00:01
基本的には、4時間から5時間の長丁場になります。
みなさんの準備は大丈夫でしょうか?
大丈夫です。
ヘビレオさんがもう来てくださってますね。
こんばんは。
いつも通り、プレイヤーとキャラクターの紹介から始めていきたいと思います。
左から順にダウさんお願いします。
みなさま、ごきげんよう。ダウと申します。
私のキャラクターは、ハイカケエラちゃん、16歳です。
勝手に決めちゃいましたけど、PTRPG高校の2年B組に在籍していて、
理科委員としてグランド沿いのカダンを任されています。
あらゆるものへの好奇心が完祐している変人で、
面白そうなものがあればどこまでも追いかけます。
カダンの近くをよく通る運動部員からは、灰をかぶった宇宙人と呼ばれています。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
パチパチ。
では、柴村さんお願いします。
はい、みなさまこんばんは。柴村です。
普段はアルアス部というところで、アモンガスを中心にゲームをたしなんでおります。
今回はエモシナリオということで、皆さんとエモに浸れるように頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
私のキャラクターは、キラノハナちゃんという女の子です。
エラちゃんと同じ高校の理科委員に所属しています。
運動が苦手、成績は人並み、風邪をひかないことが取り柄の至って平凡な女子高生の女の子です。
自分から主張するのが苦手で、よく周りに流されがち。
周りについていくことは苦手ではないけれど、最近なんとなく自分はこのままでいいのかなというふうに疑問を抱き始めています。
自分の名前をきっかけに子供の頃から植物が大好きで、学校の花壇のお花にはこっそり名前をつけて呼んでいます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では次、コテツさんお願いします。
はい、ポッドキャストカルサボをやってます。黒柳コテツです。
あ、そうだった。黒柳さんもやってるんだった。
今回長丁場のシナリオということでドキドキしておりますが、頑張りたいと思います。
キャラクターの説明なんですけれども、
身長の割に体格が細く運動嫌いなキャラクターです。
03:02
体力精神は人並みで、手先が器用なんですけど下界を目指したいけれど、どうも学力がついていきません。
言葉をうまく尽くせず、説得は拳に頼りがちでガツンと殴ります。
発想力は良い方なんですけど、なかなか変なことばかり思いつくことがあるし、変な笑いにつぼってしまうので、
ハイカケさんに負けず劣らず変人だと思います。
下手の横突きで文芸部に所属してます。美科院にももちろん所属していて、ハイカケさんと同じクラスという設定にしてます。
家団の世話を2人と分担をしてるんですけど、黙々と雑草取りをする係で、たまに集中しすぎて失敗することがあります。
という感じです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
私の動揺が激しすぎて、ハイカケエラちゃんの持ち物の紹介をするのを忘れていたんですけど、言ってもらっていいですか。
ハイカケちゃんはポケットの中に色々突っ込む人間なんですが、スカートのポケットの中には、
フクジュソウの根っこ、スズランの花、エンジェルトランペットの葉っぱ、エディブルフラワー、絆創膏、除菌液が入ってます。
以上。
間違えて食べないようにしてくださいね。
何のことかな。
他の方の持ち物もいいですか、はなさん。
はい、はなちゃんはスマホ、カメラロールはほぼ植物の写真が入ってます。
ポケットティッシュ、鼻に優しいやつです。
あとはハンカチ、お花柄のハンカチを持ち歩いています。
あとはちょっと馬鹿しのお小遣いです。
最後、ようこさん。
私は切り替えが難しい。
全然設定してなかった。
文芸部なので筆記用具とメモを持っていて、いつでも何かストーリーを持っていたときにメモをできるようにはしています。
はい、わかりました。ありがとうございます。
ちょっと待ってくださいね。
ようこちゃんのセリフ以外のときは基本男の小鉄さんになるんですか。
06:03
男の。
女の小鉄さんがいるみたいな話です。
基本多分声変えておくと思います。
すいません、GMっていうときだけもしかしたら元に戻すかもしれません。戻さないで聞くかもしれません。
なるほど、なるほど。
わかりました。
ランマみたいな世界観。
今回はクトゥルフ神話TRPGのルールで遊びます。
途中、適宜休憩を入れながらプレイをしていくことになるかと思います。
現在、ポッドキャストTRPG部のYouTubeで配信しています。
こちらはアーカイブも残りますし、後日ポッドキャストでも配信予定です。
有名なシナリオですので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
参加者の方には今はYouTubeを見ないでいただきますので、
計画をしてくださっている方々はぜひ楽しくコメントで反応していただけたらと思います。
すでにですね、女子高生っていうコメントも来てますね。
女子高生じゃないですか。
女子高生ね。
じゃあ女子高生が3人キャッキャウフフするCOCTRPGライフゴーズを始めていきたいと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、ここは公園です。海の見える公園に3人がいます。
どんな感じでお話をしているでしょうか。
よーこちゃん、花食べる?
