2025/12/08
サマリー
RODEマイクのNT1第5世代を購入し、音質と機能の進化について話しています。新しいマイクのおかげで、ナレーションの収録環境が向上し、声の透明感を追求することの重要性を実感しています。
RODEマイクの選択
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
このポッドキャストは、自前のスタジオで撮っているんですけど、
マイクはずっと、RODEのNT2Aという、本当にプロフェッショナルなマイクを使っています。
2014年だったか、2013年だったかの購入なので、もう10年以上の相棒です。
マイクを覆っている部分、ちょっと外側のところが外れてきちゃって、
少し雑音が混じるようになってきました。
タイトルにあるように、新しいマイクを購入したんですが、
今日はまだセットアップされていませんので、NT2のままお送りしています。
ポッドキャストは、私のつれづれ語りなのでいいんですが、
ナレーションのお仕事をいただいて、この自宅のスタジオで撮りますので、
音質が担保されないとダメじゃないですか。
いつ突然ダメになってもおかしくない状態だということを考えると、
マイクを買い替えなきゃいけないなーと思っていたんです。
やっぱり次も、RODEのマイクがいいなーという気持ちだったんですね。
同じマイク、NT2Aを買うっていうのもあったんですけど、
なんと、NT1が非常に進化していました。
今回購入したのは、RODEなんですが、NT1の第5世代です。
今までの2と1、何が違うのかというと、
詳しい比較はまた別の回でお話もしたいなと思うのですが、
ざっくり言うと、こういう違いがあります。
今使っているNT2ですけれども、指向性の切り替えができます。
あとローカットなんかもできちゃうんですけれども、
まさに多機能で万能なマイクです。
一方で、今回迎えたNT1第5世代は、余計な回路を削ぎ落として、
ノイズの少なさだったり、ナチュラルな音質を極めた1本なんです。
私はマイクを使って歌ったりはしませんので、
ナレーションの収録ということを考えると、
色づけが少ない声が求められますので、
NT1の透明感というのは大きな魅力です。
NT2は非常に多機能なんですけれども、
今まで設定を一つも変えたことがないんですね。
そうだとするならば、
この削ぎ落としたNT1でいいんじゃないかという結論です。
そして何より決め手になったのは、USB-Cです。
これが最大のポイントでした。
この自宅スタジオでは、ヤマハのオーディオインターフェース、
AG-03を通して録音しています。
一方で外で撮りたいと思った時はいつも悩んでいました。
カメラ用のマイクはありますけれども、音が違いますよね。
収録環境の改善
あとICレコーダーはTASCAMを使っていて、
それにNT2をつなぐことはできるんですけど、
NT2がものすごく重いんですね。
あとTASCAMに入れたものをさらに、
パソコンに読み込んでっていうような、
2度手間、3度手間ぐらいになっちゃうので、
あんまりスマートじゃないわけです。
iPhoneで撮るのも限界があるなと思っていました。
そんな中でNT1のマイクを見ましたら、
XLR、いわゆるキャノン端子もOKだし、
なんとUSB-Cも使えるという、ハイブリッド仕様になっていました。
で、さっきでiPhoneのマイクで、
で、さっきでiPhoneとかiPadにつなぐだけで、
そのままNT1の音で撮れるという、
これはもう私にとっては革命的だったわけですね。
そして今回のNT1、黒なんです。
今まで使ってきたNT2Aはシルバーだったので、
雰囲気もガラッと変わります。
そしてちょっとコンパクトで軽いです。
うちのスタジオは旧音材が黒いスポンジですので、
これまたバッチリ合うんですよね。
見た目が整うと、ほんと気持ちも上がります。
音の仕事だからこそ、
道具もアップデートし続けなきゃいけないなっていうふうに思います。
こうやって気持ちが変わると、また仕事もはかどるというものですよね。
さらにナレーションのお仕事は、
最終的に音の説得力で勝負が決まると思っています。
だからこそ、うちのスタジオでも出先でも、
安心して自分の声のベスト版を届けられるということが大事で、
今回のマイクのアップデートは、
その環境をさらに整えてくれるものになったと思います。
またセットアップをしっかりして、
実際の使い勝手とか音の違いなんかは、
別の機会にお話ししたいと思います。
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合わせてご覧ください。
それではまた明日。
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