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2024-11-18 1:28:07

部活動187 『カタシロ』Case.黒柳林檎

Podcastで繋がった仲間たちとクトゥルフ神話TPRGを遊んでみました! シナリオ:カタシロ シナリオ制作者:ディズム様 https://booth.pm/ja/items/2274429 キーパー↓ 朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu) プレイヤー↓ 黒柳 林檎 ( https://twitter.com/Izenseno ) キャラクター:黒柳 林檎 https://iachara.com/view/9217251 (敬称略) 背景絵 さっぱ様 (https://twitter.com/sappa_trpg) 表紙画像 canva様 (https://www.canva.com/) キャラクター立ち絵 星野式★ちびキャラメーカー様 (https://picrew.me/ja/image_maker/2377565) NPC立ち絵 だう様 (https://twitter.com/namelessyue) BGM DOVA-SYNDROME様(https://dova-s.jp) ■■■注意■■■ ・上記のシナリオのネタバレを含みますので、プレイ予定の方などはご視聴をお控えください。 ・視聴いただいた皆様で感想等をTwitterなどでつぶやいていただく場合は、ふせったーなどを使用してネタバレ防止対策をしていただくようお願いいたします。 ・ハウスルール有 ※本チャンネルは収益化を行っていないため、金銭は発生しません。 本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『新クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」 メールアドレス podcast.trpg@gmail.com Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg​

サマリー

ポッドキャスト「片城」では、黒柳りんごさんが記憶喪失の状態で目覚め、医者との会話を通じて自分の過去を探る様子が描かれています。物語は緊迫感を持ち、自己認識と過去の探求に焦点を当てています。このポッドキャストでは、目黒あぎらさんと黒柳りんごさんの会話を通じて、記憶を失った理由や彼女の入院生活について語られています。彼女たちの交流の中で、事故や病院のルールについての話が展開され、登場人物たちの背景に迫ります。ポッドキャスト「部活動187 『カタシロ』Case.黒柳林檎」では、キャラクターたちが意識の変化や医療に関する話を通じて、テセウスの船の概念や病院の環境について語ります。特に、りんごさんとあきらさんの会話を通じて、退院の希望や不安が描かれています。このエピソードでは、臓器移植という倫理的な課題をテーマにした試行実験が取り上げられ、健康な人を選んで殺すことの是非について議論されています。また、登場人物の中で意見が分かれ、感情や倫理観について深く考えさせられる内容となっています。このエピソードでは、あきらさんが重傷を負った後の脳だけの状態で生き残り、彼の脳を模した人工の体を手に入れる過程が描かれています。物語は、彼の身体の限界とそれに伴う人間の生き方についての深い考察をもたらします。また、映画や祭りについての会話を通じて、参加者たちの経験や意見が共有され、様々な人々が活動している様子が描かれています。

記憶を失った女性
で、来るのは、ちょっと、なかなか、ハードル高い感じです。これ。
話はしやすいかと思います。
ああ、はい。
あの、自分が作ったキャラで、記憶がなくなった状態っていうのが、想像しづらいですよね。
そうですね。
自分がわかんない、記憶がないとしたらどうするかなので、考えやすいのは考えやすいんじゃないかなって思います。
はい。
困ったら、私が演じているキャラに相談してくれてもいいですし、
助けてキーパーって言ってくれれば、咲夜が出てきます。
わかりましたね。はい。
水井さんがエビゾリ待機って言ってるんですけど。
どんな、どんな感じで。
はい。
じゃあ、飯になりましたので、大丈夫ですか?
はい。
お茶とかトイレとか今のうちですけど、いいですか?
はい、大丈夫です。
では、ライブ配信を押します。
はい。
はい、ライブ配信中になりました。
こんばんはー。
こんばんはー。
今日は、シンクトル不神話TRPG、片城を久しぶりに遊びます。
最近はね、私が回しております、咲夜です。
今回のお客様は、黒柳りんごさんです。
ご紹介とキャラクターの紹介をよろしくお願いします。
はい。
えーと、ポッドキャスト、黒柳キリオシティリンゴソーをやったりやらなかったりしております、黒柳りんごです。
今日のキャラクターはですね、自分を連れてきました。
黒柳りんご、職業、会社員、九州の出身の女性です。
はい。
はい、なぜかライフル技能を持ってますけれども、これは興味ということで、よろしくお願いします。
はい。興味持って、ライフル技能があると。ご尋問。
はい。何があるかわかんない。自分自身なんで、もし守らないといけないときは、ライフル撃てたらいいかなと思いまして。
なるほど。
はい。素手ではいけんかなと思ってですね、はい。
あとですね、運転高いなと思ってたんですけど、よく運転されてますもんね。
はい。バリバリ毎日運転しておりますので、運転はまあ、高くてもいいかなと。
はい。わかりました。
今日はそうですね、機械修理があるんですけど、何か機械触られるんですか?
