1. PTRPG部
  2. 部活動54 変葬
2021-12-13 1:55:53

部活動54 変葬

Podcastで知り合った友人と遊んでみました! 

シナリオ:変葬 

制作者:さんとなな 様 

販売ページ↓ 

https://booth.pm/ja/items/3129552

サウンドトラック↓ 

https://booth.pm/ja/items/3145602 


DL:さっぱ(https://twitter.com/sappa_trpg) 

PL:ンゴ(https://twitter.com/NGOGAGAGAGIGO) 

(敬称略)  


PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPG、エモクロアTPRGで遊んでいます。 

やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください!  

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00:00
まずはじめに、プレイヤーのNGOさんの紹介と、キャラクターの紹介と、あとNPCについてちょっと話してもらいたいなと思います。紹介をお願いします。
はい、プレイヤーはNGOです。今回でエモックロアを2回目のプレイとなっています。
前回に引き続きちょっと緊張してますけど、早口にならないようにやっていきたいと思ってます。よろしくお願いします。
扱うキャラクターがミネ・レイジさん。33歳です。彼が孤独の両親を知らずに育った方で、祖父母に育てられたんですけど、その後も割と感情が乏しくというか。
結構そういう幼少期を過ごしていて。自身が研究者なんですけど、割とやってることが非科学的なことが多くて、理解者があまりいないため、そこでも孤独に研究をしてたんですけど。
その時にこのNPCのココノエと知り合います。ココノエからのいろんなアドバイスだったり、いろんな話だったりというところで、少しずつ研究内容も現実味を帯びてきて、みたいな感じで進展していき。
彼の前…あれ?ちょっとごめんなさい。ごめんなさい。勝手にシリが発動してごめんなさい。
それで、ココノエに対して自分の変化を望めるんじゃないかという、すごい希望的な視点で彼女と接することになっています。
ココノエさん、少し年下28歳なんですけど、恋愛感情とは違う形で彼女とは接しています。
ココノエさんはココノエさんで、恋人もいてという形なんですけど、彼女がわりと物事に対して客観的に捉えるっていうキャラクターで、周りの人から、「いや、ミネはやめといた方がいいよ。あの人危ないから。」みたいな感じで言われてたんですけど、
自分の興味のある研究分野はどんなことだろう?だったりというところでズバズバ入っていって、ミネとは知り合えることになります。彼女は彼女でも出来事に対してということと、ミネに対してという形で物事を客観的に捉えて、自称に対して自分の考えを持つという形でブレないシーンを持っているキャラクターです。
03:21
なるほど。
ココノエ はい、その2人でやっていきます。大丈夫でしょうか。
大丈夫です。じゃあちょっと、ココノエさんはミネさんのことなんて呼んでるんですか?
ココノエ ああ、ミネさんとかですかね、本当に。
ああ、ミネさん。なるほど。OKです。
ココノエ ミネ側からはココノエかな。
ココノエ いやあ、せっかくなんで、導入の前に普段の2人はどんな感じなんかなっていうのをやってから始めていきたいなと思いまして。
ああ、なるほど。
ココノエ せっかくなのでね。
ココノエ はい。
はい。
ココノエ ああ。
そこ、そこを緊張しに行ってもいいところじゃん。
ココノエ 始まれば、始まったらたぶん頑張ってくれるとミネさんに期待します。
はい、そうだな。どうなのかな?研究でどっか行ったりするんですかね?それとももうなんか結構缶詰みたいな。
ココノエ 割と地震、まあそれこそ非科学的なことっていうところを割と事象に合わせてるので、天災の類、台風だったり地震だったりっていうところに対しての予兆とかを観測するために割と外には出歩いてるはずです。
なるほどなるほど。2人で行ったりもするんですかね?そういうの。
ココノエ あった!行きますね。
ああ、じゃあ行くか。せっかくだし。
ココノエ はい。なんかこう犬とか動物が割と天災の前に感知するみたいなのから、何か実際に違うところはないかみたいな研究をしています。
ココノエ なるほど。
ココノエ 地震が起こりやすいところとか、そういったところには割と出歩いて観測はしていますね。
なるほどなるほど。じゃあフィールドワークで外に出ているときの感じをやってみようかな。
ココノエ はい、お願いします。
ココノエ はい、では。
ココノエ でも結構クールビューティーみたいなイメージですけど大丈夫ですか?
はい、大丈夫です大丈夫です。
06:00
ココノエ わかりました。
割とサバサバしてても。
ココノエ サバサバね。はいはい。では前日談から始めていきましょう。
ココノエ はい、よろしくお願いします。
ココノエ あなたたちは研究の一環として、いつものようにフィールドワークに出かけています。
まあこうカメラとかをセットしながら。
ココノエ ココノエは休日やることないのか?
ココノエ え?休日やること?いやまあないことはないですよ。みねさんと違いますからね。
相変わらずバッサリいるな。
ココノエ いや、みねさん恋人とかできないでしょう?
俺にいるように見えるか?
ココノエ いや、いないと思ってるから聞いてるんですけどね。
だいたいそんなに周りに人がいないからな。
ココノエ まあ、あなたに近寄りたいと思う人なかなかいませんからね。
ココノエ お前もまた変なのについてきてるな。
私は別に、私で選んでるだけですから。
ココノエ ブレねえな。
うーん、それはそうですよ。
人の意見に左右されるよりも、自分の意見があるほうがいいです。そうでしょ?
ココノエ まあだ。しばらく無言で機材をセットしてます。
じゃあ助手なんで、そういうの手伝ったりとかしながら、無言でいても、二人にとってはそれが当たり前。
ココノエ いいですね。
特に気にすることもなく、仕事をしているっていう感じですね。
ココノエ みたいな感じです。
たまにこうやって軽く口をたたいたりして、二人で研究をしているといった感じでしょうか。
ココノエ そうですね。
なるほど。
ココノエ そうだな。
ココノエ そういえば。
ん?何ですか?
ココノエ お前、結婚考えてるんだろ?
結婚?
ココノエ あの、今付き合ってる人がいるって言ってたじゃないか。
結婚ですか。どうですかね。
ココノエ やっぱり結婚したら家庭に入るのか?
家庭に入る。
ココノエ もう研究はやめちまうのか?
09:02
結婚したら家庭に入らないとダメ。そんなのは無いでしょう。
ココノエ そうだな。
それに、私の恋人はそれが分かってくれないような男じゃありませんから。
ココノエ ココノエと付き合えるって言ったらそうだろうな。
もちろんそうですよ。そうじゃないと付き合いませんから。
ココノエ お前が気に入る相手だ。今度会わせてくれよ。
へえ。変なこと言わないでくださいよ。
ココノエ ああ、それは自信ないな。
じゃあ、おせたくないな。
ココノエ まあいいさ。
まあ、でも私の彼氏もミネさんがどんな人なのか気になるって前言ってたんで。
ココノエ やめとけやめとけ。お前の言う通りだよ。
まあ、それですけど。
ココノエ これと合わせて面白いと思う奴は少ないだろう。
