霊長類学者のジェーン・グドールさんのお話に、感動しました。
曰く、
「1991年、私は若者の行動力を育み、希望に変えるプログラム、『ルーツ&シューツ(根っこと新芽)』を立ち上げました。参加者はグループに分かれて、『人間を助ける』『動物を助ける』『自然環境を助ける』というプロジェクトのなかから一つを選びます。そして、腕をまくって行動を起こすのです。現在、70か国で幼稚園児から大学生までの数千グループが活動しており、大人の参加もますます増えています。」
「ルーツ&シューツがすべての人に伝えたい最も重要なメッセージは、私たち一人ひとりがかけがえのない存在であり、果たすべき役割を持ち、日々地球に影響を与えている、ということです。」
「子どものころにルーツ&シューツに参加して動物と環境、未来への考え方が変わった、という人もいれば、小学校でルーツ&シューツに取り組み、環境や動物に配慮するようになった、という中国の人もいます。どこへ行っても、よりよい世界をつくるためにこんなことをしてきたと、目を輝かせながら話してくれる若者たちがいます。」
ここから、私は思いました。
1、大義に自分をぶち込む
2、大義を行動するとパッションが生まれる
3、仲間と大義を目指すことが希望を生む
1、大義に自分をぶち込む
自分には何にパッションが湧くのかわからない、夢を持たなきゃダメだみたいなことを言われてもなあ、という気持ち、めちゃくちゃわかります
小さい頃から夢を追いかけたから、今の私はここにいます、という方などがメディアに取り上げられて、すげえなあと感心しきりしてしまうこともよくあります
でも必ずしも誰もがそんなわけがない中で、どうやって生きがいを得ていくのかについて、ジェーンさんの「ルーツ&シューツ」プロジェクトは、めちゃくちゃヒントをくれたと思いました
とにかく、「人間を助ける」「動物を助ける」「自然環境を助ける」のどれからのプロジェクトにぶち込まれて、ある意味強制的にあ行動を起こす活動をするように仕向けていくということなのかと思いました
それは、ある意味、社会課題解決という大いなる大義のプロジェクトに、まずはぶち込まれて、そこでもがいてくるという、きっと大変な経験をされるのかもしれないけれども、そこから、ものすごく大切なものを受け取るということなんだろうなあと思いました
2、大義を行動するとパッションが生まれる
私はそこで受け取るものは何かを考えた時に、きっと自らの心が燃えるもの、すなわち自らのパッションに出会うのではないかと思いました
なぜなら、誰かのために何かをすることは、誰かのために何らかの価値を提供することになるので、それこそが、イノベータリップルモデルの最終段階の、大義を実現している実感を得られることになり、その大義が自らのパッションに火をつけているのではないかと思いました
イノベータリップルモデルは、通常は、自らのパッションから始まり、仲間と共に、誰かが喜んでくれる大義を実現するのですが
実はその大義に到達した時に、さらにパッションが燃え盛るということがよくあると思います
「ルーツ&シューツ」は、その最後の、大義に触れる活動をすることで、これまでなかったはずの、パッションが生まれてくるという、これまでフィードバックループだったものが、最初の火をつけることにもつながるという発見なのかもしれないと思いました
3、仲間と大義を目指すことが希望を生む
自分自身には、何をしたら良いのかの、パッションもないし、大それた夢もないし、なんかそれでもいいのに、色々言われるよなあと思っている人もたくさんいると思います
それはそれで、全然いいと思います。各々のしあわせの形は全然違うのに、何か成功者の法則を押し付けるようなことも、どうなんだろうとも思います
でも、もし、何かに燃えたいんだけど、何をしたらわからないとか、本当は何らかの価値を提供できるような人になりたいとか、もっと違う生きがいがないのかなあみたいに、今の自分を少し変えていきたいと思う方には
まずは、行動をするところから、パッションが生まれることがあるということ、がとても大切なキーワードになるような気がしました
その行動は、大義に結びつくようなことで、誰かが助かるようなことや、喜んでくれるようなことを、気が進まないんだけど、やってみる、ということから、始めてみるという手もあるのかもなあと思いました
それが、もしかしたら、自分の心の中に何らかの火を灯して、そして仲間と共に、さらなる大義を目指すことにつながれば
ジェーンさんが言われるように、行動力を育み、希望に変えてくれる、そこにそんな秘密が隠されているのかもしれない
そんなことを思いました
ということで一言で言えば
行動が希望を生むノベーション
そんな話をしています
参考:本: 人生の意味 —世界のあらゆる一流に教えてもらった105の答え 2026年8月18日 プリント版第1刷発行 2026年8月18日 著者 ジェームズ・ベイリー 訳者 櫻井祐子 発行所 ダイヤモンド社
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