00:00
鈴木さんは一人で出ていこうとしますが、お二人はどうしますか?
どうしよう。 何もしない。
はっはっは、レンダル何もしない人だ。 だろうなぁ、古い家はそうだろう。
なんか、外に連絡しても、 連絡する手段って今持ってます?持ち物とかって。
そうですね、持ち物に携帯電話があれば、携帯もありますし、 ロビーに行けば、電話があります。
あー、なるほど。
んー、どうしようかなぁ。 いや、まだ見らないか。
まあ、じゃあ自分も出て行きますかね。 どちらへ?
あー、どうしよう。
まあ、部屋出たら、どこから出た感じになるんですか?
地図で言うと、下側の大きな病室。
あー、なるほど。ここから出てきて。
さっきの人が、え?委員長さんなんですか? 何か言ってましたっけ?
何も言ってなかったですね。 言ってない。あー、じゃあわかんないか。
んー、どうしよう。まあでも、ロビーですかね、やっぱ。 一回降りて、まあまあロビー出ます。
はい、じゃあ西条さんと鈴木さんがロビーへ向かうですかね。
はい、古池さんは寝てる?
うーん、まあ、そうだな、寝てるかな。
天井見上げてるか、外見てるか。 見らない天井だ。
はい、ではお二人はロビーの方へ向かいます。
すると、階段を降りたところで、看護婦に呼び止められました。
あ、あなたたち爆発の被害者の方ですよね?
ああ、そうだよ、爆発の被害者だよ。
お前はいないんだ。 爆発の被害者だよ。
遠くから声を響かせてる。
あの、柚塚さんにお会いに来られたんですか? と聞かれます。
部屋を見ると霊暗室という札が掛かっています。
ああ、なるほどな。
柚塚さんに会うっていうのは、ここに彼女の遺体が安置されてるってことですか?
そうです。
それでは、外。
続きはどうするんだろう。
ちょっと考えて、いや、会わない。
会わないというか、別に見に行かないようですが、見たくもないと思うから。
03:02
あんまり。
そういうことではなく、ちょっと用事があって。
そうですか。 そちらの方は、
西条さんです。
僕は、とりあえず一目だけでもちょっと見ておこうかな。
助けてもらった方もあるし。
では、西条さんの霊暗室のシーンからやらせてください。
いやー、絶対見たくもないんだなぁ。
続きは。 そうかも。
霊暗室です。
あまり広くはありません。飾り気のない四角い部屋になっています。
入って右側に簡易な祭壇が設けられていて、ここでお聴講することができます。
祭壇の反対側の壁には、ステンレス製で横1メートル、縦1.5メートルくらいの扉が3つあり、
これは遺体安置室になっています。
遺体安置室とは、遺体を入れておく冷蔵庫のようなものです。
部屋の奥にも扉が1つついています。
とりあえず、祭壇の方で。
祭壇にはゆずかの笑顔の写真が飾られていて、たくさんの花やバイオリ、リボン、ヘアピン、
ゆずかの同級生が描いたと思われる寄せ書きなどが置いてあります。
木のついたロウソクと照光台、お線香も置いてあります。
祭壇の前には棺が置かれていません。
ということはまあ、後ろか。
なんか、寄せ書きだったりを、ちょっとパラッと読んだり、できますかね?
そうですね、とても好かれているようで、悲しいっていうメッセージがたくさんあります。
日付ってどうなってますっけ?そういえば。
えーと、日付は昨日の日付に。
一日寝てたっぽいってこと?
そんな感じですね。
うーん、とりあえずじゃあ、えっと、なんて言うっけ、こういうの。
手合わせてお書庫をあげるかをします。
では、その様子を見ていた看護師が、最後のお別れをお望みですか?と聞いてきます。
06:03
最後のお別れっていうのは?
こちらに湯塚さんのご遺体がありますので、ちょっとかなりひどい状態ではありますが、ご慰めますか?
僕は見なきゃいけない気がする。お願いします。
では看護師は一番奥の扉を開け、車輪のついたストレッチャーごと看護家を引き出してくれました。
利き耳を振ってください。
えーと、ほい。
おー、楽しい。
はい、スルッと。
ファンクファーレが。
看護家が置いてあった暗地室の奥から、湯塚のうねき声が聞こえたような気がしました。
先ほど夢で聞いたうねき声と同じです。
うーん。
まあでも嫌な現状だなと。
看護師が看護家の中を開けてくれると、そこには湯塚の姿がありません。
あれ、ここに湯塚さんのご遺体があるっていう話では。
看護師も慌てています。
あら、おかしいわね。もうご遺体の搬送に来られたのかしら。ちょっと確認してきますね。
と言って看護師は姿を消し、冷暗室の中はあなた一人になりました。
うーん。うーん。
えー。無用心ですね。
うーん。
さあ、何を思うのか。
うーん。
ちょっと奥は覗いたりはできますかね。
はい、できます。
冷暗室の。
はい。
うーん。
冷暗室。
冷暗室というか、なんて言ったっけ。
この暗地所の冷蔵庫的になっているところの奥側。
あー、いける。
いけます。
じゃあまあその引っ張り出したところの奥見てますかね。
はい。
そうですね。じゃあ目星を振っていただけますか。
うーんと。目星も高い。いけるか。
おー。
成功です。
09:01
そうすると、えーそうですね。
なんとなく冷蔵庫の中だというのに空気の流れがあることがわかります。
あー、なるほど。
どういう。
中は真っ暗で見えないんですけど。
うーん、それはどっち向きかってわかるんですか。
どういう。
そこまでは。
あー、わかんない。
はい。
うーん。
うーん、なるほど。
あー。
うーん、これ素人でも戻せるんですかね。
戻せますよ、大丈夫です。
じゃあまあ戻しましょうか。
あんまり出しっぱは良くないだろう。
あ、看護師が出してくれたものですか。
あー、そう。
あれ、一番奥のやつを出すって言ってませんでしたっけ。
えっと、ゆずかが入っていると言われていたものを出して、今出しっぱになってます。
あー、そうっすよね。
それ、あ、そこの奥をなんか覗いたつもりだったんですけど。
で、その冷蔵庫の中を覗いたんですよね。
あー、そうそう。
だから空っぽの冷蔵庫の中を覗いたら、ちょっと風が感じられました。
うーん。
真っ暗で見えません。
あー、でも、まあ変だなーぐらいですかね。
まあ戻します。
その看護師が出した奥のやつを。
手にしまっちゃいますか。
あー、あんまり勝手にしまうのも良くないのかな。
うーん、いいか。
置いておくか。
なんか貧乏症なのか、あんまり冷蔵庫を開けっぱみたいなのが良くないなーみたいな。
なるほど。
まあまあまあまあ。
うん、不合なんでね、あれは。
そんなことは気にしません。
はい。
ではしばらく経つと看護師さんが戻ってきます。
すいませんでした。
すでにご両親が葬儀屋さんとご遺体の搬送に来られたのでお渡ししたそうです。
申し送りが悪くなっていて申し訳ございませんでした。
あー、そうだったんだね。
大丈夫です。
そうですか。
ご両親?
