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#1642 ポッドキャスト、顔出す?出さない?正解はどっち?という話
2026-08-27 10:13

#1642 ポッドキャスト、顔出す?出さない?正解はどっち?という話

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ポッドキャストは「顔出し派」?それとも「顔なし派」? 今回は、自分がなぜ徹底した「顔なし派」なのかを、パソコン通信時代までさかのぼって考えてみました。ハンドルネーム、ネチケット、匿名性、FacebookやYouTubeとの違い……。実は「顔を出さない」という選択には、30年以上前に出会ったネット文化が大きく影響していたんです。顔どころか音声まで消しているオッサンの、ちょっと懐かしいネット昔話です。



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はい、おはようございます。本日の放送は2026年8月27日木曜日です。 本日は第1642回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをだらだらと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。 昨日配信された人気ポッドキャスト番組
ポッドキャスト研究室で、ポッドキャスターの顔出し顔なしが話題になっていました。
ポッドキャストで顔を出すのか出さないのか。 これまあ正直どっちでもいい話なんですよ。
でもちょっと考えてみたんです。 なんで自分は顔を出したくないんだろう。
するとですね、どうもこれその人がいつどんな形でインターネットと出会ったのかによってかなり違うんじゃないかと思ったんです。
今回はその話をしてみたいと思います。 先に結論を言っておきます。
自分は顔なし派です。しかもかなりの顔なし派です。 顔を出さないだけじゃありません。個人情報もできるだけ出さない。
さらに音声まで消している。何を発信してるんだお前は。というくらい特命性が好きなんです。
ではなぜなのか。 ここからちょっと昔話になります。
また始まったよ昭和のインターネット昔話と思った方はご容赦ください。 自分がインターネットに出会ったのはインターネットが今のように普及する前
パソコン通信の時代でした。 パソコン通信というのは電話回線を使ってニフティサーブや pc 版などのサービスに接続して他の人と文字で
やり取りする仕組みです。 今のインターネットのように世界中のサイトを自由に見られるわけではありません。
それぞれのサービスの中にある掲示板などで人と交流する。 いわばインターネットの前にあったちょっと小さなネット社会みたいな感じです。
そしてこの時代に育ったネット文化の一つがネチケットです。 ネットとエチケットを組み合わせた言葉でネット上での礼儀作法ですね。
これが今のネット文化とは結構違うんです。 まず基本だったのが本名を出さないということ。
ハンドルネームを使います。 つまりネットの中では自分は現実社会では何者ですという情報を一旦横に置く。
会社でどんな役職に就いているとか何歳だとか男だとか女だとかどこの学校を出たとか そういうものをできるだけ切り離してネットの中ではみんな同じ
利用者として話す。 自分はこの感覚がものすごく好きだったんです。
だっていいじゃないですか。 小学生だろうが政治家だろうが大会社の社頭でもみんな同じ。
そして文字だけのコミュニケーションですから言葉遣いにも気をつける。 今みたいに絵文字やスタンプが大量にあるわけじゃない。
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そして個人情報も大切にする。 本人の了解なしにその人の情報や発言を外に持ち出さない。
さらに助け合いの文化もありました。 これが今の感覚だとちょっと面白いんです。
当時はネットにつなぐこと自体が大変でした。 接続方法がわからない、設定がわからない、電話回線がうまくつながらない。
そうすると困っている人がいるぞとなって詳しい人が助ける。 場合によっては本当にその人のところまで行って助ける。
今だったらググってくださいで終わりそうですよね。 いや今でも自分はよくググってくださいと思いますけど。
そして当時は画像データも気軽には送れませんでした。 何しろ通信速度が遅い。だから回線やホストの資源を一人で使いすぎない。
他の人のために通信資源を残す。これもネット利用者としてのマナーだったわけです。 つまり当時のネットにはネット社会は自分たちで守るもの
という感覚があったんですね。 これが未だに自分のインターネットに対する基本的な感覚になっています。
ではそこから現在までネットの匿名性がどう変わってきたのか ざっくり見てみます。
1990年代、パソコン通信の時代。 ハンドルネームと匿名性が基本。ネットの中で自治する文化が育っていきました。
その後、インターネットが普及してメーリングリストや掲示板が広がる。 そして1999年には2チャンネルが登場。
