1. ピョン吉の航星日誌
  2. #335 伊達市保原出身の元祖ア..

「特技 宍戸大全」という字を何度も時代劇などで観たことがある人も多いはず。保原町(現伊達市)出身の俳優の宍戸大全さん。俳優として、吹き替え俳優として1950年代から80年代まで大活躍した方。躍動感を出すためにトランポリンやマットレスなどをアクションシーンに導入した方です。この方の、特撮、ドラマへの影響はかなり大きいと思っております。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は2023年の1月28日土曜日です。
本日は第335回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県郡町在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことをだらだらと話をしていくという番組です。
そんな親父の一言をお聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、
ごめんなさい、笑い言わなかったんです。不幸にもこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願い致します。
歴史とかにですね、最後の方のところですね、趣味、特技って書いてあるじゃないですか。
もちろんですね、特技っていうのはですね、特技なことを書くわけなんですかね。
昔ね、あのタレントの井上ひかるさんがですね、あのラジオでね、歴史の特技っていうところにね、獅子戸大禅と書くっていうことを言っていたんですね。
それでね、笑ったんですけども、今はですね、若い人わかんないでしょうね。
うちらの年代でもね、何それってなるかもしれませんね。
自分たちがですね、物心ついた時ですね、まあその頃は大人になるまでですね、時代劇のね、お会いのスタッフロールのところにね、特技、獅子戸大禅って書いてあったんですよ。
獅子戸っていうのは、獅子戸嬢さんの獅子戸ですよね。大禅って大きなね、あとすべての大禅ですって書くんですね。
特技っていうのもよくわかんないですよね。特殊な技っていうことなんでしょうけども、なんだろう。
あと獅子戸大禅っていうのもですね、人の名前なのかね、組織の名前なのかもそれもわかんない。
確かに大禅と読むのか大禅と読むのかね、どういうふうに読めばいいのかもわからない。今みたいにですね、スマホでね、簡単にね、検索なんかできない時代ですからね。
特技っていうのはね、もちろん特技技じゃなくてですね、特撮と同じくですね、アクションを演じたい人、そのことなんですね。
俳優の吹き替えだとかね、現在ね、スタントマン近いですかね。
スタントマンって言うとね、大野県誘拐だったとか、ジャパンアクションクラブ、ジャック、現在のね、JAE、そういうようなお仕事がイメージにしますよね。
多分ですね、時代劇だとかね、スタントマンってね、カタカナで書くとね、仕分けちゃうからというね、特技っていう言葉で使ってるんでしょうかと思うんですよね。
そして、獅子戸大全っていうのはですね、大野県誘拐のようなですね、そういう組織じゃなくてですね、個人の人のお名前なんですよ。
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たった一人でですね、たっくさんのですね、テレビドラマ、映画、そういったものの時代劇、そのアクションをですね、引き受けた俳優さんがいたんですよ。
その方がですね、福島県の出身なんですよね。
日本のスタントマンのパイオニア、変身ヒーローのスーツアクターの元祖、この方がですね、福島県出身なんですよ。
獅子戸大全さんはね、1929年生まれ、現在でしたら93歳ですね。本名はですね、獅子戸邦博さんという名前らしいです。
1948年の時にですね、県立のね、小原中学校、現在の福島県立小原高校を卒業されたんですね。
小原っていうのはですね、福島県の北の方ですね。現在は伊達市に入っております。
獅子戸さんですかね、当時はオリンピック選手を目指していたらしいんですね。
というので、日本体育大学に進学するんですけどね、練習中にね、アキレスケをね、痛めてしまってね、オリンピック選手の夢を断念するんですね。
日体大を卒業した後ですね、秋田県の方の高校の体育教師をしていたらしいんですね。
その後、大阪の方の高校の方でね、体育の先生をしていたらしいんですけども、
1956年にですね、大英の方でですね、長谷川一夫さんのね、映画で怪我に出たってことですね。
体育のね、先生だったら身軽でちゃんとね、控えができるだろうというね、というので臨時出演したことがきっかけにですね、大英に入社したらしいんですね。
そしてその後ですね、市川雷蔵さんなどですね、大物スターのですね、吹き替えを担当するんですね。
当時ですけどね、あの五車協定っていうのがあったんですね。俳優がね、学校を行き込まれましてね、映画団体ごとにですね、移動できない時代だったんですよ。