言えないし、そんなの。またあの毒草じゃないでしょうね。
ちゃんと食べれるよ。
食べれるのは知ってるけど、食べた後の話をしてるの。
ちゃんと食べれるのになぁ。
絶対騙されないわ。この間かなり家に帰ってから大変だったんだから。
食べたのか。
あれは、よーこちゃんがエディブルフラワーと間違ってスズランの花食べちゃったからでしょ。
私、そういう知識ってあんまりないんだから。
そっちに任せて食べただけなのに、変なものを食べさせちゃダメよ。
って言いながら、はいかけエディブルフラワーを食べてます。
花ちゃん先輩も食べてよ。
09:02
これ食用の花なんだよ。
そうなんだ。食べれるお花もあるよね。
もちろん。
食べたことないんだけど、美味しいのかな。
味は保証できないかな。
どうしよう。じゃ、一つだけ。
はい、どうぞ。
いただきます。
むしゃむしゃ。
なんか、ぬみ。
ここはどこの?
ちょっと苦いかな。
そうやって3人でわちゃわちゃしていると、そこに犬が走ってきました。
犬だ。
飼い主さんいないのかな。
リードを垂れ下げてそのまま走ってきています。
飼い主はあたりには見当たりません。
そして秋元さんにドスンと体当たりをしました。
そうすると秋元さんの眼鏡が落ちます。
その眼鏡を加えて犬は走っていってしまいます。
私の眼鏡。
ようこちゃんの本体が連れ去られちゃうよ。
本体はこっちよ。
追いかけますか。
追いかけます。
追いかけていくと、そこの先にこんな光景が広がっています。
そしてこの2人の前で突然犬は立ち止まって秋元さんの眼鏡を離します。
そしてワンワンと吠えました。
近寄りますか。
ようこは眼鏡を拾いに行きます。
見えてないと思うので鼻が拾って渡します。
花ちゃん先輩ありがとう。
犬はわしゃわしゃしています。
すごく犬はワンワンと男に向かって吠えています。
12:05
犬どうしたの?
そっちの方を見ると、そこには上品な服装の少女と脂切ったオタク風の男がいて、2人の会話が聞こえてきます。
こ、こ、これは僕の気持ちだよ。男性が女性に時計を送る意味を知ってるかな?
あ、あの、困ります。お受け取りできません。
なんだと、僕の気持ちが受け取れないっていうのか?
知らない方から何の理由もなくそのようなものをお受け取りするわけには。
と言って彼女は困惑している様子です。
エラちゃん、ようこちゃん、ど、どうしよう、どうしよう。
ああいう、ああいう贈り物ってだいたい?
盗聴器入ってるよね。
そこの心配。
私行ってくるって言って間に入りに行きます。
ようこちゃん。
はーい、お二人さん、どうしました?
なんだよ、お前。あ、ここにも美女がいる。
私の顔はそんなもんじゃないですよ。
で、どうされたんです?
僕はこの子にプレゼントを渡しているだけだ。邪魔するなよ。
じゃあ、ちょっと女の子の方にも話を聞きましょうかね。
どうされました?