ナナシさんという匿名の書き込みもネット文化の大きな特徴になっていきます。 一方で匿名性が悪い方向に利用されることも増えていきました。
そして2004年、フェイスブックが登場。 実名で人とつながる文化が広がります。
さらに同じ2004年にはポッドキャストが誕生。 音声データを流すようになる。
2015年にはYouTubeも登場します。動画データを流すようになる。 そして動画で自分の顔を見せながら発信する人が増えていきます。
2017年代後半になるとYouTuberが大きな存在になって、顔出して発信する人は成功している発信者というイメージも強くなっていきました。
こうして考えるとですね、顔出し派と顔なし派の違いって、 もしかしたらどの時代のインターネットを最初に体験したかという違いがかなり大きいんじゃないかと思うんです。
YouTubeやTikTokからネット発信を始めた人にとっては、動画を撮って自分が写って名前を出して発信することが自然なのかもしれません。
一方でパソコン通信や2チャンネルから入った人にとっては、いやいやネットで顔なんか出すの怖いでしょ?となるわけです。自分なんか完全にこっちです。
だから自分は未だに匿名で書き込めるXは好きなんです。 一方で実名を基本とするFacebookはどうも苦手。
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現実社会が追いかけてくる感じがする。 さらに匿名性はあっても動画中心になっているInstagramもちょっと苦手。
写真を撮って自分を見せるという文化にどうも体がついていかない。 そしてここでもう一つ面白い視点があります。
それが日本とアメリカの新聞文化の違いです。 アメリカの新聞記事では記者の名前を出すことが一般的です。
この記事を書いたのはこの記者ですという個人の責任を明確にする文化です。 一方で日本の新聞では一般の記事に記者名が出ないケースも多いです。
これは個人の発信ではなく新聞社としての報道ですという組織の責任を重視する文化があります。
もちろんこれは日本人は匿名アメリカ人は実名と単純に言える話ではありません。 新聞とポッドキャストも同じではありません。
でも誰が責任を持って発信するのかという考え方の違いを見るとなかなか面白いと思います。 そしてこれをポッドキャストに当てはめると
ポッドキャストを報道ジャーナリズムとして位置づけるなら実名や顔出しが自然なのかもしれません 自分はこの情報をこの名前で責任を持って発信していますという形ですね
一方で音声の日記個人の雑談として考えるなら匿名でも全く問題ない つまりポッドキャストを何だと思っているかによって顔出しへの考え方も変わる
自分はそう思っています そして自分の場合はぴょん吉の公正日誌というかなり個人的な名前の番組で
特撮が好きですアニメが好きですこの漫画面白かったです 福島のこんな話がありましたと朝からおっさんが10分ぐらい喋っている
これで顔まで出す必要があるかないよね というわけで自分が顔なしを選んでいる理由お分かりいただけたでしょうか
自分の場合はパソコン通信時代のハンドルネーム文化からネットに入りました そこでネットでは肩書や年齢性別などに関係なく
同じ一人の利用者として話すという感覚に強く影響を受けました だから未だに匿名性に魅力を感じるんだと思います
ただしここは強調しておきたい自分は顔出し派の人を全く否定していません 顔出したい人は出せばいい
実名で発信したい人は実名で発信すればいい 匿名で発信したい人は匿名でいいそれぞれがどんな時代にネットと出会ってどんなネット
文化の中で育ってきたのかそこが違うんです だから顔出し派にこっちが正解というものはないと思います
これもポッドキャストの多様性の一つなんじゃないでしょうか ただまぁ時代の流れとしては顔出しがどんどん普通になっていくのでしょうね
そこは仕方がない 顔出しした方がいいですよと言われる日が来るかもしれません
そして最後に 匿名という言葉を聞くと匿名性に隠れて悪いことをするというイメージを持つ人もいる
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と思います でも自分が経験した初期のネット文化では匿名性には別の意味もありました
それはどんな人でもできるだけ同じ立場で話せるようにするという考え方です そういう現実社会の肩書きを一旦ネットの入り口に置いていく
そのためのハンドルネームだった 自分はそんなネット文化に育てられた人間なんですね
だから未だに顔なし多分これからも顔なし多分死ぬまで顔なし ということで今回はポッドキャスト顔出す出さないという話から
自分がなぜ顔なし派なのかをパソコン通信時代まで遡って話してみました 皆さんは顔出し派ですか
最後までお聞きいただきありがとうございました それではまたもしよろければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました
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