石川雅規投手の偉業
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。 今日は、プロ野球史に新たなページを刻んだ投手、
ヤクルト・スワローズの石川雅規投手についてお話しします。 彼の偉業を一言でまとめるなら、プロ野球史上初の24年連続勝利達成です。
24年連続勝利ですよ。 すごい重みがありませんか。
プロの世界で24年間ずっと選手で居続けることのすごさもそうですし、 24年連続勝利、勝ち続けているっていうことがすごいですよね。
石川投手は秋田のご出身です。 同郷の後輩である石山投手も尊敬しかないと語っています。
秋田という土地から長くプロで活躍する選手が出てくるっていうことがもうすごいことですし、 それを20年以上も続けるということはもはや伝説と言えるかもしれません。
ちなみに24年連続勝利は横浜の工藤、中日の山本雅、DNAの三浦の23年を抜いた記録です。
プロで成功した投手というとどんな人を思い浮かべるでしょうか。
通算200勝を超えるような成績でしょうか。 ノーヒットノーランでしょうか。それともメジャー挑戦なんでしょうか。
石川投手は今通算187勝目で、先発では186勝なんです。
大卒の投手としては阪神の村山の185勝を抜く新記録となりました。 これがもうすでにすごい記録ではありますが、200勝というのが一つ皆さんの目標であるとするならば、あと13勝必要です。
ちなみにですけれども先発だけで200勝以上の投手は11人いるそうです。 石川の先発186勝は歴代13位です。
勝つことと先発としてマウンドに立ち続けること、これをずっとやり抜いてきた。 これはただの成績以上に信頼と準備、そして謙虚な心があってこそのことなんじゃないかなと思います。
ヤクルトの高津監督も誰もやったことのない記録なので、誰もコメントできないくらいすごいと語っています。
継続は力なりという言葉がありますが、石川投手ほどこの言葉を体現している選手はいないのかもしれません。
現在45歳。急速は140キロを超えるわけではありません。 でもそれを出し続ける工夫と努力を続けてきたし続けています。
ボールは速くないですけど必死に毎日やっていますと石川投手は語るんですけど、その姿勢にもうほんとグッときます。
怪我に泣かされることもなく地道に着実に積み重ねてきたものが、この45歳になってもずっと活躍し続ける。
それはきっとただの技術とか体力だけではなくて野球と向き合う誠実さそのものなんじゃないかなって思います。
200勝まであと13勝。石川投手はまた次の当番に向けて準備したいと淡々と語るんですよね。
プロで成功した投手ってどんな人なのかと聞かれたら、石川雅則投手のような人と答えたいと思います。
この後も注目していきたいですね。 この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
それではまた明日。
