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2020-12-21 23:37

第26回「ストーナー【前編】」ジョン・ウィリアムズ著 ~文学に恋した男の人生~

■2021年に向けた企画、発動中!

2021年も「空飛び猫たち」は羽ばたき続けます!

そちらに向けたリスナーが選ぶベストエピソード投票、アンケート、そして年始の配信で読み上げるリスナーからのお便りを募集しております!

詳しくは、空飛び猫たちのnoteをチェック!

https://note.com/cafecatwings/n/n61792d93aece

【今回の紹介本】

 ■『ストーナー』ジョン・ウィリアムズ著 

今回第26回目でご紹介するのジョン・ウィリアムズの「ストーナー」です。

 平凡な大学教師の人生を描きながら、静かな感動を読書の胸に残す、 今世紀に入ってから再評価された純文学作品、 是非お楽しみください! 

【番組内で紹介したトピック】 

■『ストーナー』ジョン・ウィリアムズ著 東江一紀訳 作品社

 http://www.sakuhinsha.com/oversea/25002.html 



【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

毎週月曜日朝7時に配信しています。

【SNSでご投稿ください】

番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください!

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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

00:03
どうもみなさん、こんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。
お相手は、私小説が好きの回のダイチと、秩序を巡るカフェのミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないでお互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
お互いの紹介に関しては、第0回で話しているので、そちらをお聞きください。
次回は、年始一発目の会議について話します。
年始一発目の会議は、皆様からのリクエストやメッセージを読み上げながらやってみたいと思っているので、こちらもぜひご参加いただければなと思います。
私たちに対する質問とか、例えばこれについて話してくださいとかあればいただければ、それで会議を進めてみたいと思っていますので、非常にラジオっぽい感じなんですけど、やってみたいと思っているので、こちらもよろしくお願いします。
あと2021年もこのラジオを続けようと思っているので、改善のアンケートをちょっと取っています。この3点をソロトピネコのノートで展開してますので、そちらでご回答いただければなと思います。
Google ホームを貼り付けています。
これ毎回エピソード詳細見るとか、ポッドキャストでやると色々出るんですけど、そこにもURL載せていくので、そこからアクセスしてもらっても大丈夫です。よろしくお願いします。
じゃあ本編行きましょうか。今回はジョン・ウィリアムズのストナーをお届けします。
これすごい好きな作品なんですけど、2020年最後の配信になるんですけど、作品紹介のね。これちょっと締めくくるにはちょうどいい作品なんじゃないかなと思っております。
それはすごい名作で、やっぱり読書家の人たちが大大切さんで、みんなこの作品はすごいと言っている人が多いので、そういう意味では紹介できるというのは最後を締めくくるのにいいと思いますね。
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じゃあ今回長くなっちゃいそうだから気をつけながら話しますけど、書名行きましょうかまず。
今回紹介するのはジョン・ウィリアムズのストナー、アガリア・カズキさん役で、作品者より2014年に出版されています。
これあらすじなんですけど、アマゾンや作品者のホームページなんかじゃいわゆるあらすじみたいなのが書いてなくて、これを評価する声がダダダと掲載されています。