え?
なんかおかしいけど。
聞いてないから、鈴木は何も考えない。
え?聞いたくないっけ?
いやいや違う違う、今この場にはいないから。
あー、そういうことね。
変なことしかないけど、たぶんここで引っかかっても。
どうしましょう。
ご両親って橘さんの、ご両親の名前ってわかります?そういえば西条さん。
12:02
西条さん。西条さんはさっきの鈴木さんの会話を聞いていたんですけど、
ご両親はいませんとゆずかは言っていましたね。
そうですね。
あ、いませんってのは、いませんとは言われた後こうなんだろう、
亡くなった両親だったりについて思い当たったりはしなかった。
そうですね。じゃあアイデアを振ってください。
振り直しができる。
亡くなったとは言ってはいない。
言ってないね。
あー、言ってないね。
わかんない、覚えさないや。
なんか鈴木さんが知ってそうだったし、後で聞いてみるか。
ちょっと考え込んでいたのでしょうね。
西条さん、恋愛誌のドアを開けようとした瞬間に指を挟んでしまいました。
ちょっと指先が切れたような感触があります。
見てみますか?
そうですね。
指先に血がついているのですが、傷跡が全くありません。
あー。
うーん。
これもチャレンジで出たところだな。
チャレンジで出たところ。
うーん、うーん。
人気のせいで。
なんだろう。
ハンカチとかで引きながら、もう一回まじまじと確認しますかね。
はい。血を拭っても傷跡は全く見えません。
うーん。まだ寝たままなんだろうか、僕は。
うーん。
あ、今は看護師さんはいない?
後ろに控えています。
いる、いるのか。
こんなこと言ったってな。
うーん。
え?
うーん。
うーん。
一応じゃあ。
うわー。
じゃあ。
あのー、看護師さん。
はい。
先ほど、たちばなゆずかさんの両親がご遺体を連れていかれたというふうに聞いたんですが。
はい。
連絡先とかってお伺いできたりしないですかね。
僕もできれば抗議に参加などしたいのですが。
15:04
あー、そうですね。では受付の方で伺ってもらえますか。
あー、わかりました。
じゃあまあ、出ていきますかね。
はい。では、鈴木さんもロビーの方に行ってますよね。
はい。
はい、じゃあロビーの方へ向かいましょう。
受付です。
ロビーではテレビがついていて、昨日の爆発事故についての報道がされています。聞いてみますか。
はい、聞いてみます。
昨日14時頃、呼ぶ声市のショッピングセンターで起きた爆発事故のニュースの続きです。
爆発の容疑者は警察により原稿が反対報されました。
容疑者の秋葉原希望はアルコール及び違法薬物を摂取していて、
犯行前に自身のツイッターに、あいつらさえいなければうまくいっていたのに、
僕のことをバカにしたやつは絶対許さない、思い知らせてやる、などと投稿していました。
警察はストーカー犯罪と薬物中毒の両面で捜査を続けています。
テレビに映った犯人の顔を見ると、公園でゆずかに絡んでいたオタクだということがわかります。
秋葉原への名誉毀損だよ、これは。
新聞はどうかな。
そうです。新聞もほぼ同じことが書いてあります。
なるほどな。
そうだな、他周り見渡してどうだろう、人いるかな。
そうですね、人はまばらにいますね。
そして見回して気がついたんですが、
1人の男が、30代ぐらいの男が受付で揉めているようです。
なるほど、じゃあ行ってみます。
はい。
います。
名前、どうなってんだ。
いい名前だ。
委員長先生に会わせてくださいよ。
僕だって何もありませんでしたじゃん、帰れないんですよ。
子供の使いじゃないんだから。
大騒ぎをしています。
まあ、どうしました。
はい、そうすると声をかけられたので、男はあなたたちに気がつきました。
すると男は、もうわかりましたよ、おとなしくしてますよと言って、
受付を離れて、こそこそとあなたたちの方にやってきます。
18:04
こんにちは、僕はマヤ文明、こういう仕事をしています。
そしてあなたたちに名刺を渡しました。
アトランティック平和堂出版、月刊ムー編集部、ライター、マヤ文明と書いてあります。
そして、よろしければ一冊どうぞと言って、月刊ムーの最新号をくれました。
あなたたちが月刊ムーの見出しを見ると、
UFOの発着場下、南極に古代ピラミッドを発見。
富士の樹海に地底世界への入り口が、地底人と本資記者が接触。
九州の地震は中国の地震兵器の仕業か、科学的に検証する、などの怪しい記事が並んでいます。
マヤはあなたたちに話しかけてきます。
この病院に隠されたドクター渡りの陰謀をご存知ですか?
