先日のミラノ・コルティナパラリンピックの開会式で
とても心に残る言葉に出会いました。
世界で初めて車いすユーザーとして宇宙飛行を実現したエンジニア ミヒャエラ・ベントハウスさんの言葉です。
曰く
「宇宙エンジニアなので、物理法則からなぜ私たちは落下するのか、どうすれば飛べるのかが分かることは知っています。
でも私たちが絶えず前進しようとする力の説明はできません。」
そしてもう一つ。
「それぞれの夢は違いますが、中核は同じです。
誰もが障害を見るのではなく、成し得たこと、そして可能性を認めてもらいたいんです。」
(参考:NHK総合
ミラノ・コルティナパラリンピック開会式
2026年3月7日放送)
私は以下の3つのことを思いました
1 人間を前に進ませる「説明できない力」
2 常識を打ち破る「可能性」を見る視点
3 夢の形は違っても「核」は同じ
1 人間を前に進ませる「説明できない力」
科学は多くのことを説明できます。
なぜ落ちるのか。
どうすれば飛べるのか。
でもベントハウスさんは言います。
「前進しようとする力は説明できない」
これは哲学でも語られてきたテーマです。
ドイツの哲学者
ショーペンハウアーはこう言いました。
「世界の本質は意志である」
つまり
理屈よりも先に
「生きよう」「進もう」という力がある
という考えです。
イノベーションも同じだと思います。
技術や理論より先に
どうしてもやりたい
という
説明不能なエネルギーがある。
それを私は情熱(パッション)と呼んでいます
実は
そこが、すべての始まりなのだ、というっている気がしました
2 常識を打ち破る「可能性」を見る視点
ベントハウスさんは
こうも言っています。
「誰もが障害を見るのではなく、成し得たことと可能性を認めてもらいたい」
これは
心理学の世界で言う
リフレーミング(見方の転換)
とも言えるかもしれません
つまり
同じ状況でも
どう見るかで世界は変わる
情熱のポートフォリオでいうところの、あくなき成長パッションであり、唯一無二の個性派パッション、そして大好きパッションなのかと思いました
イノベーションとは
常識を打ち破ること
人間がいかに常識を超えていくのか
それこそが、パラリンピックの舞台なのかもしれない
そんなふうに思いました
3 夢の形は違っても「核」は同じ
ベントハウスさんは言いました。
「夢はそれぞれ違うが、中核は同じ」
その中核は、情熱(パッション)の源に他ならないと思いました
夢の形は違う。
宇宙に行く人もいれば
会社を作る人もいる。
舞台に立つ人もいれば
研究を続ける人もいる。
でもその核には
どんな状況下に置かれたとしても、人間の可能性を信じる力、自分の情熱の源に従おうと突き進む力
がある。
重力の法則は
物体を下に引く
でも
人間の中には
前へ進もうとする力
がある。
もしかしたら
それこそが
人間の力の本質なのかもしれません
一言でいうと
前に進もうとする力ノベーション
そんな話をしています
参考:ミラノ・コルティナパラリンピック◆開会式2026/ 3/ 7(土) 地デジNKK総合・東京
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