まあ、でも私は選んだ人ですし、私を選んでくれた人ですからね。
ココノエ お前のそういうとこなぜか説得力あるんだよな。
そうでしょ。
ココノエ さあ、今日も何かあるかな。最近は空振り続きだからな。
そうですね。そろそろ何か見つけないと。そんなことを言いながら、今日もフィールドワークをしていくのでした。
ココノエ はい。
ここがね、前日談です。2人はこんな関係です。
ココノエ うん。
じゃあ、始めていきましょうか。
ココノエ はい。
エモクロはTRPG変装を始めていきます。よろしくお願いします。
ココノエ よろしくお願いします。
この日は朝から雨が降っていた。あなたがいつも通りの日常を過ごしていると。
ココノエ そうですね。
ああ、他にも仕事仲間の人っているんですかね。
ココノエ えっと、付き合いがある人は、限られはしますけど、いますね。
なるほど。そうですね。じゃあその人にしようかな。
ココノエ はい。
から、電話がかかってきます。
ココノエ もしもし。
ああ、ミネカ。
ココノエ ああ、どうした?
いや、驚かずに聞いてほしいんだがな。
ココノエ うん。
ココノエが死んだそうだ。
12:01
ココノエ は?
あなたはあまりにも突然にココノエミキが死んだという知らせを受けました。
ココノエ えっ?いや、悪い冗談だろ。
いや、冗談じゃない。俺も今さっき連絡をもらってな。お前には急いで連絡した方がいいと思って。
ココノエ えっ?
ココノエ ああ、わかった。ありがとう。
ああ、彼はですね、あなたに、ココノエの葬式は遺族の遺行で全仮装という、葬儀ですね、葬儀は遺族の遺行で全仮装という葬式の前に仮装をするという方式で行うそうだということを聞きました。
そのため、彼女と対面できるのは、艶である今夜のみらしい。
ココノエ えっ、行って大丈夫ですかね。
はい。ではあなたは急いで艶に行くために準備をして葬儀会場に向かいます。
葬儀会場へあなたが訪れた頃には、さらに雨足が強まっていました。雨が降る。
ココノエ 心ここにあらずみたいな感じで。
そうですね。
ココノエ 雨が降る。雨が降る。空はどろりと重く、濁った雲で覆い尽くされていた。ザーザーと騒がしく音を立てて、天から降り注ぐ雨は、行き交う人々の足元を静かに流れていく。
たとえ傘を差していようとも、水の冷気をはらんだ風があなたの体から熱を奪い去るだろう。視線の先にあるのはまるで濡れたような黒をまとった人々。
もふく起きた慣れっ者たちの姿だ。受付で貴重を済ませ、ふと顔を上げる。
行儀よく並べられた椅子の先にあるのは、祭壇に飾られたココノエの家だ。
色の抜けた写真に映るのは、あなたにも馴染み深く彼女らしい表情そのものだった。
辺りに漂う役団の香りは、日本における死をぼんやりと想起させる。
15:07
どこか現実感のないままに、奥刻と式は進み、あなたは促されるままに、彼女の死体と対面することになる。
なんで?
何も言葉は出ないですね。言葉は出ないまま、一応、あの、はい、別れだけですかね。
なるほど。彼女と深い信仰があったあなたが間違えるはずはない。そこにいたのは、確かにあなたの知るココノエミキその人であった。
敷き詰められた物価に囲まれた、彼女は静かに棺の中に横たわっている。
だけど、変だ。どうして自分は、彼女の顔を見ることができないのだろう。
顔が見えない。これは一体誰なのだろう。
涙で視界が歪んでいるわけでもない。無意識のうちに顔をそらしているわけでもない。急な死の知らせを受けたことによる精神的なものが原因などでもない。
あなたの視線は、確かにまっすぐ、ココノエの顔へと注がれている。
それでもあなたには、彼女の顔が見えなかった。これが彼女との最後の対面になると理解しているにもかかわらず、あなたの隣で様々な表情を浮かべてきたその顔を全く知覚できないのだ。
まるでインクが水で滲んだかのように、この顔だけがぼんやりしていて認識できない。
顔の滲んだこの死体が、彼女であると頭ではきちんと理解してきているにもかかわらずだ。
共鳴判定お願いします。
どういうことどういうこと。
強度8、上昇1、共鳴感情は同型かっこ理想です。
かぶっていないので平目で。
イコールの後に80大丈夫ですか。
はい、そうです。
はい、振ります。成功です。
では1、上昇お願いします。
18:03
どういうことだ。
周りを見渡して、誰か異変に気づいた人がいないか見回してます。
周りの人は彼女の死を悲しんでいるように泣いていたりしていますね。
ココノエの死に直面したあなたの心に強く響いてくる感情がある。
それは、葬式という死者との別れの場にはあまりにもふさわしくないものだった。
ましてや不思議と顔が見えないような死体に抱くようなものではない。
にもかかわらずあなたの心に響いてくるのは紛れもない同型の感情だ。
死を遂げたココノエの強い強い憧れの感情。
その奇妙さにあなたは強いめまいと困惑を覚えるかもしれない。
写真は見れますか。
あの、えっと、色の。
写真は見えてますね。
だけど直接の顔だけ見れないんですよね。
そうですね。
で、同型の感情。
はい。
なんだってんだよこれ。
急いで外に走り出します。
なるほど。
そうですね。
じゃあ走り出す前にちょっと待ってくださいね。
はい。
どれだけの時間次の間に経っていたのだろうか。
気がつけば葬儀会場からほとんど案列者がいなくなっていた。
既に帰宅していたり、つや振る舞いの席に移動している者もいるようだ。
ではここからなんですけど、ちょっとした探索パートがあるので走って出ていかないでください。
はい、出ていきません。
はい。
もうじっと見てます。
ここにあるのは彼女の死体と、それから周りに彼女のご家族であるとか、
友人らしき人が全員、まだ残っているようです。
じゃあ、ご家族に。
はい。
あの、ここのやつ、なんであんな。
あー、ミネさんね。
あー。
ミキからはお話は聞いてます。
あいつ、そんなひどい死に方したのか。
21:05
死に方…ですか?
いや、あの…
いや、こんな場所で言うのもまだ変なアレだけど。
あいつ、だって、顔が…
顔が?
あの子は、安らかな笑顔で眠っているのにですか?
え?いや…だ…だってあいつ…え?
どうして死んでしまったのか、さっき聞きましたね。
まあ、ええ…
死因は、わからないんですよ。
え?わからない?
ええ。でも、それって何か変なことでしょうか。
そんなことを知ったところで、あの子はもう…帰ってこないんです。
俺は…
ああ、ですね。
あの子ったら、親不幸ですよね。
こんなにも若いのに、私たちより先に死んでしまうなんて。
ええ。
そうですよね。
親不幸ですよね。
こんなにも若いのに、私たちより先に死んでしまうなんて。
いや、すまなかった。
いえ。
一礼して去ります。
はい。
え?態度見ても顔、あれですよね。
はい、見えないです。
えー、ではじゃあ、ですね。
えっと、銅札を振ってください。
あ、はい。
はい。
銅札。
はい、振ります。
わあ、すばらしいトリプル。
はい。
では、あなたが改めてここの絵の死体を見てみるのですが、目視できる範囲に傷などはないようです。
24:06
さらに、なぜか死後に出るはずの皮膚の表面に現れる痣状の変化、痴犯なども見られません。
ん?
しかし、呼吸は完全に止まっており、グブや喉がわずかにでも動く気配はなかった。
明らか、死んでるのに。
これで、死因不明っていう風に聞いてるんでしょうね。
はい。
他、えっと、まだ、あ、でもそうだろうな。
まだ残ってる方とかに話聞けませんかね。
はい、大丈夫ですよ。まあ、友人らしき、同じぐらいの年頃の人とかいますね。