ドクター渡りの陰謀、いや、知らないな。
いや、ここの院長のドクター渡りはね、宇宙人なんですよ。
そうか、じゃあ頑張れ、頑張れよ。
いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ。
いや、この病院はね、宇宙人の秘密実験場なんですよ。
そして、ドクター渡りは地下でアンデッドの軍隊を編成しようとしてるんです。
そんなことになったら、我々人類は大変だ。
僕はドクター渡りの陰謀を阻止しなければならないんです。
ゴミ川の人間。
ほうほう、出来欲しいね。
これって、まだメッセージをお送りしてないんですかね?
一緒に多分聞いてるんじゃないかと思います。
あ、見ていいのか。
はい、見てください。
そうだな。
ドクター渡りの陰謀。
ロックマンかな?
まあ、ない話じゃないかもしれないが、
違和感には信じ難いことだな。
僕はね、この病院についていくつかの情報を掴んでるんですよ。
情報、例えば?
そうすると、親は食いついてくれたという風に喜んで、
メモ帳と万年筆を取り出し、
尖った万年筆の先をあなたたちの目の前で揺らしながら、
ペン先であなたたちを指し示しながら話し始めます。
まずね、霊案室から死んだ人の泣き声が聞こえるんです。
これは、死んだ人が生きてるってことです。
つまり、アンデッドを作り出してるんですよ。
21:04
うーん、それで?
第二に、この病院は難病の治癒率が高すぎる。
人間の常識を超えた超科学的技術が使われています。
これは宇宙人です。
うーん、なるほど。
それから、院長がテレポートしているという証拠があるんですよ。
院長が院長室に入った後、部屋から出てこないのに診察室に現れたり、
霊案室から消えて病院内に現れたりしてるんですよ。
おそらく霊案室には地下施設への入り口があるはずです。
院長室にはテレポート装置とか、宇宙人の言葉で書かれた技術資料もあるかもしれません。
うーん、まあ、反応に困っていますね。
とりあえず続きは。
そうか、そうか。
うーん、どうしようか。
これ、まともに聞いてなさそうなんだよな。
まあでも、ない話じゃないとは思うんだけど。
そうでしょ、そうでしょ。
意外とロマンティストなところもやっぱりありますね。
鈴木さんは。
ロマンティストはありますね。鈴木さんは。
ロマンティストっていうか。
おお、まあ、そう、他には。
いやあ、これがね、これ以上を調べようとしたら、この受付がわからやつやで通してくれないんですよ。
当たり前だろう。
いいですか、今は昼までドクター渡りは診療中です。
渡りが診療中ということは、今院長室が無人です。
僕は院長室が調べたいんですよ。
犯罪する末じゃなくて、犯罪だよね。
そうね、そうだね。
どっかから病院の中に入れませんかね。
どっかから、いやあ、どうだろうなあ。
わかんないなあ、そんな。
まあまあ、いいよ。別にそんなこいつがなんかやろうとして、鈴木が困るわけ、自分が困るわけでもないから、適当にあしらって、その場をさろうとします。鈴木は。
お兄さん協力してくださいよ。そっちのお兄さんも。
24:01
ああ、僕は受付に用があるんで。
かわいそうなまや君。
かわいそうだけど。
まあでもね、どこまでが事実なのかともかく気になるっちゃ気にはなるから、そうだなあ。
まあ、この場で協力はできないが、なんかあったら。
まあまあ、協力してもいいから連絡してくれって言って、名刺を渡しておきますかね。
じゃあ、鈴木もさっき名刺を渡してるんで、連絡先はそこに書いてあります。
OKです。
まあ、とりあえず、とりあえずちょっと連絡先を交換しておくぐらいかな。
お兄さんはちょっとしおしおとしながら、まだうろうろロビリングしています。
不審者だな。仕方がない。受付に行きます、そしたら。
鈴木は受付に向かって、そうだなあ。
家の連絡先とか聞こうかな。
立花家の。
そうですね、すると教えてはくれるでしょうね。
まあ、とりあえずいろいろ調べたいから、聞いといて。
あとは何ができるかなあ。今この場でできることってのは特になさそうだなあ。
あ、そうだ。そこでうろうろしてるマヤー君にさ、爆発事故のことについて聞いてもいいかな。
なんですか?委員長室の道ですか?
いや、そんなものは俺は知らない。
昨日、昨日じゃないな。一昨日?あ、昨日か。
昨日ですね。
あの爆発事故が起きたんだが、ほら、そこのテレビでも流れてる。知ってるか?
ああ、知ってますよ知ってます。かわいそうにね、女の子。
そうだなあ、かわいそうだなあ。
まあ、じゃあそうだな。これがちょっと委員長と関わりがあるかもしれないから、調べてみるといいかもしれない。
爆発事故がですか?
27:02
その爆発事故の被害者の3人がこの病院に運び込まれたらしいというのをさっきチラッと聞いたんだよ。
え、そうなんですか?
