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スピーカー 2
おだしょー そうですね。あと外部の情報、勉強ノートみたいなのに使ったときに、外部のから取り、わかんないですけど、講義ノートでも何かでもいいんですけど、それのノートっていうところの中で内容を自分で把握しやすくするような使い方もできるでしょうし、いいですよね。
おだしょー これあれですかね、階層は一段ですかね。
スピーカー 1
おだしょー 階層は複数作れる。
スピーカー 2
おだしょー 複数いけるのかな。
スピーカー 1
おだしょー じゃないかな。見出しの中に見出しを入れるとかはできますし、見出しの中にリストを入れることもできますから、おおむね複数は作れた。あんまりエヴァノートで複雑な構造を作ったことがないので。
スピーカー 2
おだしょー そうですね。ノートの中でそんなにややこしい階層を作るのも逆に良くないかもしれないですけどね。
スピーカー 1
おだしょー 確かに。ある程度の階層、見出しはとりあえず1,2,3のレベルまでは作れる。そこの間での行き行きみたいなことは多分できると思いますね。同じくエヴァノート新機能なんですけど、エヴァノートスペースという機能で、これね、僕の記憶は確か前からあったんですけど。
スピーカー 2
おだしょー ありましたね。そういう名前の言うのが。
スピーカー 1
おだしょー ビジネスとかプランとかチームプランとかなんかわかりませんけど、企業ベースで使うやつであった機能やと思うんですけど、僕それ使ったことないんで、それ一緒なのかどうかわからないんですけど、割り当てるノートブック、自分が持っているノートブックを一つの領域に割り当ててまとめて表示するということで、これからエヴァノートを使い始めた人にはあんまりピンとこないと思うんですけど、
長年エヴァノートを作っているとノートブックの数が異常に膨れ上がってくるんですね。10とかじゃ済まなくなってきて、例えば趣味用のノートブックとか仕事用のノートブックとかっていうようにコンテキスト別の役割が異なるものが一箇所に集まると。
それはそれで検索の一貫性みたいな、1個キーワードを入れたら全部のノートブックが口差しできるのが便利なんですけど、そこまで大規模な動きをしたいわけではないというシチュエーションがあって、この用途やったらこれぐらいのノートブックがあればいいよなっていうのをセットで集めることができるようになったと。
本当にこれ良いなと思ったのは、含められるのがノートブックだけじゃなくて、ノートも一緒に集められる。すべてのアイテムっていうリストに自分が登録したノートブックのリストが並ぶんですけど、同じ回数にノートも並ぶんですね。ノートブックとノートが並ぶと。
これは本当によくあることなんですけど、ノートブックリストとともにある特定のノートだけよく参照するみたいなことがあるわけですが、ノートブックしか並ばないとそのノートを表すためだけに特別のノートブックを作るみたいなことが発生してしまうわけですが、この仕組みだとそうなっていない。
だから割とワークフローでアウトラインを扱っているような感じ。自分の好きな項目を最上位に並べておくみたいなことができるようになってまして、ある程度ノートブックの数が多い方はこれ多分結構便利じゃないかなと今思ってます。
スピーカー 2
はい。これ一昔前なら絶対ダッシュボードって名前になりましたよね。
スピーカー 1
一応メインのホーム画面っていうのが今まであって、そこが情報のダッシュボード的基地だったんですけど、コンテキストごとにミニホームみたいなのを簡単に作れるというところで、情報を使うときにやっぱりその仕事モードとか趣味モードとかって分けたい感じの人もいると思うんで、そういうときには多分ぴったりかなと。
あとはもうちょっとスペースっていうのを作ったときに見た目、色とかなんかもうちょっとバリエーションがあったらそのコンテキスト感をより出せるかなとはちょっと思いますけども、それは今後の期待ですね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そうしましてですね。どっちから行こうかな。ブルードットスレッドセンターというページがありまして、ブルースカイというSNSサービスは文字数の制限が300ぐらいだったかな。350とか300。
さすがにそれでも一つのブログ記事の量からするとちょっと短いということで、このブルードットスレッドセンターというところで長文を書いて投稿すると勝手にいい感じに文字を分割してくれて、しかも連継の形で投稿してくれるというデイブワーキングサービスなんですけど、この人こういうのほんま好きですよね。
スピーカー 2
好きですよね。Twitterでもこういうのありましたからね。
スピーカー 1
そうそう、ありましたね。既存のツールのAPIとかを活かして、ユーザーが使いやすいようにしていくというような形で、実際これウェブページからどれくらい使いやすいのかはわからないですけど、試みとしてはちょっと面白いなと眺めておりました。
これ何て読むのかな?ペタシ?ペタチ?ペタシペタチ?ペタスティ?ペタスティかな?ペタスティかもしれないね。ペタッとスティックするというよく思いますが。
これまたどう読むかいつも迷うんですけど、ソスイセンさん。漢字変換できるソスイセンなんか、何か別のアルファベットの意味かわからないですけど。
スピーカー 2
そのソスイセンさんだと思ってたんですよね。
スピーカー 1
が作られた付箋ツールと読んでもいいと思うし、実際付箋ツールなんですけど、多分MacとWindowsで使えるツールで、画面いっぱいに付箋を並べることができて、その付箋の中身はMDファイルで記述することができ、実際データもMDファイルで残っているというサービスで、非常に簡単でありながら、そうそうこれが入れたかったっていうのを実現してくれる。
前から画面上にいろんなちっちゃいアウトラインを並べられたらいいよなという話をしていたんですが、その元ネタのツールで。
で、多分以前からツール時代はあったと思うんですけど、ソースが多分公開されたのを僕初めて見かけたので、そのうえにURLを貼っておきたので、付箋ツール大好きっ子さんは、もともとMacにもスティッキーズっていうのはあるんですけど、表現技法が限られているし、データがどうなっているのかよくわからないんですけど、こっちの場合はちゃんとMDファイルで保存されているので、扱いやすいかなと思います。
スピーカー 2
これ結構ハマる人はハマるんじゃないかと思うんですよね。
スピーカー 1
むしろ実感的に使える感じがしますよね。
いわゆる人間の空間配置の能力を使って情報を分配しておくことができるし、重要なものは右上とか、いいのはちょっと下とか、そういうフィーリングで情報を扱えるので、わりかしいいかなと思いますね。
あとニュースではないんですけど、この季節アドベントカレンダーというのがございまして、12月1日から25日までそれぞれの人が記事を書いていこうというコンセプトのウェブサービスがあるんですが、個人ホームページ訪問アドベントカレンダー2024というのを見つけまして、すごくいいです。
それぞれの人が自分のホームページを紹介するという定義なんですけど、いくつかの人が自分がなぜ個人ホームページをやっているとか、どういう経歴で今こういうのを書いているのかみたいなことを開示されている記事もいくつかありまして、参照ページに2個記事を貼っておいて、僕これ両方とも読んでとてもよかったんですけど、
個人ホームページというものが復活してほしい、そういう文化というか、どういうシーンが復活してほしいなと読んでいるとしみじみ思いましたね。
スピーカー 1
今のときは読んでください。もう一個、本日ライフハックの道具箱2024は発売しました。
スピーカー 2
お疲れ様でした。
スピーカー 1
ありがとうございます。正直この放送に間に合わせるために今日の作業をしておりました。
基本的に内容自体は2023からのプラスアルファで、価格情報とかその辺を2024にアップデートしてあるのと、細かい文章をいじったのとはもちろんありますし、今回は沢山からも原稿を新しくいただいて、
一応、アウトラインプロセッシングという枠組みじゃなくて、アウトラインラジステ入門という形で、一つわりかし長めの記事を頂戴しております。
先ほど出てきた名前を口に出せないと思い出せない人なんですけど、ソスイセンさん。ソスイセンさんにもログシークの記事をいただいておりました。
ログシークは紹介したいと思ったんですけど、僕は本格的に使っていなかったんで、ちょっと足踏みしていたんですが、今回がっつり使い込んでいる方に記事をいただけたということで、超ハッピーなんですけど、
おそらく来年ぐらいにログシークはデータベース版が登場するので、来年もまた書いていただけたらと思います。
もう1個、今回野良鉄さんも記事を書いていただいて、キャパシティーズ、最近僕といくさんの人たちでヒットをフォットになっているキャパシティーズの開設基地を書いていただいたので、新しいツールの紹介がまた増えております。
最後のほうに技法というセクションも設けまして、さまざまなライフハックというか知的生産の技術とか仕事術とか、エトセトラエトセトラに関する技法、ツールそのものの紹介というかそのツールをどう使うかという観点を非常にミニマムな紹介しておりまして、できればそこも今後ボリュームアップしていきたいところなんですけど、僕の手が回らないということで、今回は軽めの紹介となっておりました。
Kindle Unlimitedにも登録しておりますので、ご時間あれば読んでいただければと思います。
スピーカー 2
ぜひぜひ。でもボリュームすごいですよね。
スピーカー 1
年々ボリュームがすごい。
スピーカー 2
ボリューム上がってますよね。
スピーカー 1
でもね、実はね、古い部分切ったりしてるんですよ。
スピーカー 2
いや、そうだと思いますけど。
スピーカー 1
それでも増えていくんですね、これが。まあでもそれが天使書籍のいいところなので。