あ、えっと、たとえばさっき、前時短で言ってた彼氏だったりとかは。
ああ、彼氏もいてもいいです。
泣いてますね。
な、あ、こ、ん、ん、ん。
な、なんですか。
えっと、ここの絵の、彼氏ってな。
え、ああ。
ああ、ミネだ。
ああ。
話は聞いてたんだが。
な、教えてくれ、あいつはなんで死んだんだ。
なんで、そんなことって、どうでもよくないですか。
どう、いや、それは気持ちはわかるんだが、俺は納得ができない。
納得できないって言ったって、あいつはもう、死んじまったんですよ。
ああ。
そうだな、悪かった。
いや、すいません、俺も、取り乱して。
いや、悪い、俺も急なことだったから。
正直、受け入れるのきついっすけど、でもあいつは、死んじまったんすよ。
27:00
ああ、だな。
そうだな。
残ってる奴の感情より、そいつのこと、そうだな。
やっぱり、最後に会ったのって、お前だよな。
いや、どうなんでしょう。
なんか、言ってなかった?
いや、何も。
そっか、悪かったな。
いえ。
お前もつらいだろうに。
ああ、そうですね。
悪かった。
いえ。
頭下げて。
はい。
あああい。
いっ。
あああい。
あああい。
あああい。
いったん、その、空気を吸いに、で、で、で、で、出るのは違うかなあ。
いや、出ていいですか。
奇妙な葬式に対して、これ以上別ることはありません。
どちらにせよ、夜が更けてくれば、あなたは葬儀会場を後にすることになるでしょう。
翌日、仮葬の場に訪れたとしても、相変わらず、ココノエの顔は水で滲んだように見えないし、仮葬されることを止めることもできません。
仮葬が済み、遺骨となった彼女を確認したところで、死した相手に対してもはや、あなたにできることなどないのだ。
えー、そして、一ヶ月後に話は飛びます。よろしいですか。
つらっ、重っ、はい、いいです。
えー、彼女の葬式から一ヶ月後。
そう、一ヶ月も経ってしまったのだ。
人間が一人死んだとしても、そこに喪失の悲しみだけを残して、何事もなかったかのように世界は回る。
30:08
ココノエが受け持っていた社会の枠組みは、一ヶ月かけて別の者へと受け渡され、彼女と関わることなく、その役割は別の者の手によって果たされていく。
葬儀に三列した者のほとんどが、彼女の死を受け入れ、前へ進み始めていた。
そう、彼女の最後の顔が見えなかったあなた以外は、彼女の死への現実感がないまま、日常を送っていると。
あなたは、とある青々とした空が広がる、晴天の日に、外出先で、とある人物とすれ違う。
ああ、変だ。雑踏の中を歩いている人のうちの一人、その人の顔が、なぜか、見えないのだ。
それは、次に横たわっていた彼女に感じた違和感と一緒だった。
あなたのなんてことない日常に溶け込む、あなたと関わりのないどこかの誰か。
あなたは、その誰かの顔を見たことがないし、これまでの人生でこれっぽっちも関わったこともない。
だが、その誰かの存在を認識した途端、あなたの心に何かが響き、伝わってくるものがある。
共鳴判定お願いします。
はい。
強度6、上昇1、共鳴感情は尊敬かっこ関係です。
尊敬かっこ関係。えっと、そのままで大丈夫ですかね、6で。
はい、大丈夫です。
なりまーす。ダブル。
はい、では、1上昇お願いします。
はーい。はい、あれ?
えー、成功したあなたは全く様子が異なっているが、その人物がここの絵であるということを確信することができました。
え、じゃあ、様子が、まあ、それこそ全然違うけど、ここの絵だっていう。
そうですね、なんかちょっと長めの茶髪ですね。
33:01
特徴は一致しないけどってことですよね。
はい。
こ、ここの絵?
あなたが、その顔の見えない人物の名前を呼ぶと、その人物は。
え?
ミネさん。
え、お前、ここの絵なのか。
あー、びっくりした。
いや、え、え、え?
お前、だって、お前、葬式で、え?
あー、ちょっと話長くなると思うんで、カフェで話しません?
あー。
えー、で、2人はカフェに入っていきます。
はー。
どうして私だってわかったんですか?
いや、なんでだろうな。
いや、まさか変装を見抜かれるなんて思いませんでしたよ。
何言ってんだ、いや、変装っていうか、いや、お前、でも、1ヶ月前に。
あー、変装です。私変装したんです。
変装じゃなくて、変な葬式って書いて変装。そんなに心配しなくても。
本当に死んだわけじゃないんですよ。
どういうことだ?
みえさん、私の葬儀に来てくれたんですね。
あー、まあ。
そうでしたか。すいません、それは。驚かせました。
いや、何が起きてる?どういうことだ?
お前は本当にココナイなのか?
うーん、そうですね。変装っていうものについて説明しないとわからないですよね。
36:01
あー。
変装っていうのは、今までの自分とは別の人間に見えるように、一度死ぬことで、生そのものを変えてしまうことらしいんですよ。
普通の変装と一緒で、元の自分を消すことで全く別人に生まれ変わる、いいえ、死に変わるんです。
死に変わる?
はい。だから、さっき本当にお前はココノエなのかって聞きましたけど、今の私はココノエじゃないです。
名前も、性格、容姿、職業、年齢、それから精神状態や人間関係も全部、自分の望んだ姿に変装したんです。
だから今の私は、ヤマダマイっていう名前です。
な、な、な、なに?
え、そ、お前はなんでそんな変装、え、変装か、変装なんて、お前が望んでやったのか?
うーん、まあ、私にもあるんですよ。どうしようもなく自分の人生が嫌になった時とか。たまたまその時、変装したんです。
じゃあ、お前のその顔も、あ、今もあれですよね、顔が見えない。
顔見えないですね。
その顔も、その変装ってやつなのか?
ん?顔ですか?まあ、今は前とは違う顔ですけど。
あ、いや、そうじゃなくて、お前の死体も、あ、1ヶ月前のあの日の、そう、ここ前のあの顔も、今のお前みたいに滲んでた。
ん?なんですか、それ。そんなこと言われたことないですけど。
え?
私の顔見えてないんですか?
え、ああ、だって、なんか、水を垂らして滲んだように。
39:08
へえ、そんなことあるんですね。他の人には普通に映ってるみたいですけどね、私の顔。
ああ、そうだ、あと、お前の家族や、そう、あの、お前に会うって言ってた彼氏、そいつらすらお前の死因に全く触れなかったんだ。
ああ。
あれは、どういうことだ?
うーん、まあ、こうやって変装したので、よくわかってないんですけど、記憶の改ざんみたいな、そういうことなんじゃないですかね。
そっか。
まあでも、変装は一時的なもので、元に戻る方法もあるんで。
え、元に戻る?
ええ。
で、でも、お前の体、いや、ああ、1ヶ月前、お前の、その前の体か?
はい。
でも、もう、仮装されちまっただろう。
うーん、よくわかってないんですけどね、それも。体はちゃんとあるみたいなんですよ。
よみがえりって言うんですけどね、元に戻る方法。
49日以内に変装を解く、よみがえりっていうのをすれば、私はまた、ここの絵見機に戻れるらしいんですね。
ああ。
なあ、それだったら、もう期間短いだろう。
うーん、そういう。
あと2週間もないだろう。
あと2週間、そこそこくらいじゃないですか?
戻るのか?
ええ、戻るつもりですよ。
そっか。
一言言えよ。心配したんだから。
ああ、すいません。
なんか、その場でパッと決めちゃったもので。
あ、そうだ。
みねさんもよかったら、
え?
変装してみませんか?
共鳴判定お願いします。
強度6、上昇1Dに、共鳴感情は、希望かっこ理想です。
はい、えっと、共鳴属性とかは大丈夫ですね。
いや、1はしてないですね。
はい、じゃあそのまま6で振ります。
42:01
はい。
ダブル。
