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どうもー、トリコロールケーキの慶応猪頭線、今田です。
トリコロールケーキの小田急線、高澤です。
今日は、こんな話をしてみようと思います。
シリーズ、ゆかり:下北沢
私どもラジオポトフが、ゆかりのある土地・場所を起点として、
だいたい10分ほど、おしゃべりをさせていただく企画でございます。
こちらに、今手元にキッチンタイマーを持ってきております。
10分に設定しておりますので、今ピッと押しまして、カウントが始まっております。
だいたい10分ぐらいしたら、ピピピピとなりますので、
それとともにお話をやめれば、だいたい10分のエピソードとなります。
今回、下北沢を起点として、おしゃべりしたいと思うんですけれども、
私どもラジオポトフは、トリコロールケーキという劇団に所属している2人なんですよね。
で、下北沢で公演やったこともありまして、
あれはシアター711という劇場だよね。
あそこで、僕は脚本と演出で参加していて、
当時高澤さんはまだ劇団員じゃなかったんだけれども、
照明のオペレーターをやってくれたんだよね。
そうなんです。
というふうに、初めてトリコロールケーキで関わった場所が、下北沢だよね。
ですね。
下北沢というと、演劇の街って言われたり、江本の街って言われたりすることが多いじゃないですか。
東京関連地?
東京関連地って言うのかな?
はい、そうです。
江本ファミリー?
だけじゃないですね。
そうなんですか。
たくさんいらっしゃいますね。
安藤ファミリー?
江口のり子さんとか。
もういるんですね。
東京関連地。
高田…え?
順治。
もうそうなんですか?
高田ファミリーの関連地ですね。
ああ、そうなんだ。知らなかった。
江本さんと同期じゃないかな?
うーん。
やっぱり演劇の街だよね。
で、最近はもう再開発されたりしてますけれども。
綺麗になりましたね。
うん。
本多劇場起点に。
誰しもが言ってることかと思いますけれども、
もう下北沢、行くたびに変わりすぎてて、何がどうなっているのかもわからないですよ。
でも私正直、変わる前の下北沢にそこまでゆかりがなかったので、
変わり始めてから今に至るまでの方が深く変わった街ではありますね。
僕らが下北で使った劇場っていうと、
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シアター711っていう劇場ね。
もともと映画館でね、席がね、ふかふかで気持ちいいですよね。
縦中でね、映画館だったから。
私あそこで、坂上忍さんが脚本演出を務めてらっしゃる演劇を見たのが、
下北沢で感激した初めての体験で、
それは大学3年生か2年生くらいの、それこそトリコロールケーキに出会う前のことでした。
好きなんだよね、坂上忍が確か。
そういうわけじゃなくて、友達に誘われて。
犬が好きなんだっけ?
坂上忍さんは犬がお好きですよね。
坂上さんは犬が好き?
は好き。動物はちょっとあんまりですね。
上手だもんね、坂上さんって。
だからすごいカッチリとしたしっかりしたお芝居を描かれて、演出もお芝居もみなさん素晴らしかったし、
能力高いですね。
っていうイメージの方が強いので、今の坂上忍さん見ると本当に同じ人かなって思っちゃう。
どっちが本当の坂上なんだろうね。
どっちもじゃないですか、やっぱり表現に飢えている、ギラギラした感じもそうだし、
すごく愛情深い仲間を大切にするような感じもそうですし、
生き物を大切にする感じも同じくそうなんじゃないですか。
同じくって言われてもかなり違ってて。
そうなんですよね。だから元々すごい怖いイメージありました。
犬が。
違くて坂上さんがカッチリした本を書かれて、お芝居もめちゃくちゃ面白かったんで、
演出とかもすごく細かいんだろうなって思ってたっていうことです。
厳しい、自分にも人にも厳しい人なんだろうなって思ってたっていうことですね。
ガラッと話変わるけどさ。
いいですよ、はい。
その坂上さんが照明オペレーションをやってくれたトリコルケーキの舞台、
ラッコサイズラッコっていう作品だったんだけど、
面白かったなあ。
って坂上さん確か言ってたんだよ。
その照明やってくれてた時も、5,6回やるじゃない。
5,6回やった時に、どうですか坂上さん大変ですよね、ありがとうございますって坂上さん言ったら、
楽しいですと。こんなに面白い舞台を特等席で何回も見られて楽しいですって言ったのよ。
覚えてて。
それの中で、結構スタッフさんっておべっかっていうか、結構言いがちなセリフなんだよそれ。
特等席で何回も見られてっていうの。
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でもね、坂上さんがそれ言ってる時に、本当に楽しいんだろうな、面白いと思ってるんだろうなっていうのが伝わってきて。
よかった。もうその時からあんまり嘘がつけないんだろうなっていう感じが。
確かにあれはね、面白かったと思う。すごくよくできてた。
というのも、ちょっとあんまりよくない話かもしれないですけど、それまで正面のオペレーションにしても見に行った、坂上さんを置いといて見に行ったお芝居にしても、
あんまり笑いという意味で、自分が楽しく笑える、面白いって思う演劇、小劇場の演劇に出会ってこなかったので、
こういうもんなのかなって思ってたところに、ラッコサイズラッコがあって、こんなに面白い演劇がこんな小さな劇場でやってるんだっていうことにすごく驚いて思ったっていうのが、すごく衝撃を受けたっていうのが一番思い出なんですよね。
誰もラーメン図を知らなかった時からラーメン図をただ一人見続けていた。