いや、特には触らないですけど、これもあの興味で。
興味なんです。
はい。職場の方でちょっといろいろと、ちょっとした修理的なことは少しはやったりするのが楽しかったりするので、工具が好きだったりとか。
なるほどね。
はい。それではい、ちょっと入れてみてます。
はい。わかりました。
はい。ではちょっとだけ工場を述べますので、しばらくご静聴ください。
はい。
この片城というシナリオは、作者のリズムさんがいろんな方とおしゃべりをしたいという目的で作られました。
ということで、今回はぜひ私とのおしゃべりを楽しんでいただけたら嬉しいです。
私が回すときには片城舞台版に準拠して、記憶喪失に今からりんごさんになっていただくんですけどね。
一つだけ何かを覚えていてもいいということにしていますが、りんごさんは何を覚えていらっしゃるでしょうか?
お母さんだったということは覚えてたいです。
お母さんだった?お母さんだ?
お母さんだ?
お母さんです。である。
現在進行形お母さんだと。
はい。
ということですね。なるほど。
はい。
このシナリオとても有名でして、舞台化それから映画化もされているほどなんですけれども、
内容をよくご存知の方もいらっしゃるかと思います。
しかし初めてご覧になる方もいらっしゃると思いますので、ネタバレになるようなコメントはご遠慮ください。
また、テキストなどで漢字をつぶやかれる際は、フセッターなどをご利用ください。
ご協力よろしくお願いします。
それから、ここから何回か片城をたくさん回すんですね。
医者との対話
今のところあと3、りんごさん入れて4回します。
ということで、今からやるよーという方は、ちょっと回れ右していただいて、見ないでおいていただけると嬉しいです。
それからやってみたいっていう人もね、見る前にご連絡いただけたらと思います。
よろしくお願いします。
では、前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ始めたいと思います。
心の準備はよろしいですか?
音を変えていきます。
シンクトル不審話TRPG 片城
始めていきます。よろしくお願いします。
あなたは目が覚めると病室のベッドにいました。
いえ、正確には手術室です。
頭痛がひどい。体が動うように動かない。
そこに一人の男がやってくる。コンコンコンとノックの音がします。
やあ、気がついたようだね。私は医者だ。
君は落雷にあって病院に運ばれてきた。覚えているかい?
いや、覚えてないです。
覚えてない?え、名前は?
えっと、思い出せないですね。
どこに住んでいたかとか。
え、あれ?わからないです。
では、アイデアが振れます。アイデア振ってみてください。
エクストリーム成功、素晴らしいですね。
とても1個覚えていたことがあります。
強い光を浴びたという記憶。しかしそれ以前の記憶がありません。
常識などの社会的に生きるための記憶以外。
あと、りんごさんがこだわっているたった一つのこと以外、すべてを忘れていることに気がつきます。
あなた自身に関する記憶が抜け落ちているようです。
何も覚えてない。
なんか光がわっと光ったのは覚えてるんですけど。
たぶん、はい。私はたぶん、なんかお母さんやったような感じがしますね。
お母さん?あ、君は母親だってことかい?
はい。
そっか。それで今ここにいて、君自身に関する記憶を失ってしまっているということはちょっと大変だね。
ええ、そうですよね。
検査が必要だね。体も本調子ではないかもしれないし、しばらくすれば、まあ動けるようになる。
約束はできないけど、記憶もちょっとずつ戻っていくだろう。
数日は様子を見た方がいいかな。3日間はここにいてもらうことになるんだけど、いいかな。
3日…。
誰かに連絡とかって、私持ってたものとかって、なんかなかったんですかね。
君が持っていた荷物っていうか、君と一緒に運ばれてきた荷物が一つあったんだけどね。
焼け焦げてボロボロだったんだよ。
えー。
残っていたのがこれなんだ。
と言って、紙のようなものを渡してきます。
それには黒柳りんごという文字がかろうじて読めますね。
うーん。え?これは何でしょうね。
うーん、なんか名詞っぽいんだけどね。
ええー。
これあなたの名前かい?
