グローバルキャピタルパートナーズの野本遼平さんの、「価値移転」というお話に感動して、めちゃくちゃ勉強させて頂きました
曰く
"「なぜ、価値創造や課題解決を志す誠実な事業ほど、資本主義のゲームでは評価されにくいのか」「一方で、なぜ巨大テック企業は、大きな成功と同時に、深刻な副作用をもたらすのか」。
この問いを探求した結果たどり着いたのが、マルクス、シュンペーター、岩井克人、ズボフ、ヒッケルといった先人たちが看破していた、資本主義のゲームで最終的に勝つのは、価値をゼロから創造する者ではないという冷徹な現実です。
この巨人たちの理論的基盤を前提として本書が提唱するのが、価値を巧みに「移転」する者が勝つという「価値移転」の考え方です。''
ここから私は思いました
1、安く仕入れて高く売る
「価値移転」という言葉は、始めて聞いたのですが、これが全てのビジネスの根幹にあるのかもしれないと、衝撃を受けました
一言で言えば、「安く仕入れて高く売る」という、本当に商売の原理原則なのですが、これが新たな技術などの台頭により、より巧妙に、ある意味、あまり見えない状況で、劇的に起こっている、ということなのだなあと、これまた衝撃でした
逆にいうと、この構造がうまく作れていないビジネスは、なかなかビジネスとして拡大していくことが難しいのかもしれないなあと、思いました
まさにビジネスモデルの良し悪しを見る観点として、いかに、「価値移転」がされているか、もっと簡単に言えば、「安く仕入れて高く売る構造がなされているか」
これがとても大切なのだと改めて教えて頂けた気がしました
2、真の課題を解決することは基本
「価値創造」と「価値移転」、これらは、ビジネスにおける両輪と言っても良いほど、関係性があると思いました
技術革新で、新たな技術が創発された場合は、「価値創造」になるかと思いますが、それを、ビジネスとして届ける際に、どう「価値移転」の仕組みが取り込まれているか
さらには、最終的に、誰の「真の課題」を解決する構造となっているのか、これについては、三つ巴で大切なピースとなるのかもしれないなと思いました
なので、「価値移転」も「価値創造」も、まずは、どこにどんな課題が潜んでいるのか、または、その違和感を紐解いていく、そこが、起点になるということは、変わらないのだと思いました
「真の課題」へのアプローチ、個々の精度を上げていくアクティビティは、相変わらず重要であると思いました
3、幸せな価値移転の模索
そして、野本さんの最初の問いにある、光と影の部分をどうすべきなのか、についても、大きな課題感としてあるということも、認識させて頂きました
それは例えば、温暖化のようなしっぺ返しとして、自然界からも「価値移転」の代償が、切迫してきていると思います
そこで大切なのは、孟子の言われていた「足るを知る」ということなのかもしれないと思いました
自然界においても、もしかしたら、弱肉強食の食物連鎖にしても、「価値移転」は行われているのに、自然界ではそれがうまく回り続けることができるのは
必要最低限の中での「足るを知る」ということが、全ての本能のの中に組み込まれているからなのかもしれないなあと思いました
マルクスガブリエルが言われている「倫理資本主義」みたいな話が、それにつながるのかもなとも思いながら
一人一人の中に「足るを知る」があるかどうかが試されている、そんなことも考えさせられました
その幸せな価値移転の模索はこれからも続けていきたいとも思いました
ということで
ビジネスの基本に「価値移転」が実はめんめんと織り込まれており、「価値創造」とともに、意識しておくべき重要な概念と思うとともに、幸せな「価値移転」の構造をイノベーションしていきたい
そんなことを思わせて頂きました
一言でいうと
価値移転ノベーション
そんな話をしています
参考 ゼロから創らない戦略 イノベーションを駆動する「価値移転」の法則 電子書籍データ作成日 2026年1月14日 第1版 著者 野本遼平 発行 株式会社日経BP
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