あ、あの、くちご持ってます。
落ち着いて教えて欲しいんだけど。
知らない人なんですけど。
知ってるだろう、僕のこと。この間助けてくれたじゃないか。
ほら、君、ちょっと彼女を覚えないでよ。何の話なの、それ。
こ、こないだ僕が転んだら、この子を助けてくれたじゃないか。
こ、こないだ僕が転んだら、この子がバンドエイドをくれたんだ。
だから、僕に気があるんだと思ってプレゼントを。
あー、突然そんなものを渡しちゃびっくりするでしょうね、と言って、女性の方にも目を向けます。
コクコクうなずいてます。
ほら、びっくりしちゃってるじゃない。
それでも、無理にそれを渡そうと思ってるの?って言って、指をポキポキ鳴らします。
15:11
何するつもりだよ。
脳筋の部分が出てるよ。
いやいや、女の子に嫌がることをされるんだったら、あなたも嫌がることされても仕方ないよねって私思うんです。
女が男に勝てるとでも思ってるのか?
えー、やってみます?
おー、やってみるよ。
じゃあ、やりたいのはそっちなんでしょ?かかってきなさいよ。
かかってきなさいよ。
そうすると、男が急に、ちくしょう!覚えてるよ!と言って、走って逃げてきました。
ちょっと離れて、覚えてるよ!お前らの顔覚えたからな!覚えてるよ!覚えてるよ!覚えてるよ!と言ってしまいました。
セルフエコーだ。
こっちも覚えたかな?
よっこちゃん、落ち着いて!落ち着いて!さすがよっこちゃん!
お宅が逃げていくと、犬が少女の方に駆け寄って行って、ちぎれんばかりに尻尾を振っています。
あ、むさし、むさしがこの人たちを呼んできてくれたの?
少女は、あなたたちを見上げ、立ち上がってぺこりと頭を下げました。
ありがとうございます。おかげで助かりました。
私、立花ゆずかと申します。これは、私の犬で、むさしと言います。
むさしがご迷惑をおかけしたようで、申し訳ありません。
あ、いえいえ。あの、メガネはちょっとべっとりになっちゃってるんですけど、大丈夫ですよ。
あ、大変。電消しなければ。
あ、いえいえ。あの、その辺のあの水道で洗ってくるだけですから、大丈夫ですよ。
そうなのですね。あの、もしよろしければ、お名前を教えていただけませんか?
いや、別に名乗るようなことをしてないしな。ねえ、二人。
かっこいい。かっこいいね。かっこいいね、ようこさん。
って、普通にようこちゃんって言われたし。
あ、ようこです。
ようこさんちゃん。
ゆずかちゃんは、怪我とかないかな?大丈夫?
はい、怪我ありません。ありがとうございます。
あ、よかった。
18:00
あの、お姉さんのお名前も、伺ってもよろしいですか?
え、いや、私はあの、あの、遠巻きに眺めてただけの一般人ですので。
いえ、命の恩人であることに変わりはありませんから、ぜひ。
え、あ、ひ、ひらの花と申します。
ひらの花さん。
そちらの三つ編みのお姉さんは?
え、私は足田心だよ。
ちょっと、えらちゃん。
足田心さん。
えらちゃん、嘘はダメだよ。
え、だって、まだ怪しくない?
え、そ、そうかな。
足田心さんとおっしゃるんですね。ありがとうございます。
いえ、はいかけえらです。
え、はい、はいかけえらさん。
はい、なんと覚えました。はいかけえらさん、ありがとうございます。
ようこさんの名字もお伺いしてもいいですか?
あ、秋元ようこだよ。
秋元ようこさん。あ、本当に助かりました。
あの、みなさん、制服でいらっしゃいますけど、高校生?
そう、そうなんです。えっと、三人とも同じ高校で。
あ、仲良しでいらっしゃるんですね。いいな。
え、え、え、え、仲良しだって。ね、ね。
まあ、委員会の草連ってだけなんですけどね。
委員会?何の委員会なんですか?
