韓国発のミュージカル『秘密の花園』に号泣し、その中で扱われるイギリスの作家フランシス・ホジソン・バーネットさんが1911年に発表した小説『秘密の花園』の言葉に、希望を持って生きることの大切さを教えていただきました。
物語は、孤独でわがままに育った少女メアリーが、長い間閉ざされていた庭を発見し、荒れ果てた庭を仲間と育てるうちに、メアリーも、病弱で心を閉ざしていた少年コリンも、少しずつ変わっていく、その様を瑞々しく描いています。
そのコリン曰く、
「もしかすると、魔法の始まりとは、素晴らしいことが起こると、それが本当に実現するまで言い続けることなのかもしれない。」
「もちろん、僕自身も努力しなければならなかった。でも、メアリーの魔法が僕を助けてくれた。ディコンの魔法もね。」
そして物語の語り手曰く
「初めは、誰もそんな新しいことができるとは信じない。やがて、できるかもしれないと希望を持ち、実際にできるとわかる。
そして実現すると、なぜ何世紀も前にやらなかったのだろうと、世界中が不思議に思う。」
ここから私は思いました。
1.魔法とは信じ抜くこと
2.魔法は仲間とともに
3.実現すると魔法はとける
1、魔法とは信じ抜くこと
ミュージカルは、孤児院で育ってきた仲間と、その仲間が劇中で演じる「秘密の花園」という、二重構造になっていて、1人の中に2人の人生が重なり合う、イノベーティブな構造だったのですが
何よりも、韓国のブランドン・リーさんと、カン・ハニムさんの、曲が素晴らしすぎて、それを歌唱する奥田いろはさんや、島太星さん、彩みちるさんらも本当に素晴らしく、心を持っていかれました
その中で、ここで引用されているような、魔法の話をしていて、めちゃくちゃ心に残りました。
実は、魔法の世界というのは、おとぎの世界と思っているかもしれないけれども、実は、この世の至る所で、巻き起こっていて
それは、信じ抜くことができるかどうかが、魔法が発動するかどうかの、鍵になっているのかもしれない
世の中には、よく考えると、そんな奇跡的なことが本当に起こるんだ、ということに出会うことがあると思います
そこには、本当は、魔法が発動しているのではないか。でも、本気のパッションで信じ抜いたものにだけ、その魔法が発動するという、原理原則があるのではないか
そんなロマンティックな思いにさせていただきました
2.魔法は仲間とともに
そしてその魔法は、実は、1人だけでは発動しなくて、信じ合える仲間たちの想いが一つになった時に、それは発動するようになっているのではないか、ということまで考えてしまいました
ハリーポッターに、ロンとハーマイオニーがいたように、心の底から信じ合える仲間ができたら、実は魔法は発動するようになっているのではないか、と思います
だから、イノベーターリップルモデルも、ひたすらに信じ抜く心、それをパッションと呼び、
自分1人ではできないことを、仲間とともに実現する、という仲間が必須条件の一つになってるという、見方もできるなあと思いました
ウルトラマンA(エース)のように、北斗と南が一緒の気持ちにならないと、ヒーローに変身できない
イノベーションという魔法も同じなのかもしれないと思いました
3.実現すると魔法はとける
でも、その魔法がによって起こった変化も、実現してしまえば、あたかも、最初からそうだったかのように、当たり前になってしまう
だからこそ、誰もが、魔法の存在を忘れてしまう構造に、あえてなっているのではないかとも思いました
だから、今でも、魔法は、おとぎ話の中だけの物語と、思われていますが
実は、数々の魔法により、世界が変えられて、今がある。でも、みんな実現したら忘れさせられてしまう
そんな世の中の仕組みが本当にあるのかもしれないなどとまで、考えてしまいました
だって、それが忘れ去られないと、本気で何かを信じ抜くことや、仲間を心底信頼し合う、ということが失われてしまうから
その秘密は、誰もが、自分で発見しなければいけないし、本当にそれが魔法の鍵なのかどうかも、わからない中で、やりきらなければならない
その先にしか、魔法はない
その先の魔法にたどり着いた人だけが、イノベーションを起こしていける人になれる
でも、実現したら忘れられるけどね
みたいな、そんなことを思いました
ということで一言で言えば
信じ抜く魔法ノベーション
魔法は、本当に存在するのかもしれない。
信じ抜く心と、信じ合える仲間がいれば。
でも、その魔法が現実になった瞬間、魔法はとけ、当たり前の日常に変わっていく。
そして私たちは、また新しい魔法を信じ、新しい挑戦を始める。
そんなことを思わせてくれた、本当に素晴らしいミュージカルでした。
出典・参考
- フランシス・ホジソン・バーネット『秘密の花園』(1911年)、第23章「Magic」、第27章「In the Garden」
- 原文全文:https://www.gutenberg.org/files/113/113-h/113-h.htm
※引用は原作英語からの私訳です。韓国ミュージカル版の台詞・歌詞からの直接引用ではありません。
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