もうセンス尖りまくった坂上さんの目に、眼鏡にかなったってことね。
そうですそうです。
私を作り出す。
そうです。中高一巻の女子校で、私以外誰もラーメン図は知らないけど、私だけがその面白さを知っているっていう、このドヤ顔、裏の。
やっぱり健太郎が作るものが好きってことじゃないかな。やっぱり二代健太郎じゃん。小林今田って言ったら。
健康な方と賢い方とね。
いやわからん。それは違いますけど、そこに繋がりは全くないですけど、しかもそのラーメン図は大学入ったら全員知ってたので、別に特別なもんではなかったっていう。
当たり前じゃん。何考えてるの。
いや練馬区の中高一巻の女子校は。
嘘だって。
そうだったんです。
関東だもん。練馬だって東京だもん。
嘘だったんですって。
サブカルチャーの差の字もなかったんですって。みんなオレンジレンジが好きでしたから。みんな。
オレンジレンジ好きでいいでしょ。
いやいいですよ。でもマスだからマス。
ラーメン図もマスですからね。
そう。だから長かいってそれはわかったということですよ。小さな小さな世界だったんですって。
下北でいろんな演劇ありますよ。本田劇場ではラーメン図さんも確かに公演やってました。
そうなんですね。
やってました。711のほか、それこそ本田劇場でも僕はやったことありますよ。
演劇祭みたいなものですね。
本田劇場を踏んでるんですよ僕は。
すごい。
ありますよね。下北沢すごろくみたいな。
劇場とかから始まって、すずなり通って、本田最後に上がるみたいな。
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その最後だけやってますから僕は。本田劇場。
よくね、演劇屋見に行きますね。直近で見たもので言えば、有名という劇団の。
有名ね。岸田賞取っていきなり高澤さんが劇業史を始めたって。
いやそんなことないですよ別に。
おべっかじゃないですよ。
長いものには巻かれて、鐘の匂いがするところにぜひ行ってほしいんですよね。
全然違います。それこそラジオポトフで最近言及した黒沢太夫さんであったりとか、
雲月英輔の本橋さんが出てらっしゃったので有名を見にすずなりに行きましたし、
あとコンプソンズも見に行きました。
コンプソンズね。
面白かったです。どちらも。
下北確かに僕も最近も結構行くんですよ。
演武ゼミっていう俳優養成のスクールの講師をやった時の生徒さんたちの卒業講演っていうのをこの間見に行ってきましたね。
それも下北だったんですね。
下北は劇場、劇場でした。
そうなんですね。
あの、教え子たちがね、たった3日間しか教えてない教え子たちがもう僕を囲んで、先生、先生って。
嘘だ、絶対。嘘だ。
見に来てくれてありがとう。
その絵が1ミリもなんか想像できない。
福奈さんね、福奈。
パプリカの福奈さんが作演出をやられて。
それこそ福奈さん、福奈さんですよ。
いや、違うんだよね。だから、えっと、僕の授業。
はい、というわけで。嘘はここまでということね。
えっと、その木の生徒さんたちは卒業講演の前に在学中に東活スポーツっていう劇団の金山須勝さんっていう作家さんの講演もやってるんだよ。
金山さんは岸田賞作家ね。
で、その後僕の授業っていうのを受けてもらって、福奈さんの卒業講演に行くと。
岸田賞作家。
もう終わりなんですけど。
金山さん、僕、福奈さんっていうこの岸田賞、岸田賞、岸田賞のトリプル岸田のすごいだから充実した木の生徒さんたちですよね。
急に真ん中落ちくぼむとかそういうことはないですかね。大丈夫かな。
福奈さん?
違うよ、岸田さんが。
へえ、そうなんだ。
そうなんですよ。
そう、金山さんで思い出したけど、金山さんの連載面白いですね。ウェブ連載をされてて。
面白かった。
それ岸田賞ごもれ話みたいな連載ですか?
いや、違います。衝撃状にまつわる単語から金山さんが考えるあれこれを短めに書かれてるんですけど、やっぱりソリッドな文章で面白いです。
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面白かった。
我々岸田賞作家の代表としてね、ぜひ金山さんに。
知ってます?岸田賞ってどんなのかって。
見たことあります?岸田賞見たことあります?
岸田賞は見たことないですよ。
受賞した人しか知らないですよね。
岸田賞がどんなものなのか。
どうなんですかね。
想像してる形とかありますか?
想像してる形?岸田賞?
はい。
いや、わからない。お客さんの入りが多くなるとかくらいしか。
いや、岸田賞っていうものがあるんですよ。
何ですかそれは。縦とかか。お金か。60万くらいじゃないですか。
福賞です。
岸田賞があるんです。清賞があるんですよね。
何ですか。
タオルです。
それだけ福賞と言えるでしょ。
タオルが岸田賞なんですよ。
タオルが終わってるのでね、こんなところにしましょうか。
いや、下北にもゆっかりがありましたね。
ですね。ちょっとね、下北って言ったら飲み屋も紹介したくなっちゃうんですよね。
あ、そうなんだ。飲み屋あるんだね。
いっぱいあるので。
あ、そっか。江本さんが出入りするってことかね。きっとあるんだね。
それ喫茶店だと思う。
喫茶店なんだ。
というわけで、ありがとうございました。
下北の店とかでさ、路上とかに面した席とかで、路上、何をするでもなく路上とかボーって見てると、
本当にあの、江本兄とか、安藤桜とかが本当に通るのね。
あ、そうなんですね。見たことないな。
びっくりする。本当に住んでるんだって。
ありがとうございました。
カレー屋さん多いよね。
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