え、理科委員会。
理科委員会。あ、うちの中学にもあります。ちょっと憧れます。
まあ、って言っても結局、花壇の草むしり要員なんだけどね。
いや、とても大事なお仕事だと思います。
で、花むしっちゃうやつもいるしね。
え、選定しただけだよ。
ダメだよ、お花は、お花はむしっちゃダメだよ。
自分の食べたい花を植えに来たの、あんただったよね。
何のことかな。
え、お花って食べられるんですか?
話を聞かないほうがいい。お腹壊すから、やめよう。
私も食べてみたいです。
あげます。
メリーブルーフラワーって言うんだけどね。
あげます。
え、えらちゃん、ポケットに直接入れてたの?
あ、ありがとう。
食べてもいいですか?
21:02
じゃあ、もぐもぐします。
ムミ。
ですよね。
えー、そんなことないのになー、って言いながらむしゃむしゃ食べてます。
ムミなら大好きです。
あれだよ、私の時は苦かった。
苦いお花もあるんですね。
陽子ちゃん、間違って毒の花食べちゃったからでしょ。
間違ったんじゃなくて、あんたが私間違えたんでしょ。
そんなことないんだけどなー。
毒のお花もあるんですか?
え、何のことですか?
とぼけるな。
陽子ちゃんはまだ中学生なのかな?
高校生?
中学1年生です。
では、アイデアを振ってください。
90もある。
はい、全員成功です。
では、この公園の近くに立花家という大きな名家があり、
この子はそこの家の子なのではないかと思いつきます。
うんうんうん。
すごく大きなお屋敷があることを知っています。
へー。
立花さんって、あれ?なんか見たことあるかも。
そうなのですか?家を知っていらっしゃるんですか?
えーと、あれ?違うかな?ねえ、陽子ちゃん。
あー、あの大きなお家の。
そうですね。たぶんそうだと思います。
私、何も知らない世間知らずのようですね。
もしよろしければ、お友達になっていただけませんか?
ぜひ。ねえ、いいよね、二人とも。お友達。
うん、私もいいよ。
花を分け合った仲だしね。
ありがとうございます。いろいろ教えてくださいね、お姉さま方。
お姉さま。
お姉さま。むずが言う。
どうしよう、私、お姉さまなんて言われたの初めてだよ。
あの、皆さんはショッピングセンターというところをご存知ですか?
24:03
うん。
行ったことあるよ。
あ、本当ですか。お友達の話によく出てくるんですけど、私、行ったことがなくて。
お話によるととても楽しいところだそうです。
うん、そうだね。いろんな服屋さんとか、お花のお店も入ってるし、ご飯のお店もいろいろあるよ。
へー。もしよろしければ、ショッピングセンターにご同行いただき、いろいろ教えていただけませんか?
おー。
メーカーのご礼状をショッピングセンターって、ものすごい責任感が伴うのでは。
これ、SP呼んでおいた方がいいかもしれないやつだよ。
確かに、なんか、トラブルとかになったら大変そうね。
あのー、ダメですか?
橘さん、下の名前なんて言いましたっけ?
あたち場のゆずかです。
ゆずかちゃん、もう一回、お姉ちゃんって呼んで。
お姉ちゃん?
しょうがないなー。
やったー。ありがとうございます、お姉ちゃん。
勢い力が高い。
はいらさん、それでいいんかい?
まあまあ、行こう行こう。
はい、では、みんなでショッピングセンターに向かいます。
大きなショッピングセンターです。
むさしは入り口で咎められてしまいましたので、そこにあるペットショップに預けることになりました。
そして、ゆずかがとってもはしゃいでいます。
あ、お姉さまだち、お姉さまだち、あの、すっごい匂いは一体何ですか?
そこに置いて走っていきます。
すごい匂い?
えっと、ここは、石鹸とかのお店だね。
ロスじゃん。
このすごい匂いは石鹸なんですね?
そうだよ。あたしはあんま使わないけど。
27:04
洋風お姉さんは使わないんですか?