その中からちょっといくつか選んでお話したいなと思います。
まずはトム・ハンクスさんの言葉をご紹介いたします。
これはただ一人の男が大学に進んで教師になる物語に過ぎない。しかしこれほど魅力にあふれた作品は誰も読んだことがないだろうと語っております。
イギリスの作家のイアン・マキュアンの言葉も紹介します。
美しい小説、文学を愛する者にとってはえがたい発見となるだろうと。
あとこれはニューヨーク・タイムズなんですけど、
ストナーは完璧な小説だ。巧みな語り口、美しい文体、心を深く揺さぶる物語、息を呑むほどの感動が読む人の胸に満ちてくるとあります。
これ日本で翻訳された時の言葉なんですけど、出版社がつけた言葉なのかな。
ですよね、たぶん。
たぶんそうですよね。
帯に書いてあるんですよね。
半世紀前に刊行された小説が、今世界中に静かな熱狂をまき起こしている。名翻訳家が命を賭して最後に訳した完璧に美しい小説とあります。
今半世紀前にっていうのがあったんですけど、これもともとストナーは1965年に出版された小説になっています。
ちょっと今世紀入ってというか言い方があれなんですけど、あんまり売れなかったみたいなんですよ。その当時アメリカでは。
2006年にニューヨークの出版社のニューヨークレビューオブブックスってところがこの作品を復刊しました。
アメリカでもそれなりに評価する声はあったんですけども、その後フランスの人気作家アンナ・ガバルタっていう方がこの小説を読んで感動して翻訳したいとなって、
2011年にフランスでこのストナーがベストセラーになります。
そこからどんどん口コミで評判がヨーロッパに広まっていって、日本にも上陸したっていう流れですね。
なのですごい昔に出版された本が再発見されて再評価されているという状況ですね。
この小説なんですけど、たびたびこのラジオって今作品紹介25回かのうちに何回か取り上げているんですけど、日本翻訳大賞っていうのがありまして、
最初の第1回の受賞作ですね、になっています。
ところでなかなか評価されている本なんですね。
私で個人的に気になっているのは、これ映画化の話があるんですよ。
06:04
そうなんですね。
いつだったっけな、もう2,3年くらい前に映画撮りますっていう発表があって、主演がケイシー・アフレックっていう方がやることになっている。
あと監督部ももちろん発表されたんですけど、これね、なんか調べても出てこないから撮ってないのかな、ちょっとわかんないんですけど、すごく期待はしてたんですけどね。
映画やってほしいですよね。
ケイシー・アフレック、私結構好きなんで。
そうなんだ。
マンチェスター・バイ・ザ・シーっていう映画があるんですけど、アカデミー知って、それでケイシー・アフレックはアカデミーの主演大優勝を取っているんですけど、この映画めちゃくちゃいいんですよ。
ちょっとミエさん好きじゃないかなと思います。
見てみようかな。
迷っている男の話なんですよ。
迷っているというか、奥さんと離婚しちゃって子供も失ってしまってみたいな話なんですけど、そこの感情の奇妙を表現するのはめちゃくちゃ上手いケイシー・アフレックだったんで、ストナーやったらめっちゃいい演技するんじゃないかなと思って、すごい期待してるんですけど。
ケイシー・アフレックってベン・アフレックの男とですね。
そうなんだ。
マンチェスター・バイ・ザ・シーはすごい映画なんで、よかったらみなさんも見てください。結構見てる人多いかもしれないけど。
作者のジョン・ウィリアムズなんですけども、アメリカの作家になるんですけども、元から大学教授されていて、障害作品自体が少ないみたいなんですけども、日本では長編今のところ3作が作品社から出版、翻訳されていると。
今回のストナーは1965年の作品で、ジョン・ウィリアムズが40代の時の作品になっていて、一番最初に書いたブッチャーズ・クロッシングっていうのは、1960年に出版されてるんで、作者が38歳かな、の時に出されてるんで、それがめっちゃすごいなと思ってます。
最後の作品のアウグストゥスというのがあって、それが今年翻訳されて作品社から出ていると。そのアウグストゥスも全米図書賞というのを受賞した作品で、僕も大地さんも持ってましたっけ?
いや、まだ持ってないです。買ってもないです。でも読みたい。
