メンズメイクの台頭
YouTubeとかTikTokのコメント欄で、どうせ化粧を落としたらブスなんだろうみたいなクソリプあるじゃないですか。あのクソリプって、メンズメイクに対しては通用しないと思ってて、今日はそういう話をしたいと思います。
おはようございます、Studio Kitschの三木えらんです。ということで、今回は科学系ポッドキャストの日の参加放送会になっております。
9月の科学系ポッドキャストの日ですね。毎回説明をしているんですけど、今回も簡単に説明をさせていただきます。
科学系ポッドキャストの日は、毎月10日、週の初めぐらいに各ポッドキャスト番組が集まって、一つの共通テーマについてお話しするという企画プログラムですね。
今回のホストはデンセカさんですね。デンセカ、デンマークが世界一さんでございます。今回のトークテーマが二刀流ということで、ラジオキッチューではですね、メンズメイクを取り上げたいと思います。
メンズメイクはですね、美しさとかっこよさを二つ表現しに行く、なかなか特殊な文化の一つだと思うので、ちょっとこの点を取り上げてエピソードにしたいなというふうに思います。
最近、メンズメイクの市場がすごい成長してるらしくて。メンズメイクというか男性用コスメの市場自体がでかくなってて売り上げも伸びてるんですけど、特に美容液とかそういう基礎化粧品のあたりが5倍くらいに伸びてるらしくて。
一番伸びてるのが美容液らしいんですよ。美容液と化粧品乳液とかもちろんなんですけど、オールインワンジェルが非常に売れてるらしいですね。UNOとかすごい積極的に広告売ってるんで皆さんも知ってると思うんですけど、あそこら辺の売り行きがすごくいいらしくて。
それに付随する形でちょっとしたメイク用品ですよね。BBクリームであったりコンシーラーとかシャドウとか、そこら辺が付随して売り上げ伸びてるって感じかな。
メンズメイクに関しては、ちゃんとしたブランドがなかなかあんまり存在しなくて、いわゆるギャッツビーとかUNOとか、あそこら辺が頑張ってるっていった感じですね。
僕の聞いたことある話で言うと、就活生が企業に対して自分のメンツをよく見せるためにメンズメイクを始める人が増えたみたいな話を聞いて、それが少し前だったかな。
その後にコロナ禍があったじゃないですか。そのコロナ禍にZoom会議があって、そのZoom会議の時に自分の顔が映るわけだから、その顔をどれだけ良くするかみたいなゲームが始まったらしいんですよ。
その時にZoomなので画面越しなので、ある程度メイクをしててもバレないだろうみたいな気風が生まれて、そこでまたコロナ禍でのメンズメイク需要っていうのもすごく高まったらしいですね。
皆さんがメンズメイクの広告をどれだけ見たことあるかわかんないんですけど、メンズメイクの広告っていわゆる女性用化粧品とかの広告と全く違っていて、特にキャッチコピーが違うんですよ。
よければスマホがあれば、UNOとかGatsbyとかの広告ポスターを見てもらえればもう一発でわかると思うんですけど、断然多いのが肌の乾燥とか肌トラブルを改善しますよみたいな謳い文句がすごく多いんですよ。
ベースメイクあたりを推すポスターが反則がすごく多いんですね。これはメンズメイクの話になりますけど、メンズメイク界隈で一番最初に初心者に導入用として進めるのがバレないメンズメイクっていう謳い文句で進めるんですよ。
これは企業が進めることもあるし、あるいはYouTuberとかのインフルエンサーが自分の推しているメンズメイク用品を紹介するときにバレないコスメとかバレないベースメイクみたいな感じで謳い文句を出していくんですよ。
なんでこういうふうなベースメイク授業、さっき言った肌トラブルを改善しますよみたいなのが流行ったのかというと、見せかけの美というものを主張するんじゃなくて、肌トラブルとかを解決して綺麗な肌、綺麗なスキンケアをちゃんと施されたメンツで仕事に向かうと。
その結果として仕事がうまくいくとか商談がうまくいくとか、公の場で自分のプレゼンスが上がるみたいな、こういうふうな実用的で合理的なツールとしてメンズメイクを受け入れる、そういうような風潮があるんですね。