香りが強すぎるじゃん。
私は言う香りすぎるのダメ。
その会話を聞いてちょっとけげんそうな顔をした店員さんたちがこっちをにらんできますね。
ゆずちゃん、ハーブの匂いとか好きだよ。
確かにね。ここまで匂わなきゃ好きかも。
じゃあ、店員さんが匂いの少ないものもありますよと言って泡立ててくれます。
うげ、私こういう店員さんとの絡み苦手なのにって思いながら。
洋子ちゃん、ずいぶん素直なんだね。
わー、すっごい泡ですね。これは何を洗うんですか?お皿ですか?
えっと、顔かな?
え、こんな泡で顔を洗うんですか?わー、すごーい。
え、逆にゆずかちゃんは普段何で洗ってるの?
えっと、こんなに泡は立たないですね。
なるほど。普通の石鹸なのかな?
でもこんなにボウルいっぱいに泡があるのはやっぱりすごいんじゃないかな、洋子ちゃん。
あー、確かにね。そういうふうにちゃんと成分調整してるだろうしね。
成分調整、へー。じゃあ、この成分調整の石鹸一つください。
と言って店員さんにお財布を出すと、お財布の中に50万円くらい入っていて、彼女は黒いカードでお会計をしようとしています。
ゆずかちゃん!
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待った、待った、待った。
はい、何でしょう、お姉さま。
えー、とりあえずその黒いカードしまっとこうか。人に見せちゃダメだよ。
え、見せてはダメなのですか?
えー、お金がたくさんあるよーってみんなに言いふらしてるようなもんだからやめとこうねー。
あ、そうなのですね。わかりました。と言ってカードをしまってお札を出しています。
誰が書かれたお札なのかな、あれ。怖いな。
ちゃんと私たちも知ってる人だよ、きっと。
黒いカードなんて初めて見たわよ。
30:00
私も初めて見たよ。
そんな3人のもとへゆずかがホクホクと帰ってきます。
あのー、私、お洋服も見たいんですけれどいいですか?
お洋服も見に行こっか。
でもさっきの財布は勝手に出さない方がいいと思うけど。
え、お財布を出さないでどうやってお買い物をするんですか?
いやー、ああやって他の人が見えるように見せびらかすのは危ないよ。
あ、わかりました。じゃあ店員さんだけに見せるようにしますね。
うーん、せめてそうして。こっちの心が持たない。
はい、そんなことを言いながらお洋服のお店に向かいます。
わー、すっごい。同じお洋服がすっごくたくさん並んでますね。
なんでこんなに同じお洋服がたくさんあるんですか?
なんで?
いろんな人が来るからかな?
ゆすかちゃんはいつもどうやってお洋服を買ってるの?
そうですね。私、自分でお洋服を買ったことがないんです。
え?
いつも家の者が買ってきてくれますので。
わー、すごい。お姫様みたいだね。
じゃあなんかタグとかもついてないのかな?
え?何がついてないんですか?
タグとかついてないの?
タグ?タグって何ですか?
うん。これ以上はやめよう。
そうするとゆすかがお洋服の方に行って、
わー、生地がペラペラですね。この手軽さがいいんですね。
うー、庶民にはつらい。
まあ、庶民から見ても確かにペラペラな洋服だけどね。
どうかな?
だってワンシーズン着ちゃったら結構クタクタになっちゃうじゃん。
あー、そっかー。私はウニクロ結構好きだけどなー。
あ、ごめん。いつもの調子で。嫌いってわけじゃないの。
ファストファッションだからシーズンごとに着回す感じの洋服だねっていうつもりで。
花ちゃん先輩、ごめん。
いやー、ごめんね。違うの。
りょうこちゃんはオシャレさんだもんね。
えーっと、それは皮肉で言ってるのかな?
33:03
え?え?
あー、そうか。そうやって着回してたくさん着られるからたくさん同じお洋服があるんですね。
じゃあ私もこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれと
ちょっと待って!
何でしょう?
えっと、
ちょっと待って!なんで待って!
なんでしょう?
