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ジョブ・クラフティング・ノベーション(1805回)
2026-04-03 27:40

ジョブ・クラフティング・ノベーション(1805回)

同志社大学名誉教授の太田肇さんの「自営型社員」という考え方に、新しいことを始める時の心構えと、人材教育について深く考えさせられました


曰く

"「労働の人間化」は人間中心というところに照準を合わせているものの、人間的な働き方ができるよう第三者が職務を設計し直すところは、従業員にとって受け身のアプローチであることに変わりはない。


それに対し、「ジョブ・クラフティング」は従業員自身が職務設計に直接関わる点に特徴がある。"


"とくにジョブ・クラフティングに関する最近の研究では、組織と従業員が双方向的に職務設計を行い、やりがいを高めることに焦点が当てられつつある。


その点においてジョブ・クラフティングは、個人が受け身でなく仕事内容や仕事のペースを自発的にコントロールしながら働く、自営型と相性がよいと言えよう。"


ここから私は思いました

1、会社員だからこそパッションの源

2、自分軸と他人軸

3、自営型組織と1世帯あたり一法人化


1、会社員だからこそパッションの源をメモる

この4月に新入社員になられた方も多いと思いますが、本書によると、離職される方の割合が年々多くなってきてるとのこと


それは必ずしも悪いことではないと思いますが、もし、それがネガティヴな理由で行われることは、望ましくない方向性だと思いますし、企業にとっても行末が不安になることだと思います


以前、神戸大学の西村さんと同志社大学の八木さんが、日本全国の20歳以上70歳未満の男女2万人を対象に行った調査によると、幸福感に与える影響力は、 健康 → 人間関係 → 自己決定 → 所得 → 学歴  の順だったというお話を思い出しました


どんな環境にいようと、自分で決定しているという気持ちがないと、幸福感を損なわれるということを、意識する必要がますます大きなくなってきているのかもしれません


そこで重要となるのは、例えば会社という大きな組織に入ったからこそ、自らのパッションが、ワクワクすることってなんなのか?ということに、目を逸らしては行けないなということです


新入社員では、さまざまな研修を受けて、そして仲間とのチーミングをして、お客様も含めた他人への貢献感もたくさん生まれてくると思いますが


自分自身がどんな人になることを目指すのか?何にワクワクして会社に入ってきたのか?をメモっとく


すなわちパッションの源になるわけですが、これがあとあと、とても効いてくるような気がしました


2、自分軸と他人軸


"「ジョブ・クラフティング」は従業員自身が職務設計に直接関わる点に特徴がある。"とあるように、自らが自らの職務設計を担わなければならないということになります


もちろん、新入社員の段階でそれがどこまで出来るかというと、自分のことを振り返ってみたら、甚だ疑問になりますが


外しては行けないのが、先ほどの自分自身の人生におけるパッションの源だと思います


自分軸と他人軸でベン図を作ってみた時に、会社からのミッションは、他人軸で、会社生活になると、ほとんど全てが、こちらに記載さることになると思うのですが


忘れちゃいけないのが、自分軸における、自らのパッションの源をきちんと書いておく、ということかと思います


最初はベン図の真ん中には何もないかもしれませんが、アップデートしていくうちに、その真ん中にかけるものを創発できるようになってくる


それを育てていくことが、ジョブクラフティングなのではないと思いました


3、自営型組織と1世帯あたり一法人化


とはいえ、組織的な活動ができないと、なかなか自営型人材をやり切るというのも、大変だと思います


組織的に、このような仕組みづくりを促していくことが、自営型人材育成組織ということになるかと思います


私がコンサルティングの組織にいた際には、いわゆるジョブ型にプロジェクト毎に組織が作られ、解散してを、目まぐるしく実施していたので、ある意味、次のプロジェクトに読んでもらうためには、自分自身が自営型人材にならざるを得なかったような気がします


職種にもなかなかの影響を受けそうですが、自らの自営型へのwillとともに、組織としての仕組みかというのも、合わせていかないと、どうしても個人が萎んでしまう、ということにもなりかねないかもなぁとも思いました


私は独立する前は、副業申請をして、少しずつ案件をやりながら、なんとなくそちらでも行けそうな感じがしてから、独立に踏み切るということもしているので、それも一つの手かもしれないなあとか


アルムナイでブーメラン的なネットワークがとても大切になってきてるので、そういう意味では、ずいぶんと素地が出来てきてるような気がします


その先には、私がビジョンで掲げています、全世界1世帯あたり一法人化を目指すような形になっていけば、大企業の中に居ながらにしても、自分自身からの価値を創って世の中へ届けることもやってる、みたいなことになり


それで独立する人もいれば、副業でやる人もいれば、大企業の中で、自営型人材として活躍する、そんなバラエティになっていけば、より面白い形になるのかもしれないと思いました


ということで、一言で言えば


ジョブ・クラフティング・ノベーション


参考:本: 離職ゼロ。「自営型社員」が会社を変える!

電子版発行日 2025年12月30日 Ver. 1.0  著者  太田肇   発行所 東洋経済新報社

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