文芸評論家の三宅香帆さんが、「星の王子さま」から語られていた言葉に、深く考えさせられました
曰く
「一番心に残ったのは、その可能性を見出すっていうこと自体が、何か愛情とか絆とか隣人愛とかの一番大事なことで
『大切なものは目に見えない』っていうのはすごく、いろんなところ言われてるセリフなんですけれども
やっぱそれって目に見えない、確実性がないからむしろ意味があるんだ、可能性がそこに見出すことができるんだ
っていうのが、本当に信仰であれ物語であれの意味なんだなっていうのがしみじみ思いました」
(番組内での発言より)
ここから私は思いました
1、目に見えないから問いが生まれる
2、不確実な可能性こそが希望
3、希望が創造の原点
1、目に見えないから問いが生まれる
『大切なものは目に見えない』
とは、めちゃくちゃ有名な「星の王子様」のセリフですが、三宅さんが、"目に見えないことに意味がある"との言葉に共感しました
愛とか友情とか心とか、目に見えなくて大切なものは沢山ありますが、それを感じることがとても大切と思います
と同時に、そのほかにも、目に見えないからこそ、問いが生まれるということも、沢山ある気がしました
表面的に見えている痛みや課題は、目に見えているけれども、何故か癒やされない、うまくいかない
そんな、実は目に見えていない痛みや課題って、沢山あると思います
そういうことにこそ、問いという力で、実は何が隠れているのか、本当に大事なことはどこにあるのか?という問いを立てることができる
それこそ、とても大切なことなんだよとも、言われている気がしました
2、不確実な可能性こそが希望
そんな問いの立てられた世界には、たくさんのはてな?が生まれて、そしてそれを、明らかにしていくアクティビティを呼び込むと思います
でもそれらは、最初は、もしかして、こういうこと?みたいな仮説ばかりになるので、何一つ、確実なことのない世界と思います
でも、その確実ではないことを、もしかしたら、こんな未来だって作ることができるんじゃない?
と考えることで、希望が生まれてくる
本当に目指すべきところはここなんじゃないのか?という、新たな希望の地が生まれてくる
そんな原動力に、まだ見えなくて、不確実だからこそ、なってくる
そんなことにもつながるなあと思いました
3、希望が創造の原点
そんな新しい未来が見えてきたら、その未来へ向かって、何をしていかなければならないのか?という創造のアクティビティに繋がってくるなあと思いました
イノベーションの世界で、ビジョン設定型解決法というものがありますが、これはまさに、まだ見えていない未来、本来は向かうべき未来を、不確実な情報の中で、まずは見据えてみる
だとしたら、そこへ向かう道筋は、今からこんな一歩を踏み出す必要があるのでは?という、イノベーションにつながっていく、第一歩かと思いました
以前、楽天の三木谷さんが、50年後の未来を見据えて、今何をやるかが、ビジネスの種になるとのお話を思い出しました
例えば自動運転、核融合、いずれもまだ本当に実現するかどうか、わからない、けれども、その見えていない未来がくるとしたら、そんな希望の未来がくるとしたら、今何をするべきなのか
それはすぐには結果としての見える世界が来ないかもしれませんが、希望を目指して、新たな挑戦が沢山生まれて、いつの日が到達する未来が来るかもしれない
見えない世界を信じるというのは、そんなイノベーターにも、とても大切なお話なのかもしれないなあと思いました
ということで、一言で言うと
大切なものは目に見えないノベーション
そんな話をしています
参考:NHK Eテレ東京 こころの時代 ファンタジーに秘められた宗教(1)『星の王子さま』 2026/4/6
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