では1D2。
はい、1D2は入力だけで大丈夫です。
はい、1D2と入力してください。
はい、振ります。
1、では1上げてください。
はい。
共鳴判定に成功したあなたは、ここの絵の提案が非常に魅力的なものに思えてしまいます。
あなたにだって、今まで生きてきて自分の人生が嫌になることがあったはずだ。
彼女のように変装すれば理想の自分に変われる。
彼女の提案通りに変装して、一時的な死を迎えれば、きっと不満に満ちた今日よりもより良い明日が待っている。
あなたはここで、ここの絵の提案に頷くか頷かないか選択することができます。
共鳴判定には成功しましたが、どちらを選んでも構いません。
ああ、そうだな。
そうか、生まれ変わり、変装。
ああ、お前はどうだったんだ、その変装。
ん?
ああ、
山田、山田、山田舞としての生活がどうかってことですか?
ああ、お前も何かあったんだろう?
前の、ここの絵としての自分に。
まあ、そうですね。ちょっと嫌なことあったんで。
まあ、確かに嫌なこともないですし。
割とこれはこれで面白いっていうか、そういう感じですね。
彼女は隠すような性格ではないので、あなたにビシッと言います。
なかなかこの生活は面白いと。
それも面白いのかもしれないな。
まあ、面白いとは言っても、やるかどうかはみねさん次第ですから。
やるさ。今の俺が、今のお前が、
今の俺に満足してるかって言ったら、俺にもわからないけど。
45:00
はい。
それでも、やっぱ憧れるもんはあんだよ。
そうですか。わかりました。
じゃあ、ああ、でもそうですね。
変装は雨の日にしかできないらしいんですよ。
ああ、
はい。
ああ、あの日も、わかった。雨の日だな。
はい。変装をやってくれる場所があるんで、そこまで一緒に行きましょう。
これ今の私の、山田舞としての連絡先です。
今のお前は、今のお前には、ココナイとは呼ばないほうがいいんだな。
ん?うーん、まあ、確かに今は山田舞ですけど、
みねさんに山田って呼ばれるのも、ちょっと面白いっていうか。
わかったよ。まあ、よろしく頼む、ココナイ。
はい。じゃあ、次の雨の日に連絡しますね。どうせ暇でしょ?
うるせえよ。
うるせえよ。
じゃあ、そろそろ。私、約束があるんで。
ああ、わかった。
行きますね。
葬式迎えたやつに言うのも変だが、まあ、元気でな。
はい。また今度。
そう言って彼女は出て行きました。
出て行きました。
えー、じゃあ、ここで。
ここでじゃないな。
さらに数日後。
えっとですね。
近くに行けるか。観察岩あるかな?観察岩振ってください。
はい。観察岩。はい。観察岩振ります。
はい。
おお、素晴らしい。
全部成功してる。
すごい青しか見てない、今日。
目がいい。
えっとですね。
ミネはですね、仕事仲間なので、部屋に仕事の時のメンバーで集まった写真なんかを1枚くらいは飾っているかもしれないんですけど。
はい。
えー。
あなたの目にそれが止まる。そしてあなたは気づいてしまいます。
48:03
あの時、ココノエの葬儀に参加していた。
あ、失礼しました。
あの時から。
あの葬式の日から、あなたの中からココノエの記憶が消え始めているということに。
彼女の写真を見たはずなのに、一瞬彼女が誰であるのか思い出せなかった。
自分とは関わりのあるものだと思えなかった。
もしかすると、演奏した人間の元の顔がわからないように演奏したココノエの元の性が思い出せなくなることは、ごく自然な現象なのかもしれない。
もしも、演奏をしたまま49日を過ぎてしまったら、それはココノエという人間の完全な死なのではないだろうか。あなたはそう思ってしまいます。
これは、あれ。
いなくなって、忘れかけていることに対しては違和感は覚えていますかね。それとも純粋に忘れていって、そこに自分で違和感を覚えない感じですかね。
写真をよく見たら、あれ、俺って今ココノエのこと忘れてたよねっていう感じですね。
ココノエのこと忘れてたよな。あれ、あいつ、あれ。
一応、今は、まだ元々持ってた同僚というか、それ以上というか、関係性に対しては、忘れかけてたけど、今も大事な関係だって思えてます?それとも、昔の写真を見るみたいに。
意識していれば、覚えているというか、思い出せる。
思い出せる、なるほど。
って感じですね。
51:10
とりあえず、ココノエに連絡が取りたいんですけど、前もらった今の住所、連絡先。
はい、連絡先。
はい、連絡先に、電話かな。
電話にしましょうか。
電話します。
じゃあ、2コールぐらいで。
はい、もしもし。
ミネだ。
ミネさんですか。そういえば、私は連絡先を果たしたけど、ミネさんの連絡先聞いてなかったから、電話出るのやめようかと思いましたけど。
そうだったな。
どうかしたんですか?
いや、お前、戦争して49日。
はい。
それが近づいてくるたびに、お前、いや、前のお前って言えばいいのか。
ココノエ?
ココノエ?
ココノエのことが、なんかこう、忘れてってんだ。
あー。そうなんですね。
お前は、大丈夫なのか。
うーん、そうですね。まあでも確かに、山田舞としての記憶が結構、脳のリソース占めてるっていうか、そういう感じはありますね。
お前言ってただろ。49日以内に戻れば問題ないからって。
はい。
お前は戻れよ。
戻るって言ったじゃないですか。何心配してんすか。
そうだな。
いや、悪かった。
そういえば、明日は天気予報で雨だって言ってたんで、行きます?
そうだな。
まあ、やるやら何してもせっかくだし、詳しい説明してくれると思うんで、行きましょうよ。
ああ、わかった。
はい、じゃあ明日、何時にどこどこの公園で。
ああ、わかった。
はーい、じゃあまた明日。で、電話は切れました。
54:01
そうですね。
まあ、その研究の写真を見ながら、ぼーっと物思いにふけながら、たぶん翌日を迎えます。
はい、では翌日。待ち合わせの公園に。
彼女は来ています。
今日は雨が降って。
ああ、待たせたか。
いや、別に。さっき来たばっかなんでいいですよ。
ああ、でも、やっぱり良くないことにします。女の子を待たせるのはどうかと思いますよ。
お前はまずそういうところを直せよ。
え?
いや、なんでもね、悪かったよ。
いや、まあ、別にいいですけど。まあ、じゃあさっさと行きますか。
ああ。
そう言って、あなたは、えーと、彼女について行くとですね。
えー、そこは何の変哲もないビジネス街にある葬儀会社でした。
葬儀会社?
希望葬儀社と書かれた看板が掲げられており、作り自体は一般的な葬儀会社と変わらないように見えます。
中に入ると、これまたどこにでもいるような模服を着たスタッフが。
おや、御神様でいらっしゃいますね。と、ここの絵を呼びました。
私は変装専門スタッフの霧雨と申します。御神様と御一緒ということは、変装について詳しくお聞きになりたいのでしょうか。
あ、ああ。
かしこまりました。ではこちらにどうぞ。
と言って、あなたたちを出迎えて、社内の応接室へと案内してくれます。
ではまず、変装というものについて説明させていただきます。
変装とは、死者を読み絵と送る儀式であり、葬儀の一種です。
49日の時間をかけて、変装前の御神様を弔うことで、御神様の変装前の生は、完全なる死を迎えるということになります。
完全なる死とは、誰の記憶からも失われてしまうことです。
もちろん、変装された御神様自身も例外ではありません。
57:02
完全なる死とは言いましても、御神様の死は、戸籍上や公式的な記憶としては残ります。
ただ、誰からもその存在を思い出されないだけですね。
御神様が、よみがえりを希望された場合、雨の日であればいつでも儀式は可能です。