それはますますちょっと気になりますね。でも入れないんだよ。
まあね、入れない。ちょっとぐらい手引きしてあげてもいいけど、特になんもないからね。
その3人は、それぞれ事故の瞬間、自身の一部を失ったと記憶しているようなんだが、起きてみるとご体満足だったようで。
なんか気になる話だろう?
その人たちもアンデッドなんですかね。
かもしれないなあ。
あ、来た。
え、降りてくんの?
いやいやいや、降りては来ないんだけど。
聞こえないツッコミが入ってる。
そもそもアンデッドみたいなもんだしな。
よこそうとしてないか、こいつを。
俺は気になってはいるから、何か調べてわかったことがあったら、情報代として俺に連絡を入れてほしい。
病室の場所をとりあえず教えるかな。古い家というか、もともといた場所の。
病室の場所を教えてもらっても入れないんですって。
いやいや、まあまあ。
面会、まだ一人残ってるから。
彼の面会と、面会とに迷惑で入れてもらえばいいだろう。
その後のことは自分でなんとかしてください。
俺がもう受付に顔がバレちゃってるんですよ。
はあ。
だろうな。
じゃあ俺が口を聞いてやるから。
ほんとですか?やった!
わかったわかった。
えっと、そうだな。受付にマヤ君と一緒に。
演奏は持ってないか。
こっちのマヤという男が先ほどから迷惑かけたようで申し訳ない。
はい。
彼はこの通り変わった男なんだが。
ほら、事故で運び込まれた患者の古池則人という男が、男の無二の親友で。
面会をしたいそうなんだが、大丈夫だろうか。
では、いいくるみを振ってください。
はい。
30:05
70個あるのに1個足りない。
大悪騙されませんよ、そんなの。
うんうん。
まあ、だろうな。
もうちょっと言い分を変えないと。
まあ、ダメだな。
うーん、プレッシャーなんとか。
いやでも、乗る?乗る?
まあ、いいか。
鈴木がなんかやってるのに。
じゃあ、茶々入れるか。
自分もじゃあ。
俺は一ミリも会いたくはないんだけど。
あの、基地の人だったりしませんか。
僕、小説家なんで。
ああ、なるほど。
だから、基地じゃなくてもいいか。
なんか、そうだな。
ある程度知ってるか。
どっかで会った。
なんだろうな。
取材で会ったことある?なんか。
うん。
うーん。
まあ、それ嘘じゃないですよ。
横から石城。
無二の信念。
石城さん、信用振ってください。
信用があるんですね。
あぶねー!
あぶねー!なんでこんな。
生き足りたー。
なんだこの。
途切れの戦い。
危うい存在なんだよ。
そうですかーって言いながら。
まあ、ちょっと軽減そうな顔をしながら。
まあ、あるのかないのか。
多分ないだろう。
マヤ文明。
マヤ文明あるやんけ。
マヤ文明はあるよ、別に。
ああ、そういうことね。
じゃあ、やっぱ知ってるやん。
なんだよ。
知らないかな。
じゃあ、これはどうすればいいんですか?
まあ、でも、別にその、なんだっけ。
西城は別の良しが。
ん?ていうか、そうか。
連絡先はもう。
家聞いてくれたのかな。
なら、まあ。
いいか。
でもまあ、あんま。
うーん。
自分は、あの、ロビーの方で連絡を試みますかね。
その足原県。
はい。
2人で行ってらっしゃる。
じゃあ、電話してみますか?
ああ、そうですね。はい。
電話を。
そうすると、執事のような電話が出てます。
うーん、これ。
お坊ちゃまが自分でやることなのか。
まあ、いいか。
うーん、あ、もしもし。
33:01
はい。
立花でございます。
ああ、えーっと。
なんて言ったものか。
えっと、僕は西城浩介というものなんだけれど。
あ、西城家のお坊ちゃまですね。
ああ、知ってくれてるんだね。
ええ、存在感あります。
うん、それなら話が早いかな。
先日、先日というか、まあ、きのう僕が、
その、そちらのお嬢様の、
立花ゆずかさんと一緒にいた時に事故に遭ったっていうのはもう知ってるんだよね、きっと。
はい、存じております。
お嬢様が大変お世話になりました。
ああ、いや、そんなことは。
そのことでなんだけれど。
ええ。
立花ゆずかさんの葬式に参列することはできないでしょうか。
もちろんでございます。最後のお別れをどうぞしてやってくださいませ。
そうですか。
あ、そういえば立花家のゆずかさんからは、父親や母親はいないというふうに聞いていたのだけれど。
ええ、ゆずか様のお父様とお母様はもう亡くなられております。
ああ、そうですか。
うーん、おかしいな。
先ほど看護師さんから、ゆずかさんの遺体を両親が預かりに来たというふうにお伺いしているのですが、何か心当たりはないですか。
何でございますか。ゆずか様のご遺体は、我々下の者が取りに行っております。当主の立花八作様のお命令を受けました。
うーん、まだその遺体の受け取りが済んだとかいう連絡とかは、まだ受け取ってなかったのかい。
それは済んでおります。
ああ、そうか。何か手違いで、そういうふうに連絡が来てしまったのかな。
ちなみに、あまりぶちつけな質問で悪いのだけれど、ゆずかさんの両親というのは、いつごろお亡くなりになってしまったんですか。
もう数年前になります。
そうですか。うーん、聞くことはあまりないか。どうしようかな。
そうですか。分かりました。ありがとうございます。
では、失礼いたします。
36:01
うーん、うえー。うーん、聞くことはあまり分からないし。
じゃあ、合流しに行きましょうかね。
では、寮室に戻る。
はい、寮室に戻って。
あー、ついてきたー。
ついてきました。
鈴木いないほうがいいかな、その場に。なんかさっき無関係っぽい感じで言ってたから。
ちょっと。
ちょっと部屋は入んないというか、合流しない感じで、その辺うろついてるかな。はい。
じゃあ、結構フリーにやらせるんだ。入れておいて。
あのね、役に立つかは分かんないけど、一応ね、なんか勝手に調べてくれるかもしれないから。鈴木としては。
とりあえず帰ってきて、鈴木はどの辺り?寮室に入ってる?
