ファンタジー小説のハリーポッターで、ハリーが両親のお墓を前にして、墓碑銘の意味を考える場面に、ハリー・ポッターの真のメッセージを感じました
"ハリーは、たった一度しかその意味を理解するチャンスがないかのように、ゆっくりと墓碑銘を読み、最後の言葉は声に出して読んだ。
『最後(いやはて)の敵なる死もまた亡ぼされん』
「この意味は・死後に生きること」
「そうね・・・・・死を超えて生きる。」
しかし、両親は生きていない、とハリーは思った。
死んでしまった。
空虚な言葉で事実をごまかすことはできない。
両親の遺体は、何も感じず、何も知らずに、雪と石の下に横たわって朽ち果てている"
ここから私は思いました
1、死を直視する
2、最後の敵とは何か
3、死を超えて残るもの
1、死を直視する
ハリーポッターの素晴らしいのは、魔法というファンタジーの世界なのだけれども、実は現実の世界の痛みがありありと描かれているところだと思います
絵画や鏡の中に、死んだ人たちが蘇っているように見えても、実はそれは、本当の生きていた人とは、全く別のものになっている
つまり、死は、魔法では超えられない、だからこそ、生きている時の懸命さに、光が当たっているのだと思います
死という取り返すことのできない現実を直視する。それでも、その先を生きる、次の新たな世界へ踏み出せる、みんなそういうものなんだよということを、ハリーは教えてくれてる気がしました
2、最後の敵とは何か
『最後(いやはて)の敵なる死もまた亡ぼされん』
この墓碑銘の言葉は、聖書に書かれている言葉だそうですが、我々の最後の敵となるのは、死であるということかと思います
確かに、どんなにお金持ちであろうと、名誉があろうと、誰にでも必ず訪れるのが死であるので、人類共通の敵は何かと言われたら、死、ということなのかもしれません
宇宙人が攻めてきて、初めて人類は一つになれるのでは?という話もありますが、もし、人類共通の最後の敵が「死」なのだとしたら、その敵を前に、人類はもっと一つになっても良いのではないかとも思いました
最大の敵である、死をどのように捉えて、どのように戦い、そして乗り越えようとするのか
人類同士で争ってる場合ではなく、死、そのものに向き合うことで、みんなが一つになれる
そんなメッセージでもあるような気がしました
3、死を超えて残るもの
ハリーのお母さんが、ハリーをヴォルデモートから救い、そして勝利した最後の魔法は、愛、だったのではないかと思います
それは、我々マグルでも唯一使える魔法にて、どんな魔法にも負けることがない、最大の魔法と言っても良いのかもしれないなと
その魔法は、物語の中でもハリーを救い、そしてこれからの生きる力を与えてくれて、物語を抜け出して、我々の心にまでも、影響を及ぼしてくる、決して消えることのない、魔法
我々はハリーと同じように、その最大の魔法の使い方を、ホグワーツみたいなところで、もっともっと学ばなければならないと言われている気がしました
イノベーターリップルモデルで言えば
パッション
我々は実は、愛という最大の魔法を持っている
仲間
人類共通の敵である、死に対して、愛を持って一致団結できる
大義
愛を受け渡していくことで、死を超えて生きていく
そんなことを思いました
一言で言えば
ハリーポッター・ノベーション
そんな話をしています
参考: こころの時代~宗教・人生~ファンタジーに秘められた宗教 (5)『ハリー・ポッター』8月3日(月) https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-X83KJR6973/ep/WQGQG337GR
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