スピーカー 2
僕、自分の原稿これさすがに長すぎたなと思ったんですけど、なんかそれほど長く感じないぐらいでした。
スピーカー 1
全体が長いというところで。来年もまた似たように、得意のツールが紹介できる方がいらっしゃったのはその方だみたいなと思っているんですけど、
今日KDPに登録して気づいたんですけど、著者情報を登録した後に、著者プラスアルファの情報も登録できて、
編集とかイラストとかっていう方、複数の著者とかを登録できるんですけど、9名までしか登録できないので、一応現状は収まってるんですけど、
今後もしどんどん増えてきたとしたら、登録できる人と登録できない人がいるのはおかしいわけじゃないですか。
著者名にクラッシャーだけ入れて、寄稿者は内容紹介に入れるっていう。
雑誌は基本的にそうやって一般的に発売されている雑誌をそうやって登録されているんですけど、
僕としては、寄稿者としての僕と書いて発行していただいている方は、フラットな立ち位置だと思っているので、できれば全員並べたいのですが、
9名に絞るか乗せないかの2択どこかで迫られることになるなという早い時点で気づいてよかったんですけど、
来年はどうしようかちょっと考えています。
スピーカー 2
なるほど。来年までにKDPの仕様が変わって30人登録できるようになっていることを期待しているんですけど。
スピーカー 1
まあないと思う。でも要望は出してもいいですね。要望は出してもいいと思う。
スピーカー 2
そうですね。そうか。困りますね、でもね。
スピーカー 1
こういう形態で作っているのが珍しいからこうなってしまうんでしょうけど、最悪はもう僕一人にしてという感じになるやもしれません。
スピーカー 2
でも倉下さん編長ですからね。
スピーカー 1
間違ってはいないんですけど、やっぱり僕たちはあまりウェブで知られていない人たちの文章を世に知らせたいみたいな要望もあって、
著者リンクに名前が載るということがステータスではないですけど一つの実績クリアみたいな感じがしてるんで、
できれば載せたいなと思っているんですけど、どこかで折り合いをつける必要があるかと思います。
まだ続くんですけれども、
Blue SkyでTKSさんという方がつぶやいておられた、感想とかじゃないんですけど、
とりあえず生活や仕事が破綻しなければ良しと思えるようになってきたというところで最近はワークローリーに頼っています。
完璧な使い方とは言いがたいがなんとかやっているというつぶやきをされてもらいまして、
これ真理じゃないかなと。
スピーカー 2
いや、これ本当にいいつぶやきですよね。
スピーカー 1
僕もワークローリー使ってますけど、完璧な使い方感でなくて、もちろん常に何か足りてない感じがありながらも、
でも別に大きな問題なく仕事なり生活なりが回していく補助になっているし、
それでいいかなということを開き直ることによって、むしろツールとより親しく付き合っていけるのではないかなという感じがあるのをこのつぶやきを見て思いましたね。
スピーカー 2
そうですね。でもやっぱり実用性ってこういうことじゃないかなと思いますね。
やっぱり完璧を追求しようとするとそれが目的になっちゃうので。
野口幸男さんも仕事は取り急ぎの連続であるという意味のことを言われてましたけど。
スピーカー 1
その通りですね。
スピーカー 2
本当そうだと思いますね。
スピーカー 1
やっぱり完璧幻想というか完璧性を規範性とすると実用プラグマティスムから離れていくというところはよくあるので、
こういう心持ちでやっていく、実際そのノウハウとかを紹介することを商売とする人って、
いかにも自分は完璧だよというテイストというかレトリックで表現しがちで、僕たちはそれをキラキラした目で見てしまうわけですけど、
実践っていうのは不完全さの連続でどうにかやっていくという感じ。
その補助にツールが何かしらの役に立ってたらそれでいいかなという感じですよね。
スピーカー 2
そう思います。本当にそうだと思いますね。
スピーカー 1
だから情報が複数の場所に重複してたっていいし、誤解に1回検索するのにすごい時間がかかっても別にいいっていう割り切り方で、
何もかもスムーズになめらかにやろうとすると、むしろコストが極大化してしまうことがあるので、
こういう心持ち、この心持ちを何かしらの表現、1フレーズで表現できたらいいんですけど、こういうのが実践的な姿勢かなという感じですね。
スピーカー 2
そうですね。でも本当完璧を目指す、そこにモチベーションを置いちゃうと、ささいな破綻でやる気をなくすんで、
続かなくなるんですよね、本当に。
スピーカー 1
継続しないことによる不具合もありますけど、やっぱりできない自分に対するネガティブな感じが酒がたく生まれてくるというのがありまして、
やっぱりそこが完璧さを求めるということの一番の弊害じゃないかなとは思いますね。
余計な精神ダメージを生んでしまうというか。
完璧じゃなくてもいいって思えるってことは、そういうダメージから距離を置けているということなんで、これが実践的な心の持ち方という感じですね。
スピーカー 2
本当にそう思います。楽に入れて語っておきたいぐらいですね。
スピーカー 1
こういう形を語るノウハウショーっていうか、むしろノウハウとどう付き合うのかのノウハウみたいな話をどこかでまとめたいなとは常々思っておりますね。
というわけで本題というか今回のテーマなんですけど、一応今回で表で今年の配信が終わる。
スピーカー 2
メクシー2の話題が一切出ないところがすまん。
スピーカー 1
忘れていた。一瞬でおきましょうか。
いや、いいです。大丈夫です。
おとついぐらいまではしようかなと思っていたんですけど、今日ニュースピックアップしている時には頭になかったですね。
ただ、僕普通に使ってますけど目新しいものが何もないという、それだけのニュース性がないんですが、
日本人は結構使うんじゃないかという話があって、なぜかというと全部日本語だからなんですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
その安心感、安定感というのは結構大きいんで。
今のところインターネットの法人感になっていることだけは確かに新しいニュースではないです。
スピーカー 2
はい。すみません。失礼しました。
スピーカー 1
今回が今年の最後ということで、一応いろいろ配信していたので、どんな話してきたかなというのも振り返ろうかなと思うんですけど、
去年の一番最初が2024年の1月4日の配信で、そこから1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、
今回の中で合わせて20回、1年で20回配信したということで、約2週間に1回ぐらいのペース。
スピーカー 2
そうですね。おおむねそのぐらいやってるんですね。
スピーカー 1
結構休んだ気がするんですけど。
スピーカー 2
割に3週間ぐらい平気で飛ぶんで、もっと少ないかなと思いました。
スピーカー 1
結構やってましたね。
144回、初年度発が2023年の振り返りと2024年の目標についてなんですが、
どんな目標を設定したかも全く覚えていないのですけども、
見ても分からないね。多分何を語ったかも覚えてないですけど、
何か新年こうしようという話をしたいと思いますが、
そもそも覚えてないんで、達成したかどうかもあんまり定めではないので、
ここは軽く飛ばすとして、
スピーカー 1
145回がScrivenerについてということで、
これは最近Scrivener使い方活性化してるよというたくさんのお話を聞きたいということで、
その話がなされた気がしまして、
僕も確かその直後にScrivenerをちょっと使おうと思ったんですが、
結局今に至っとるわけですが、どうなんですかね、その後のScrivenerは。
スピーカー 2
その後また使わなくなって、また最近使ってるんですけど、
そうですね。Scrivenerは難しいですよね、本当に。
Scrivenerでなきゃできないことって確かにあって、
そのために使うっていうのはあるんですけれども、
常にメインで使い続けるかというと、そういうことは今までなかったというか。
スピーカー 1
やっぱプロジェクトベースっていうこともありますけど、
プロジェクトベースといったところで、あるプロジェクトやったら常に使うかということではなく。
スピーカー 2
そうなんですよね。
ただ僕も何回もScrivener使ってはちょっと離れてやってるんですけど、
そのたんびに使い方がちょっとずつ変わっていって、進化しているような気はしますね。
スピーカー 1
でもそういうツールなんですよね。
そうやってScrivenerを使って本を書くことがメインの作家の場合はもっとコミットメントが深いとは思うんですけども、
最終的に原稿をまとめるというところだけが必要な場合はそこまで距離が近いものでもないし、
しかも重たいですし、プロセス型のような柔らかさもなく、日常使いは結構難しい。
日常の情報整理ツールとしてはちょっと使いづらいものがあるかなという感じがしますね。
スピーカー 2
そうですね。やっぱり原稿を書くものなんでしょうね。
スピーカー 1
あくまでもそうなんでしょうね。ちなみにScrivenerが作っている会社、また忘れた。
リテレチャー&ラテ。
軽量版のScrivenerみたいなのを作るぞっていうような。
言ってましたね。
確か今年の末までにみたいなことを言ってたような気がするんですけど。
あと4巻ありますね。
ベータテストは終了してます?っていう通知だけ確認したんですけど、その後はなくて。
アメリカはもう仕事してないと思いますけど、そろそろ出てくるか出てこないのか。
来年ぐらいには出てくるのかもしれませんけど、それはちょっと期待してますね。
スピーカー 2
やっぱり人が少ないんで、予定どおりに出てきたことはほぼないんじゃないかなと。
スピーカー 1
そうですよね。でもそれでいいですよね。
スピーカー 2
