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1人でも救えたらノベーション(1938回)
2026-08-17 16:32

1人でも救えたらノベーション(1938回)

坂本美雨さんが、徹子さんに、なぜ諦めずにユニセフ親善大使を続けられるのか?と言う問いへの徹子さんの答えがとても心に刺さりました


曰く

"例えば一人の子供でも救えたら。私たちは子供を救うってことはできないでしょう、普通。


でも一人でも救えたらそれでいいじゃないかって、私は思ってるんです。全部の子供救うのはとても無理でも。


だから一人の子供を救えたらそれでいいかな。一人でも泣いてる子がいたらちょっとね、抱いてあげらればいいかなって


そういうところから始めようと思ってる。"


ここから私は思いました


1、できない理由を「大きさ」にしない

2、「一人」は一つの世界である

3、小さな勝利(Small Wins)


1、できない理由を「大きさ」にしない


世界には、今の自分からは見えていないけれども、あまりにも大きな問題があって


戦争、飢餓、災害、差別、貧困、などなど


その大きさを前にすると、

「自分一人が何かをしても、何も変わらない」

と思ってしまって、日々を送ってしまう


あまりにも大きな問題を前にして立ちすくんでしまう、見ないふりをしてしまう


でも、徹子さんは「全部の子供を救う」こと、繰り返される大きな社会課題全体を解決することを、自分の行動の条件にしていませんでした


全部は救えなくても、一人なら救えるかもしれない。そこからなら、始めることができる


これは、社会課題や巨大な課題へ向き合うときの、とても大切な視点だと思いました。


できないことの大きさを見るのではなく、

自分にできる一歩を考える


大きな理想を掲げながら、

目の前の一人に手を伸ばせるか 


数や、金額の大きさに、ついつい捉われてしまう私ですが、目から鱗が落ちる思いと感動を頂きました


2、「一人」は一つの世界である


人を一人救うことができるって、それだけで本当に凄いことだと思います


その人にとっては、人生の全て、世界の全てだと思います


その人が自分と考えてみると、自分の全てが失われてしまうこと


それを救ってくれるというのは、その人からすると、世界を救ってくれたと同じかと思います


一人は数じゃない


一つの世界なんだと思いました


3、小さな勝利(Small Wins)


組織心理学者のカール・E・ワイクは、1984年の論文 “Small Wins: Redefining the Scale of Social Problems” でこう書いています


「ひとたび小さな勝利が達成されると、次の小さな勝利を後押しする力が動き始める。」


また、論文には「問題の規模を行動を促すために大きくすると、フラストレーション、興奮、無力感などが生じ、思考と行動の質が低下する」という趣旨の記述があります


実は、徹子さんの行動には、一人を大切にする、ということ、目の前のできることから始める、ということから、更に


大きな社会課題を動かしていく、その第一歩にもなり得ると思いました


そして、これは、普段の行動においても、同じことが言えると思います


行動科学者のBJ・フォッグが、Tiny Habits(小さな習慣)で


「シンプルにすることが、行動を変える。」

といわれています


モチベーションは上がったり下がったりする。だから、モチベーションを上げようとするのではなく、行動の方を小さくする。


本を一冊読むのではなく、一文読む。運動するのではなく、まず運動着を着る。


そして私は、徹子さんの「一人でも救えたら」という言葉にも、同じものを感じました。


志を小さくするのではない。

最初の行動を小さくする。


そうすることで、動けなかった自分が動き始める。


そして、その小さな一歩が次の小さな一歩を生み、いつか大きな志へとつながっていく。


そんなことを思いました


ということで一言でいうと、徹子さんの言葉を借りて


1人でも救えたらノベーション


そんな話をしています


参考: 徹子の部屋 坂本美雨 2026/8/10 テレビ朝日 https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/0350/

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