吹き替えの技がね、非常に素晴らしいっていうね、東映のね、岡田社長、それに引き抜かれましてね、東映に移るんですね。
というので、東映の方のね、映画テレビの方で橋役だとかね、あるいは吹き替えで出演するようなんですね。
ですけどね、こそっとね、他の会社でもね、出演されてるみたいです。
1962年にね、公開された市川雷蔵さんのね、忍びの者ですね、自衛隊のレンジャー部隊、それに倣ってですね、忍者のアクションをね、考案したらしいんですね。
というので、それ以前はですね、忍者と言えばですね、ドロンドロンと忍術を使うね、不思議な人たちでね、そしてその、ならず者の集団、みたいな感じだったんですが、
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そこでですね、市川雷蔵さんのね、考案によってですね、忍者のね、部隊という風なイメージができたんですね。
そしたらですね、後にですね、吉田達夫さんによってですね、忍者部隊月光みたいな感じになりましてね、それがドラマ化しまして、現在のね、戦隊もののルーツ、それに繋がってくるんだと個人的には思っております。
ですけどね、東映にですね、移動した頃ですね、あんまり仕事なんですね、多役の先生に戻ろうかなと思ってた時ですね、映画やテレビの方で忍者ブームが起きるんですね。
以前のね、忍者映画のようにですね、特撮でね、ごまかすってわけにいかなくてね、実際の技として見せなきゃいけなくなってしまってね、
っていうんで、主演の俳優のね、身代わりのね、スタントマンとしてね、引っ張りだこになるんですね。
忍者っていうのはですね、顔を隠すんでね、吹き替えがしやすかったんでしょうね。
1950年代までね、スーパージャイナンツみたいにですね、顔が出るヒーローだったんですね。
忍者ブームを境にですね、ヒーローがね、顔隠すようになったのがですね、吹き替えが可能だってこともあるんでしょうね。
東映京都でですね、1964年にですね、映画の撮影のためにですね、彫薬用のトランポリン、それからスポンジのマット、そういったものを買ってもらったんですよ。
っていうので、このトランポリンだとね、スポンジのマットっていうのを使ったっていうのはですね、体育の先生だったからね、その指導にするときに必要だったから、それがあったんでしょうね。
今ではですね、特撮番組はなくてはならないものですよね。
1970年になりましてね、フリーとなりまして、数多くの時代劇に参加するようになるんですね。
ちょうど同じ頃ですね、同じ日大大の卒業生の後輩である千橋一さんがね、ジャパンアクションクラブを作るんですね。
当時はですね、仮面ライダーとかね、超人パロムワンなどですね、大野健雄会がやってたんですよ。
ですけどね、そのトランポリンの部分、そういったシーンのところでね、このジャパンアクションクラブが担当していたらしいんですよ。
1973年からですね、ロボット刑事、それからですね、単独でね、ジャパンアクションクラブがね、名前が載るようになったんですね。
というわけで、その頃にですね、ジャパンアクションクラブとね、獅子戸大前さんはね、業務提携するようになるんですね。
というわけで、獅子戸大前さんの技術はですね、ジャパンアクションクラブへ引き継がれたわけですね。
その後ですね、ずーっと活動されまして、2012年の春にね、引退されたんですよ。
というわけで、84歳頃までですね、アクション俳優を引退していなかったということなんですね。
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すごいですね。
そのようにですね、アクション俳優としてですね、裏方だけじゃなくてね、俳優としてもね、数々の作品に出演されています。
まあ時代の関係が多いんですけどね。特撮関係で言いますとね、
おんみつ剣士、あと大忍者映画渡り、それと海竜大決戦などがあります。
それと仮面の忍者赤影、怪獣王子、妖術武芸長、白磁死仮面、おんみつ剣士、これ73年度版のやつですね。
その中に出演されています。
テレビドラマの方ではね、全日本平治、必殺シリーズ、未闘拷問シリーズ、
大河越前、東山金山取物町、江戸起きる、などなどですね、毎週毎週ですね、時代が決めますね。
シシド大前さんの名前が出ていたんですよ。
例えば自分たちの時代だとおみとこを持っているね、カザグラムのやつが出てたんですね。
そのアクションはですね、実はシシドさんのものなんですね。
そんなわけでですね、日本のスタントマン、特撮にトランプリンを導入した方、
現在の変身ヒーローのスーツアクターの元とも言えますね。
これをやったシシド大前さん、福島県として表彰してもいいぐらいの人材だと思うんですけどね。
ぜひともね、大勢の人に知ってもらいたいと思ってます。
はい、それではまた次回よろしく。ぴょん吉のお宅の話のお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。
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