でもいいものを作ろうという気持ちはすごくある会社なので。
スピーカー 1
首を長くしてというやつですね。
146回、自分なりの名付けについてということで、これ結構いい話というか重要な話がされた記憶がありますけども、
あるノウハウとか他の人のノウハウとかを使う時にも自分がしっくりくる名前を付けた方がいいよねというような話だったと思いますが、
多分ノウハウを提供している人間からしてもこれ難しい問題で、最終的にやっぱりそれぞれの人の名付け、
例えば項目とかノートブックの名前とかはその人なりにしっくりくるのを付けてほしいし、
もっと言うと僕はその技法の名前そのものもやっぱりその人がしっくりくる名前が良くて、
GTDを手本にして始めたけどいろいろ形が変わったという時に、
なんちゃってGTDって言うよりは、なんかもっとその人なりの名前を与えた方がいいと思うんですね。
もちろんそのGTDに敬意を払ってそのGTDっていう名前を継承してるっていう項目としてはいいと思うんですけど、
それはそうとしてこれを自分が名付けとした何をしているんだろうか、何のためにどんなことをしてるんだろうかって考える上でも、
名付けって重要ですし、だからエヴァノートのノートブックとかワークロリーの最上位の項目とかの名前を付ける時にも結構重要になってくる話やと思うんで、
これ自身が一つのノウハウやと思うんですね、名前を付けるという。
スピーカー 2
まさにそうですね。名付けってちょっとアイデアプロセスに直結することだと思うので。
まあそうか、確かに。
名付けイコール発想みたいなところもありますよね。
スピーカー 1
そうですね。だから、項目をトップダウンに作るときの名付けと、既にある項目を収納するために付ける名付けっていうのが多分あって、
レベルアップじゃないの?今言い換えられてましたよね、確か。
スピーカー 2
レベルアップはレベルアップのまま。
スピーカー 1
レベルアップに近いことを、ボトムアップのままレベルアップして名付けるということになりますね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
トップダウンの場合は他の分類との整合性において付けられるというか、
なんかちょっと方向性は違いますけど、前者のレベルアップ的な名付けが一つのノウハウというか、
それができる人は知的生産の技術がある程度あるとは多分言えると思うんですね。
確かに、そうですね。
というとこで、147回が自分の声で書く技術を紹介しつつ、フリーライティングについてということで、
スピーカー 2
何語ったか覚えてないですが、この本にすごく良かったねっていう話をしたと思います。
スピーカー 1
そうですね、たぶん2024年の知的生産の技術の中で、僕は2冊あげられると思って、
1冊はこの本だと思いますね。やっぱり読むべき本というか、非常にエポックメイキングだった本。
もちろん英語版で昔からあった本ではありますが、2本でこのタイミングでこれが書かれたということは非常に重要で。
この前書評書くときにもう一回読み返したんですけど、
否定の反対の肯定するということをどう捉えるのかということだと思います。
自分の心からパッと出てきたものを、ダメだって消すんじゃなくて、
一旦その出し切ってみてから考えるという姿勢っていうのは、
制作とか執筆をうまく進めていく上で必要という意味では実践的なノウハウではありますけど、
これはやっぱり価値観とか考え方の問題であって、文章を書くに関わらず、
自分の第一率直の考えをまず引き受けるというか、
それをあたかも自分は考えてないかのように井戸の奥に送るんじゃなくて、
まず一回そこに並べて考えてみるっていうこの受け止め方。
この前肯定しようということじゃなくて、
そこにあることをまず認めようみたいな形の肯定っていうことが、
本書の一つのノウハウという姿勢にあるんじゃないかなとは思いますね。
スピーカー 2
そうですね。だから一種の自己啓発書としても読めるんですよね。
読めると思います。
やっぱりフリーライティング、
一つやっぱりフリーライティングっていう言葉が結構広まっていたのに、
その一番原点が翻訳されてなかったっていう時期が長かったんで、
それが出たっていうのはすごく良かったですよね。
特に、何でしたっけ。
名前が出てこない。
どれでしょう。
千葉さんと読書ザルさんと、
ライティングの哲学。
ライティングの哲学。
ライティングの哲学以降、
結構フリーライティングみたいな考え方って広まったと思うんですよね。
僕も若干寄与したかもしれないですけど、
その他にも書かれてる方いて、
でもフリーライティングってそもそもどういうものだったのかっていうところが、
なかなか日本語では情報がなかったんで、
非常に良かったんですけど、
本当にこれやってて自分の中から出てきたものを肯定しなくてもただ出していったときに、
くだらないと思ったものが、
くだらなくないものを誘発するっていうことがすごくあるんですよね。
確かに確かに。
それが本当に文字を書く上でも重要だし、
それだけじゃなく生きていく上でも重要だなということを本当に感じるので、
そういう意味でもフリーライティングっていうのは意味があるし、
その背後にある考え方を知る上でとても良い本だと思いますね。
スピーカー 1
そうですね。
サブタイトルが自己検閲を外しみたいなところがあって、
そこがもしかしたら人によって受け入れにくい感じがあるかもしれませんが、
結構普通にストレートに読める本だと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
148回がアウトライン折り畳み問題って書いてあるんですけど、
どんな問題だったかな。
スピーカー 2
アウトラインを使いながら折り畳んでますかっていう話ですね。
スピーカー 1
そういう話か。
本当にしょぼな話で。
スピーカー 2
この話を2時間近くするっていう。
スピーカー 1
そうですね。
僕結構畳むようになりましたね。
スピーカー 2
あら。
スピーカー 1
この時どう言ってたかな、あんまり畳まんって言ってたの忘れましたけど、
畳むようになりましたね。
以前どこかで言いましたけど、ショートカットを作って、
自分の親の項目を閉じるというようなショートカットを作ったら、
カーソルを上に行きたいから項目をどんどん閉じていくっていう、
カーソル一石にどんどんレベルアップしていくから、
結果的に閉じたことになっているっていうことが割と癖づいたのと、
逆に簡単に言うとカードみたいなのが並んでる項目は、
使い項目が短いものが多いんで、
そこをあえて開いておくっていうこともありますね。
結構伝え分けてますけど、雑に開きっぱなしは結構減りましたね。
意識的に開くか開かないかみたいなところがあるような気がします。
スピーカー 2
やっぱり開くことと閉じることに結構意味がありますよね。
確かに。
それを意図的にスイッチングできるということも結構アウトライナーの
いいところではないかなと思います。
スピーカー 1
そうですね。この辺の操作感とかもあんまりツール紹介では見えてこない、
結構大切な話かとは思いますね。
タスク管理149回。タスク管理とノートについてなんですが、
これ同じ話多分頻繁にしてると思うんですけど、
ノートが、タスク管理はノートが必要だねっていう話ですね、要するに。
スピーカー 2
要するに一体同じですよってことですね。
スピーカー 1
結局メモ、単純なリストだけでは足りずに、
他に情報があったほうがいいよというようなことをやったと思います。
150回がデジタルツールにおけるカードについてということで、
今見たらすごいでかいタイトルにしてますけど、
わざわざカード形式にするのなんでやねんという話だったと思うんですけど、
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
やっぱり画面サイズっていうところは相変わらず大きいなというのは思いますし、
一方で最近アナログのカードをまた書いたりしてるんですけど、
デジタルツールで幅広い画面に幅広い余白を持って書くっていうことと、
小さいウィンドウに余白なしで書くことは違うんですけど、
富山さんのメタノート的な手法、メモからノート、ノートからってあれって、
一つ上のレベルに上がるたびに余白が増えていくんですね。
最初の手帳って言われて、メモは口々に詰めて書いているとおっしゃられていると。
ノートに行くと1ページ1項目を当てると。
ノートからメタノートに行くと見開きで1項目だと。
僕もその近い、最近メモ帳から別のところに定義するみたいなことをしてますけど、
やっぱりその空間の広さが与える知的作用の違いっていうのは明瞭にあって、
やっぱりそこをデジタルツールでどう出すのか結構難しいなというのは色々試行錯誤してて思いました。
確かに。
そんなに違う感じがしないんですよね、やっぱり。
スピーカー 2
そうですね。余白。画面上の余白。
スピーカー 1
視覚的にここが書き込むスペースだと感じるものということだと思うんですけど、
例えばワークロリ内でメモからノート、ノートからメタノートみたいな視覚的な変動は
相当難しい。例えば開業して下に空白を作ったとしてもやっぱり同じような感じにはならないですね。
スピーカー 2
まあ確かに。
スピーカー 1
例えば1行だけ書いているタスクリストに1行書いてあるものを
例えばエヴァノートのノートに貼り付けたらちょっと空間的な変化はありますけど、
それより次がないんですね。ノートの次がない。メタノートにふさわしいようなビューがないというか。
そこの広がりまで考えたときにアナログツールの見開き、
1ページと見開きの差異みたいなものをうまく出せないなというのは
ちょっと最近いろいろ試して思っていますね。
この話題は結構いろいろまだ全然解決しておらず。
最近テイクノーツを精読しているんですけど、それでもまだ答えは出ていないので、
これを引き続き考えていくテーマだと思いますね。
スピーカー 2
ちなみに今年の2冊のうちのもう1冊は何ですか?テイクノーツですか?
