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2026-10-07 11:02

#1683 「本のバベルの塔」角川武蔵野ミュージアムへのオタク旅の話(後編)

巨大な岩のような建物から、大魔神、斬新な神社、そして圧巻の巨大図書館まで! 埼玉県所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」探訪記、後編です。怪奇小説や幻想文学に心を奪われ、マンガ・ライトノベル図書館ではオタク心が大暴走。本棚のプロジェクションマッピングにも大興奮! 最後はラーメンまで角川づくしの一日を振り返ります。本好き、マンガ好き、アニメ・特撮ファン必聴! 郡山にもこんな文化施設が欲しいと思ったオヤジの本音もお届けします。



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サマリー

埼玉県所沢市の角川武蔵野ミュージアムを訪れ、巨大な岩のような建物や大魔神、武蔵野令和神社を見て回った。館内では武蔵野の歴史文化、怪奇小説や幻想文学、4階と5階を貫く巨大な本棚とプロジェクションマッピングを楽しんだ。漫画・ライトノベル図書館には3万5千冊以上の本があり、作品やキャラクターを見つける喜びを語る。最後にラーメンウォーカーキッチンを訪れ、郡山市にも本や漫画、アニメ、特撮を楽しめる文化施設が増えてほしいと振り返った。

角川武蔵野ミュージアムの外観と大魔神
はい、おはようございます。本日の放送は、2026年10月7日、水曜日です。 本日は第1683回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていく、という番組です。
よろしくお願いいたします。
埼玉県所沢市の市街地に、巨大な石の塊がドーンと横たわっています。
それが、2020年にオープンした、門川武蔵のミュージアムです。
今回は土曜日に話をした、そのオタク旅の続きをお届けします。
設計したのは、建築家の熊健吾さん。
まるで巨大な岩が地面からにょきっと生えてきたような、なんとも奇抜な外観です。
これを見上げているうちに、私の頭に浮かんだのが、半村亮さんの小説、石の結脈です。
この作品には、現代の技術で築かれた、現代のピラミッドが登場するんですよね。
いやー、建物を見ただけで小説の世界に飛んでしまう。
それだけ、この建物そのものが、一つの巨大な現代アートになっているんです。
入場開始は午前10時。早めに到着したので、開館まで時間があります。
せっかくですから、周辺を歩いてみることにしました。
まず出会ったのが、ダイマジンです。
角川といえば、映画会社の大営を吸収した出版社。
その縁もあってか、起こる前の穏やかなダイマジンと、怒りに満ちたダイマジンの2体が並んでいます。
この2体、間近で見ると、なかなかの迫力です。
穏やかな顔のダイマジンは、まだいいんですよ。問題は、怒ったダイマジン。
あの顔で見下ろされたら、こっちが何も悪いことをしていなくても、すみませんでした、と謝りたくなります。
何に対して謝っているのか、自分でもよくわかりませんけどね。
武蔵野令和神社と周辺の作品
そして、以前から風の噂に聞いていた、あの神社もありました。
武蔵の令和神社です。
出版社の角川が神社を作ったと聞いたときは、正直半信半疑でした。
出版社が神社?一体何をお祈りするんだろう?と。
ところが、実際に見てみると、これが想像以上に斬新なんです。
近代的なデザインにポップカルチャーが溶け込んでいて、車殿の壁はなんとガラス張り。
外から巫女さんが働いている様子もそっと見えます。
昔ながらの神社のイメージとはかなり違いますね。
鳥居もメタリック。
祀っているのは、アマテラスオオミカミとスサノオの巫女と、この2柱を合わせてコトダマオオカミと称するそうです。
コトダマですから、言葉に関係する神様というわけですね。
本や漫画、アニメなど、言葉や物語を商売にしてきた会社らしい名前です。
角川さん、神様にまで自社の事業との関連性を考えているんでしょうか。
その神社の創建にまつわる物語を紡いだのが、作家の夢枕博さん。
そして、天井の方を描いたのは、天野義孝さんです。
いやー、名前を聞いただけでもなんだかすごい顔ぶれですよね。
角川だから鳳凰なんでしょうね。
この組み合わせを聞いて、ソノラマ文化のキマイラシリーズを思い出した方もいるんじゃないでしょうか。
夢枕博さんといえば、やっぱりキマイラですよね。
現在は角川文化からも刊行されています。
こういうところで、昔読んだ本の記憶がつながると嬉しくなります。
さらにその近くには、奈良義友さんの作品ピースヘッドもありました。
愛くるしくもどこか真の強さを感じさせる女の子の表情が印象的です。
奈良さんといえば、現在福島県稲橋都の始まりの美術館で展覧会が開催されているとのこと。
こちらも気になりますね。
館内の歴史展示と幻想文学
走行しているうちに午前10時になりました。
いよいよ入館です。
今回のメインの目的は松本礼寺店です。
こちらについては前編でお話しした通りです。
そして入館時にもらったパンフレットを見ていると一つ発見がありました。
現在の館長はテレビでもおなじみの池上昭さん。
そしてその前の態度の館長は、なんと血の巨人と呼ばれた松岡誠吾さんだったんです。
実は自分、本を語るウェブサイトを読んでいて、これがなかなか面白かったんですよ。
本好きのおっさんなんだなぁと楽しんで読んでいたんです。
最近になって血の巨人と呼ばれていることを知って改めてその存在の大きさを知りました。
いやー知っているつもりでも実は全然知らなかったんですね。
現在はポッドキャストの本の連ラジオなどを通じて松岡さんのすごさを少しずつ知っているところです。
本というのは読めば読むほど自分が知らないことの多さを思い知らされます。
それでも読むのをやめられない困ったものです。