病院に出ようかな。谷屋とかあるのか、その辺歩いておこう。
じゃあ、外に出てくる時に、たぶんすれ違うってか、そういうことかと思うんだけど。
鈴木さん、ちょっと聞きたいことがあるんですが。
最初、橘ゆずかさんと会った時。
まあ、確かご両親のことを聞いた時がないな。
まあ、橘家についてある程度知ってるみたいですよね。
まあまあ、ほら、あの辺は金持ちが多く住んでる町だろう。
最近、根を張ろうとして、橘家のことは一応調べて知ってはいる。
名前ぐらいだったら、まああったかなーって感じだったんだけど。
橘家のゆずかさんのご両親がいないって言ったけど、
その2人のことについて何か知らないかな?って言って。
知ってるんですが。
あのアイディアだけではわからない。
39:00
おっと、調整中。
大丈夫ですよ。
鈴木は、橘ゆずかと最初会った時のアイディア施行で、
両親とかだったりのことは知っててもいいんですか?
そうですね、まあいいでしょう。
それなりの事情を覚えていた。
とりあえず情報共有するかな。鈴木が知っていることを話します。
そうですね、数年前に事故で亡くなっていることは知っててもいいでしょう。
はいはいはい。
ああ、じゃあまあそういない。それはそうか。
詳しいことは知らないが、事故で亡くなったそうだ。
そっか。
なんだかいろんなところで情報がちぐはぐというか。
さっき霊案室に僕だけ入っただろう?
あの時にたんこちさんから聞いた話だと、ご両親が来て、
ゆずかちゃんの遺体を運んで行ったっていう風に、
受付とかから聞いてきたみたいだったんだけれど。
そうか、もういなかったのか。
ああ、そうなんだよ。
ご両親…まあ、家の執事が…執事というか、
それなりの人物が鳥居に来て、
ご両親っていう風に思っただけなんじゃないかな。
まあ、それはそうだよね。
まあ、わかんないけどな。
あと一応他にもおかしなことがあって、
先ほど流し劇ではあったんだけど、
そこのマヤ文明とかいう男が言っていた霊案室の…
えー、なんだろう。霊案…所じゃないな。なんだっけ。
まあ、えーと…
あ、なんか書いてある。霊案室。
はいはい。
遺体安置室の奥から声が聞こえるだとか、
そういうものは正直現状だと思ってたけど、僕も体験したことではあるんだ。
なんと。
まあ、そう。
じゃあ霊案室の出来事を共有する感じで。
ある程度。
あー。
42:00
あー、聞いたか。聞いたらちょっと…
外出るんじゃなくて。
やめる?
あー、まあ確かにそうか。
行ってみるかな。
まあ、内心としてはやっぱり気にはなるから。
その、なんか手がかりというか。
まあね。今も多分、続きは目的も多分何も分かってないと思うけど、
とにかく何かを調べ続けると思うから、霊案室に行きますかね。一人で。
一人で。
一人で。
まあ、もう一回行くことないだろうしな、別に。
コウスケは。
で、霊案室に行くことにはなるかな。
マヤは多分病室で古池さんにウザ絡みしてますね。
させといて。
させといて。
じゃあそこ。
西条も病室に戻るんだね。
まあ、一旦向かおうとか。
って感じでじゃあ、なんだろう。
まあ、そんな感じで。
どうでしょう。次はどこからこのマヤ文明のウザ絡みが。
古池さんどうしますか。
はあ。
なんすかね。やってきたけど。
出てきたよ。
お望みの。
はあ。
爆発に巻き込まれた人って本当ですか。
えっと。
そうだな。なんだろう。
腕だか足だかが飛んだのにまだあるって言って聞いたんですけど。
けげんそうな顔をしますね。
まず、君はどこの誰だ。
あ、それは失礼いたしましたと言って名刺を渡して、もう一冊月刊文はくれます。
月刊文。
えっと、なんだろう。
これはいわゆるオカルトの。
いや、オカルトじゃありませんよ。事実なんですよ。
あなたの手足、手とか足とかがもげたのに生えてるって鈴木さんから聞いて。
鈴木か。
僕はね、ここの委員長が怪しいと思ってるんですよ。
だからあなたの情報も欲しくてですね。
まず、君はネタ集め専門家それとも書いてるのか。
あ、両方です。両方。
45:02
書くこともあるんだな。
そうですと言って万年筆をビシーッと突きつきます。
赤い団体顔をしながら。
少しでも書いたことがあるのなら。
少しでも書いたことがあるのなら、この雑誌が今爆発事故にあった精神状態。
爆発事故の遭遇したものの精神状態のものが読みたいものではないということぐらいわかるだろう。
もっとも多少面の皮が厚くなければ記者というのは務まらないのかもしれないがな。
何を聞きに来たんだお前は。
いや本当はね、委員長室に入りたいんですよ。
ただあなたの情報も面白そうだって鈴木さんが言うから。
じゃあ爆発事故にあったんだ。面白そうで来ないでほしいんだが。
だいたい爆発事故のことなんか書いても面白くはないだろう。
いやいや、ここの委員長がね、アンデッドの軍隊を作ってるって僕は思って睨んでるんですよ。
アンデッドだ。
そしてここの病院は治癒率が高すぎる。
あなたの怪我がもし本当で腕が治ったのであれば、あなたの情報を知りたかったんですよ。
そして委員長室に僕は潜りたいんです。
古池さんの小説より売れてるんじゃないの?どっちの本のほうが。
まあ関係はない。関係ない、それは。
いやいやいや、そんなくだらないネタだと言ってたけど。
あのな、現実は物語じゃないんだ、そんな口頭向けな話があるか。
アンデッドだ。
でしょ。
それは、たぶんそれは何か偶然の集積だろうが。
そうだな、まあそれは何かの偶然の集積だろう。
たぶんそんなことは裏にはない。
たぶんもっと現実はつまらないものでしかないとは思うが、
もっと面白おかしく飾り立てて描きたいというのが好きにすればいい。
48:05
委員長の部屋の入り方なんざ、一患者である俺が知るわけがない。
俺は何も手助けはしてやれない。
だからそうだな、あまり精神状態が良くないんだ、だから出てってくれないかな。
そうですか、じゃあ僕勝手にちょっと行ってきますね。
まあ、それはいいだろう、別に。
西条さんを誘いますね、一緒に行きませんか。
うーん、まあまあ、そうそうなあ。
他に気になるものもないし、いいですよ。
西条!
