アメリカの哲学者、ルース・チャンさんのTED講演『難しい選択の仕方 How to make hard choices』の言葉に、人生を左右するほどの難しい選択への向き合い方について、深く考えさせられました。
曰く
"互角の選択肢の中から選択をする時私たちにはかなり画期的なことができます。自分というものを選択の理由にできるのです"
"自分はあのタイプではなくて このタイプの人間になると決めその理由を自分で作ると私たちは真の意味で本来の自分になるのです 自分の人生の作者になると言っても良いかもしれません"
"だから難しい選択に直面したら どっちの選択肢の方が良いかなんて無駄なことを考えてはいけません 最良の選択肢などないのです 外にある理由を探すのではなく 自分の内にある理由を探すのです"
"難しい選択を経験して学んだことは自分がどこに主体性を置くか 自分が何を目指すのかに表れます 難しい選択を経験することによってなりたい自分になるのです"
"難しい選択は決して苦悩や不安の元などではなく人間が生きる上での特別なことを称え喜ぶ 貴重な機会なのです
正解か不正解かという理由だけで私たちの選択を支配するのには限界があります
難しい選択の局面でこそ私たちが本来持っている個性を生かした人物になるための理由を主体的に作り出すことができます
だから難しい選択は不幸ではなくありがたい幸運なのです"
ここから私は思いました
1、難しい選択に最良の選択はない
2、難しい選択でなりたい自分になれる
3、難しい選択は幸運である
1、難しい選択に最良の選択はない
私が独立した6年前のことを思い出しました。
会社に残るべきなのか、独立して自分で会社を始めるべきなのか。
自分にとっては、本当に難しい選択でしたし、選択した後も、本当にこの選択でよかったのか、と寝れない夜を何度も経験しました
ルースさんがおっしゃるように、果たしてそれが最良の選択だったのか?と聞かれても、今の自分には答えは出せないと思います
でも一言だけ言えることは、今から見てその選択を、後悔することは一度もないということです。
それは、ルースさんがおっしゃられたように、自分の内側の心に従ったから、そんな気がしました。
2、難しい選択でなりたい自分になれる
そう考えてみると、ルースさんが言われるように、私は、難しい選択の際には、自分自分のパッションの源がどこにあるのかということを、中心に考えたからこそ
寝れない夜は沢山経験しましたが、もしかしたら、なりたい自分に近づいたと思ったから、後悔は感じないのかもしれないなと思いました
それともう一つは、少なくとも、自分として、挑戦することができた、という思いが残ったからという気もしています
会社に残るという選択肢には、給料の補償や将来の福利厚生の有利なことなど、実は外部要因的には、沢山のメリットがあったように思えます
でも、ここで、自分で全てのリスクを背負って、やりたいことを始める。ということを、今やらないと、おそらく、これから先の人生でやることもないのだろうなあとは、漠然と思っていました
もちろん100%なりたい自分になれているのかというと、全くもってそんなことはなく、なれてない自分の方がむしろ、めちゃくちゃ多い気がします
それでも、少なくとも、私の墓標の横には、「挑戦したものここに眠る」と書いても、嘘にはならないのではないか、その一点において、なりたい自分になれているといってもいいのかもしれないなあと思いました
3、難しい選択は幸運である
そう考えると、私が経験した独立するか、会社に残るかという私にとってのとっても難しい選択は、私の進むべき方向性を決めてくれる、とっても良い機会になったといってもいいのかもしれないと思います
その時は、本当に悩みに悩みましたし、いろんな人にも相談して、そして応援してもらって、そして沢山助けてもらえました
そのたくさんの仲間の応援や、助けてくれたことも含めて、自分の人生の方向性を、自分の内面と向き合えながら、その内面の通りに、選択できたことを、本当に幸運な経験をすることができたと思います
本当に振り返ると、初めて言えることではありますが
難しい選択は、幸運である
私自身も心から言える言葉かもしれない、そんなことを思いました
ということで一言で言えば
難しい選択は幸運ノベーション
そんな話をしています
参考
ルース・チャン TED講演『難しい選択の仕方 How to make hard choices』2014年。
https://www.ted.com/talks/ruth_chang_how_to_make_hard_choices
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