スピーカー 1
全く新しいアカデミックライトです。
ああ、そっちか。
あれはもうエポックメイキングと言っていい本だと思いますね。
読んでてちょっと感動しました。
こんな風に書けるんやという風に思いましたね。
スピーカー 2
売れてるみたいですね。
スピーカー 1
非常によく分かります。
スピーカー 2
本屋さんに行くとありありと売れてるんだなというのを感じますね。
スピーカー 1
やっぱり今までなかった単に新しいことが書かれている内容的新しさだけじゃなくて、書き方そのものが新しいんだよね。
やっぱり昔の地域施設の技術はエッセイ集なんですよね。
それは別にいいんです。それぞれの人が自分がどうやっているのか解釈する。
タッコンのやつはマニュアル書なんですよね。
こうしなさい。
ちゃんと理論と実践の間をついて進んでいくっていう。
しかもちゃんと著者の熱さみたいなものもちゃんと伝わってくるというところで。
あの本書けたらすごいよなとは思って2冊目はそれですね。
スピーカー 2
そうですね。文脈だと思うと改装の捉え方もやっぱりちょっと変わるんですよね。
なるほど。
アウトラインの改装を深くするのがいいか浅いほうがいいのか。
文章を書くときには浅くするほうがいいみたいなことの理由を考えるときに
そのあたりの話が関わってくるんじゃないかなと。
文脈の層をコントロールするみたいなことが、
その文章のアウトラインを操作するときには必要なんじゃないかなということ。
わりにこの話は引き続き頭にずっとあるものの一つですね。
結構野良鉄刺激がわりに多かったですね。去年から今年は。
スピーカー 1
やっぱり似た分野をうろついてるけど、視点の取り方の方向性がちょっと違う部分があって。
スピーカー 2
そうなんですよね。
本当にその角度の見方があったかみたいな話が結構多いんですよね。
スピーカー 1
ちなみに文脈プロセッサーという概念は成立しますかね。
スピーカー 2
いやー、だからそれが、そうなんですよね。
スピーカー 1
文脈をプロセスするわけじゃないですよね。
それはやっぱり違和感あるなと、自分も今造語して思った。
文脈はプロセスするもんじゃないなというのはちょっと思いますね。
するものでもされるものでもない気がしますね、なんとなく。
スピーカー 2
何かをプロセスした結果文脈が生まれる。
もしくは文脈を意識しながらプロレスするっていうことですよね。
スピーカー 1
その辺の微妙な違いから内実に迫っていきます。
でも文脈は知的生産とかタスク管理とか、情報を扱う上で書かせてはならないコンテキストということもあると思いますね。
152回がマルチウィンドウについてということで、
これは何かの記事を読んでマルチウィンドウがいいよねという話だったと思うんですけど、
冒頭で紹介した付箋をペタペタ貼るやつがちょっとマルチウィンドウですね、あれはね。
スピーカー 2
そうですね。あとさっきのカードの話とも多分変わりますね。
スピーカー 1
僕最近Obsidianを作業日記に使ってますけど、めちゃくちゃマルチウィンドウ使ってて。
作業記録を真ん中に1個、その作業記録の左に月間ノートが1個、右上に総合インデックスが1個、
右下に同じ日の作業記録がちっちゃく開いてる窓があって、4つマルチで開いてますけど、普通に便利ですね。
スピーカー 2
そうですね。これやっぱり今の2010年代以降ぐらいのパソコンで育っちゃった人ほど、
マルチウィンドウを改めて見直してみるといいんじゃないかなという気がちょっとしたりしますね。
フルスクリーンで画面いっぱいにして使うことになれ、それだけしか体験してない人は逆に、
マルチウィンドウの良さというものをもしかしたら感じるかもしれないし、単に先祖入りではないという。
スピーカー 1
そうですね。むしろ新しいツール、例えばワークローリを2つウィンドウで開くって、
すごい無駄なように出せ、1つのアウトライン全部集まってねえから1つ開いとけばいいじゃんっていう風に思うかもしれませんけど、
普通に2つ開いとくの便利なんですよね、これね。
スピーカー 2
そうですね。僕今5枚開いてますね。
スピーカー 1
最初にワークローリをマルチウィンドウで開いたときに、例えば2枚あって左側にインボックスが開いているとしましょう。
右側に各種プロジェクトがあったとしますよね。そういったときに同じツールなんだから、
左のウィンドウから項目をドラッグして右にやりたいと。でもそれできないんですよ、ワークローリその形はね。
でもそれだったらマルチウィンドウの意味ないかなと思ったんですけど、別に全然意味がありますし。
最近は僕インボックスで移動させたい項目を見つけたら、シフトタブで上にやる。上に追いやる?
上にやってから別の場所でもう一回移動させるみたいなことを2ウィンドウで。
スピーカー 2
つまり左からすると上に上げるわけですよね。右のウィンドウからすると下から上がってくる。
スピーカー 1
左でインボックスでシフトタブしたら右からは全然何もなかったところから項目が1個増えてドッて出てくるので、
あとはそれを移動させるっていうようなことをしてるんですけど、あるいはもっと単純に普通にもう一回打ち直すとかもやってますが。
普通にもう一回打ち直すの話はどっかでしたいと思うんですけど、普通にもう一回打ち直したほうがいいことってありますよね。
スピーカー 2
あります。
スピーカー 1
これはさっきのメタノート的発想と一緒なんですけど、メタノートの項目を書き写すってことをするわけですけど、書き写す段階でもう編成が起きてるというか、
それによって新たな記述が生まれる。というか、新たに書き下ろすときに書くというドライブが生まれてるんかな。
そのドライブ感に導かれて新しい記述が生まれるって言うんですけど、あんまりドラッグしただけではこれが生まれないんですね。
生まれないです。
だからやっぱり単に移動するっていうこともデジタルだからといってコピペとかじゃなくて普通に書き下ろすことも、
メモの処理とかで言うと結構大きいかなというのは全然関係ない話ですけど、最近思ってます。
ハイパーテキストについてが153回で、これもデカい話、デカいタイトルですけども。
ハイパーテキスト論っていうのが昨今忘れられている。
むしろ逆に当たり前になって論になってないということなのかもしれませんけど、それもちょっと復興できたらいいかなという話と、
テキストとハイパーテキスト論、読むとは何かという面があるんですけど。
これだからやっぱりテキストって読むものですよね、基本的には。
読むっていうのは流れ的行為なわけですね。
ウィトゲンシュタイン的に言えば時間的行為なわけですね。
同じくウィトゲンシュタインで言うと、哲学的な概念っていうのは空間に配置されていると。
時間じゃなくて空間だと。
その対比で考えるときにテキストっていうのは常に読まれるもので時間的なもので、
いわゆる情報ネットワーク、いわゆるカード式でやるようなネットワークは空間的、実際に空間に配置されるかどうかして空間的な概念であるから、
そこには読むスラッシュ時間の流れがないと。
だからハイパーテキストっていうのはその領域のことなんですね、きっとね、ハイパーテキストっていうのは。
でも引き継ぎって言うと僕らは情報処理するときに必ず読まなければならないと、今のところは。
だからその読むのをどう考えるのかっていうことは多分抜かせなくて、
ネットワークでリンク作ったからハッピーという話だとやっぱりそのテキストの部分が削ぎ落とされてて、
それは多分半分どころか、むしろ8割ぐらい大切なものが失われてるなっていうのをちょっと今思ってますけど。
そのときそんな話したか覚えてませんか。
スピーカー 2
そんな話はしてなかったかもしれないですけど。
でもそうですね、結局時間のリニア性の縛りから自由になろうということだったと思うんですけども。
どれだけ空間配置されていても、すべてを同時に読むわけにはいかないので、読む行為は時間に縛られるということもあって、
そのあたりをどう捉えるかっていうのが結構難しいところだと思うんですけども。
でもそうですね、形として分断されていることによって感じるものっていうのがあって、
スピーカー 2
それこそさっきの水戸議員シュタインの話で言えば、段障を並べるみたいなことって、
ちょっとそういう意図があったように思うんですけど。
単純に便利か便利じゃないかというレベルから、そういう哲学的な話までいろんなものが含まれてますよね。
スピーカー 1
これやっぱりハイパーテキストに、どう言ってんかな、
くさびを打ってテキスト化するってことは文脈付けるっていうことだと思うんですよ、きっと。
はい。
おそらくだからその複数の無限の文脈の可能性を内包したものがハイパーテキストで、
そこから一つ文脈に沿って取り出したものがテキストと言えると思うんで、
やっぱりここでも文脈の話は多分避けてと思えないかなという感じですね。
スピーカー 2
はい、そうですね。
スピーカー 1
サクサクいくと、次が154回。
タスクとツリーについてということで、これまた似た話を多分してると思うんですけども。
タスクの構造としてのツリーと。
スピーカー 2
この話か。
スピーカー 1
タスク構造っていうのが変わっていくときにマインドマップやったら、
そこがうまく扱い切れないみたいなことで、ツリーの良し悪し。
トゥーズってリストじゃなくてツリーだと思ってるけど、
世の中でやるトゥーズアプリでツリーなのは異様に少ないという話があって、
それは現状も全然変わっておらず、何も変わっておらず。
スピーカー 2
この話は、タスクとかプロジェクトの構造はツリーとして整理できるけれども、
実行するときの構造はツリーじゃないよねっていう話が結構大きかった気がするんでしょうね。
スピーカー 1
そうですね。実行というのはさっき言った時間的、流れ的。
そうです。
ツリーっていうのは単純化した平面構造という空間構造を一時期に減らしたようなものであって、