ええー。うーん。そうなんですかね。
いやー、でも名詞だから誰かにもらったものかもしれないし、わかんないですね。
うーん。あ、そうか。
他の名詞かもしれないってことだね。
はい。
うーん。
まあ、他にものも残ってないしね。
ええー。ええー。
それでも連絡は誰かにしないと、記憶は戻る、戻るんですね。3日で戻るんですよね。
3日で記憶が戻るかどうかはちょっと保証ができないんだけど、今すごくなんか調子が悪そうな顔してるんだけどさ、体の調子は3日で戻ると思うよ。
はい。入院日とかね、ちょっとあるから。
まあまあ、調子が悪い人はさ、そこは今は気にしないで。
あー、はい。ありがとうございます。
そうだね。あ、あと一個謝らなきゃいけないことがある。
ここ手術室なんだけどさ、他に部屋がなくてね、物々しくて申し訳ないんだけど、ここで3日間過ごしてもらうことになる。
過去の真相
えー。え?病室、あ、身寄りが誰かわかんないからってことですか?
ううん、違う違う。病室がね、今、マンショーなんだよ。
えー、あ、他にその、なんか、入院している方が多いからってことですよね?
そうそうそう、ベッドが全部埋まっちゃってるんだ。
大きな病院なんですか、ここ。
そんなに大きくはない。
うーん、はい。
すまないね。
あー、いえいえ。
じゃあさ、君が記憶がなくて心配だろう?
はい。
お母さんだってことは、きっとお子さんが待ってるだろうしね。
そうですよね。
だからさ、思い出すためにも、そのきっかけを探ろうというね、君とおしゃべりがしたいんだ。
あー、はい。
ちょっと面白いお話持ってきたんだけど、しゃべりしてもらってもいいかな?
あ、はい、お願いします。
じゃあさ、このボードを見てくれるかい?と言って、医者はどこから取り出したのかわかんないんですけど、急にボードを持ってきます。
はい。
君は囚人のジレンマというゲーム理論を知っているかな?つまりは覚えているかな?
いや、わからないですね。
これはね、共犯を働いたと見られる2人が黙秘、もしくは自白をするっていうゲームなんだけど、
今回はさ、じゃあ君と僕とが何か共犯を働いて悪いことをしたと。
で、警察に捕まってしまった。
君と僕は別の部屋に入れられて取り調べを受けている。
でね、僕たちは自白をするか黙秘をするかを選ぶことができる。
囚人Aが君で、囚人Bが僕だとしよう。
囚人Aが黙秘、そして僕も黙秘だったら懲役はお互い2年だ。
だけど、君が黙秘して僕が自白した場合、君は10年の禁錮、僕は0年、お役御免だ。
反対に、僕が黙秘して君が自白したら君が0年で僕が10年。
2人ともが自白した場合はお互い5年の懲役となる。
ここまではわかってもらえたかな?
じゃあさ、ゲームだからこれ今やってみようか。
せーのって言うから、黙秘か自白か同時に答えてみようか。
はい。
決まったかい?
はい、決まりました。
早いね。頭の回転がいいね。
いえいえ。
じゃあいくよ。せーの。
自白。
お、両方とも自白した。ということはお互いが5年の懲役だ。
ああ、よかった。
よかった?
聞いてみてもいいかな?
はい。
君はどうして自白をしたんだい?
え?
そうですね。いやもう、悪いことして捕まっちゃったわけじゃないですか。
なので、黙秘しても気持ちよくは過ごせないじゃないですか。やっぱり気になって。
なんで、相手が黙秘しちゃうかもしれないですけど、自白するかもしれないし。
だったら、自白しちゃった方が、なんかスッキリするかなと。悪いことは悪いことで。
はい。
と思いました。
悪いことが悪かったから自白をした。
そうです。悪いことはもう悪いことなんで、認めて、罪を償って、リセットして、
新しい人生を歩んだ方がいいと。
なるほどね。
はい。
さっき君はさ、たった1個、お母さんだってことを覚えてるって言っただろう?
はい。
今の言い方がさ、お母さんって感じ。
お母さんなんですね、私ね。
きっとそうだね。
はい。
いやあ、君の娘さんか息子さんかはとても幸せだと僕は思うな。
ああ、そうですかね。
だってこんな正直でさ、まっすぐなお母さんに僕も育てられたい。
まっすぐじゃなかったんですか?お父さん、お母さん。
いやあ、どうだろうね。よくひねくれてるとは言われるね。
先生はどうして自白だったんですか?
うーん、そうだね。僕も一緒かな。
うん、なんとなくね、言わなきゃいけないような気がしてさ。
ああ、そうですか。
悪いことは悪いもそうなんだけど、
はい。
悪いことをしたことは事実だけど、どうしてしてしまったのかっていうのは言わないといけないかなと思って。
ああ、そうですね。
僕も親だからね。
ああ、お父さんなんですね。
そうなんだ。
ああ、お若く見える。
見えるだけでね、お若くないんだよ。
そうなんですか。
病院での出会い
そろそろ外来の患者を見なければならない時間になってしまった。
はい。
じゃあ、君はここにいてもらう。僕はちょっと行ってくる。
すいません、お手洗いとかってどこにありますか?
