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#1617 科学系ポッドキャストの日:深夜の冷凍庫に現れた奇妙なオブジェの話
2026-08-02 10:47

#1617 科学系ポッドキャストの日:深夜の冷凍庫に現れた奇妙なオブジェの話

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#科学系ポッドキャストの日 に参加しました!

・ホスト「#めかラジ」さん・トークテーマ「水」【SpotifyプレイリストURL】

・科学系ポッドキャストの日とは?https://scien-talk.com/science_podcast/

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夏の深夜の冷凍庫で起きた奇妙なできごとについて話しました。



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感想

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はい、おはようございます。本日の放送は2026年8月2日日曜日です。 本日は第1617回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
と、いつもと同じ前振りで始めましたが今回は企画会です。 今月も科学系ポッドキャストの日に参加しております。
この科学系ポッドキャストの日というのはサイエントークのレンさんが立ち上げた企画でして、毎月1日から10日の間にみんなで共通テーマについて喋り倒そうという
科学好きにはたまらないポッドキャストの祭典です。 とはいえ参加しているのはガチ科学番組ばかりかというとそうでもありません。
自分のようなオタク系雑談バラエティ番組も ok だということで毎度ひっそりと参戦しているわけです。
今回のホストは理系トークラボラジオのメカラジさん。 目から鱗の理科ラジオの略でメカラジさんですね。ありがとうございます。
8月の共通テーマは水。 昨日8月1日は水ぬ日だったんだそうです。
それでテーマが水。 水って本当に不思議な物質ですよね。
多分今回水というテーマで話す人はかなりの確率で同じ話をすると思います。 氷は水に浮く。
これ当たり前じゃないんですよ。 普通物質は固体になると密度が高くなって沈むものが多いんです。
でも水は逆。凍った瞬間に膨張して密度が小さくなって浮く。 他にも沸点や融点が同じような分子量の物質と比べると異常に高い。
非熱が非常に大きい。つまり温まりにくく冷めにくい。 表面張力が強い。
小さな水滴が丸くなるのもそのおかげです。 塩や砂糖など非常に多くの物質を溶かす。
水は4度で密度が最大になる。酸にも塩気にもなる。 そして水自身がわずかに伝理している。
などなど、高校の科学教科書にはこういう水の変わった性質がたくさん載っています。 もう水って不思議すぎるんですよ。
今回は私が大学時代に実際に体験した不思議な話をしたいと思います。 これは今から約40年前、私が大学で卒業研究をしていた頃の話です。
当時の研究室というのはなかなかすごい環境でした。 深夜まで実験するのは当たり前。
24時間研究室にいてもいい、というよりいることが普通みたいな空気でした。 今だったらそれ大丈夫なの?と言われそうですが、当時はそういう時代だったんですね。
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ちょうど24時間働けますか?のCMが流行る少し前の時代です。 卒業研究というものは学生生活最後の大イベント。
まあ楽しいイベントというより精神修行に近い部分もありましたけど、 私も昼も夜も関係なく実験をしていました。
ただ一つ大きな問題がありました。 研究室に
エアコンがなかったんです。 冷房?ありません。そんな文明の力、うちの研究室にはありませんでした。
あるのは申し訳程度の扇風機だけ。 しかも私がやっていた実験は電気炉を使って資料を800度近くまで加熱する実験。
夏の日中にそんなことをしたらどうなるか? 想像してください。
暑い部屋の中でさらに800度の装置を動かす 研究室が小さな山間になります。
でも問題は暑くて研究室の人の健康に影響をするではありません。 科学実験というのは温度が数度違うだけで結果が変わることがあります。
つまり日中に実験すると暑いだけでなくデータまでおかしくなる。 そんな理由もあって私は人の少ない深夜に実験することになったんです。
夜になっても夏の研究室は暑い。 汗をかきながら一人で黙々と実験。
周りには誰もいない。聞こえるのは扇風機のブーンという音だけ。 今思うとかなり寂しい環境です。