えっと、ほ、ほかのお店もいろいろあるから
あの、あんまりここで買いすぎない方がいいんじゃないかな
あ、そっか、いろんなお店で楽しめるんですね
わかりました
と言って、1枚だけ選んでレジに持っていきました
今度はちゃんとレジの人にだけお財布を見せたようです
よかった、なんか矛盾のあるレジでこもってたりしなくてよかった
そしてまたホクホクした顔で戻ってきます
えー、じゃあ、はなちゃん先輩が時計を見ると1時半を過ぎたくらいです
お、あ、そろそろお腹空いてたりしないかな
え、え、でもまだたくさんお店が見たくて
と言っているゆずかのお腹がグーッとなります
あ、お腹空いてるんだねきっと、何か食べに行こうや
え、でもまだいろいろ見たいし
えっと、えなちゃんとようこちゃんはどうかな
うん、私もお腹ペコペコだよ
私もお腹空きました
じゃあ、つづきはお食事をしてからでもいいですか
もちろん
やった、約束ですよ
と言ってあなたたち全員と指切りをします
お腹いっぱいになってまた元気になったらいろいろお洋服見ようね
はい、では私ハンバーガーが食べてみたいです
ハンバーガー、ハンバーガーか
もしかして今まで食べたことないとか
はい、ないです
あ、お嬢様だ
ではフードコートに向かうと
36:00
赤い看板に黄色いMのマークが三千と輝くお店があります
モックだ
モック、モック、モックドナルド
ゆずこちゃんは何が気になるの
そうですね
あ、これ、ハッピーセット
幸せがセットになるんですね
私これにします
ようこちゃん、ようこちゃん
なになに
教えてあげないと
あ、ハッピーセットっていうのはね
おもちゃが付いてくるんだ
へー、それが幸せなんですね
断然これがいいな
可愛いな
これはもう止めないほうがいいよ
このまま買わせよう
ちなみに今月のハッピーセットは何なんですか
今月のハッピーセットはウサギのおもちゃです
私ウサギのおもちゃ好き
じゃあ私もハッピーセット頼もう
ごめん、私食べるのはダブルチーズバーガーって決めてるから
じゃあ私もハッピーセットにしようかな
じゃあ注文したものが来て
席について食べ始めます
ゆずかは早速おもちゃの中身を出して
あー、耳が動きますね
なるほど、これが幸せですか
そうだね、ゆずかちゃんが幸せなら
多分それが幸せってことだよ
じゃあ花ちゃんもおもちゃを開けてみます
出てきます
ウサギ?
ウサギが出てきます
なるほど
かいかけはおもちゃを開けずにフィレオフィッシュを頼みに行ってます
これがハンバーガーなんですね
写真と違いますね
写真はなるべくおいしそうに見せるために
写真家さんが頑張って撮ってるから
どうしても本物と見劣りしちゃうんだよ
そうなんですね、じゃあ食べてみますね
39:02
なんていうかケチャップの味ですね
そうだね
そういえばゆずかちゃんは酸っぱいキュウリは大丈夫?
酸っぱいキュウリ?あ、これですね
はい、大丈夫です、おいしいです
苦手な子多いからダメかと思った
そうですね、好き嫌いはないように
家の者に言われていますので
えらいね
いい子だ
フードコートはお昼をだいぶ回っているからか
かなり空いていて
あなたたちの席の周囲にはあまり人がいません
ゆずかは自分たちの近くに座っている
一人の男を見ているようです
その男は全身黒づくめ
黒のTシャツに黒のパンツ
黒いキャップに黒いサングラスとマスクをしています
あなたたちがゆずかの視線を追ってその男に気づくと
男は立ち上がりベンチに大きな手荷物を置いたまま
席を離れてしまいました
あの、お荷物を忘れですよ
ゆずかが男に声をかけますが
男はゆずかの声が聞こえないのか
そのままその場を離れようとします
すいません、そこのお方、お荷物を忘れです
ゆずかは少し大きい声でそう言うと
立ち上がってその荷物に近寄っていきました
止めたいんですけど何か手段はありますか
止めたいということはどういう動きをされますか
ゆずかを引き止めて危ないかもしれないから
こっちにおいでって言って引き止めます
