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100万回生きた猫ノベーション(1775回)
2026-03-03 17:36

100万回生きた猫ノベーション(1775回)

ベストセラーの絵本「100万回生きた猫」の作者の佐野洋子さんからの話から、人生のあり方とイノベーションの関係についても、考えさせられました。


佐野さんはこの本について以下のように語っています


曰く

"この猫はただ 1回だけ生きたっていうことです。誰だって何百回もなんか生きられないですよね。


で、どんな人も 1回しか生きないって非常に平凡なことが大事だっていうことを私は言いたかったんだ。


人間はただ 1回生きてもし生きるんだったらば、人を愛して、それで死んでいけば、それだけで良い


っていう非常に簡単なメッセージだったと思うんですけども。"

(ラジオ音源「自作を語る」1987年5月放送より)


ここから私は思いました


1、自分の人生を生きる

2、自分で誰かのために生きる

3、100万回の仮説検証


1、自分の人生を生きる

いつもイノベーションワークショップなどの際には、自分軸と他人軸の話をします。


何故かというと、イノベーションには、問いを立てるという行為が必要で、それは、自分軸の中からしか生まれないからです。


私は会社生活をかれこれ30年以上過ごしてきましたが、あまりに忙しい時などは特に、会社のため、お客様のためが第一で、自分のためは、どっかにいっちゃってる時もたくさんありました


会社の生活にあまりにも浸かりすぎてしまって、会社のミッションのお客様第一が、自分の人生をさしおいてでも、お客様第一、みたいなところまで、よく行っていたような気がします


イノベーションワークショップでは、自分軸と他人軸をベン図を書いて、各々の象限を埋めていって、その交わりに、イノベーション案件を創発する鍵があると、進めています


一度しかない人生においては、自分の人生を生きることを、意識していないと、いつのまにか、搾取されて時間が過ぎる。それはとてももったいないことだよなあと、思い出させて頂きました


2、自分で誰かのために生きる

面白いのは、じゃあ自分のために生きる、ということで、勝手気ままに自分勝手に生きるということだと、またうまくいかないというところだなあと思います


それは、自分で選択するのだけれども、自分の人生として、他の誰かのために生きるということが、実は生き甲斐を持つためには大事なんじゃないかということです


佐野さんはそれを愛と言われているような気がしました


またこれは、イノベーターリップルの自らのパッションの源から始まり、それが仲間を通じて、世界の多くの人が喜んでくれる大義として、成長していくことが、真のイノベーションであることと同様に


自分で選択して、自分の意思として、誰かを幸せにする、それこそが愛であり、イノベーションの大義と、とても同じ構造をしてるなあと感じました


3、100万回の仮説検証

教育者の森信三さんが「人生二度なし」と言われていたように、何度も人生はやり直せないけれども、一度の人生の中でも、仮説検証なら、100万回だってできると思いました


そうしながら、真の自分の人生に近づいていく、真の愛に近づいていく、それが生きがいのある人生なのではないかと思いました


それはまるで、イノベーションにおける、リーンスタートアップのように、FastFailをしながら、少しずつ近づいていけばいい


そしてそれは、大きく花開くことはないかもそれないけれども、ひたすら地道に平凡に進んでいく、それが、100万回生きるより、100万ドル稼ぐより


安らかで満足できる生き方なのかもしれないなあと、思わせて頂きました


ということで

一言でいうと


100万回生きた猫ノベーション


そんな風に思いました^ ^


参考: NHK Eテレ東京 100分de名著

絵本スペシャル (1)佐野洋子「100万回生きたねこ」

3月2日(月)午後 「※放送日時は変更の可能性あり


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