2025/02/04
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おはようございます。花火鑑賞師、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している、恋の日記です。 今日も最後までお付き合いください。
今日は、昨日のお話の続編です。 令和6年度、厚生労働省現代の名校に、秋田県の花火師、
近藤義和さんが選ばれたということで、その祝賀会に行ってきたというお話は、昨日した通りです。
一昨日は大曲に泊まったので、大曲のホテルから音声をお届けしました。 若干音質、いつもと違いますよね。
ホテルの部屋は、音が響いちゃうっていうことと、マイクもいつもと違うカメラマイクを使っているから、どうしても違っちゃうんですよね。
おそらく、いつも聞いてくださっている方は、すぐにお気づきかと思います。 それにしても、大曲ほんと寒かったです。
昨日の朝は、氷点下9度まで下がりました。 秋田市は氷点下3.3度で、これまた気温は低かったんですけれども、ちょっと比較にならないなと思うぐらい寒かったです。
この後、一段と強い寒気がやってきますので、向こう1週間ぐらいは、どうぞ皆さんも安全に、そして暖かくしてお過ごしください。
さて、昨日、昆野さんの受賞の挨拶もグッと来て、目頭が思わず熱くなったというお話をしたんですけど、今日はもう少し詳しく受賞の挨拶について触れたいと思います。
昆野さん自身がものすごく好奇心にあふれていて、その探求し続ける姿とか、両親への感謝の言葉、そして息子さんに託す気持ち、そういうつながってきたもの、つながっていくものの尊さみたいなことをお話ししたわけなんですが、
まずは、探求しについてどんなふうにお話をしていたかというと、大学時代、いろんな資料を見つけたりとか、さまざまなヒントがあったりして、それを見つけては、もうとにかく試してみたい、挑戦してみたい、もう早く家に帰ってやってみたいことだらけだったって言うんですね。
いや、試してみたい、挑戦してみたい、やってみたいことだらけだったっていう、その言葉を聞きながら、昆野よしかず青年が目をキラキラさせていたような姿が見えるような気がしました。
こういう気持ちと気持ちがご自身の中で化学反応が起きて、力を得ていったんだなって思いました。
こんなふうに夢中になれるものに出会えることは幸せなことですよね。 そして努力を、努力とも思っていなかったんだろうと思うんですけど、きっと大変なことも楽しかったんだろうなって思います。
夢が夢中に、やる時期があってこその今だろうなっていうふうにも思いました。 さらに花火の魅力を多くの人に伝えたいという思いで、
子供からお年寄りまで楽しめる笑いを取り入れた花火作りを大切にしてきたと言っていたんです。
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ところが数年前、自分の花火のスタイルに迷いが生じた時期があったとも言っていました。 それでも自分のスタイルを貫こうというふうに思ったのは尊敬する花火師の先輩の助言からでした。
自分のスタイルを貫くというのは時代の流れもありますので、時として勇気の得ることもあるかもしれないんですが、そこが評価されての今回の受賞ですから喜びは大きいものだったろうなって思います。
受賞スピーチの結びの部分では、両親への感謝の言葉、そして息子に託す気持ち、そういうつながってきたものだったり、つなげていくものの尊さのお話をしていたんですが、こんなお話でした。
私の父は今でも毎日工場に足を運んでいます。 この父から私は花火師の遺伝子を受け継ぎました。
また母から人を喜ばす遺伝子を受け継ぎました。 100年先で頑張っている遺伝子に役立つように、また100年前の遺伝子に褒めてもらえるように、今を生きていきたいと思っています。
この配信はアップルポッドキャストほか各種プラットフォームでお届けしています。 YouTube では防災に関するショート動画を配信しています。
併せてご覧ください。 それではまた明日!
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