やっぱりそこに変換が、変換というか、すでにそうなってしまうわけですけど、
そこをどう扱うか、あるいは扱えるか。
でもやっぱりツリーで整理しとかないと、僕らの脳としてはあまり落ち着かない感じはきっとあると思うんですよね。
スピーカー 2
そうですね。あとやっぱり抜け漏れが出るんですよね。
たぶんそれをやらないと。
だけれども、その抜け漏れなくみっちり俯瞰できるツリーを見ながら実行できるかというと、
実はそうじゃないっていうところがたぶん難しくて。
だから、たぶん時間に沿って配置していくということが必要になるんですよね。
スピーカー 1
そこはやっぱりベイリータスクリストとかタスクシュートが実行分野を担当しているということなんでしょうね。
スピーカー 2
そうだと思います。
スピーカー 1
近未来的なイメージですけど、ベイリータスクリストとかタスクシュートみたいにタスクの一丁目が並んでいるとするじゃないですか。
その一つのタスクをカーソル当てでホバーすると、そこの背後にあるツリー構造が浮かび上がってくるみたいな。
その両方の側面を備えたものがあったとして嬉しいなと思ったんですけど。
文脈がツリー上で背景が出てくる。
でも普通上の見た目はラインに並んでいるという。
やっぱりデータ構造としてツリーなしネットワークがあって、僕らのビジュアライズの中で一列になされる。
でもやっぱり違うものかな。
タスクリストはやっぱり切り出したものという感じがするんで、もともとのツリー構造から外れてしまったほうがいい気がするな、なんとなく。
スピーカー 2
そうですね。
でも結局ツリーを見ながら手作業で作るというのが実用的にはすごくいいような気もするんですよね。
ただそのリニアに並べた実行用のリストから、さっき倉下さんが言われたみたいな、その背後にあるツリーをどの程度見やすくする。
どの程度そこをつなぐかっていう。
そこが結構複雑さとのトレードオフみたいなところがあるので、難しいですよね。
それこそワークフローで言うと、そのツリー側に記述されたタスクのミラーコピーをデイリー側に並べていけばいいように思えるけれども本当にそうなのかみたいなことですよね。
スピーカー 1
やっぱりそこでどんな名前でタスクを記述することになるかが変わってくるのが多分難しくて。
プロジェクトとか側に属しているときのタスクの記述とデイリー側に来たときのタスクの記述が多分変わるんで。
名前が違うんですよ、多分。
やりたいことみたいなのがまずオブジェクトとしてあって、それが登場するビューによって名前を変えるみたいな超複雑なことをしないと実用的にはならない気がしますね。
スピーカー 2
そうすると結局人間の頭の働きに合っているのってツリーを見ながら手動で今日のリストに書いていくぐらいが実は一番身体感覚的に合うんじゃないかという気もしますね。
スピーカー 1
実際、僕、デイリータスクリスト記述をやっている人は大体似たような感じ。背後にツリーがあるかどうかはわかりませんけど、その日の自分の言葉で書いていくということをやっていて、それも破綻が特にないわけですから、その辺が落とし。
これを高機能なツールで統合しようという野望自体が落とし穴っていう感じがしますね。
スピーカー 2
そうだと思いますね。
スピーカー 1
155回がデジタルの情報整理についてということで、この幅広いタイトルをつけると全く。
第2のの話がまずあって、第2のの話があって。
デジタルならではに何ができるかというようなことを多分喋ってたと思うんですけども。結構覚えてないですね。最近やの。
スピーカー 2
これは何の話だっけな。
スピーカー 1
この書き起こしがあるんでそこを見たら大体わかるんですけど、ミラーコピー難しいなということは言ってまして、相変わらずミラーコピーワークフォルディを使えないですね。
スピーカー 2
僕でも結構使ってますよ。
スピーカー 1
この前いけるかなーっていうやつ見つけたんですけど、結局あんまりという感じ。今、ダクさんが使われているのは種な機能はタスク管理的なやつですか。
スピーカー 2
そうです。でも、文章のアウトラインみたいなものも今日のリストの中にミラーコピーしちゃいます。
スピーカー 1
ミラーコピーするのか。
スピーカー 2
ミラーコピーしてそれをリストに表示するというよりも、今日やることのタスクというか、ルーの項目で、例えばライフハックの道具箱の原稿を書くっていうタスクがあったら、その下にミラーコピーを。
ライフハックの道具箱のプロジェクトのミラーコピーをその下に置くというのが多いですね、使い方としては。
スピーカー 1
いわゆるアウトラインとか原稿の元が入っているアウトラインがそこにミラーコピーしてる。
スピーカー 2
そうです。例えば原稿を書くことだったら、その原稿のアウトラインをそこにミラーコピーしておくと。
そうすると原稿が全部書き終わらなくても、とりあえず今日それをやって、今日できるところまでやったら、今日の項目自体はコンプリートできるんですよね。
その下のミラーコピーはそのまま、別にコンプリートとかしないでそのまま置いてあると。
スピーカー 1
例えばどういうレベルか分からないけど、原稿を書こうで1つ2000円ぐらいの原稿をやったとして、
ある1章の原稿を書こうという決意があって、それを4つのセクションぐらいで行こうと。
セクションが4つごとあって、項目が4つあると。
今日この日の作業をしようというときには、具体的な進めるだろうセクションじゃなくて、上のレベルなのか、もっと細かいレベルなのかっていうのが気になったんですけど。
それはつまり、そこのセクションが記述によって構造が変わったときにどうなるのやろう。あるいは変わらないレベルで置いてるのやろうかみたいなことが気になったんですが。
スピーカー 2
記述によって構造が変わる。
スピーカー 1
上に改装ができたりとか、そのようなことがなったときに作業が起こらないようなレベルなのか、起こっても問題ないのか。
起こっても問題ないんじゃないですかね。
スピーカー 2
うん。起こっても問題はないし、ミラーコピーである限り。
スピーカー 1
ミラーコピーだもんな。リンクじゃないもんな。ただ書き換わるだけか。
スピーカー 2
そうなんですよね。逆にミラーコピーだから書き換わった最新の状態がいつもそこにあるという感じですよね。
スピーカー 1
そういうことは、ミラーコピーが結構共産あります?その中に。
スピーカー 2
それで最初、例えば毎日同じ作業を続けるときに、毎日ミラーコピーを作ってたんですけど、それやると量が大変なことになっちゃって、やめて、昨日貼ってたミラーコピーをそのまま今日に移してくるようになりました。
スピーカー 1
なるほどね。そうか。ミラーコピーとドラッグの両同使いっていうことか。
スピーカー 2
そうそう。だから原稿Aっていうタスクがあったとして、その下に原稿A本体のミラーコピーが置かれていて、原稿Aの作業終わったらコンプリートするんですよね。
そうするとミラーコピーは影響を受けないんで。
スピーカー 1
確かに。はい。
スピーカー 2
で、今日また原稿Aやるときに、昨日の原稿Aのミラーコピーをそのまま今日のところにドラッグして持ってくると、昨日は原稿Aやったよっていう完了されたタスクだけが機能に残り。
スピーカー 1
あー、スマートかどうかは知らないけど。
スマートかどうかはわかんないです。
普通というか、一般的にミラーコピー使うぞってなったら2日目も普通にコピーすることになると思う。それが自然な感じがしますが。
言ったように全く同じミラーコピーが大量に生まれることになるんで、使っているメモリ的にあまりよろしくなさそうな感じがしますが、そのようであれば確かにミラーコピーは一つのブロックの中で一個あればいいというだけの話であり、しかもおっしゃられたようにタスクの完了したというログ自体はちゃんと残っているのでハッピーということですね。
スピーカー 2
そうなんです。最近そうなってますね。
ミラーコピーでデイリーとプロジェクトをつなげる発想はありますけど、移動させる発想がなかったですね。それはもうてんやわ。
だからそうですね、今日の作業の中で現行絵なら現行絵のプロジェクトの構造が変わることは結構あるんですけど、それは今日の作業の中で一連のものとして、今日の中でそれをやると元のプロジェクトのほうも当然それに連れて変わっていくと。
だけどそのプロジェクトをそのまんまデイリーにコピーしてきたときの問題は完了できないから終わった気がしないということなんですね。だから完了するための項目をその一段上に作っておいて、それを完了するんだけど、回の回想にあるミラーコピーはコンプリートされないと。それは本当に終わるまでコンプリートされないと。
スピーカー 1
その項目だけが次の日に引き継がれていく。
完了の項目と本体の項目を分けたことによって移動が可能になったという逆向きの言い方もできますね。
スピーカー 2
そうですね。そのほうが近いかもしれないですね。
スピーカー 2
なるほどね。それは大いに真似したいところですが。続きまして、156回考えるためのツールについて。ファインダーで考えることができるのかという問いかけがあって、なかなか難しいんじゃないかなという話でした。
スピーカー 1
そうですね。いろいろ思いますけど、一番考えるというプリミティブなことに向いているのはプロセス型というのは、いろんなツールを行ったりしてますけど、パッと取り出して、パッと何か書き始められて、パッと書き換えたりとか順番を変えられるという機動性の高さというか、手回しの良さというところで言うと、
現状やったらBakuroiとかDynasysとかバイクアウトライナーみたいなのが一番しっくりうるのは、手に馴染んでいるからということもあるでしょうけど、やっぱりそれ以上にツールが持っている力が大きいかなという気がしますね。
スピーカー 2
はい。そうですね。
