株式会社エムスリー・カンパニー代表取締役社長の
松本淳さんの言葉に、イノベーションの一つの型を教えて頂いた気がしました
曰く
「強固な“当たり前”があるカテゴリーや商品ほど、今までとは違う視点の新しい文脈を設計できたときに、大きな認識の転換が起こります。
その意味で、私はコモディティ化をまったく脅威だとは考えていません。
固定化した認識を動かすための、むしろ絶好の機会だととらえています。」
ここから私は思いました
1、誰も疑わないから疑いをかける
2、意味を変えることで、価値は生まれ直す
3、別の土俵の探索
1、誰も疑わないから疑いをかける
コモディティ化された市場では、誰もが差別化できなくなり、だんだん萎んでいく。そんなふうに考えてしまいそうなところに
だからこそ、そこにチャンスがあるのだという、逆転の発想に痺れました
「当たり前」が強いほど、そこには共通理解があり、誰も疑わなくなる
だからこそ、ほんの少し視点をずらしただけで、大きな違和感と発見が生まれる可能性があるというのは、目から鱗が落ちる話でした
しかし、強烈に当たり前なことは、誰もが気づかないほどに当たり前となっている
または、聖域として長い間誰も手を触れずにきている
ここに難しさがあると思います
しかしだからこそ、批判や大失敗を覚悟して、そこに取り組む覚悟と勇気
必要となるなあと思いました
2、意味を変えることで、価値は生まれ直す
モノそのものが変わらなくても、その意味づけが変わると、まったく別の価値として立ち上がることがあるのだなあと気付かされました
秋元康さんがアイドルを、成長を共に支えていく物語に変えたように、まったく別の価値として息づいてくることってあるのだなあと
コモディティ化とは、機能の差がなくなった状態。
でもそれは、意味の再設計がまだ残っているということでもある。といことなのかもしれないと
どんな文脈で語っていくのか
そこを変えた瞬間に、既存の商品はもう一度、新しく生まれ変わることができるのかもしれないと思いました
3、別の土俵の探索
多くの場合、コモディティ化すると、価格競争に入ってしまいます。
でも本質はそこではなくて、「どの土俵で語るか」なのかもしれないなと思いました
社会学者のピエール・ブルデューは、人の価値判断は「場(フィールド)」によって規定されると述べています。
つまり、同じものでも、置かれる土俵によって価値は変わる。
であれば、戦うべきは他社ではなく、文脈そのもの。
どんな意味の中に置くか。
どんなストーリーで届けるか。
ある意味、さまざまな土俵を探索することが、競争を抜け出す鍵になるのだと思いました
一言でいうと、
コモディティ化は絶好の機会ノベーション
そんな話をしています
参考: 本:ヒット商品を生み出す! 認識のからくり 二〇二六年二月一三日 発行 著者 松本 淳 発行元 株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング
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