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人間らしさノベーション(1787回)
2026-03-16 17:16

人間らしさノベーション(1787回)

AIの時代に、残る価値は何か。

それは人間らしさなのかもしれません。


直前キャンセルができる旅行予約サイトを運営するベンチャー企業のホットスプリング社長 有川 鴻哉(ありかわ こうや)さん の言葉に、これからのイノベーションの方向を教えて頂いた気がしました。


曰く


「いわゆる便利なもの、そういったものはAIが作れるようになっていってしまうかなと。


そうすると誰でも同じような会社サービスが作れるようになっていく。


その中で人間らしさとか、人間がどういう働きをしているかがより強調されている。


そういう会社が生き残っていくのかなって個人的には思ってますね。」


(参考:テレビ東京「カンブリア宮殿」

2026年3月5日放送

「新旧の旅行ベンチャー創始者が対談 令和を生き残る旅行ビジネスとは?」)


この言葉の中に、私はこれからのイノベーションの本質を見る気がして、3つのことを思いました。


1、AIの進展とコモディティ

2、人間らしさってなんだろう

3、当たり前と「本音の痛み」


1、AIの進展とコモディティ


インターネットが登場した際に、こんな脆弱なネットワークに金融取引なんて、乗っけられるわけがない、と色んな人に怒られました


しかし今では、あるのが当たり前、そして、それを使うことは、全く持って競争優位になんてならない、そんな風になっています


いまは、AIが、百花繚乱のビジネスの中心にありますが、それも、おそらくコモディティ化してくることが訪れるのだろうなと思います


そんな時に、100年企業活動を続けるために、何が重要となってくるのかについての、答えを頂いた気がしました


結局は、人へのサービスを提供することがビジネスなのであれば、人間らしさ、にいかにフォーカスを当てられるか


きっと螺旋階段のように繰り返していることなのかもしれないなと


2、人間らしさってなんだろう


「だって人間だもの」とは、あいだみつおさんの言葉ですが、人間らしさとは


優柔不断で迷ってしまう

決めたことでも覆してしまう

体調が急遽悪くなってしまう

感情に任せてしまうなどなど、色んなことがあると思います


実はそういった、ロボットや機械ではないからこそ、人間らしさであり、そこに寄り添うビジネスがこれから大切、ということなのかもしれないと思いました


哲学者 ブレーズ・パスカル


「人間は考える葦である。」


と言われましたが、人間は弱く、揺れ動き、迷う存在だからこそ、その 弱さや迷いに寄り添う仕組み が生まれたとき、それは単なる便利ではなく、人間らしさへのイノベーション


になるのかもしれないなあと思いました


3、当たり前と「本音の痛み」


だからこそ、その人間らしさが、痛みを伴うのは、当たり前のこと、と考えるバイアスをいかに壊せるか、ということが、これからのイノベーションになるのかもしれないと思いました


急にお腹が痛くなって旅行に行けなくなった


そんなのお金払って当然でしょ、というこのバイアスに、いかに立ち向かうことができるか、そしてこれまではできなかったけど、今ならできるんじゃないと思えるパッションがとても重要になると思います


それは、これまでずっとあって、当たり前すぎて見えなくなっている

「本音の痛み」 を、いかに炙り出していくのか。


それこそが、これからのイノベーション、または、これまでもそうかもしれませんが、イノベーションのとても重要な部分だなあと、あらためて思いました


ということで、一言で言えば

人間らしさノベーション


人間らしさこそが、これからの競争優位なのかもしれません。


そんな話をしています^ ^


参考:テレビ東京「カンブリア宮殿」2026年3月5日放送「新旧の旅行ベンチャー創始者が対談 令和を生き残る旅行ビジネスとは?」 https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/smp/backnumber/2026/0305/

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