スピーカー 1
その点でちょっとゴツゴツした情報ツールは、資料を集めるとかデータの分析とかにはいいんですけど、プリミティブな感があるという多いにはちょっと重いかなというところを何か話した気がします。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
はい。スバイク次が157回で思考のエンジン読みましたよって話して、多分何回か前のハイパーテキストとハイパーリンクに重なることを話したと思うんですけども、やっぱりね、今新しくテイクノートの読んでますけど、その面白さの深みが全然違う感じがあって、
やっぱり思考のエンジンは複雑なことを極力損なわないままに語っているところがあって、読解が非常に難しいんですけど、やっぱり組み尽くせないものがその本の中にはあるなという感じがあって、それに比べるとあんまり悪口は言いたくないですが、あまりにも単純な話が展開されておりまして、そこが複雑だからいいということじゃなくて、執筆のプロセスって複雑やねっていう話なんですよね、結局。
その単純な理屈でクリア、全部クリアできますという完結してるんやったらいいんだけど、やっぱりそうじゃない部分があって、そのそうじゃない部分をどう拾うか救い上げるかっていうところを、やっぱり思考のエンジンはちゃんとやってるなという、なんかネットワーク最高みたいな話じゃないじゃないですか、結局。
で、例えばフォーマットみたいなものは思考を束縛するけども、ちゃんと役にも立ってるみたいな話があって、そこら辺の深みがあって、なんかうに落ちるところがあるなという、やっぱりその本にもいろいろあるなというところなんですが、多分またもう1回読み直すことになるもんね、思考のエンジンはきっと。
スピーカー 2
おだしょー エクノートはあれですよね、ルーマン本人が書いたものを読みたかったですね。
スピーカー 1
おだしょー 一応ね、ルーマンは英訳だとコミュニケーションウィズスリップボックスっていう論文を書いてるんですよ。
で、それドイツ語で書かれてるんでタイトルが違う、なんとかなんとかって言ってるんですけど、英訳してくれてる方がいて、それウェブで読めるんですけど、カードについてどう書くかみたいな話はほとんどなくて、スリップボックスとコミュニケーションするのはどういうことかっていうこと。
おだしょー つまりコミュニケーション論ですね。
おだしょー 対話っていう、対話を成立させるためには何が必要かみたいなことが書かれてて、そこに驚きがなくてはいけない。
おだしょー つまり自分が知ってあることがそこに書いてあるだけで、あれを取り出そうと思ってそれが取り出せるような情報保存装置じゃなくて、自分が読み返したときに驚くようなことがあった方がいい。
そのためにどうしたらいいのかっていうので、いわゆる先にテーマを決めてそこに合わせて書いていくんじゃなくて、もっと自由に展開していけるような方法がいいよっていうことが論考されている論文で。
それを読んだからといってルーマンの方法がマネーできるわけではないので、実践的ではない。
ルーマン自身が多分その方法でなければならないと思ってたわけでは多分ないと思うんで。
ロブの中にもこのコミュニケーションをとる一つの方法として僕はこれをやってるみたいなことが書かれてるんで、だからこの方法でなければならないという文脈でルーマンは語ることは多分なかったでしょうし、
そういうことを思想的にも嫌っているでしょうから、彼の考え方として。
だから方法論は解釈するしかなくて、いろいろドイツ語とか見てたら紹介のされ方がいっぱいあるんで、テイクノートは一つの紹介の方法でしかなくて。
さらに追加で文句を言うと、ルーマンのカードボックスで2種類あるんですね。時期に分けて2つあるんですね。1と2っていうのがあって。
2はこの後の回で多分言いますけど、テーゼ風に書かれてるカードが多いんですって。でも1は違うんですって。1は多分勉強期なんですね。
学習期というかラーニング期があって、その後に仕切り直してテーゼ的なものを書き始めると。だからテイクノートとか扱ってるの全て2の方のツイッターですね。
でもその1があって2じゃないかと僕は思う。そこを言わないと、やっぱり初心者の学習のためのカード法っていうのがあって、発表のためのカード法っていうふうに区分を分けたら、もっと広い人に需要できたものになったんじゃないかなっていうのを、後から文句言ってるんですけど。
けちをつけてるわけですけど、そういうふうに思ったというところですね。
スピーカー 2
なるほどですね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
これは結構近年で158回が文章エディターについてということで、これはまたホットのテーマやと思うんですけど、文章を書くためのエディター、文章書きによる文章エディターみたいなものの話。これは基本的にたくさんの考えを聞いた回だったと思います。
スピーカー 2
そうですね。はい。
これはひくつぶき。
スピーカー 1
ひくつぶきね。
スピーカー 2
やっておりますが。
スピーカー 1
首を長くしてますね。
スピーカー 2
まあ難しいですね。
スピーカー 1
難しさの質的な点はどこにあるでしょうか。
スピーカー 2
そうだな。やっぱり執筆論そのものなんですよね。文章エディター論っていうのが。
で、いろんな人が文章エディターっていう言葉を使わなくても、例えば90年代初めぐらいだったら、ワープロはどうあるべきかみたいなことを言っているし、2000年代に入るとエディターとはどうあるべきかっていうことを言ってる人もたくさんいるんですけど、
結局その時代時代の技術的な制約に縛られちゃっているので、この人はこの時こう言ってるけど今だったらこう言わないようなことは結構あるんですよね。
なおかつ技術よりじゃない、例えば作家の人が言っていることっていうのは、特に技術的なバックグラウンドがない人が言っていると、今の目で見ると、いやいやそれはーっていうことも結構あるんですよ。
だけどその中にすごく重要な視点が混ざってたりする。これは今でも十分通用するっていう。やっぱり長大な文章を書くことを仕事にしている人の発想というのは、やっぱりすごく重要な視点を提供してくれるところもある。
スピーカー 2
時代性との切り分けがすごく大きい。
スピーカー 1
そういうことが書いているうちにわかりました。
あんまりいやいや注釈を入れると本論が見えにくくなりますしね。
スピーカー 2
そうですね。あとやっぱりそれに対して今の視点からコメントをすると、すごくそういうつもりがなくても馬鹿にしてるみたいな。
そこからどうやって普遍的な部分をちゃんとリスペクトを失わない形で抽出できるかっていうことは結構。
梅沙男さんなんて結構ワープロについて見当違いなこと言ってますけど、今から見ればね、もちろん。今から見れば見当違いに見えますけど、やっぱり当時そんなことを言っていたのかっていうところもあるし。
逆に当時としてもやっぱりこれは間違いだったよなっていうところももちろんあるし。
スピーカー 1
その辺が非常に難しい。
自分の語りをまとめるだけだったら簡単とは言いませんが、もうちょっと楽ですけど、他人の思想とか発想を扱うわけですからね。
慎重の手つきが求められるという感じか。
スピーカー 2
そうですね。
あともちろんね、例えば梅沙男のワープロについての意見っていうのは梅沙男の思想の他の部分が当然背景で出てきてるわけなので、その部分、ワープロについて語ってるところだけ取り出しても、なんかちょっと本当に氷山のてっぺんのちょっと出てるところだけになっちゃうんで。
スピーカー 1
そう考えたら仕事の量がすごいことになってくるわけですが、でも必要なことではあるんでしょうね。
スピーカー 2
そうですね。でもあんまり知的生産の技術で書いたことと、ワープロというかコンピューターというか、そこが直接的にリンクしてないように見えちゃうところがあって。
特に文章を書くっていうことに関してはですね。
でも一方では80年代からかなりデータベース的な視点を持って語っている部分もあるし、その辺がどこまでが、語っていたことが全て形になっているわけじゃないので、たぶん。
スピーカー 1
そうですね。人によって文章を書くっていうのはどれぐらい重みづけを持ってるかによっても違うでしょうし。
なかなか難しいけど、一体しておりますというところで、159回がオブジェクト型ノートツールということで、キャパシティーズの話をしたと思うんですが大体多くは。
いや、後半違うな。後半は別のツールの話をしておりますが、超漢字の話を確か結構してたと思う。
スピーカー 2
その時ですね。
スピーカー 1
とりあえずオブジェクト型ノートツールというキャパシティーズが提唱している考え方で、非常にしっくりきたという人も多くて、それはキャパシティーズで何でもうまくいったということじゃなくて、ある種の情報はここに入れときゃいいっていう発見が得られたという感じだと思うんですよ。
オブジェクトと呼べるようなものと、つまり自分ではっきりと認識して名指しするようなものと、例えばアイディアのようなゆるふわなものの扱い方は当然違うんですけど、やっぱりそれを同一のツールで同じ手つきでやろうとすると、やっぱり混沌が生じると。
いわゆるカード法というのは発想をオブジェクト化しようという思想やとしたら、そうじゃならないものがいっぱいあると思うんですよ。僕のメモにはあるんですね。そんなに簡単にはオブジェクトできないものっていうのが。
そこを扱う手つきっていうのが逆にオブジェクト型のものは全部そこに任せるとして、例えばそうじゃないものはワークフローにしようと。そうした結果ワークフローは別にオブジェクト型ものは扱わないでいいなって思えるようになったのが大きくて。
僕は何となくワークフローを手帳の完全の代わりにしようみたいな考えがありまして。
