チョコボールの大人買い
こんにちは。
こんにちは。
今回はですね、なんかワクワクする情報がリスナーの方から届きまして、ありがとうございます。
どんな情報ですか?
子供の頃、たぶん誰もが一度は夢見たかもしれない、チョコボールのおもちゃの缶詰。
ありましたね。
あれを当てるっていうミッションに、なんと大人買いで挑んだっていう、そういう体験談なんです。これは熱いですよね。
大人買いですか?
そうなんです。いただいたメモによると、大人買いっていうのは、まあ駄菓子を箱ごと買うみたいに、子供の頃はできなかった買い方を、まあ大人の財力で実現することと。
なるほど、なるほど。
今回のリスナーの方は、なんとチョコボール120個。
120?
ええ。金額にすると、11,400円分だそうです。いや、すごい。
それはすごいですね。
目標は、銀のエンゼルが5枚、それか金のエンゼル1枚。で、銀なら20個か30個に1枚っていう、その確率を信じての120個購入ということらしいです。
なるほど、計算したんですね。
しかもですよ、こだわりのピーナッツ味を探して、近所のトライアルですか、あそこを何軒もはしごしたっていう、なんか涙ぐましい努力もあったみたいで、この情熱、わかりますよね?
いや、わかりますね。120個開封か、想像するだけでちょっとドキドキしますね、それは。
ですよね。
結果ももちろん気になりますけど、その前にリスナーの方がまとめてくださった、このチョコボール自体の歴史、これも今回の挑戦の背景として見ていくと結構面白いんですよ。
へえ、歴史ですか。
そもそもチョコボールって、最初は1963年の大人向けのスキップっていうチョコがルーツなんですね。
あ、そうなんだ。
で、子供向けにチョコレートボールとして出たのが1965年。この時のキャラクターが宇宙少年ソランのチャッピー。
あ、チャッピー。
実はこのチャッピーがですね、いわゆるW3事件、ワンダースリーのキャラクター東洋疑惑にちょっと関わってる、なんて裏話もあるみたいですね。
へえ、そんなことが知らなかったです。
おなじみのキョロちゃんが登場するのが1967年。
あ、ここでキョロちゃん。
ただ最初はちょっと不気味なデザインだったっていう話も。
そうそう、聞きますよね。なんか目が違ったとか。
ええ、言われてますね。CMにはペギハヤマさんが出演されてて、その頃から徐々に人気が出たみたいな感じですかね。
なるほど。
そして1969年に今のチョコボールっていう名前に落ち着いたと。
ふむふむ。で、リスナーの方がね、子供の頃、特に欲しがったきっかけっていうのが1973年に値段が50円になった頃のCMだそうですよ。
ああ、なるほど。
あの初代歌のお兄さんの田中宝治さん。
はいはいはい。
おもちゃの缶詰当たるよって歌ってたあれですね。ビューリフルサンデー。あれはいや印象的でしたよ。
まさにあれですよね。箱の形も1974年に今のくちばしを開けるタイプに変わりましたし。
ああ、そうかそうか。
エンゼルマークも1986年に逆さだちしてたのが今の向きになったり。
へえ。
あとトンネルズのCMもありましたよね。クエックエックってやつ。
あれが1987年。
ああ、ありましたね。覚えてます。で、いちご味が定番になったのが1995年と。まあそんな流れですね。
いや、結構変わってきてるんですね。
そしてそのおもちゃの缶詰自体にももちろん歴史があってですね。
はい。
スタートは1967年の漫画の缶詰。
漫画?
ええ。これはもしかしたらですけど、当時カバヤ食品が出してた自動文庫ありましたよね。
ああ、カバヤ文庫。
あれの対抗作だったのかもしれないですね。
で、1969年におもちゃの缶詰になって、最初はアニメのドカチンの缶だったとか。
ドカチン、懐かしい響き。
ええ。
なるほど。で、リスナーの方が欲しかったのは1973年頃のあのガッチャマンが描かれた缶。
ああ、ガッチャマン缶。ありましたね。
ネムにはね、当時のグリコのおまけより質はちょっと落ちるんだけど、それでもすごく魅力的だったって書いてあるんですよ。
この気持ちなんかすごくわかります。
わかりますね。あの独特の魅力がありましたよね。
ええ。
ちなみに今の缶詰ってキョロちゃんの形したキョロガチャ缶とかキョロクレーン缶なんですね。
ヤフオクなんかだと4000円ぐらいで取引されてるって。
ええ。
そうなんですね。時代ですね。
さてさてさて、いよいよ運命の120個開封の結果です。
チョコボールの歴史
ドキドキしますね、これは。
リスナーからのご報告によりますと、銀のエンゼルなんと3枚。
おお、3枚。
そして金はゼロ。
ああ、ゼロか。
うーん、残言。目標達成ならずでしたか?
3枚ですか。まあ、確率的には銀が4枚から6枚くらいは期待できる計算でしたからね、120個だと。
そうですよね。
ということは今回は40個に1枚の割合ということですね。
わあ、結構渋い結果に。
いやー、これはまさに確率と現実のギャップですね。こういうところがコレクション系のキャンペーンのなんとも言えない醍醐味というか。
まあ、もどかしさでもありますよね。
そうそう、もどかしさでもあるんですよね。
いやー、本当ですね。そしてこの話にはですね、さらにオチがありまして。
おっ、オチ?
リスナーの方の最後のコメントがですね、甘いものが実は苦手なのに120個のチョコボールが手元にどうしましょうって。
ああ、それは困りましたね。
このユーモラスな結末、なんか最高ですよね。
いやー、面白いですね。
というわけで、今回の探究いかがでしたでしょうか?
子供の頃にやり残したこと、なんか今なら大人の力で挑戦できることってあなたにも何かありますかね?
ちょっと考えてみるのも面白いかもしれないですね。
うんうん、そうですね。
次回の配信もお楽しみに。
さよならー。