そんな孤独な夜に私には小さな楽しみがありました。 それが冷蔵庫。
冷たい飲み物。これが本当にありがたい。 夏の深夜に飲む冷たいお茶。あれは高級なコーヒーより美味しかったですね。
そして暑い夜もう一つ欲しくなるものがあります。 そう、氷です。
研究室には冷凍庫もありました。 そこで私はよくあるプラスチックの製氷皿に水を入れて冷凍庫へ。
これで休憩時間には冷たい氷入りのお茶が飲めるぞと思ったわけです。
ところが数時間後、そろそろできただろうと思って冷凍庫を開けました。
あれ? 一瞬意味がわかりません。製氷皿を見ると氷が半分しか入っていない。
え? でもなくなったわけではありません。
冷凍庫の中、製氷皿の外、そこに白い氷の破片が散らばっていました。
最初は、あれ?水を入れるときにこぼしたかなと思いました。
まあ深夜ですからね。実験疲れ、判断力も少し低下しています。
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自分が気づかなかっただけかと思って残っていた氷をお茶に入れて飲みました。
そしてもう一度、製氷皿に水を入れる、冷凍庫へ入れる、待つ。
数時間後、また冷凍庫を開けようとするとチリンチリンと氷がぶつかる小さな音。
扉を開けるとやはり製氷皿に氷が半分しかない。
そして今回は前回とは違うものがありました。
できた氷の層表面に小さな不思議な形の氷が乗っていました。
まるで誰かが作ったミニチュアの氷のオブジェ。
自然にできたとは思えない奇怪な形。
深夜、誰もいない研究室、聞こえるのは扇風機のブーンという音だけ。
そして冷凍庫の中には製氷皿から飛び出した氷、謎の氷の形。
え?ポルタガイスト?
小さなポルタガイスト現象ですよ。
しかしもちろん幽霊ではありません。
価格が好きな人ならここで犯人がわかったかもしれません。
犯人は過冷却現象です。
簡単に言うと本当は凍るところなのに凍らずに液体のままでいる状態です。
テレビやネットでも見たことがある人がいると思います。
冷やしたペットボトルの水を机に落とした瞬間シャーベット状に凍って山ができるイメージ。
あるいはペットボトルの水を振った瞬間一気に凍るイメージ。
あれです。
水は条件が整えばマイナス38度程度まで凍らないことがあります。
なぜか?
氷になるためには最初のきっかけが必要だからです。
小さな氷の種。
これを核と言います。
核ができないまま冷やされると水は凍るタイミングを失ってしまいます。
そして過冷却状態になります。
ただし普通の水道水ではそこまで過冷却になりにくいです。
水道水にはカルシウム、マグネシウムなど様々な物質が溶けています。
それが氷になるきっかけになります。
ところが私が使っていた水、実は純水でした。
不純物がほとんどない水。
つまり氷になるための核ができにくい。
さらにその冷凍庫はかなり強めに冷やしていました。
その結果製氷皿の中の水は過冷却状態になっていたんです。
そして、そして私が冷凍庫の扉を開けた瞬間、
その扉を開けた振動がきっかけで一気に液体から個体へ
相転移現象が起きて凍った。
でもここで疑問があります。
じゃあなんで氷が製氷剤から飛び出したの?という話です。
実は過冷却した温度によって凍る速度が違います。
マイナス数度程度なら凍る速度は比較的ゆっくり。
だから製氷剤の穴の中に水は収まります。
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でもマイナス10度を超えるような状態になると凍結が一気に進みます。
氷の核ができ、そこから氷が爆発的に成長する。
でも製氷剤の穴の中では横方向には限界があります。
ではどこへ伸びるか?上です。
しかも水は凍ると約9%体積が増えます。
つまり急激に凍る。
リゲバがない。
結果、上に急激に押し出される。
そして氷が皿から飛び出す。
飛び出す途中で凍ったら奇妙な形の氷のオブジェになります。
ネタバラシをすると
なんだ、化学現象だったのかという話なんですが
でも当時の私は本当に不思議でした。
深夜の誰もいない研究室。
冷凍庫の中で勝手に飛び出しかけている氷。
最初に見たときはかなり驚きました。
何度か実験してようやく理由がわかったんです。
水って本当に不思議な物質ですね。
短すぎて普段は何も感じませんが
毎日飲んでいる水、毎日使っている水でも
実はかなり変わった性質を持った特別な物質なんですよね。
というわけで今回は
40年前の夏の深夜の研究室で起きた
氷のポルターガイスト事件のお話でした。
はい、それではまた
もしよければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
10:47

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