いわゆる日付的なものから資料的なものまで全部ここに収めると。最強の個人情報管理ツールっていうふうに考えてたんですけど、個別案件で見たときに、例えば個選数のほうがいいとかキャパシティーズのほうがいいっていうのがあって、常に揺れ動いてたんですね。これどうしたらいいのか。
やっぱりワークフローに課題な役割を担わせすぎてたなと思って。そういうオブジェクト型のものは別にあってもいいけどなくてもいいと。ある分には別にあえて消すことはせんけど、ここで総合的に日記の全部があるとか、自分の買ったものの全部があるみたいなことはなくてよくて、そこはもっとフローなものに注力したらよく。
そうじゃないものは、例えばキャパシティーズのようなはっきり自分で流度を区切ってそこに入れていくっていうものでいいという割り切りができて、その視点が得られたのがオブジェクトかオブジェクトにならないものかっていう区分線を引くことができるようになったのが個人的にはグッドな知見というか体験でしたね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
書かれたテキストの情報ってそれがオブジェクト的かどうかって文字だけではわからない以上混在して扱ってしまうわけですけども、ちょっと区分けしたほうが収まりがいい人は多分多いと思いますね。
スピーカー 2
僕は未だにこのオブジェクト的というのが肌感覚としてはわかってないかもしれない感じがしますね。
スピーカー 1
オブジェクト的なものがないのかオブジェクト的なもので溢れているのかどちらかはわかりませんけど、一番僕は多分感じてて思うのは、アワークロールに書いたメモとかは非常に非オブジェクト的なんですけど、自分が書き終えた原稿はあっきりオブジェクトのやつなんですね。
スピーカー 2
それはわかります。
スピーカー 1
その区別ですね。だからそのオブジェクトになったものはもうそれ用のツールで扱ったらいいという感じで、今では書いた原稿とかもワークロールとかに入れてたんですけど、あんまり使うこともなくただあっただけなんで、
今は例えばMDファイルズに切り出しておくとかキャパシティズに置いておくみたいなことで明確につまり文章を書く素材と完成物という一つのグラデーションの中にあっても、どこかで明確な境界線があって、それは僕が書き終えたっていうその感覚によって分かれてくるっていうそういうことですね。
スピーカー 2
そういう意味ではプロダクトになったものはもう一つのオブジェクトということですね。
スピーカー 1
だから情報的にプロダクトはオブジェクトと呼べる。呼べるようになったものが初めてプロダクトだということですね。そういう境界線が生まれたということですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
160回が生活におけるプロジェクト管理についてということで、これ引っ越しの話をしたと思います。
引っ越しでいろいろ情報整理とかしましたよというような個選数が活躍したというような話でしたね。
161が陳詞黙行できる場所についてということで、これも多分次の回と話がかぶるんですけど、
紙の手帳を使うようになりまして、再び使うようになりました。
胸ポケットにMDノート、胸ポケットっておかしいか。フリーストポケットとかにMDノート、新書サイズを入れて、
異動の終了のタイミングぐらいに必ずそれ取り出してちょっと読み返して書き込むということを通常になりまして、
ツイート、ツイッターを見る時間が減ったという単純な健康、精神健康的にもいいんですけど、
自分がちょっと前に考えたことについてもう1回ちゃんと考える機会が増えましたね。
それ以前は先ほど言ったようにワークフォローにメモしてどっかにドラッグ移動させて完了みたいなことをやってたわけですが、
それ何も処理してないわけですね。移動したというだけで。メモの処理みたいなことは内容的に行われていなかったんで、
それも僕の使い方が悪いからですけど、アナログの場合は自然と以前に書いたことについてもうちょっと考えようかなという気になる。
ツイッターの場合は性質上ずっと流れていくわけです。アタシも流れていくから止まってくれないんですけど、
やっぱりアナログノートは自分の手で時間を巻き戻すことが簡単にできますし、止まることができる。
そのページにずっと居続けられるということがあって、その固定、フィックスできることが結構違いじゃないかなとはちょっと思ってますね。
スピーカー 2
はい。結局アナログのメリットってそれが大きいかもしれないですよね。
フィックス。フィックスされてる。完成じゃないけどフィックスされてる。
そこにあり続けるという物理的な性質によって情報がそこにあり続けることができるし、いわゆる自分たちの身体感覚の延長でそれらを操作できるというところ。
スピーカー 1
やっぱりゆっくりじっくり考える対象について考えるという時にアナログの重さとか遅さみたいなのが逆に有効になる気はしますね。
はい。で、直近162回。直近かな。インク移動させてなかったりするかな。
162回ということで、デジタルとアナログの情報整理という話で、
ワークローリーの画面の紹介をしたと思いますが、残念ながらもうこの形ではなくなっているんですけども。
スピーカー 2
そこがいいんですよね。逆に。それができるというのがやっぱりいいことでしょうね。
スピーカー 1
いやもう本当に素晴らしいことだと思います。一応現状の画面は、ちょっと読み込みが時間かかりますが、項目が結構増えまして、
最上公園に6ありまして、ちなみに一番最初の上のインボックス的なものと一番下のアーカイブは基本的に変わらないんですけど、
間のものが変わっているところ。ここの役割は一番最初はメモが書き留められるところで、
書き留めたアイディアに日付のデータをセットしておくと。
ちょっと前までは日付だけだったんですけど、たくさんの投稿を見て曜日が付け加えられるということを知って、
Forewordに曜日を加えました。
スピーカー 2
なるほど。はい。
スピーカー 1
ここは基本的に思いついたことを書く場所なんですけど、
もうちょっとそれについて考えたいというときに、ここに移動されてくると。
ここはメモよりはもうちょっとノートカード的なものがあって、
昨日まではこの項目なかったんですけど、この項目を作って、今まで自分が考えたことを一つの大きなアウトラインにまとめるということをやってまして、
ここが最上位項目で、最上位項目があって、そこに考えたことがもし紐付けられそうやったらそこに入れるというようなことをしてまして、
そこに当てはまらないものはまたここに並んでて、
本来は全部整理してここに入れるべきですけど、そういう本来はというマインドは一番やってはいけないので、
適当に思いついたときに移動させて整理して文章を整えるということをやっている。
ここの2つが僕のアイディアラインで、ここが要するにプロジェクトですね。
実行に関わること。
ここがネタ帳。書く場所が大体決まっているようなネタを入れておく場所。
スピーカー 2
ここは考えをコネコネする場所で、ここはあれについて書こうと思ったことを書き留めておく場所と。
スピーカー 1
これ後でやろうですね。後で書こうと、横とか入っている場所。赤いのは全部赤。
だからデシマル的な受信分類をやめて、こういう役割ごとになりました。
スピーカー 2
役割ごとですね。
スピーカー 2
今日じゃなくて日々をアウトラインとして扱うと、結構感覚が変わるということに今更ながら気づきまして。
もともと気づいてたんですけど、なんとなく今日にズームしちゃってたんですけど。
必要なときはしますけど、昔よりもずっと日付がずらっと並んだ状態で、何日か前にメモから今日のとこに動かしてきちゃうとかっていう。
日々を一つのアウトラインとして扱うことが増えました。
スピーカー 1
あの記事読んだだけでは、僕は普通にズームして使ってるものを読んでましたから。
スピーカー 2
使い方が悪かったかもしれないですね。
スピーカー 1
気づかなかったんですけど。あの状態で使ってるのか。
スピーカー 2
そうなんですよね。だから今日のアウトラインじゃなくて日々のアウトラインだという。
daysって日々って意味だよなってこと。ちゃんと名前にそうついてるのにちょっと意識がそうなってなかったなっていうことに改めて気がつきまして。
スピーカー 1
自分の名付けから早急的に使い方が変わったわけですね。
スピーカー 2
そうですね。いわゆるタスクリストというかデイリータスクリストの発想だとやっぱり今日の枠の中だけで考えちゃうんで。
スピーカー 1
間違いないです。
スピーカー 2
日々をまたがって考えるということが実はできるツールが少ないということにも気がつきまして。
スピーカー 1
さっき僕Obsidianの話しましたけど、真ん中はDaysなわけです。その日のDailyページなわけですけど。
左に月間ページがあると申しましたが、その左の月間ページに何があるかというと日付が並んでるんですね。
日付が並んでおりまして、画面を見せないか。
今だったら1月1日から12月何日までの日付がザーッと並んでいて、僕の場合それぞれの日付の横にいつの日が終わった日、一行日記というのを書いてるんですけど、
一行日記がカーッと目に入ってるわけですね。ワークロリ的な感じではないですけど、僕も日を日々の中に位置づけるビューは作ってますね。
これなくても別に困らないんですけど、何かあった方がいいし、これがマルチウィンドウ的な良さだと思うんですけど、この日付の中に置くという感じは何なんでしょうね。
やっぱり流れっていうことかな、さっきで言うと。
スピーカー 2
流れですよね。だってやっぱり今日って昨日までと明日からがないと、今日って決まらないんですよね。
見えてる方がいいじゃないかっていうことをすごく最近考えるようになって、僕今週っていう概念はなかったんですよ、デイズの中に。
