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こんにちは。早速、今回の深掘りを始めていきましょうか。 今回は、送ってくださった方からいただいた、ある体験記を読み解いていきます。
テーマは、「夢の自動化ツールがなぜ逆に作業を増やしてしまったのか?」 まあ、効率化の罠についてですね。
送ってくださった方の資料にある音声配信プラットフォームのLISTENを使ったエピソードですね。
このLISTENには、ポッドキャストの音声を自動で文字起こしして、そのままハテナブログなんかに記事として投稿してくれる連携機能があるんです。
これ、筆者の方は過去にライブドアブログとかWIX、あとノートなんかでブログを作っては放置してきたという。
ご自身で見事な三日坊主とおっしゃってますね。 そうなんです。そういう方にとって、喋るだけでブログが勝手に増えていく機能っていうのは、ついにブログ幅から抜け出せるっていう。
まさに紙機能に見えたわけですよね。 私も効率化ツールにはすぐ飛びついてしまうので、その期待感はすごくよくわかります。
ただ、いざ自動化をスタートすると。 AIの文字起こし特有の読み間違いという壁にぶつかってしまったんですね。
ここがこの体験機のハイライトでして。 例えば、郡山氏が謎の新しい都市名に変換されて毎日誕生したり。
ありそうですね。 あとは、円谷監督が円谷監督になってしまったりとか。
単なる文字起こしのミスなら、まあ笑い話で済むんですが、この筆者の方、特有の事情が事態を少し複雑にしていまして。
事情と言いますと。 実はこの方、ご自身の字声ではなくて、あらかじめ作成した原稿をAI音声に読ませて制作しているんですよね。
あ、そうか。そこに大きな落とし穴があったんですね。 そうなんですよ。AIに正しい発音をさせるために事前に、えっと。
三原町を三原町ってひらがなに直したり。 はいはい。
なんと音声を生成する前の段階で、すでに7つも独自の調整工程を踏んでいるんです。 7工程も事前準備の時点ですでにかなりの労力じゃないですか。
そうなんです。そこに加えて、リスン側で文字起こしされたテキストの誤字修正と、さらにブロゲローの文章として体裁を整える作業まで乗っかってきてしまった。
概要欄なら、AIの誤変換ですで言い訳できても、自分のブログ記事として出す以上は。
読者の手前、誤字脱字だらけには置けませんからね。 結果的に自動化ツールを導入したせいで、人間の作業量ではない状態に陥ってしまったという。
台本なしの雑談には最高のツールでも。
今回のようにあらかじめ緻密に原稿を作り込むスタイルの場合、システム同士の相性が完全にミスマッチだったというわけです。
なるほど。これを聞いている送ってくださった方も、時短のために新しいツールを入れたはずが、かえって設定とかメンテナンスの沼にはまってしまって。
貴重な時間が奪われた。
はい、なんて経験あるんじゃないでしょうか。
ツールを使っているのか、ツールに使われているのかわからなくなる瞬間ですよね。
結局この筆者の方は、過去最速でこの紙機能から撤退したんですよね。
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ええ、自分で可筆した原稿をそのままブログに貼り付けるという、一番アナログでシンプルな方法に戻ったそうです。
一周は張ってそれが最適解だったというのは、深く納得できる結末です。
でもこれだけ苦労してブログの自動化にこだわったのに、筆者がふと気づいてしまったある事実がまた強烈でして。
今の若い世代はそもそもブログをあまり読まない。
どうやら過去の遺物になりつつあるのではないかという気づきですね。
そうなんです。
これブログに限った話じゃありませんよね。
私たちが日々必死に最新ツールを使って効率化しようとしている業務の中に、そもそも今それをやること自体に意味があるのかというタスクがどれだけ眠っているのか。
便利だからといって自動化の罠にはまる前に、まずは立ち止まって、その作業自体の存在意義を疑ってみるべきなのかもしれません。
まさにその通りですね。
効率化の前にまずは見極めが必要だという、送ってくださった方への問いかけでもあります。
それでは今回の深掘りはここまでです。
次回の配信もお楽しみに。さよなら。