買って通読になってるんで、年末年始に読みたいなと思ってます。
ストナー読み返しすごい読みたくなりました。
実は、ブッチャーズ・クロッシングで読んでるんですよね。
読んでます、みいさん。
僕もね、それもつんどくなってるんですよね、実は。
ストナーってすごくいろんな人に受ける作品だと思うんですけど、ブッチャーズ・クロッシングはですね、多分男の子向けですね。
09:00
そうなんですね。
バファローを狩りに行く話なんですよ。
バファローだったよな。狩りに行く話なんですけど、男の成長物語みたいなのがあって。
ストナーはめっちゃいいんですけど、ブッチャーズ・クロッシングはブッチャーズ・クロッシングで違う良さを持ってるんだよ。
あんまり女性向けではない気がするな、ブッチャーズ・クロッシングは。
自然の中でたくましく生きていくみたいな。
自然の中に入っていって男になっていくみたいな話なんで、すごく男性向けだと思います。
女性も楽しめると思いますけどもちろん。男性がよりハマるんじゃないかなと思いますね。
じゃあ本編行きましょうか。
そうですね、はい。
ちょっと最初、いつもとは違うけど、ちょっと印象を話してみますか、ストナーに対して。
そうですね。
ちょっと地味な話なんで、最初にちょっと話をあげるかなと思うので。
私の本からなんですけど、これ話としてはですね、すごく平凡な大学教員の一生の話で、とても地味です。
ドラマはあるんですけど、すごく大きな波があるわけでもなくて、淡々とすごく丁寧に描かれるので、
読んでるとですね、ウィリアムズ・ストナーっていう人の話なんですけど、ストナーとは人物名になるんですけど、
このストナーの人生からですね、目が離せなくなっていって、不思議とすごく夢中で読んでしまう作品です。
特別な人生ではないからこそ、誰の人生にも重なる部分があると思っていて、
基本的には悲しいし辛いことが結構連続するんですよ。
それは時代的なものとか含まれるし、ストナーが選んでしまった道、生き方にも起因するところもあるんですけど、
でも悲しいけど、辛いけど、そればっかりじゃなくて、ちょっとどこかで満たされる部分とか、
幸せを感じる部分があって、それって自分の人生にも重なることだなと思うので、
すごくリアルな感じがして、いいなって思って、今回読むの3回目でしたけど、3回でも思いましたね。
みえさんどうですか?
僕もやっぱり人の一生が描かれている小説で、結構骨太な小説だと思うんですけども、
大地さんが言われたところとほぼほぼ同感で、あとはすごく読みやすいっていうのも思って、
純文学のジャンルになるんですけど、結構読んでると先が気になるという、
ちょっとミステリー、読んでるのと同じような高揚感っていうんですかね。
なのでハマると一気に読んでしまう小説かなと思ってまして、
2日ぐらいで面白くて一気に読んでしまいましたね。
私も3回目読んだ時に金曜日の夜仕事から帰ってきて読み出したら、気づいたら午前3時とかになってましたもんね。
それで200ページぐらい読んでたかなと思って。
僕もでもそうですね、1日目に読んだ時に200ページぐらい一気に読んで。
12:01
何ですかね、時間忘れちゃうし、すごい夢中になっちゃいますよね。
確かにその大きな事件とかはないんですけど、でもすごい次が気になる。
やっぱ書き方がうまいな。
書き方がうまいですね。このストナーの心情を丁寧に書いてるから、
ちょっと先で話そうと思ったんですけど、これ3人称なんですよね。
でも私3人称の小説にしては他にもたまにありますけど、
びっくりするぐらい感情移入できるっていうか、
ストナーの気持ちになってこの本を読み進めることができるので、
すごくその辺の描き方がうまい本だなと思いました。
そうですよね。
過不足なく的確に書いてる感じがすごいですね。
そうですね。
とはいっても話の内容を簡単に説明したいと思います。
これは1910年にコロンビアのミズリ大学に入学したウィリアムズ・ストナーのお話です。
彼が1956年に死ぬまでの話になります。
1910年の時は19歳か。だから何歳だっけ。60くらいで死ぬのかな確か。
そうですね。60いくつかで確か。
元々彼は貧しい農家の手です。
父と母はストナーに農学を学ばせるために大学へ送り出します。
この時かなり父と母は無理をして大学に送り出します。
なんですが大学に入学して農学を学んでいるストナーなんですけど
