1. 鶴岡慶子/花火・天気・ことば
  2. 【0894】2024/11/13 君の名は..
2024-11-13 05:55

【0894】2024/11/13 君の名は #葬儀司会

spotify apple_podcasts

2024/11/13

00:00
おはようございます。花火鑑賞師、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日も最後までお付き合いください。
タイトルを見て、君の名はって言うと、新海誠監督の【君の名は】だったり、あるいはずーっと遡って、はるきとまち子の【君の名は】。
これは1952年に放送されたラジオドラマなんですが、その【君の名は】を思い浮かべる方も多いんじゃないかと思うんですが、
今日はその話ではなくて、葬儀司会の時に出会ったお話です。
私が外部スタッフとして提携している葬儀会社では、葬儀の直前に、儀式の直前に亡くなられた方のプロフィールをお話しすることになっていて、
そのプロフィールをお話しするにあたり、プロフィールシートというものを書いていただきます。
そのプロフィールシートは、老いたち、学歴、職歴、そして地域での活動。
プライベートのところでは、ご結婚だったり、お子様、お孫さんのこと、趣味、そしてお人柄なんかも書く欄があります。
そのプロフィールシートは、前日までに遺族に書いてもらって、私たち司会者には前日に送られてくるんです。
それをもとに、大まかなイメージを膨らませていって、後は当日ご遺族の方とお話をしながら、亡くなられた方のプロフィールを作り上げていきます。
11月に入ってからの葬儀の中で、名前をしっかりと確認しなきゃいけないなって思うことがあったので、それをシェアしたいと思います。
一つ目は、同じ名前が2箇所に書かれていたということです。
その2箇所っていうのが、亡くなられた方のお名前が一つ、もう一つは喪主の名前だったんです。
どちらかが間違っている、あるいはもしかしたら同じ名前なのかも、というのもありました。
というのは、直接の息子さんじゃなかったんですね。
亡くなられた方の娘の夫、義理の息子だったんです。
となると、同じ名前ももしかしたらあり得るかなって思いました。
結果は違う名前でしたし、このシートを書いたご遺族の方が、2つとも同じ名前を書いてしまったということだったんです。
このシートに関しては、亡くなられた方と喪主の名前って葬儀ディレクターが把握していることなので、
直接その個人のプロフィールに関わる遺族しかわからないこと以外は、いわゆる外枠の部分は葬儀ディレクターが書いた上で遺族に渡すと、もっと親切だし、こういう間違いはないかなっていうふうにも思います。
2つ目は、亡くなられた方、女性の方でした。
大正13年生まれの100歳、去年101の方でした。
喪主は次男の方で、例えば二郎さんだったとしましょう。
亡くなられた方の夫の欄には何も書かれていなかったんです。
03:00
喪主から見るとお父様ということになりますので、喪主に対してお父様お名前はというふうに聞きましたら、喪主は二郎ですとお答えになったんです。
つまり自分の名前を言ったということなんですね。
私からすると、喪主様に対してお父様の名前はって言ったので、喪主のお父様、つまり個人の亡くなられた方の夫の名前を聞いているんですけれども、お父様お名前はというと、お父様って自分のことを呼ばれたと思ったんでしょうね。
日本ではお父様って呼びかけると、あなたという意味を含んでいる場合もありますから、ここ難しいなと思いました。
これは葬儀に限りませんけど、日本では家族の中の一番幼い人に対してその呼び方って合わせるんですよね。
子供がいたら自分の親のことはおじいちゃんおばあちゃんって言ったりしますよね。
でも葬儀の時のプロフィールの聞き取りというのは、亡くなられた方から見て誰なのか、喪主から見て誰なのかを聞きますので、
普段例えば自分の親のことをお父さんお母さんじゃなくて、おじいちゃんおばあちゃんと呼んでいる、子供に合わせてね、そうやって呼んでいるっていうことがあって、それを私たちが鵜呑みにしてしまうと大きな間違いをしてしまうことがあります。
なのでプロフィールシートは前日に送ってはもらうんですが、やっぱりそれをなぞるようにして遺族とちゃんとお話をしないと正確じゃないかもしれないって思います。
それを疑いながら、いわば読み合わせする感じで、またそこに付随する情報なんかも深掘りしつつ、主催を進めていくことが大事だなって思います。
さて昨日から気象防災に関するショート動画スタートしました。
普段はかけないメガネをして変装しましたので、それに対して新キャラ登場だねってコメントをいただいたりしました。
あともう一つ面白いのは、50本チャレンジだと大騒ぎをしていたら、ということは今年ももう残り50日なのって、そこって思いましたけど、なるほどそうかと。
つまりもう今日になりましたのであと49日ですし、営業日でいうと大晦日も数えちゃいますけど、平日という形でカウントいたしますと35日になりました。
少し前にもこの話をしたような気がしますけど、あと1ヶ月半と数えるよりも、あと49日だ。
営業日、平日でカウントするとあと35日だって言うと、途端に焦りますよね。
1日1日を大事に、そして私はあと49本頑張ります。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた明日。
05:55

コメント

スクロール