どうしたんだ?
あの子の家の電話番号か何か聞いたかな。
ああ、それは聞いておいたよ。
じゃあ教えてくれ。
電子的なあれやりとりでピピピと。
これが電話番号だよ。
そうか、ありがとう。
かけたら執事さんが出たから、その人に聞いて、
そうだね、改めて僕の名前でも出したらきっと色々答えてくれると思うよ。
ああ、わかった。
以上かな。
じゃあ、どうしましょうか。
鈴木さん先に霊案室へ行かれますか。
うん、まあ、はい。
そちらから。
今は霊案室は無人です。誰も人がいません。
そうだな、とりあえず。
まあ、仏壇みたいのはまだある感じだよな。
はい、あります。
まあでも、一別して、目を逸らして、九段のあれをちょっと開くかな。
はい、じゃあ一番奥を開けてみるという感じですかね。
うんうん。これ鍵とかかかってんのかな。どうだろう。
鍵はね、かかってないです。
じゃあ、開けます。
はい、そうするとストレッチャーが入っています。
ストレッチャーを引き出して、奥に続いているように西城には思われたらしいですね。
ああ、それもありか。
はい、じゃあ、目星を振ってください。
はい。
51:00
空気は…。
やはりじゃあ、空気の流れがあるように感じますが、中は真っ暗で明かりがないと何も見えません。
スマホのライト…。あ、スマホ持ってるかな、そもそも。
持っててもいいですよ。
イラストにもある。
今、イラストにも手で持ってますね。
まあ、いろいろこう事故が起こった後だから、一応生き残ってはいるのかな。
ライトつけて奥を照らしてみましょう。
はい、そうすると壁が奥にあります。
壁が奥にあるだけか、ついてはいない。
そうですね、中に潜っていきますか?
まあ、そうだね、潜っていきます。
そうですね、冷蔵庫の壁のような感じですね。
奥から風が来ているような気がする、というか、風の通り道があるような気がする。
そうですね。
押してみようかな、壁を。
押してみる、はい。
はい、では、そうですね、触ってみると、多分壁に触れた感じの音が、向こう側が空洞になっているのではないかと感じます。
なるほどな、それだけか、特に動いたりとかはしない?
そうですね、ちょっと動きはしないですけど、普通の冷蔵庫みたいに強くもなさそうだなとは思うかもしれません。
さあ、地図の上に帰ったね、暗室。
人も寄りつかないだろう。
蹴ってみようかな。
アクション映画の見すぎでは?
引き潜りますか?
まあ、待てよ。
持ってないですね。
まあ、何もないから、格闘技系は。
そうですね。
まあ、ちょっと力が足りないと言えば足りないんだけども。
いやー、まあ一旦出よう。
はい、じゃあ一旦出ようと思って入れる時に、どっかに引っ掛けてしまったのか、やはりピッと指先を切ってしまいました。
ライトで照らすと血は出ているのですが、傷はありません。
まあ、さっき聞いた。
その話してないか?