なので、自分を美しく見せるとかそういう話ではなくて、どちらかというと基本的なところをやった上での仕事の成功であったり、あとは自分につく自信であったり、そういうところを強化していこうという風な風潮になっているんですね。
このメンズメイク界隈とか、いわゆる男性用コスメの界隈っていうのは。ある意味、女性がメイクをするときの一番の理由って、社会に出る大人としてのマナーとしてつける化粧をするっていう人が多いんですけど、男性の場合もワンチャンそこに向かっているんじゃないかなというふうに思いますね。
というのも、仕事をちゃんとこなすビジネスマンのマナーとして、基本としてベースメイクぐらいはやりますよみたいな風潮に、もしかしたらこれから向かっていくかもしれない。
こういうふうになっていったら、ある程度の肌の美しさみたいなものを表現するんだけど、それと同時に仕事できる感みたいな、ちゃんとビジネスできる人ですよ感みたいなものも同時に出していくっていうふうな、今回のテーマに関連すぎるんだったらここの二刀流ですよね。
これが現在見られているので、もしかしたら女性がメイクをするときの一番の理由である大人としてのマナーみたいなところに、男性がメイクをする理由もなっていくんじゃないかなというふうに思いますね。これはまだ推測なのでよくわからないんですけど。
ただ、この説に反するような現象も今確認されていて、Z世代を対象にした美意識の変化に関するアンケートというのがあるんですけど、Z世代の男性においてメイクを始めた理由、メンズメイクに手を出した理由は何ですかというふうに聞いたら、一番多いのが興味本位らしいですね。
これ、Z世代の女性と比較すると全く違うんですよ。さっき言ったように、Z世代の女性がメイクを始めた理由は身だし並みとして。これが一番の理由だったんですね。ただ、Z世代の男性の場合は身だし並みとしてというふうな回答を選んだ人が結構少なくて、一番多いのはさっき言った興味本位というふうな形だったんですね。
なので、こういったZ世代の人たちがこれから大人になっていって、社会のマジョリティーになっていく中で、もしかしたらこういったような潮流、興味本位でメイクをし始めた人が普通にいるような、ある程度増えていくような、こういう風な風潮になるかもしれないというふうな感じはしてますね。
ビジネスと美しさの両立
これからどうなるかわからないですけど、そういった感じで進めて、いろいろ変化していくんじゃないですかねというふうなメンズメイクについてのお話でした。
ということで、今日は格好良さと美しさを両立していくメンズメイクという不思議な文化現象についてお話をしました。
冒頭言った、どうせスッピンならお前ブスだろみたいなクソリプがメンズメイクに通用しないって言った話は、メンズメイクがもちろん美しさも作っていくものではあるんだけど、美しさを作ると同時に、そこからもたらされる結果であったり、ビジネスができる人ですよ感とか、
内面的なところで言うと自信とか、そういったところを醸成していくためのツールとしてのメイクでしかないというふうな感覚が今のところのマジョリティなので、どうせスッピンになったらブスだろみたいなことを言ったって、そもそもメイクしてる状態で綺麗な状態を作ってるわけじゃないので、格好良い顔を作るためにメイクをやってるわけじゃないので、そういったクソリプは通用しないんですよみたいな話をしました。
ということで、冒頭にも言ったんですけど、今回は科学系ポートキャストの日という企画の参加放送会になっております。
他の番組も、今回は20番組ぐらいが参加していて、同じように二刀流というテーマでお話をしているので、よければそちらを見ていただければいいなというふうに思います。
URLは概要欄に貼っておきますので、そこからチェックしてみてください。
ということで、今回はこんな感じで終わろうかなというふうに思います。
以上、スタジオキッチの三木ヒランでした。