周囲の人々は、多少なりとも、久しぶりに顔を見た、などと驚かれるかもしれませんが、
そう時間をかけずに、変装前の生へと戻ることができます。
特に後遺症などはございません。
あなた様が変装を御希望であれば、本日は雨なので、こちらもすぐにでも儀式は可能ですよ。
事前に契約書に目を通していただく必要はありますが、後ほど御確認くださいませ。
あなた様が変装について、何か疑問に思うことがありましたら、どうぞ遠慮せずに聞いてください。
じゃあ、一ついいか。
何でしょうか。
こ、この絵の、顔がずっと、滲んでんだ。
あれはその変装ってやつの、副作用ってことか。
ああ、それは、ご神様とあなた様が共鳴してしまったために起こった不具合のようなものですね。
現在のご神様は、変装をして別人になっていますが、だからといって、以前の末について完全に忘れているわけではありません。
そのため、自己がとても曖昧になっております。
あなた様はそのため、顔が見えないという形で、見えてしまっているのでしょう。
本来であれば変装を見抜かれるようなことはないのですが、おそらくご神様とあなた様は、生前に他の人とは異なる、何か深い繋がり、あるいは共鳴してしまうような同一の思想があったのではないでしょうか。
そうか。
ああ、あと一つ。
はい、何でしょう。
あの葬式に出た時、周りの奴らが、なんか、死因を探らないようにしてたんだけど。
それは、あんた達の、なんだ、その儚いというか、そういうことなのか。
そうでございますね。
そうか。
いや、大丈夫だ。
あとは、まあ、49日以内に戻ればってことだよな。
1:00:03
はい、その通りでございます。
あるいは、戻ることを希望しない時。
はい。
50日目を迎えればいいってことだよな。
ってことだよな。
50日目を迎えた場合は、古神様は、前のせいを忘れて、今のせいで生きていくということになります。
わかった。
はい、変葬したままにするか、それともよみがえりをするか、どちらを選択するにしても、私は古神様の意思を尊重いたします。
じゃあ、その契約書ってやつに目を通します。
なるほど、はい。では、契約書の内容を送ります。
はい。
契約書の内容。あなたはどんな人物に変葬したいですか?
どんな人物でもかまいません。
ご自身の理想の人物を書き出してください。
それは一体なぜですか?
きちんとした理由を明記していただくことで、より理想に近い変葬が行えます。
NPC様と書いてありますが、今回はココノエ様ですね。
ココノエ様との理想の関係はありますか?
今回はココノエ様からのご紹介でしたので、特別にココノエ様との縁も変葬させていただきます。
変葬より49日を過ぎた場合、元の聖杯よみえと贈られます。
よみがえりをご希望の個人様は、49日以内に葬儀会社にお申し付けください。
ミルさん、どうするんですか?変葬するんですか?しないんですか?
するぞ。
そうなんですね。
まだ途中なこともあるけど、お前が戻るなら、それもある程度でいいだろう。
1:03:13
はい。
じゃあ、よろしく頼む。
かしこまりました。
では、どんな人になりたいですか?
周りに人がいるから…
えっと…
受け入れされる…違うかな?
どんなだろう?ごめんなさい。ちょっと待ってくださいね。
いいですよ。考えてください。
霊士だろう?
人に囲まれてるって…
割と元のここの絵にだいぶ重ねちゃうと思うんですよね。
はいはい。
家庭を持ってる、配偶者のいる人物ですかね。
なるほど。
親と家族のいる。
はいはいはい。
はいはいはい。なるほどね。
変装したいですね。
はいはいはい。ここの絵とはどうしましょうか?ここの絵というか、山田ですね。
はい。現状かなり心配してるんで、山田とは近い方がいいですかね。
どのような関係を望みますか?
友人ですかね。
はいはいはい。わかりました。
では、あなたが契約書にある程度のことを記入すると、
こちらの契約書はあくまで、演奏後にお客様との希望が一致しているかどうかの確認用です。
1:06:04
事実、契約書に書いていない人物に演奏することもございますが、
その場合、お客様が本心から演奏したかった人物ですので、ご了承くださいませ。
わかった。
はい、ではこちらにどうぞ。
こうやってあなたは葬儀会社内にある別室に通されます。
ここの辺の葬儀に使われていたのと、同じ棺が置かれていました。
白い花が敷き詰められた底に横たわるように指示されます。
指示通り。
少しだけヒヤリとした棺の中には、やけに外から聞こえてくる雨音が響くような気がした。
スタッフが次の蓋に手をかける。
この蓋が閉まれば、一ヶ月前のココノエのツヤの時と同じように、あなたの葬儀が行われるのだろう。
あなたの死の知らせを受けた参列者たちは、一体どんな感情を抉るのだろうか。
視界が塞がり、意識が遠のく。
しとしと、しとしとと、静かな雨音と共に、死の恐怖があなたに忍び寄ってくる。
そしてあなたは死んだ。
深い、深い、黄泉の底から、一息に意識が浮上し、あなたは息を吹き返す。
生を終えたばかりの目覚めは、遠く、ふがすがしかった。
あなたは文字通り、生まれ変わった、いや、死に変わったのだ。
月から見起こせば、山田とスタッフがすぐそばに佇んでいた。
新しく死に変わったその姿は、演奏前のあなたが望んでいた自分の姿に違いなかった。
共鳴判定お願いします。
はい。
強度4。
上昇1。共鳴感情は希望かっこ理想です。
希望かっこ理想。はい。
はい。
じゃあ、振ります。
ああ、出目。
ああ。
トリプルです。
トリプル出ましたね。
えーと、トリプルか。
そういうところでも自重しないですね、出目。
共鳴票を振りましょうかね、じゃあ。
はい。
1:09:00
1D6のロールお願いします。
1D6。はい。
これも直接入力で大丈夫ですかね。
大丈夫です。
1D6振りまーす。
1です。
えー。
必死願望。
しかさが、今の自分を救う唯一の方法であると強く信じてしまう。
演奏を行ったあなたは、これが正しかったのだと感じるかもしれません。
ああ、なるほど。これが正しかったんだっていう。
はい。
あれですね。
死んだことによる変身願望、変装願望というか。
そっちが叶ったっていう希望に満ち溢れてる的な。
そうですね。
なるほど、わかりました。
はい。
上昇が1ですかね。
上昇1です。
はい。
はい、失礼しました。
えー。
あなたは、葬儀会社のスタッフに案内を受けて、変装後の身分証や住所などを教えてもらうことになります。
スタッフ曰く、変装後の人物の知識は頭に入っているらしい。
意識して思い出せば、確かに変装後の自分自身の経歴が自然と理解できた。
ここから先は、あなたは時間が来るまで、存分に変装後の生を楽しむことができます。
もちろん、変装したままで以前のあなたの関係者に会いに行くことも可能です。
葬儀の直後なので、変装前のあなたに対しての本心からの言葉が聞けるかもしれません。
それはお任せいたします。
葬儀の直後ですよね。
はい。今、葬儀から出てきたあなたがちょうどその直後です。
なるほど。
では、変装中のロールプレイについて。
はい。
変装した共鳴者は、理想の名前、性格、容姿、性別、年齢、職業、地筋、才能、人間関係、精神状態、トラウマの解消なども含むなど、
全てをあなたが望んだ通りの生として手に入れることができる。
なお、同姓同名の別人になることはできない。
変装したことで、人格や性格自体は理想そのものになっているのですが、
1:12:00
49日が経つ前は、変装する前の記憶、あなたとしての記憶や感情自体を覚えています。
そのため、シナリオ中の選択や言動などが、変装前と変装後のどちらを基準にするかは、PLの解釈次第で委ねられるものとなります。