はい、ではゆずかの方に向かうということですね
はい、向かいます
他の二人どうしますか
手荷物以外に何かないか確認しに行きます
それはどちらの方向に行きますか
手荷物のテーブルの方向に行きます
方向に行きます
では、はなさんはどうしますか
はなはその様子をあっけに取られた感じで見てると思います
はい、わかりました
では秋元さんがゆずかの手を引こうとして近寄った瞬間
はいかけさんが荷物を確認しようとして荷物の方に近寄った瞬間
そしてゆずかが荷物に近寄った時に爆発が起きます
42:05
荷物が爆発し、あたりは爆音と閃光に包まれました
爆発物はパイプ爆弾です
鉄パイプで作られた爆弾で爆発時に鉄パイプの破片や
一緒に入れた釘、パチンコ玉などが炸裂し周囲に甚大な被害を与えます
まず、席に残っていたきらのさん
6m以内なのでダメージが3d6です
近寄った秋元さんとはいかけさんは4d6です
ゆずかも4d6を振ります
17
14
ゆずかが一番荷物の近くにいました
あなたたちはそのゆずかの影になっていた形になります
ゆずかがブラインドとなって、あなたたちのダメージをかぶります
半分に減らしてください
ダメージを半分にしてください
切り捨てでいいです
その分のヒットポイントを減らしてください
4
5
6
7
5
はい、ではゆずかはもうダメージが完全にアウトになっています
それからもう一つ
あなたたちはこの爆発により四肢のうちいずれかを失います
右4を振って、1が出たら右手、2が出たら左手、3が出たら右足、4が出たら左足です
4、左足かな?
えらさんとようこさんが左足、はなさんが左手を失います
足がつらいな
45:07
そして、あなたたちとゆずかは爆発によって吹き飛ばされ、全員が一箇所に集まってきました
あなたたちがゆずかを見ると、ゆずかの下半身が爆発によって吹き飛んでしまっていることに気がつきます
ゆずかは薄く目を開いて言葉を発しました
あ、みなさん、生きて
そしてゆずかは目を閉じました
この爆発テロへの遭遇および惨状への遭遇により、あなたたちはショックを受けます
正規ドロールを行います
成功1D3、失敗1D6です
成功
え?
致命的失敗100?
嘘やろ
失敗何でしたっけ?
失敗1D6です
よこさん、失敗6ですね
今回の一時的凶器は決まったものがありますので、もう一回1D6を振ってください
はなさんは即気絶します
はい
あ、絶対即気絶です
ちょっと待って、嘘やろ
そしてえらさん、コン×5に成功した場合、もうちょっと気が遠くなるまでに時間がかけられます
コン×5を振ってください
13×5って何もだ
65です
65、はい
成功しました
ではですね、気が遠くなる中で館内に鳴り響く避難を促す放送や救護にやってきた人々の声などが遠くに聞こえます
わ、ひどいな、1、2、3、4人か
この子は気の毒だがもう助からないな
他の3人も出血がひどい
これは助からないかもしれない
助かっても足や腕がこれでは
そしてえらさんの近くに人が来ました
大丈夫か、まだ意識があるぞ、しっかりしろ
私よりあの子を助けてください
と言ってゆずかの方を指差します
はい、そしてあなたは意識を失います
48:01
あなたたちは暗い世界で朦朧とした意識のまま夢を見ます
それぞれあなたたちは自分のこととして一人称で夢を見ることになります
あなたは地面に倒れていて動けません
目は見え、耳も聞こえていますが体を動かすことができません
声を出そうとしましたがあなたの声は音にならず声を出すことができませんでした
そして首が動かないため周囲の様子もわかりません
しかしゆずかのうめき声が聞こえ
あなたたちのすぐ隣にゆずかがいることがわかります
あなたは闇から黒くて山のように大きい芋虫が柱のように起き上がる影を見ます
その巨大な芋虫はゆっくりあなたに近寄ってきます
芋虫はあなたの失った部位に噛みつき
その部分をむしゃむしゃとむさぼり食べ始めます
あなたはあなたの体を食べている芋虫の方を見落としますが
首が動かず芋虫の姿を見ることができません
