいじめていた男や他にも他人を傷つける人間を地獄に送り込んでいきます。
その行為をいいことだと言って何のためらいもなく行っていく、そんなアスラくん。
デスノート的な話かと思いきや、それ以上に主人公のアスラくんは明らかな異常者で、
だからこそそんな彼の行動に巻き込まれた人々は、彼を信仰したり恐れたりしていきます。
未だ物語の方向性は分かりませんが、とてもスリーミングな作品となっています。
そうですね。いろんな意味で気持ち悪い作品ですよ。
このアスラくんというのがどういう人なのか、最初かなり戸惑うんですが、
最終話ぐらいまで読むと、やっぱりおかしいんだというのが分かってきましたね。
そうですね。
一種のサイコパス的な人間という、異常に何か内面に歪んだものを持ってそうな雰囲気もしますし、
なので結構そのアスラくんの視点で描かれつつ、怖がったりびっくりしたりとか、
そういうのは基本的にその周りの人がするんですよね。
そうですね。
なので周りの人からアスラくんを見て、何なんだこいつはっていう状態で、
悪い奴が上空に送られていくという、今のところそんな展開の作品となっています。
動物たちの新たな文化
いじめが胴をこえてどぎついんで、かなりきついんですけどね、読んでて。
そうなんですよね。
あの辺でも結構読者を試す作品となっているかもしれません。
では続きましてが、2024年12月18日連載開始。
テラリウム K先生。
こちらもインディーズ作品となっています。
紹介。
犬、猫、鳥やらのあらゆる動物が立って歩いて会話して、人間のような文化生活を営んでいる地球。
かつてこの星を支配していた猿族がなぜいなくなったのかは、考古学上の大いなる謎となっています。
可愛いキャラクターたちによる本話化する日常が描かれるんですが、
そんな中、ある日事件が起こります。
それは、熊がウサギを食い殺すという猟奇事件。
かつて動物は動物を食べていたという弱肉強食説という過激な学説を発表して板払いされていた学者の研究の跡をたどりつつ、
猿族も含めたこの世界の謎に迫っていくSFミステリーとなっています。
そのルックの可愛さと高派なSFの雰囲気が今後を楽しみにさせるインディーズ連載作品となっています。
そうですね。絵柄自体はめちゃくちゃポップというかね、可愛らしい感じではあるんですけど、
やってることは本当に本格的というかね、ちょっと狂気入ってる感じがたまらないですね。
そうですね。デザインに関して、服を着たりはしてるんですが、かなり動物寄りでかつデフォルメの効いた感じの擬人化をされていて、
いやー、けっこう獣レベルの高い方ですよね。
いや、ほんとそうですね。特に主人公的なところはケモナードというか、高いですよね。
そうですね。かなり可愛いなっていう感じの、性癖も感じる感じの素晴らしいデザインの動物寄りでかつキャラクターたちで、
それだけだと本当にすごく可愛いんですが、本当に展開されるのがSF的に気になる展開。
やっぱりこの猿族とか、動物がかつて動物を食べていたのではみたいな学説とか、
また現実と照らし合わせて、こういうことなのかな、現実とこの作品の関係性はこうなっているのかな、みたいな、
いろんな想像させるワードの散りばめ方が巧みで、すごく興味を引くSFとしても楽しめる作品になってますよ。
そうですね。
いやー、僕はかなり好きな作品となっております。
これも今後がすごい楽しめる作品ですね。
狂気的なキャラクターたち
で、最後が12月、2024年12月19日連載開始、グビチビ。
名前の読み方がわからないんですが、サケ、サケダモン、シャケダモン、何でしょう読み方、先生となっております。
紹介、お酒を擬人化した可愛らしいキャラクターたちが飲んで吐いて漏らして飲んで、
そしてレモンちゃんがレオンサワーのために脳みそを絞り出してみんながドン引きするというような、そんな狂気的な世界が描かれる漫画となっています。
ある種の産業的な画風で、チーカワよりファンシーなんですが、チーカワより全体的に汚くて、その狂気が癖になる作品となっています。
未だその本質はつかみかねるんですが、1ヶ月の短期集中連載が間もなく終わりますので、全37話か、ぜひちょっと確かめてほしいですね。
そうですね。やっぱり3話だよね、3話のレモンちゃんだよねっていう。
レモンちゃんですよね。あれは本当にポカンというか、どういう表情をしたらいいかわからなかったですね、こういう時。
わからなかったね、本当に。やっぱり3話が本当に衝撃があったからね、これでつかみは得たなって感じがしますからね。そこはぜひいろんな方に見てほしいですね。
そうですね。レモンちゃんが脳をぐじゅーってやって、汁を絞り取った後に頭を入れ替えるっていう、そういう方式なのっていうのがありましたからね。
そうですね。
あとは主人公のビール君に関しても、頭の髪の毛に見えるのが泡らしいんですが、その泡がなんかグチュッとしたりブチュッとしたりとか、漏らしたのもお酒だったりとか、なんかすごいですよね。
すごいですね。
という感じの戸惑いつつも可愛いな、可愛いと思いつつも戸惑うという、そういったなかなか癖になる珍味のような作品となっています。
珍味ですね、これ確かに。
といった形で、これにて一応昨年8月から12月までの連載作品の紹介となります。
本当にいろんな方向性の魅力的な作品ばっかで面白いですねって。
そうですね。ミスさんの中で特におすすめというのを一つ二つ挙げるとしたら何かありますか?
そうですね。
サンキューピッチとかいいですよね。
サンキューピッチは本当に普通に完成度がクソクソ高いからねっていう。
そうですね。
いや本当にハイパーインフレーションの時から面白かったですが、サンキューピッチは入りやすさ、導入の万人向けさでいったらやっぱりハイパーインフレーションの時よりもさらに巧みになっている感じがしましたからね。
そうだね。
だからちょっとすごいさらに跳ねそうな感じがして楽しみだなって思いますし。
結構俺が一番好きな感じで、完成度とかを除いても一番キャラクターが好きだって言った意味ではやっぱルナティックテラポップのサンキューちゃんが俺が一番好きなんですけどね。
なるほど。確かに魅力的ですね。
あと作品としては結構モノクロの二人は社会人ラブコメとしても面白かったりするんで。
社会人を主人公にするとどのくらい妄想を織り込むかというか、現実を乖離したいい展開に持っていくかとか、いろんなバランス感覚が学生を主人公にするよりも難しいところがあるかもしれないんですが、
モノクロの二人は本当に社会人二人のできるエロい女上司との秘密の関係みたいなのの、その描き方が少年漫画ノリだけど社会人をちゃんと描いていてすごくグッとくるみたいな。
その大人と少年漫画感のバランスが見事で、僕はモノクロの二人が今期の中だとかなりいいなと思ってますね。
なるほどね。確かに相当ですね。
といった感じで、ざっくり5ヶ月分の新連載紹介となりました。
今回の会議の模様に関しては一応編集して一旦今週中に上げまして、その実際に編集して各作品60秒で紹介するショート動画の方に関しては、
いつぐらいになるか、1,2週間のうちに上げたいなと思っているんですが、YouTubeの方にはショート動画として、ニコニコの方には全部まとめて1本でいいかなと思いつつ、上げようかなと思っております。
はい。
という形で、では来週はまた週刊少年ジャンプの本誌の方の感想を語っていきたいと思います。
ではお疲れ様でした。
お疲れ様でした。
51:06

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