必修科目の文学を授業を受けた時に
これが大学2年生の時なんですけど
文学の素晴らしさを知ってしまい文学部へ移籍します。
この辺の勢いすごいんですけど。
そして彼はそのまま恩師とも知り合うことにはなるんですけど
導きにもあって教員の道を進むことを決意します。
その後教員になり彼はある女性と出会って結婚し
大学での日々そして生まれた子供との時間を通して
彼の人生は描かれていくんですけれども
これがですねなんというか
今パッと聞くとすごく幸せそうな人生に聞こえるかもしれないですけど
これから話しますけどいろんなことがあって
全然なんていうか幸せなくて
辛いことと悲しいことが多かった人生だったなと振り返ると思っています。
でもストナーはですねその振りかかるものに対して
運命というか自分が選んでしまったっていう思いもあると思うんですけど
受け入れるようにして生きてきて
まあその中で自分なりの幸せとか大切なものを見つけていく
っていうような話になっています。
こんな感じであってますかね?
私の結構印象が強いかもしれないけど
ストナーってその生まれた時が農家なんですけども
すごい貧しくてしかもね学校で勉強するとか
そんなの到底無理じゃないかって思うような環境で
そこからのスタート地点ですもんね
最初に読んだ時このストナーってどういう話なんだろうって
わからないことを読んだんですけど
これは相当スタート地点厳しすぎるんで
もう先生になるとか絶対無理だろうって思いながらね読んでました
しかもねストナーも本当に貧しすぎて
15:02
大学生活もずっと孤独なんですよね
友達とかできず誰かにしゃべりかけるとかもなくて
もうすごいボロボロの格好で
ひとこの家に泊めてもらうんですけど
毎日休みの日とかもずっとお手伝いばっかりして
そこも農家やってるんですよね
そんな厳しい環境で友達もできずに
真面目に学問に打ち込んでいくっていう
結構最初の方が一番感動が大きかったですね
孤独な大学生活の中で大学の学生たちが集まってる
カップルとかみんなでワイワイやってる庭に一人で行って
そこに自分も仲間なんだみたいなことを感じるシーンあるじゃないですか
結構好きですねああいうところ
しかもあれもストナーのほど厳しい環境だと
そこで悲願だりとかって全くないんですよね
自分も同じ学生たちの一員なんだって思うと
そこで救いになるというか
彼はアーチャースローンっていうミズリー大学の文学部の
この当時何だっけ英文科主任か
大学教授ですけども教授の中でも上の位になるんですかね
学部長じゃないな学科長みたいな感じかなのイメージ
私たちの日本の大学で言うと
主任って名前がついてるんですけど結構授業の
カリキュラムとか組んだりとかできる立場で多分
かなり権限を持ってらっしゃる人なんですけど
その授業で文学に目覚めるんですよね
シェイクスピアのソネットですよね
話をしているところで結構ストナーが目覚めるっていう
シェイクスピアは君に何と言ってるかねストナー君
詩のソネットは何を意味するだろうって言って
ストナー答えられないですよねこれが意味するのは
その後だっけな文学だけが理解できないというか
彼にとってそれでハマっていくんですよね
他の農学部の授業は分かるけどみたいな
そうですよね夜も本当に文学の登場人物たちが
頭の中に出てきたりとか友人とかいないストナーなんですけども
文学の登場人物たちとは絆がだんだんできてくるというような
そういう描写もあってだんだん文学の方に寄っていくという
結構私アーチアスローンの言葉で好きなのが
スーロンがストナーを呼び止めて
卒業後どうするんだみたいな話になる時あるじゃないですか
そこで君はまだ自分というものを理解してないのか
君は教師になるんだよって言って
ストナーが本気の話でしょうかって
どうしてそんな風に思われるんですって聞いた時
恋だよストナー君って君は恋をしているんだよっていう
単純な話だってここ結構すごくいいよね
単純な話だって
18:00
僕オフ線貼ってますって
僕ちなみに好きなのは
そうです貼ってます
ちなみにスローンの言葉で一番好きなのは15ページなんですけども
シェイクスピアのストナーの話を授業の中でしていて
スローンがストナーに語りかけるんですけど
シェイクスピア氏が300年の時を超えて君に語りかけているのだよ
ストナー君聞こえるかね
ここの一言とかすごい
スローン大好きになりましたね