全体的に聞いてるんじゃないかな。
西条が経験したらしいけど。
ああ、そうか、したか。
まあ、またか。
54:01
またこんな感じになったか。内心で。
ああ、そういえばそうか。
また諦めながら、また何かを諦めながら。
これ奥に扉あるのは外に繋がる道なのかな。
じゃあ開けてみますか。
うん、開けてみます。
はい、開けてみるとその向こうは駐車場になっています。
ああ、まあ駐車場か。ざっと見回してみて何か目に引っかかるものはないかなと。
特にないんですね。
特にないね。
まあ閉じます。特に用もないから。
まあ、やることないな。
しばらく部屋をうろつき回って何かないか探してみはするかな、とりあえずは。
何もなければそのままさっきの外に行こうかなと思います。
外に行ってみますか。
はい。
では駐車場に出た途端に、右足がちょっと痛いなという気がします。
うん、なるほど。
そのまま外に進みますか。
まあでも一歩二歩進みます。
はい、一歩二歩進むとだんだん痛くなります。
うん、一回ちょっとまた戻ってみるかな。
部屋室内に戻ってくると痛みが消えます。
なるほどな。
ここがどういう駐車場なんか知らないけど進むとやばそうっていうことは理解。
部屋室内はとりあえず閉じて、特に何もしないな。
外に行くのもなんか危なそうだし。
病室に戻ろうかな、そしたら。
はい。
じゃあ病室の方に鈴木さんは戻っていきます。
では西条さんが院長室へ前にやっていきますか。
ああ、そうですね。
鈴木さんどうしますか、ずっと寝てますけど。
大丈夫ですよ。
大丈夫ですか。
困ってる人。
はい。
じゃあ2階の院長室の前に行くと、当然ながら鍵があった。
そうか。
57:03
教科の絵がないので代替でロビーにしますね。
なるほど。
うーん。
まあでもそりゃそうですよね。
うーん。
院長室の鍵か。
うーんって言っても。
うーん。
取っとくかな。
どうしたものかな。
マスターキーとかキーとか受付の方にあるか。
うーん。
いや、でも院長室は院長室で個人で鍵持ってたのかしら。
どうしようか。
何かとっておきのないんですか、まやふんべいさん。
あれに詰まってるじゃないですか。
あるな、あるじゃん。
ピッキングツールを取り出します。
怖いな、普通に犯罪だ。
やばいでしょ。
これはね、通販で買ったんですよ。
ああ、しかも安っぽい。
じゃあ開けていいですかね。
開けちゃいますよ。
うーん。
まあ、いやこれどうなんだこれ。
これ一緒にいたら普通に同罪にされそうでやだな。
めっちゃやだな。
まあ、同罪になるよ。
それがそうだよね。これ見過ごしちゃったら同罪になるよね。
だよね。
開けないんですか。
開けていいですよね。
うーん。
開けますよ、開けますよ。
また確証が持てるな。
どうしたものかこれ。
進まなきゃいかんだろうけど。
迷ってたらさ、勝手に開ける。
同罪が決めかねてたら。
いきますよ。
3、2、
はいって開くんだ。
ああ、強え。お前常習犯じゃねえか。
おーい、手つきが。
手慣れてるな。
常習犯じゃねえか。
マイヤーは入っていきますが、どうしますか西条さん。
まあ、西条系もみ消せるでしょ。
無敵の人なんで入ります。
そうですね。
ドアを開けて室内を見回すことができます。
室内には合節セット、院長用の机が置いてあり、
1:00:05
部屋の奥には壁一面に立派な作り付けの書棚があることがわかります。
机の上にはフォトフレームが飾られていますが、
裏向きなので入り口から内容は確認できません。
書棚にはかなりの数の本が並んでいます。
ここが来たいって言ってた院長室ですけど、何から探すんですか。
そうですね、何かドクター渡りが宇宙人だっていう証拠ないですかね。
どこから探すか目星はつけてない。
片っ端から調べていきますか。
鍵を閉めてから書かれますか、内側から。
内側から書けられます。
鍵を閉めて、
この方からかな、写真立てだったら。
机に目星ですか、写真立て。
とりあえず写真立て見ますか。
写真立てを見ると、
明らかに何かある。
渡りと奥さんらしき綺麗な女性と、小学校低学年くらいの可愛らしい女の子が、全員笑顔で写っています。
西千代さんがフォトフレームを持ち上げると、裏蓋が緩くなっていて、裏蓋写真ガラスが外れました。
西千代さんはガラスにより手を切ってしまいます。
よく切るね、それにしても。
切った通りに傷が塞がっていきます。
またか。
またって何ですか。
身体の調子が悪いというか。
手をドアとかに挟んだり、
こんな風に物を落としちゃったりしててね。
気が出てるじゃないですか。
なんてことはないんだよ。
こいつに教えていいのかな。
なんかいいのかな。でもなんか嫌だな。
どうしよう。どうしよう。
あんまちょっと見せちゃいけないゲームな気がするんで、隠します。気づけちゃいけないけど。
写真を見るとさっきの通りのことで、渡りは今よりだいぶ若い感じがしますね。
1:03:06
髪が黒いです。
そして裏側には20070514、さやか7歳の誕生日、さやかゆうことと書いてあります。
メモるか。どうしようかな。
情報を出します。
情報を出します。大丈夫です。
パンザーイ。
誰かメモってた気がするけど。
ルービックキューブ回してたんだよ。
ルービックキューブの音か。そうよね。なんか変だなと思ったけど。
参加しましょう。
何してんだ。
考え事をしてた。考え事。
まやさんはドクター渡りさんの苗字ってご存知なんですか?
渡りさんが苗字ですよ。
そうか。渡りそうだわ。確かに。それはそうかも。
渡り総兵さんです。
幸せそうな家族に見えますけどね。
この宇宙人だった場合、この2人がどうなるんですか?まやさんの考えとしては。
僕は家族のことはよく知らないんですよね。
だとしたらザルだけどな。
宇宙人の家族なら宇宙人なんじゃないですかね。
バカじゃん。
いやー、なかなか鋭いですね。
バカだと。
バカの相手するにはバカになるしかないんでね。
よし、じゃあ机の上の他のものとか。
電車。
他には机に近寄ったので、引き出しがあるということは気がついていいと思います。
上の本盾だったり、書類だったり、ランプだったり、ペン盾だったりは特に。
とりあえず手当たり次第にいきますけど。
そうですね。じゃあ綿帽子を振ってください。
あー、なるほど。そうかそうか。確かに。
それだー。いくぞ。
おー、素晴らしい。
結構お高い調度品だなということがわかります。
渡さんが経営している渡井院というところは病院なんですが、
1:06:01
個人で経営している病院にしてはやけに調度品が良いものが揃っているなと感じているでしょう。
個人なんだこれ。なんか私立とかに入るんだね。
結構てんぼい。
確かに。
ここ結構、なんか冷暗室、大きな冷暗室があったり、
全体的に3階建てし2階建てで結構良い施設揃ってますけど、
これ私立の病院だっていうのは、まやさんは知ってたんですか?
