社会人になって、とにかく期日までに納品することや、ミスなく完璧に仕上げることが当たり前のミッションとして、自分の身に染み付いてしまってる気がします
でも世の中には、あえて未完成だからこそ、意味があるということもあるのだなあと改めて思わせてもらいました
ドイツの哲学者のカール・ヤスパースは『哲学入門』でこう述べています。
"哲学とは、途上にあることを意味します。"
(カール・ヤスパース『哲学入門』より/NHK 「100分de 名著」ヤスパース“哲学入門” (2)他者との交わり
ここから私は3つの気づきを得ました
1、真理は“持つ”ものではなく、“問い続ける”もの
2、完成ではなく、途上にいることそのものが哲学
3、思想は、現実の中で実験して初めて意味を持つ
1、真理を所有しない
哲学とは、正解を持つことではないのかも知れないなと。「私は知っている」と言った瞬間に、問いは止まってしまう。
イノベーションも同じだと思うのです。
答えを持つ人より、問い続ける人のほうが、遠くへ行く。
イノベーターとは、“確信している人”ではなく、
“探求をやめない人”なのだと思いました。
2、途上にいる覚悟
途上にいる、ということは、未完成であることを引き受けるということにもつながるなあと思います。
経営でも、新規事業でも、途中の状態で立ち続ける勇気が問われます。
完成や成功したから語るのではなく、永遠に問いながら進み続ける
ネガティヴケイパビリティという言葉もありますが、その覚悟を持ち続けることこそ、イノベーターであるということかと思いました
3、現実で実験する
哲学は机上では終わらない。ということを改めて思いました
置かれた状況の中で、その都度、現実を捉え直す。思想は、実験して初めて生きる。
これはまさに、アイデアやイノベーションも同じです。
語っただけでは、何も動かない。小さくても、現場で試す一歩を踏み出す。
現場100回の、繰り返しが、次の価値を生んで、永遠に価値を生み続けることができる。それは、世代を超えて、次に繋がっていく。
哲学もイノベーションも、その意味では一緒で、永遠に問い続け、価値を創り続けるのではないかと思います。その姿勢やマインドセットがとても重要と思いました
ということで、哲学もイノベーションも完成しないことに意味があるということで
ヤスパースの言葉を借りて
哲学とは途上にあることを意味するノベーション
未完成のまま、問いながら進む。
そんな話をしています
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