ここで、変装後の名前を決めていただきます。
うーん、埋没したいですね。
ありふれた感じの方がいいな。
なので、えー、佐藤…下はどういった名前がいいかな。
理想…理想とする…
ソラとかにしようかな。
じゃあ、佐藤ソラという名前を。
はい。
で、いきます。
佐藤ソラ。
はい。
はい、わかりました。
せっかく用紙用紙。
せっかくとはこれ。
はい。
えーと、今はどうしたらいいですか、全部。
あーいいよ。
1つずつ。
ロールプレイで、そんな感じの人を演じてもらえれば大丈夫です。
わかりました。
はい。
そこらへんは、お任せします。
はい、わかりました。
はい。
名前何になったんですか?
あー、佐藤ソラって名乗るでいいんですかね。
なったのかな。
佐藤ソラって名前。
佐藤…
誰もに笑ってんだよ。
いやー、私が山田を選んだと同じ理由だなと思って。
あー。
そうだな。
ありふれた名前、つけたかったですよね。気持ちわかります。
そうだな。
そっか、こんな気分だったんだな。
はい、なかなか悪くないでしょ。
あー、悪くない。
悪くない。
1:15:04
では、あなたは身分書を受け取って、葬儀外書は後にします。
ここからどこか行ったりしますか?それとも、佐藤としての家に帰るなど。
はい。
フィールドワークしたところとかをある程度回ってから帰りたいなと思ってます。
なるほど、なるほど。はい、わかりました。
名前のミネとしての慣れた場所というか、場所にちょっと行ってから新しい家に戻りたいと思ってます。
はい。山田どうしますか?一緒に行きますか?一人で行きますか?
いや、また来ないだろうな。
お前も来るか?
あー。
そのー、何ですか?ミネさんの思い出に吹ける旅ですか?あんま興味ないなー。
だろうな。いいよ、一人で行ってくれ。
はい。まあ、いいんじゃないですか?鑑賞に浸るって感じで。
そうだな。
じゃあ、私はもう行くんで。
ああ。
でじゃ、山田はいってしまいました。
さらば山田。
さらば山田。
はい。
あなたはミネとして思い出のある場所に行ってみますね。
はい。やっぱ元のここのへとの記憶っていう部分はやっぱあれですよね。もうだいぶ薄れてはいる。
薄れてはいるんですけど、まだありますね。
うん。
えー、ではそこに、えー、あなたの、まあ、あの日ここのへの葬式の知らせをあなたにくれた人がいますね。
あ、あいつ、まだやってたのか。
彼もフィールドワークに来ていたのだろうか。
しかし、あなたとすれ違っても彼があなたに声をかけることはない。
彼にとって今のあなたは顔も知らぬどこかの誰かだった。
1:18:03
それはたった一瞬の開口だったので、その詳細な表情は確認できなかった。
だが、このまま変装を続ければきっと、彼にとってあなたは本当の死人になる。忘れ去られた過去のものになる。
共鳴判定お願いします。
はい。
強度4、上昇1、共鳴感情は孤独過去傷です。
ああ、バチ当たりですね。では、×2でお願いします。
えっと、完全一致の?
はい、完全一致です。
今日、ただでさえ読んでも怖いんですけどね。4入力で、はい、いきます。
もうどんどんじゃん。
もうただでさえ怖かったよ。
はい、ミラクルです。
街のミラクル。
こんなのが出るもんなんですね。
じゃあ、共鳴表を振りましょうか。
1D6、ロールお願いします。
はい、1D6。
2。
2です。
自分の人生を投げ出してしまいたいと強く感じてしまう。その場から逃げ出そうとしてしまう。
自身的な逃避でもよい。これはですね、変装前のあなたとしてでもいいですし、変装後のあなたとして、どちらに思いを馳せても構いません。
前ですね、やっぱこのタイミングだと。
そうですね。
前で死んで、多分ミネとして。
いや、ミネとしてっていう部分を、もう消したいのかな、ミネ君。
分かんないけどな。
佐藤としては、それこそ、変装してよかったって感じた後にフィールドワーク来て。
これが一致して。
前の死は間違いじゃなかったんだっていう感じになっちゃってますね、今。
なるほど。
はい、もう今の佐藤を楽しもうとしてます。
そうですね。
とはいえ、あなたは急にこの世界に一人、取り残されたかのような気分にもなります。
1:21:02
変装する前の自分の性はどんなものだっただろうか。
このまま49日が経てば、誰もがあなたという一人の人間の存在を忘れ去る。
そしてそれは自分も例外ではない。
これが、完全な死ということなのだ。
どうだな。
まあ、孤独は慣れてるはずなんだけどな。
じゃあ、帰ります。
はい。では、佐藤としての家にあなたが帰っていく。
子供はいますか?
いますね、はい。
何歳くらい?
まだ小さいかな。
なるほど。では、家に帰っていくと。
幼稚園くらいかな。
あなたの子と、息子?娘?
息子で。
息子。息子が出迎えてくれます。
お父さん、おかえり。
どうしたの?お家入らないの?
入るさ。大丈夫?
今日ね、幼稚園でね、
喧嘩しちゃったんだ。
喧嘩はダメだよな。
でもさ、でもさ、
僕のことバカって言ったんだ。
その、喧嘩した友達がか?
バカっていうのはダメだって、お父さん前言ってたよね。
そうだな。
バカっていうのはダメだ。
さ、あなたおかえりなさい。
早かったのね。
そうか。
どうしたのそんな、鳩が豆鉄砲をくらったみたいな顔をして。
なんでもない、そうか。
な、そうか。
家庭か。
家庭か。
家庭か。
家庭か。
もうすぐご飯できるから、先にお風呂入ってきたら。
何よ、どうしたの。
1:24:03
ただいま。
おかえりなさい。
そうそう。
息子の名前何にしようかな。
何にしようかな。
ケンタで。
じゃあ、ケンタと一緒にお風呂入っちゃって。
入れてあげてください。
わかった。
はい、じゃあお願いしますね。
行こうか。
うん。
ケンタ君?
いつもケンタって呼んでるのに、どうしたの?
いつもケンタか、そうか。
ケンタ、家行くか。
うん。
あなたは思い出そうとすれば、里、空としての記憶が思い出してこれるので、確かに自分は息子のことをケンタと呼んでいたし、自分にはこのような妻がいたということもだんだん当たり前のように思えてきます。
あー。
多分、お風呂上がって食事とかするんですかね。
食事、そうですね。
今日の晩御飯は何にしようかな。
じゃあ、うーん、どうだな。
鯖の味噌煮。
めっちゃいいっすね。
やった。
やった。
泣くぞ、これ。
どうしたの、あなた。
今日悲しいよ。
お母さん、お父さんは変だよね。
うーん、そうね。
何かあった?仕事で嫌なこととか。
いや、逆だよ。いいことって、いいことってあると泣くもんなんだな。
いいことってあると泣くの?なんで?
ケンタも大人になったらわかるよ。
えー。
まあ、確かにいいことがあって泣いちゃうときはあるわよね。
そうだな。
父さんとか。
ああ、そっか。
記憶の中の父さん母さんもいるんですよね。
1:27:02
います。
多分別だけど。
父さんと母さんにも顔出さないとな。
そうだな。
そうね。
最近あんまり帰れてなかったから、たまには実家に顔出しに行きます?
ああ。ケンタも行くだろう?
うん。しーちゃん、ぱーちゃんに会いたい。
そっか。行かないとな。
うん。
いつ行く?明日?
明日は幼稚園だから行けないわよ、ケンタ。
えー。
じゃあ、いつ?
ケンタがちゃんと幼稚園でいい子にしてたら、まあ、今週末、いや、来週か。そのくらいにでも行こうか。
本当に?やったー!
うまいな。
本当に今日のあなたちょっと変ですよ。
まあ、じゃあ、実家に行くんだったら連絡しといてくださいね。行くって。
わかった。
はい。
というかですかね。