さて、5階に上がるとミュージアムのある武蔵野の歴史や文化を学べるエリアが広がっていました。
本だけでなくその土地に暮らす人々が作ってきたものなども展示されています。
こういう展示を見るとついつい郡山市に最近できた歴史情報博物館と比較してしまうんですよね。
同じように地域の歴史や文化を紹介する施設でも見せ方や規模でずいぶん印象が変わるものです。
地元の施設にもこういう見せ方を取り入れたら面白いんじゃないかなんて考えてしまいました。
4階に降りていきました。
するとここ、ウィアードテイルズやクトゥルフ民話の原書など怪奇小説や幻想文学が好きな人にはたまらない世界です。
こういう本を見つけるとついつい足が止まってしまいますね。
残念ながら荒又ワンダー秘宝館は企画展の入れ替わり中で扉が閉ざされていました。
うーん残念。
こういう時に限って見たいものが見られないんですよね。
日頃の行いだ悪いんでしょうか。
いや別に悪いことをした覚えはないんですけどね。
本のバベルの塔とプロジェクションマッピング
そして4階の図書館へ。
ここも天井近くまで本本本。
上の方にある本なんて手を伸ばしたところで届きません。
上の本、現代アートで見せるつもりはないようです。
圧巻なのは4階と5階を貫く巨大な本棚です。
その光景はまさに本のバベルのタワー。
これだけ本に囲まれているとまるで本の迷宮に迷い込んだような気分になります。
図書館そのものが一つの巨大な現代アートになっているんですね。
ただしここは一般的な図書館のように本を自由に借りて自宅に持ち帰る場所ではありません。
いわばアトラクションとしての図書館です。
本を読むだけでなく本に囲まれたスペースそのものを体験する場所なんですね。
本好きならこんなスペースが自宅にあったら最高です。
いや実際にあったら床が抜けるか家族から怒られるかどちらかでしょうね。
それ以前にこれだけの本を買うお金がありません。
この空間を見ているといろいろな物語が頭をよぎりました。
ホルヘルイス・ボルヘスのバベルの図書館、山尾雄子さんの遠近法、
本や知識、迷宮などに関する物語が次々と頭に浮かんできます。
こういう場所は単に本を眺めるだけでなく、
これまで読んできた作品の記憶まで呼び起こしてくれるんですね。
そしてこの巨大な初夏空間を使ったプロジェクティングマッピングがまた見事でした。
光と映像が本棚を飾り、空間全体が変わっていくんです。
これはもう写真や文章だけでは伝えきれません。
実際に見てもらうのが一番です。
それくらい印象的な空間でした。
漫画・ライトノベル図書館とラーメン
さて、そろそろ帰ろうかと思ったところでふと気づきました。
あれ、1階の漫画ライトノベル図書館を見ていないぞ。
危ない危ない、漫画とライトノベルが好きでこのミュージアムまで来た人間が
そこを見ずに帰るわけにはいきません。
ということで慌てて引き返しました。
1階にある漫画とライトノベル図書館には
門川出典の漫画を中心にたくさんの作品が並んでいます。
収蔵冊は3万5千冊以上、世界最大級の施設だそうです。
ただ漫画の数だけで言えば
白川市の図書館の方が多いような気もしました。
もちろん増書するの数え方や収蔵対象によって違うでしょうから
単純な比較はできません。
そしてライトノベルのコーナーは
出版社の垣根を越えて作品が並んでいました。
こちらはなかなか爽快です。
門川らしくリーゼロから始める異世界生活の
レムちゃんなども立っていました。
こういうキャラクターがいるとついつい目が行ってしまいますね。
本棚の中を歩いているだけで
昔読んだ作品やまだ読んでいない作品が次々と目に入ってきます。
あ、これ知ってる。
おお、こんなのもあるのかと頭の中では大騒ぎです。
ただちょっと気になったのは
ここを訪れている人が少なかったこと。
せっかくこれだけの漫画とライトノベルが揃っているのに
あまり人がいないのはもったいないなと思いました。
漫画とライトノベルが好きな人なら
もっと注目してもいい場所なんじゃないでしょうか。
そして帰りにはミュージアムの外にある
ラーメンウォーカーキッチンでラーメンをいただきました。
そういえばラーメンウォーカーも門川の媒体でしたね。
神社から大魔神、巨大図書館、漫画、ライトノベル、そしてラーメン。
振り返ってみると門川の世界をたっぷり味わった一日でした。
ラーメンまで門川関連。いやー徹底していますね。
施設の魅力と郡山市への思い
さて最後に気になる入館料のお話です。
決して安い金額ではありません。
気軽に何度も通えるかというと
私のお小遣い事情ではちょっと考えてしまいます。
でも実際に見て回ると
その金額を補って余りあるほど面白いミュージアムでした。
建物そのものが面白い。展示も面白い。
本が好きな人にはたまらない空間がある。
さらに漫画やライトノベルまで楽しめる。
それぞれの楽しみ方ができるのがこの施設の魅力なんだと思います。
こういう施設が自宅の近くにあったら最高ですよね。
仕事帰りにちょっと寄って本を眺めたり展示を見たり。
いやー近くにあったら毎週通ってしまうかもしれません。
こういう文化施設が身近にある街は羨ましいですね。
福島県郡山市にもこんな風に本や漫画、アニメ、特撮など
いろいろな文化を楽しめる場所がもっと増えたらいいなと思います。
ということで門川武蔵のミュージアム探訪記後編はこれにて終了。
いやー楽しかったです。
本好き、漫画好き、アニメ好き、そして特撮好きのおっさんとしては
見どころが多すぎて時間がいくらあっても足りませんでした。
皆さんも機会があればぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
はい、それではまた。
もしよければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
11:02

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