ちなみに私もそこオフ線してますね
ここいいですよねやっぱね
そうですよね
このスローンって結構最初の印象だとめっちゃね
学生に厳しい先生みたいな風に書かれてるんですけど
読んでいくとね本当にいいこと言ってるというか
だんだん好きになってきましたね
なんか多分このスローンがストナーにとっての教師像なんでしょうね
今思うとスローンがやってることと結構ストナーが教師の後半でやってたこととかなり似通ってますね
確かにそうかねすごい難易度の高い内容で
結構ね学生にわりと温かく接するけど
でもストナーは厳格な課題を出すって
私結構好きなのはそのストナーが文学部に
卒業まで言えないんですよね父と母に文学部に
ああそうでしたね
卒業式来てもらって一緒に帰るつもりの父と母に
いや私は大学に残るっていう話をするところとか結構辛い
でもお父さんいいですよねこのね
いやそうですよねお父さんはすごいキャラですよね
まあそんなドラマもあります
そうですねあとね僕ちょっとストナーで言うと2点だけ影響を受けたところがあって
一つストナー後に文学部の教師になって学生に教えるんですけども
最初はなかなか自信が持てないんですよね
教えるのが難しいというか
自分のやっぱり理想とちょっと目の前の学生の現実との
なんかギャップみたいなのに苦しんだりするんですけども
でもねある時そのストナーが結構その吹っ切れて
なんか自分の本当にも情熱のままに授業をしたら
それが結構学生に打てて
そこからなんかそのストナーが自分の中の教師像を見つけたというか
小説だと我が道の発見って書いてあるんですけど
今までその教師をやっていくって
自分本当に向いているんだろうかって気持ちもあったと思うんですけど
だんだん自分は教師できるんじゃないかって思えてきたっていう
そこの描写はすごい好きなところで
結構その仕事とかしてる人を励まされる場面かなと思ったんですよね
なんかその自分なりのやり方があって
そこに自信を持っていいんだっていうのを教えてくれるような
あと僕ストナー語る上でもう一箇所だけあってですね
21:01
これも結構前半の部分では大学院生の時の話で
ストナーって大学院に入って友達が2人できるんですよね
マスターズとフィンチっていうすごい仲のいい3人組になるんですけども
時代が時代で戦争があって
結構そのマスターズもフィンチも志願して軍隊に参加するって言って
ストナーも当然来るよねと誘われるんですよね
結構なんか世の中的には参加しに行くのが当たり前みたいな
世の中の流れがある中でストナーは結構きっぱり断るという
断るとでも友達もやっぱり説得するんです
その後のことを考えたらここは参加しといた方がいいとかですね
後で後悔するかもしれないって言われるんですけど
ストナーはそこに対して後で後悔するかもしれない
かもしれないって言ってでもやっぱり断るんですよね
後悔してもいいから今は行かずに研究に打ち込むというか
そっちの道を選ぶと
ここも普段生活していく中で自分の本音と
でも周りに流されてやっぱりここは断らずに受け入れた方がいいんじゃないかって思うところとかの
すごい参考になるかなと思って
結構ここの場面に勇気もらいましたね
はいというわけなんですけれども
私たちですねいつも通り盛り上がりすぎてしまいまして
ストナーに関してかなり話してしまいました
結果ですね90分を超える収録時間となっておりまして
今回ですねちょっと前半と後半に分けさせていただきます
前半はここで一旦終了となります
後半はですね具体的に他の登場人物と絡めながら
このストナーの魅力に迫っていきたいと思っておりますので
来週お楽しみにしていければなと思います
それでは皆さん冒頭でお願いした3つのお願い
ぜひちょっとやってみてくださいお願いします
じゃあ番組の完成はリクエスト
またこのラジオを聞いて紹介された本を読みました
読み返しましたなどありましたら
ハッシュタグ空飛び猫たちをつけて教えていただけると大変嬉しいです
Twitterやインスタなどでお待ちしております
メールアドレスも番組情報欄に載せてますので
直接いただいても大丈夫です
そして積極的に拡散共有してあげると助かります
ではまたよろしくお願いします
ありがとうございました
23:37

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