そうですよ。渡井院ですからね。渡井先生が個人で、ドクター渡井が個人でやってるんです。
やっぱりこの治癒率の高さでしょ。ここに来ればみんな治るって噂なんですよ。
だから儲かってるんじゃないですかね。
なるほど。
まあいいか。
これは引き出しの中まで見たんですか?
引き出しは見てないです。
引き出しも調べまーす。
それは目干しよ。
目干し。
素晴らしい。
そうですね。引き出しの開けた時にですね、中のものが不自然に動いたなという感触はありましたか?
もう一回よく見てみますか?
まあそうですね。
もう一度目干しをお願いします。
目干しは、こういうのもあるのか?
すごい。目がいい。
やりざとい。
そうすると、引き出しの中にボタンがあるということに気がつきます。
ボタンってポチッみたいなやつってことですか?
そうですね。
ポチッて。
まさか後ろの本棚がこう、ザザザザザザザ。開くやつ。
なんだこれは。
そうかもな。
認帳室は?
自然に動いた。
いやー、このうさんくさいバカな男の、なんか思っている通りにことが運んでいる。
明らかに何かあるよな。
マヤが浮かれ果ててますね。ほらほらーって。
1:09:03
これじゃないですかね。テレポート装置の入り口。
テレポート装置っていうか、普通にこれは、なんか1階と2階が繋がってる通路みたいなのがあるってだけじゃん。
実際、ピンとこないんだそれは。
そういえばこの間取り的にこの壁の奥に空間がありそうとかってわかんないですか?
じゃあアイディア振ってください。
アイディア。
あるのかな。
あ、でもなんかさ、1階のこの認帳室の下に空間あるよね。
認帳室の下に。
これは対論なんですけど、そうですね、スペシャルなんで、認帳室のマップとこの部屋を見比べてみて、なんかこの部屋狭いんじゃねーって思います。
そうなんだ。
やっぱ奥行きっぽい。
奥行きが狭くないかなと思います。
確かにな。ここが立っているところが入り口だとすると、なんか。
まあ確かに縦横比がちょっと、な気がしなくはない。
んー、ビンゴか?このボタン。
まあとりあえず誕生日、なんか写真の裏のやつとか。
んー、まあ普通に本の中調べますかね。図書館とかなんか。
なんかいいのないかだったりとか隠してない?
そうですね、じゃあ、図書館触れます、大丈夫です。
図書館でいいか。
よいしょ。
あ、これはミスるんだ。
これはミスったりねー。
アイディアです。
うーん。
まあ、多少はね。
うーん、まやさんもなんか、ここ名簿指定のなんか見つかりませんでした?
そうですねー。
なんかお友達さんとかいないですか?
もっといっぱいで行きましょうよ。
そうなんだろうな、そういう想定だったんだろうなー。
うーん、まあうちには、なんかノリが悪いやつらしかいなくてねー。
ぐさっと来るな。
ノリが悪いっていうか、これは犯罪だからそりゃそうなんだけど。
うーん。
わかる。言いたくてはわかる。
うーん、まあ、なんかそのうち鈴木とかが暇になってくるんじゃないかなー。
来ますかねー。
じゃあ来るんだったら鍵開けとかなきゃいけないなー。
1:12:01
まあ確かに。
うーん、うーん。
うーん、まあノックぐらいはするでしょ。
ノックか、うーん、ガチャガチャぐらいは。
いやー、しないのかなー。
そのまま調べますか?
これだってあれーっすよね、あのー何だっけ、院長室に来ることは知ってる?鈴木は、確か。
あー、どうだろう。
知らなかったっけ?
ノリとに聞いてたら知ってるよ。
あれでもなんか、どうしても迷子文明は院長室に入りたいみたいな。
トレイケさんには言いました。
あ、そっか。あ、言ってないのか、鈴木には。
まあ、話すんだよ。
あのー、文句がてだ。
ははは、なるほど。
じゃあ病室に戻って。
お前があの横、お前が横したあの馬鹿は。
ははは。
何の話だ。
ごめんね、男知らん。
えー。
記憶喪失じゃん。
いやー、第3の症状きたねー。
身体の治癒に。
いや、身体の治癒って括ったら第2の症状になっちゃうか。
え?
いや、我々がここに来てからの症状。
あー。
うーん。
とりあえず病室戻りますか。
あー、どうしよう。
まあ、ちょっとボタンすぐ押すのは危険な気が。
あ、うーん。
これって壁のホワイトボードとかも調べれてるんですかね。
そうですね、割とそれは特には情報はないです。
あー、はいはいはい。
まあ、だいたい一通り部屋は調べ終えたかなって感じで。
そうですね。
あ、メタいこと言っちゃえばあと本棚ですね。
なるほど。
ん?
あと何て言いましたっけ。
メタい、メタなことを言ってしまえば、あと調べられるのは本棚です。
あー、本棚。
あー。
まあ、いっか。戻ろう。
一回調べてよくわからなかった。
あー。
なんて。
戻りましょう。
はい。では、寮室に戻ります。
戻りましょうか。
はあ。