デイヴィッド・サムソン さんよりカール・セーガンさんとアン・ドルーヤンさんの言葉に、トライバリズム(同一部族を優遇する)を超えるソリューションについて、教えてくれているなあと思いました
曰く
、
"カール・セーガンとアン・ドルーヤンが、次のような美しい文章でこのレシピについて説明している。"
"人類史は、我々はより大きな集団の一員なのだということにゆっくりと気づいていく過程だと見なせるだろう。
最初、人間の愛情は自分自身と近親に向けられていたが、その後、狩猟採集民のバンドにまで向けられるようになり、やがてその対象はトライブへ、小集落へ、都市国家へ、国家へと広がっていった。我々は愛情の対象の輪を広げてきたのだ。"
"人類が生き延びられるとすれば、我々の愛情の対象はさらに広がるに違いない。人間の共同体全体、地球という惑星全体にまで広がるに違いない。"
ここから私は思いました
1、マウンテンシナリオかオーシャンシナリオか
2、オーシャンの勝ち筋
3、愛情のリップルモデル
1、マウンテンシナリオかオーシャンシナリオか
以前、何かの本から紹介した話として、マウンテンシナリオは、世界の巨人が思うように世界を仕切っていくシナリオで
オーシャンシナリオは、漣のようにコミュニティが立ち上がり、そのコミュニティが中心となって、世界を形作っていく
これから先、どちらのシナリオもありうるし、まさに、我々がそれを選択する側に立って、真剣に向き合わなければ、力の強いマウンテンシナリオに流されていく
それは、トライバリズムと言う、中にいる人にとっては、とても気持ちの良い、言葉や仕掛けにおいて、知らず知らずに、向かっていくという恐ろしさがあるなあとしみじみ思いました
2、オーシャンシナリオの勝ち筋
分散ネットワークや、DAOやコミュニティ活動、SNSなど、オーシャンシナリオを支えていく技術や、仕組みは、ずいぶん以前よりも生まれている気がします
文化人類学者 Margaret Mead が言われた
「思慮深く献身的な市民の小集団が世界を変えられることを疑ってはならない。実際、世界を変えてきたのは常にそうした人々だけなのだから。』
と言うことを忘れちゃいけないなと思います
世界20都市でオープンイノベーションコンテストをやっていた頃は、世界中に出かけて、まさに国籍、風土、宗教、思想、言語、何から何まで違う人々が、
さあ、世界を変えていこう、の掛け声と共に、混じり合って、意見を交換しあって、美味しいものを一緒に食べて、くだらないジョークで笑い合って
人なんて、どこの誰だって、会って話をすれば、仲間になれない人なんていないなあと、心底思いました
その実感から、それを実際に行動することから、きっと新たなオーシャンシナリオは必ず出てくると思っています
我田引水ですが、私が主催しているSEEもそのような成長を遂げられたらなあと思いました。
3、愛情のリップルモデル
カール・セーガンさんとアン・ドルーヤンさんが言われた言葉は、まさにイノベータリップルモデルとも合致するなあと思いました
つまり、イノベータリップルモデルにおける、パッションは、愛情なのだと思いました
そして、愛情を仲間へたくさん広げていって
最終的には、大義として、全世界が愛情の波紋に包まれる世界を目指す
言ってみればこれは
愛情のリップルモデル、と言ってもいいかもし得ないなあと思いました
そしてその先には、トライバリズムがリップルの中に溶け込まれる、そんな世界を妄想しました
と言うことで一言で言えば
トライバリズムを超えるノベーション
誰かのパッションから全ては始まる
そんな話をしています
参考:本: 分断と排除の人類史 暴走するトライバリズム 発行 2026年4月15日 著者 デイヴィッド・サムソン 訳者 赤根洋子 発行所 株式会社新潮社
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!