はい。そう言いながらあなたは。
えー。
佐藤空としての生活を当たり前のように過ごしていく。
えー。あなたが変装してから。
2週間?
はい。もうちょっとやってもいいですよ。
えっと、一応気にかけてるんで。
はい。
2週間ちょい経ったから、まあ、1週間あたりで、一応その。
はいはいはい。
えー。
山田?
山田!
山田!
えー。
山田?
山田!
普通の名前つけすぎて覚えられない山田ね。
えー。本当にもう一応連絡取ろうとは思ってたんですけど。
はいはいはい。連絡取れます。
あー。
山田か?
あー。えーと。何でしたっけ名前。
佐藤だよ。
佐藤覚えにくいんですけど。
お前も覚えにくいよ。忘れかけてたわ。
何ですか?
いや、まあ、お前の言う通り、変装してよかったなって思って。
あー。やっぱり思っちゃいました?
なんか、お前が一人でこう、勝手にっていうか、変装してるっていうのは、まあ、分かるもんだな。
まあ、そうでしょう。そうでしょう。
1:30:02
えーと、佐藤さんですか?
佐藤さんならそう言うと思いました。
お前はどうしたんだ?
ん?
もうあんまり仲が悪くなってない。
お前はどうしたんだ?
ん?
もうあんまり仲が悪くないだろ。
あー、いやー、なんか、あのー、何でしたっけ、霧雨さんですか?
あー。
霧雨さんに聞いた感じだと、49日目に雨降るらしいんで、まあ、その日まで伸ばそっかなーって感じですね。
まあ、そうだな。
はい。
よかったな、49日目で。
そうですね。まあ、ギリギリまで楽しもうかなって、せっかくなんで。
さあ、忘れんなよ。
分かってますって。
ああ、そうだ。あと、うち子供もいるみたいだからさ。
え?
遊びこいよ。
あー、まじっすか?
いやー、恋人もできないと思ってたあの人にねー、奥さんと子供ですかー?
おもろ。
まあ、俺が一番驚いてるっていうか、なんか変な感じだな。これが当たり前なんだな、佐藤の。
まあ、そのうち慣れますよ。
そうだな。
はい。
まあ、あれだ。待ってるから、遊びこいよ。
分かりました。
じゃあ、それだけだ。
ありがとうな、転送させてくれて。
なんかそういうの言われるとちょっとむずかよいですけどね。
っていう電話を一応しておきます。
はい。
では、ここの絵が変装してから49日目。その日は朝から雨が降っていました。
ただ寒い雨の日。あなたに山田から電話がかかってくる。
電話に出ます。
お前のココロって珍しいな。どうした?
いやー、ほら。私、今日49日目じゃないですか。
ああ、ギリギリまで楽しみやがって。
そうですね。まあ、だからせっかくだから、今の山田として、山田と佐藤として会って話したいなって思って。どうですか?
もちろんいいぞ。
1:33:00
今日はお前の変装だったから。
あ、お前のよみがえりか。
はい。
大丈夫。どこに行けばいい?
じゃあ、近くの公園で。
わかった。
はい。と言って、あなた達は近場の公園で会います。
まあ。
待たせるか。
ああ。相変わらずですね、先に着くとかできないんですか?
やっぱ根っこの部分は変わんねえんだって。
そんなんでよく奥さん捕まえれましたね。優しい人なのかな、奥さん。
お前と違ってな。
うーわ、失礼。
まあ、ちょっと座って話しましょうよ。
ああ。
そういって、公園の屋根のあるベンチみたいなところにあなた達は座って話をします。
まあ、正直なんですけど。
ああ。
変装した直後は、ちゃんと49日内に変装をやめないといけないって思ってたんですよね。
ああ。
でも、こうやって理想の人物になったから分かりますけど。
元の自分の人生、私の人生って結構不満が多くて、苦しんでたところがあったっていうか、
この人生に戻らなきゃいけないのかなって思うと結構奥で。
まあ、そうだな。
でも、うーん、これって私が作った人生じゃないですか。
なんか、本当の自分の人生じゃない気がして。
戻らないといけないなとは思うんですけど、戻りたくないんですよね。
まあ、分かるよ。
まあ、そんだけ楽しんでれば、私の気持ちも分かってくれますか。
分かるけど、
これは、
ここないにはやっぱり戻ってほしいよ。
うん。
自分が、自分であることが嬉しい。
でも、死んでしまえば楽になれますよね。
1:36:05
死んで変われば楽になれますよね。
でも、そんなのはダメだって。
ダメだって分かってるつもりなんです。
だって、私は、
顔を上げた彼女は、
狂いそうな怖い色で、
あなたに問いかけてくる。
私の名前って、
なんだと思います。
何言ってんだ。
ここないだろ。
そう、ですよね。
そんな名前でしたね。
なんか、
自分の名前も曖昧で、
何か思い出せなくなってきてるっていうか。
おい、
ここないは本当に大丈夫か。
相変わらず彼女の顔は見えない。
なのに不思議と、
あなたは彼女が酷く、
人間らしい表情を浮かべているのだと理解できる。
しかし、すぐにその表情は、
恐怖で滲んで、
塗りつぶされる。
彼女は絞り出すようにつぶやいた。
しかし、死にたくないんです。
そうやめて。
蘇るってことは、
今の理想の自分が死ぬってことですよね。
でも、
どっちが本当の私なんでしょう。
今の?前の?
私は誰なんでしょうか。
自分は一体、
誰なんでしょう。
死にたくない。
戻りたくない。
変わりたくない。
そう思ってるのは、
どっちの自分なんでしょう。
ここから、
彼女との対話を行っていきます。
はい。
この対話は、
ラウンド進行で行っていきます。
ラウンド?
ラウンド進行です。
ラウンド進行の会話ですか?
はい、会話。
お互いにね、
気持ちよく投げかけ合って話をしようという話ですね。
この場におけるラウンド進行は、
彼女と言葉を交わすことなので、
1:39:00
知力プラスディベートの技能レベルとなります。
今回はですね、
知力が6で、
ディベートの、
ディベート取ってきてますね。
技能レベルが2となりますので、
イニシアチブ8となります。
はい。
この絵のイニシアチブは6ですので、
佐藤か、今は。
はい、佐藤です。
佐藤からの交渉になります。
ラウンド進行終了条件をお伝えします。
はい。
あなたがここの絵に対して行う
交渉技能の成功数が
合計3以上となることです。
成功数なので、
ラウンドを出せば終了します。
あ、なるほど。
それか、シングルを3回でもいいですし、
ダブル1回とシングルとかそういったことでも
大丈夫です。
あなたは交渉技能をロールする前に、
彼女が変装したままでいいか、
それともよみがえりをすべきかを
選択できます。
この選択で
エンドが変わります。
どちらか選択する必要があります。
技能をロールする前に
選択してもらうんですが、
この会話をしているうちに
気持ちが変わってきて、
内容を変えても構いません。
はい。
そうなった場合は、
合計数が3になったとき、
3を超えたとき、
超えるとか3以上ね。
3でいいんですけど、
3になったときの意見を
採用することとします。
そしてもう一つ、
戦闘を敗北条件を
お伝えしておきます。
はい。
あなたの共鳴レベルが
10になり逸脱することです。
逸脱した場合は、
あなたの意思に関わらず、
あなたと
ここの絵はですね、
変装したまま前の正を
忘れることになります。
はい。
はい。
えっと、
佐藤からの
行動です。
ミネとして
話しかけてもいいですし、
佐藤として語りかけても
いいです。
絵はあなたの行動になります。
なんで私?
まずは、
どちらにしたいか
選択して、
何かロールプレイを挟んだ後、
ディベートですかね、
のロールをお願いします。
1:42:03
これは、
俺のわがままだ。
けど、
お前にはここの絵でいてほしい。