日付が並んでるだけだったんですけど、それをやり始めたら今週っていう概念ができたんですよね。
今週とか来週やることとか、っていうのが自然にできたんですよ。
だから、近未来、すごく近い近未来の分。
スピーカー 1
確か、スクリーンショットの記憶では、一番上のところに週のレンジでフォーマットされてるときが、それが来週やることを入れておく場所ってことですね。
スピーカー 2
そうですね。これは来週、いつ、どの日にやるかは決めてないけど、来週やろうっていうのが自然にできてきて、それを見ながら今日を決める。
だけどよくある、1週間やることを決めて、それを日付に落とし込むというわけじゃないんですよね。
だいたいぼんやりと来週のどっかみたいな感じで。
今日単独というよりも、日々の中の今日っていう感じが強くなったような気がしますね。
スピーカー 1
最近、ゴリゴさんも月間ビューの中に週のビューを入れてるみたいな話をされてまして、それまであんまりやっておられなかったらしいんですけど。
その日にフォーカスしてる視点やと別に週とかいらんよなという感じやけど、一回視点が上がると週っていうオブジェクト感が立ち上がってくるんか。
僕は週は欠かせない存在やったんですけどね。なんか面白いな。
デイリータスクリストの話をするときって、絶対それより上の枠組みの話がないと成立しないと思うんですけど。
ウィークリとかマンスリーとか内緒プロジェクトでもいいんですけど、デイを超えるフォーマットというか扱いが必要で。
日々が並んでる中でデイも見るっていうのはアウトライナーっぽい使い方ですね。
スピーカー 2
そうなんですよ。だからアウトラインだから逆にそうなってるほうが自然だなと思ったんですね。
スピーカー 1
そうかそうかそうか。
スピーカー 2
デイから1つ回数上がると日々の連なりがあって、それをくくっていけばウィークがあったりマンスがあったりするはずなんですけど。
ただあんまり厳密に今月やるのはこれ、今週やるのはこれってやるのもちょっと自分の感覚には合わないので。
これは多分仕事の内容とかによって多分それが有効かどうかは多分変わってくるんですよね。
っていうあたりの柔軟性がやっぱりアウトライナーはあるなと思います。
スピーカー 1
アウトライナー、バイクとかワークローリーとか内緒はObsidianでもVS Codeでもいいんですけど、
さっき言ったEvernoteでも見出しになっている部分を回併できるんですね。
普通のマークダウンで書いたとして、見出し3の箇所を入れたら次の見出し3の部分までを消したり表示したりできると。
ちょっと長めの文章を書くときってそれすごく活躍するんですよね。見出し書いといて。
今書いている見出しだけ開くと。書き終わったら閉じて次の見出し部分を書くっていう感じをするわけですね。
そうするときっていわゆるZoom機能みたいなこともできて、その見出しだけを表示することもできるんですけど、
どっちかというと前の見出しも目に入れておきたいみたいな話の流れがあるからでしょうけど。
気になったらパッと開いて、その前の部分何書いてたか確認することをしたいという、そういう執筆の仕方が普通にあると思うんですけど。
それに似ていますよね、DeiSの運用は。
スピーカー 2
似ていると思います。
まあでも単純に昨日とか一昨日思ったことをメモしてあるわけですよね。
そうするとそれの中には今日何をするかのヒントがたくさんあるわけですよね。
こういうことをやっとかないとなみたいなことっていうのは、これから先に何をやるかというタスクというか、
Zoomのネタになるので、当然見られたほうがいいし。
あと、例えば明日打ち合わせがあるとして、
昨日をその打ち合わせについてこういうことを言っとかないといけないなっていうメモが昨日あれば、
当然それは明日の打ち合わせのところに移しておくほうがいいわけですよね。
もちろん毎日それやってたんですけど、
毎日今日のアウトラインを作るときに前日のアウトラインを見るっていう形でやってたんですけど、
それよりも常に全部つながって表示されている状態で、その中での今日を見るということに。
スピーカー 1
だからZoomが当たり前にできなかった時代みたいなアウトラインの使い方になったかもしれないですね。
たしかにオブシリアンでも、例えば作業記録開いたときに日付がフォーマットされているので、
ショートカット機一発で前の日に移動できるんですね。
だから2日前のメモやったらポンポンと押したら2日前のメモに行けるんですけど、
やりたいかというとあんまりよくないんですよね。
あの操作、沢さんがおっしゃられている項目の操作に比べるとやっぱりちょっとギクシャクするんですね、その操作が。
昨日ぐらいならまだしも、今日3日前とかから引っ張り出そうとすると、そのような飛び方じゃなくて、
スピーカー 2
もう直接日付を入力してオープンしてしまうことがあって。
スピーカー 1
なんか根本的になんか違いがあるなというのと、
あとオブシリアンでプラグイン入れると、デイのノートをスクロールで遡ることができる。
それは便利だなと思ったんですけど、やっぱ長いんですよね。
デイリーノートって結構長くなって、やっぱり下の方に行こうとめんどくさいわけですけど、
スピーカー 2
項目閉じられたら一瞬なわけじゃないですか。
スピーカー 2
項目として閉じられるデイリーっていうものの進化はやっぱりその並び方で発揮される気がしますね。
そうですね。だから切り替えて多分前日までですよね。
なんか感覚的に。
スピーカー 1
1日前までだとなんとなく、行って戻らなあかんから、戻った距離の倍ショートカットでまた戻らなくてもいいんですけど、
スピーカー 2
多分そういう意味で操作でしょうか。そうなるとやっぱり遠く感じてしまうんでしょうね。
スピーカー 1
やっぱりビューが変わるから移動してる感じがするんですよ。
でもアウトラインがそこで項目を動かしてるだけだったら、その場にいてるわけじゃないですか。感じとしては。
そこの違いもありそうやなという気はしますね。
スピーカー 2
そうですね。あと体感的にやっぱり数日前までって割に繋がってますよね。
スピーカー 1
います。
スピーカー 2
10日前とかになるともうあんまり繋がり感はないですけど、前後3日ずつぐらいが常に前後にくっついたまま移動しているようなのが多分身体感覚として一番ある感じがして。
とったらアウトラインの使い方もそういうふうにしたらいいんじゃないかと。
スピーカー 1
確かに。そう。だからCapacitiesもデイリーノードがあって、あれビューがあって、その前後3日、今日と昨日と明日を一つのビューで見ることができるって言って。
これ賢いなと思ってたんですけど、もう1日ぐらい欲しいですね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
3日前から今日と明日ぐらいまでが一つのビューに並んでたらちょっとより使いやすいかもしれないけど、
やっぱりその辺の感覚が必要なのか、必要とまでは言わないけど、あった時に生まれる流れみたいなのがあるということかな。
スピーカー 2
そうですね。だからウィークリーっていうか、1週間って結局月曜日にはその前に6日分ありますけど、金曜日になると土日しかなかったじゃないですか。
スピーカー 1
8月目。
スピーカー 2
そうじゃなくて、常に3日ぐらい前を意識していたいっていう、何というかこう、自分を基準にした1週間が常についてくるみたいな。
なるほど。
そういうほうがしっくりくる気がしますね。仕事のサイクルとしての1週間っていうのはそれとは別にあるんですけど。
そうですね。
スピーカー 1
デイズって月ごとに分かれてるんですか?それも1年が全部日付並んでるんですか?
スピーカー 2
その時によって違っていて、ニートな気分の時は月ごとにきちっと整理されてたりするんですけど、今年は全然ずっと並んでますね。
スピーカー 1
月またごとを考えたら普通に並んでた方がその前後感覚が常に認識されていいかなとは思ったんですけど。
スピーカー 2
そうですね。ただ3ヶ月前の日に1日ずつ遡ってみたりは普通はしないんですけど、今はザクッと1年ごとに今年が終わったら2024っていう見出しの下に今年の日付が全部入って折りたたんじゃう感じかもしれないですね。
スピーカー 1
なるほどね。面白いな。やっぱり実践的な話だな。非常に。
デイリーをどう扱うかは結構大きな問題で、基本的にその日のページさえひどいときは別に問題はないんですけど、仕事によっては連続性の中に見ようかなあかんこともある以上、どうやってアクセスしやすいかっていうことは僕の課題だったんで。
前日のショートカットキーでいけるから、Wikipediaの便利だからObsidian使ってるんですけど、なんか別の考え方もありそうだなというのはちょっと話を聞いてて思いました。
スピーカー 2
そうですね。そうなんですよ。でも、デイリーだから今日しか見てないわけじゃないっていうのは結構大事かもしれなくて。
それがツールの機能上の制約で、デイリー今日っていう画面しかないとそのことに気づかなかったりするんですけど。
でも、紙の手帳を昔から使うときって普通に前後見ますもんね。
スピーカー 1
どんな手帳でも少なくとも1日1ページでも明日か昨日は見ないってことですね。
スピーカー 2
見ますよね。目に入るし見れるんですよね。多分そのほうが自然なんだろうという気がします。
スピーカー 1
普通にデイリーでやると情報量が多くなるから、やっぱり畳めるっていう機能がある何かのほうがいいというのはありそうですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
というわけで、超かけ足で今年のHashを振り返ってきましたが、僕としては文脈っていうことを情報整理の観点からちゃんと考え直したいな。文脈って口々に言いますけど、