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はい、おはようございます。本日の放送は、2025年11月22日土曜日です。 本日は第1364回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が日々気になったことをダラダラと話していくという番組です。
よろしくお願いいたします。
さてさて、来年3月に開催される東京アニメアワードフェスティバル2026。 ここでアニメオブザイヤーが発表されるということで、ただいまファン投票が絶賛実施中なんですね。
締め切りは11月30日。もう日がない。 というわけでテレビアニメと劇場アニメそれぞれしっかり投票してきました。
で、この投票をちょっと変わっていて結果が締め切りまで丸見えなんです。 普通こういうのって伏せておくものですが、TAFは投票途中経過が毎日更新されている。
なので今年の10月までに放映上映配信されたアニメのランキングが今どうなっているか ついつい見ちゃうんですよね。
正直こういう投票って本当にファンの純粋な票が反映されているのかなぁとか思ってたんです。 制作会社の皆さんが気合い入れて投票したらそっちに流れてしまうんじゃないかと。
しかも投票はメールアドレスがあれば1票。 つまりメールアドレス10個持っていれば10票イケチョウ方式。
実際自分も仕事用趣味を登録専用と10個ぐらいあるわけですよ。 でも企業が本気で組織票を入れたらそんな一般ファンの清き10票なんて
砂浜に落とした米粒みたいなもんで消えてしまうんじゃないかと。 しかし現在のテレビシリーズランキングこれが意外すぎたんです。
1位機動戦士ガンダムジークワックス。 2位銀河特急ミルキーサブウェイ。 3位地上の運動について。 4位ドクターストーンサイエンスフューチャー。
5位忍たまらん太郎。 いや忍たまらん太郎?お姉さまファンの底力がすごい!とまず思ったんですが、そこで目に止まったのが2位
銀河特急ミルキーサブウェイ。 ん?
これ名前は聞いてるけど自分見てないぞ。 しかも投票数1位のガンダムとほぼ接戦?
下手したら逆転も狙えそうな勢い。 さすがに気になってどこで放映されていたんだと調べたら7月に東京MXのみ。
そりゃあ地本人は見てないわけだと納得しかけたその時、 いや実は公式youtubeで7月から無料公開されていたんだって。
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なんだって? ということで慌てて視聴開始。
12話と聞いてワンクールだと思うじゃないですか。 でも1話3分半。通してみても50分足らず。
軽く観ようと思ったらあまじの勢いで最後まで一気にしてしまったわけです。 で観終わって出た感想は?
いやーめちゃくちゃ面白い。 短いのに映画1本分ぐらいの満足感。これは絶対おすすめ。
調べてみると元は2022年、 亀山陽平監督が卒業制作で作った自主制作アニメ
ミルキーハイウェイが原点。こちらも3分ちょっとで無料公開されているんですが、 見た方が理解が深まるのでぜひ。
監督、脚本、キャラデザ、制作、全部一人で担当。 学生の卒業制作とは思えない完成度。
ミルキーハイウェイに登場した千春と牧名の2人。 そしてその世界観にさらに新キャラを加えて作られたのが銀河と旧ミルキーサブウェイなんですね。
ストーリーはこんな感じ。銀河道路交通法違反で捕まったギャル系強化人間の千春と サイボーグの牧名。そこに番長風の強化人間
あかねとかなた、サイボーグのカートとマックスとクセ全開の連中が集まってきます。 警察官の涼子さんが彼ら全員に奉仕活動として
惑星間走行列車ミルキーサブウェイのお掃除を命じるんですが 掃除中に勝手に列車が発車してしまうというバタバタSF
魅力的だったのがギャルっぽい中身の内容で絶妙にリアルな会話がなんとかぶりまくり アニメでセリフを重ねるって普通は聞き取りにくいから避けられるんですが
あえて重ねていてその雑談の自然さがめちゃくちゃ効いています 脚本の身を出し演劇表現の常識をひっくり返している感じです
さらにお挙力のがこのキャラクターたちの日本の漫画っぽさと3 d アニメの融合 ピクサーやディズニーの風の3 d モデルなのに日本のアニメ化もしっかりある
ここが見事なバランスでアニメファンがうまいと唸るポイントなんですね なぜ他の会社が苦戦していた融合を亀山監督は成功させたのか
これ絶対今後アニメ研究で語られるやつ そしてキャラがみんな愛おしい
チハルとマキナのギャルコンビ総長とパシリのコンビ サイボーグ若者群元ヤンシュプライオウ偵察官全員クスだらけで全員可愛い
これ全部監督のオリジナルとんでもないタイの 音楽も良くてキャンディーズの銀河系まで飛んで行けが12回も挿入されるという
攻めた演出 70年代レトロ感が一気に立ち上る
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エンドロールの青字に白字だけというあの古いビデオ作品の感じもたまらなくノスタル軸 こういうレトロフューチャーと現代3 g アニメの融合
これ多分今後のアニメ表現の新しい波の一つになるんじゃないかなと思いました アニメオブザイヤーは組織氷が強いと思ってきたけど
ミルキーサブ映画ガンダムに迫っているということはもしかして本当の案の表がしっかり 届いている証拠なのかもしれません
もし逆転したらそれはそれですごい事件になるかも というわけで今回はミルキーサブウェイを見て感動しこの作品にはアニメを変える力が
あるとまで思ったというお話でした 気になった方はぜひ見てみてくださいね50分で人生がちょっと豊かになりますよ
はい それではまたもしよろしければピョン吉のオタクナハシにお付き合いくださいね
本日もお時くださいまして誠にありがとうございました