と言って戻る方向
デート振ります。
振ります。
はい、どうぞ。
わー出た!
今日出目おかしい!
今日は出目がいい。
え、本当に青しかないですよ。
青しか
見てないもんだって。
はい、
じゃあ、
あなたの
言葉に
そう、
ですよね。
俺は、その、
ミネの時、
ミネの時
ミネの時っていうのはおかしいが、
あの時、
お前に
憧れてたんだぞ。
私にですか?
どうして?
お前にも、
お前にもわからない
お前っていうものがあるんだよ。
お前の何かの行動とか、
言葉とか、
それで救われる人間もいたってことだよ。
なるほど。
いやーね。
ほら、
嫌なことがあるって言ったじゃないですか。
ああ。
覚えてます?
前にフィールドアーク行った時、
彼氏と結婚
考えてんのかって話
されましたよね。
ああ。
仲良さそうだったしな。
彼は、
いいんですよ。
問題は、
彼の
両親。
両親?
はい。
私がこんな人間なもんで、
あんまり好かれなかったっていうか、
怒らせてしまって、
彼の両親だから、
私のことをきっと
好きになってくれるんじゃないかって
思ってたんですけど、
そうもうまくいかなかったみたいで、
ちょっと落ち込んでて。
人に嫌われるのとか、
別に気にしたことなかったですけど、
ちょっと、
結構来ちゃって。
それで、
こんな風に
変装してみたんですよ。
普通の人間に。
普通の人間か。
はい。
1:45:02
まあでも、
やっぱり、
あなたが言うように、
私は、
私だから。
だから、
ここの絵に戻ります。
それに、
逃げるのもなんか、
私らしくないですからね、
そんなことで。
そうだな。
俺から、
一つ言うとしたら、
はい。
そうやって、
嫌ったり嫌われたりって、
まあ、会える間しかできない。
まあ、
そんなにそうですね。
さあ、
今日だろう。
行こう。
どうするんですか?
俺も今日でいいや。
いい夢を見れた。
あんなに喜んでたのに、
本当にいいんですか?
ここは、
やっぱり眩しすぎだわ。
そうですか。
そうですか。
じゃあ、一緒に行きますか。
あまり喋らず、
無言で迎えます。
はい、分かりました。
では、あなたたちが、
葬儀会社へと向かう。
葬儀会社では、
あなたたちのこと、
スタッフが、
迎え入れてくれました。
あなたたちが、
よみがえりをすると、
彼に告げると、
葬儀をした時と同じように、
並んだ棺に、
横たわるように、
あなたたちは促されます。
そして、あなたたちが、
次に入る。
あなたたちが選んだのは、
より良い明日よりも、
不満に満ちた今日だ。
地を覆し、
再び生が宿る。
希望に満ちた夢を捨て、
絶望に満ちた現実を生きていく。
意識が浮上し、
顔を上げる。
気がつくと、あなたは、
気がつくと、
あなたと、
ここの絵が、
棺の前に立ち尽くしていた。
ふと、
1:48:00
先ほどまで、
横たわっていたはずの棺の中に
目をやると、
演奏後の、
あなたと彼女が、
この棺の中に眠っている。
こちらの精はきちんと、
黄泉へ届けますので、
どうか最後に、お別れを。
お別れか。
えっと、佐藤としてのですよね。
はい。
本当に、
本当に良い夢だったよ。
あなたがそう言うと、
スタッフは最後に、
申し上げます。と、
一言だけ告げる。
あなたと、
ここの絵は、
そのまま、
お着替え書を後にします。
雨上がりの空は、
とても、
憎らしいほどに、
すがすがしく晴れ渡っている。
何気なく踏みつけた水溜りに、
あなたと、
ここの絵の姿が映っていた。
今のあなたの姿が、
あなたの今のせいだ。
太陽の光を反射する、
水面に映るあなたは、
少しだけ、
変な表情を浮かべているかもしれない。
変な表情?
はぁ、何だろうな。
まぁ、
こいつが、
俺なんだよな。
なんか、
久しぶりに見た感じしますね、
その顔。
こ、
この絵、まだあれですよね。
小野家もバチバチ顔見えてますよ。
それをお前が言うか?
え?
はぁ、まぁ、確かにそうですね。
お前の顔、
なんだかんだ見るの、
49日ぶりだな。
49日ぶりに、
私の顔を見た感想を、
聞かせてもらいましょうか?
またうるせえ奴と絡まないとなって思ってるよ。
そんなこと言うぐらいだったら、
ミネさんだけ戻らなかったらよかったじゃないですか。
1:51:00
まぁ、割り切れねえもんってことだろう。
まぁ、明日から、
また仕事しないといけませんね。
またフィールドワークさ。
そろそろ何か、
当たりがあるといいんですけどね。
まぁ、
俺らの当たりってそりゃ天才が起こった時だ。
ないに越したことはないが、
まぁ、
見てみたい光景の一つではあるよな。
ですねえ。
そうじゃなかったら、
このフィールドワーク続ける意味、
ありませんから。
ふん。
まぁ、
明日は何が起こるか分かんねえから面白いんだ。
なんかいいこと言いますね。
うるせえ。
まぁ、
また、
なんまであの部屋に帰るか。
私は彼氏のところに行くんで、
お疲れ様でーす。
あ。
また明日。
はーい。
生は変わる。
人間は生き方を変えられる。
きっと思ったよりも簡単に。
誰かが望む、
誰かになれる。
その死を見送って、
あなたは顔を上げた。
エモクロアTRPG
変装、これにて終了でございます。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
あはははは。
うわ、
どうしたらこれダメだろう。
佐藤さん。
いやー。
ここの部屋帰さなかったら、
たぶん帰ってないですよ、これ。
なるほど。
うわー。
そうだね。一人では帰らないでしょうね。
絶対帰らないです。
うーん。
じゃあ。
いや、よかった。
いや、
これいいですね、すげえ。
いやー、よかったー。
ありがとうございました。
じゃあ、
軽く感想をもらって終わりますか。
えー。
だいぶちょっと
漏れ出しちゃった感想が、
ちょっとポロポロと出ましたけど、
いや、
ちょっと楽しい。
あはははは。
できれば裏話的なアレで、
どんな回がどうだったとか、
あの辺もちょっと
個人的には気になるところではありますけど、
はい。
いやー。
1:54:03
はい。
本当に、
楽しかったなー。
いやー、その言葉が聞けただけで、
私は嬉しいよ。
いやー、
バカったです。
やったー。
ありえ。
個人的な感想としては、
少し才能めには、
自重してほしかったなってところはありました。
あはははは。
対話するまでもなく終わったからね。
弾丸論破じゃないんだからって。
やっぱねー、
2DM8は強いよ。
推奨じゃなかったですよね、確か。
あれ?
対話系技能というか、
そういうのは推奨には
入ってるんで、
推奨本当にちゃんと取ってくるとこういうことになります。
今度からちょっと取ること考えます。
いやでも、
取ってくるのは、
共鳴者とか探索者としては正しいからね。
別に。
全然ダメじゃないし。
でもそう、
一人で本当に進行ができるかとか、
グダグダですごい
えーってならないかとかは一番不安だったんですけど、
自分で結局聞かないと
分かりはしないけど、
やってる感想としては
進まない、分かんないでグダグダして
プレイヤー的にはなかったのは
本当はディーラー様様と言いますか。
いやいや、全然そんなことないけど。
本当に楽しく
プレイさせていただきました。ありがとうございました。
よかったです。
じゃあこれで配信は終わっていきます。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
01:55:53

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