あなたの失った部位を食べ終わった芋虫はのそり
のそりとあなたから離れゆずかのうめき声の下へと動いていきます
そしてあなたのすぐ隣からむしゃむしゃボリボリと何かを食べている音が聞こえてきました
あなたはその音を聞いて芋虫が隣にいるゆずかをむさぼり食べている音だと気がつきます
ゆずかは苦しそうに痛そうに泣いています
あなたの脳裏には苦しそうなゆずかのうめき声が刻み込まれます
あなたはこの苦しそうなゆずかのうめき声を二度と忘れることはないでしょう
聞き耳を振ってください
ではあなたたちにはゆずかの心の声を聞いたように思います
私はもうだめだけど皆さんは生きてください
その直後ゆずかはあなたの心の声を聞きました
あなたはあなたの心の声を聞きました
あなたはあなたの心の声を聞きました
皆さんは生きてください
その直後ボリボリという音とゆずかのうめき声が消え周囲に静けさが戻ります
どうやらゆずかは芋虫に食べられてしまったようです
食事を終えた芋虫は大きく体を持ち上げます
そしてあなたの前にその姿を現しあなたは芋虫の顔を見ます
51:01
その時見えた芋虫の顔はあなた自身の顔でした
あなたたちが悪夢にうなされ目を覚ますとそこは病院でした
悪夢を見たことにより正気度を1D3減少させます
1D3を振ってください
2
では正気度を減少させてください
3
すると程なくして白衣に身を包んだ医師があなたたちの前に現れました
皆さんどうやら目が覚めたようですね
お体の具合はいかがですか
はいかけはずっと天井を見てホゲーとしています
では陽子は痛みを覚えながらここはと言います
花はゆずかについて聞きます
ここは病院です
あなたたちは爆発のショックによる失神でここに運ばれてきました
一緒にいらっしゃったゆずかさんは残念ながら亡くなりました
そんな
嘘だ
私があの時ご飯食べようなんて言ったから
私のせいでみんなごめんなさい
花ちゃん先輩それは違うよ
ゆずかちゃんが食べようって言ったんだよ
違うだってゆずかちゃんはまだ買い物したいって言ってたの
お腹空いたって言ったのは私も一緒だから
その理屈だったら私も一緒
ごめんなさい
では医師が花さんにハンチを渡してきます
大変な爆発事故でしたから混乱するのはよくわかります
でもあなたたちは全員無事です
54:05
あなたたちはゆずかさんがブラインドになってくれて
怪我もなく助かったのです
怪我もなく
そうですあなたたちには怪我はありません
あなたたちは気絶をしてここに運ばれてきたのです
そんなだって私腕が
私も左足が
ご覧になってくださいちゃんとありますよ
見てみるとちゃんとあります五体満足です
ヒットポイントも元に全部戻っています
あれ?
あれ?
事故の時を覚えてるわけじゃないけど
なんか変な夢みたいなのを見て
左足がなくなったはず
なのに
私も左腕がなくなっちゃったって思ったんだけど
あなたたちは無事でした
ゆずかさんのおかげで助かった
このようなことを申し上げるのは大変失礼かもしれませんが
ゆずかさんが多くの被害を受けた代わりに
あなた方の被害は少なかったのです
彼女がいなければあなた方の命は危なかったでしょう
あなた方の命は彼女に助けられたということです
彼女に助けられた命を大事にしてください
でも、あの時私たちがショッピングモールに連れていかなかったら
そもそもこんなことにはなってないんだよね
花ちゃん先輩、そうやって自分のを責めるのはやめて
いろいろあるでしょうが
どうぞ、ごめんなさい
いいです
いろいろあるでしょうが、あなた方は大変な事故に遭われたばかりです
まして食状態ですから、精密検査を受けていただきます
検査の結果が出るまでは、この病院から出ていかないでくださいね
午後の診療が終わりましたら、様子を見に参ります
では、これで
と言って医師は去っていきました
あなたたちはこれから簡単な検査を受けました
57:01
検査後、自由に病院内を動くことができるようになります
ご視聴ありがとうございました