今日多分この部屋からなかなか体が動けないかなって思うんだけど、
はい。
そういう時はさ、ナースコールここにあるから呼んでくれる?
ああ、わかりました。
遠慮なく呼んでくれていいからね。
はい。
じゃあ、行ってくるね。
はい。
こう言って医者はヒラヒラーと手を振って行ってしまいます。
ああ、ヒラヒラー。
あなたは今手術室のベッドの上にいます。体が重い。
ですが、手の届く範囲であれば気になったものを調べることができそうです。
今日はね、1日目はね、2カ所。
ここを調べることができます。
どっちから調べてみたいですか?
えーと、何かなこれは。モニターみたいな。
はい。
ベッドサイドモニター。
ベッドサイドモニター、そうですね。
はい。
読んでもらってもいいですか?
はい。
ベッドの側には患者の心拍数や血圧などの異常を教えてくれる装置がある。
このような危機が出されているということは非常に危ない状況だったのだろうか。
97と98という数字が画面に表示されている。その数字が何を意味するかはわからない。
はい。
えーと、何か調べてみたいなと思ったら、調べるのにふさわしい技能に成功すると何かわかることがあるかもしれません。
うーん、97と98。危ない状況。
え、私が?
誰、誰が?誰、誰のこれは?私には繋がれてないんですよね、これ。
そうですね。じゃあ目星か何か振ってみますか。
あ、はい。
目星、45。
失敗。
失敗。はい。
じゃあ、よくわかんないですね。
よくわかんないですね。
血圧かなぁ。
低いですね。
私低いんですよ、血圧。
あ、そうなんですね。
はい。ちょうどこれぐらいの。
おー、それは低い。
はい。じゃあもう一つのこれ、器具ですか。
はい。
これは読み上げるんですかね。
はい、お願いします。
はい。ベッドのそばにある台の上には器具が並べられている。刃物の類はない。
はい。こちらもですね、何か触れる技能で調べてみてもいいですよ。
はい。じゃあ、なんか、な、に、な、なんだろう。
へー。
あー、全部低いな。
じゃあ目星。
はい。失敗。
何もわからん。
何もわからん。
はい。
なんだ、ライフル使わん。
はい。
ライフルないですね。
はい。
あ、じゃあライフルないかなって、部屋見回してみてもいいですよ。
ライフルないかな。
何をこれ振ったらいいんですかね。目星ですかね。
何か他のもので、こねてくれたらいいですけど。
そうですね。
えーとじゃあ、何もわからんもんなこれ。
利き耳もだめか。利き耳もあれか。
え、何でライフルとか持ってきたんやろ。
ライフル。
悩んでると、ライフルないかなーって見回しながら悩んでるとですね。
はい。
何か壁の向こうから声が聞こえます。
はい。
誰かいるの?
おーびっくりした。
あれ?
あ、はい、え、はい、はーい。
あ、よかった。何かこそこそ音が聞こえたから話しかけてみちゃったんだけど。
あー、あ、ライフルないかなーって探してて。
ライフル?
あーいやいや、こっちの話だけど。
あの、えーと、お隣さんかな、お隣さんですよね。
そう、隣の部屋にいるの。入院してる。
あー、入院してるんですね。
うん、ずーっと。
そこは、そこはちゃんとした病室ですか?
うん、たぶん。
あー、そうなんですね。
ずーっとここにいるから暇なんだよね。話し相手になってくれる?
あー、はい、いいですよ。
お姉さんも入院してるの?
あー、うん、そう、そうですよ。入院してます。
え、どっか悪いの?
あ、いやね、何か記憶がなくて。
え?
気づいたら、うん、ここに来てました。
記憶がないの?お姉さんも?
うん。えー。え、記憶ないんですか?
うん、私は記憶あるんだけどね。そこの部屋に入る患者さんはみーんな記憶がないっていうの。
えー。
そういう人が入る部屋なんだーって思ってた。
え、つい最近はいつ頃にここにその人たち、人たち、人が来ましたか?
最近?最近、せ、先週?
先週?
うん。
え、その人はなんで記憶がなくなったのかって話してました?
うん、わかんない。
わかんない、えー。
え、女の人ですか?男の人ですか?
先週の人は女の人。
えー、もう退院したんですか?その人。
うん、なんかね、みんな三日ぐらいで退院しちゃう。
あー、やっぱ三日なんだ。そうなんですね。
うん。
で、あなたは、え、ずっといるんですよね?
うん。
え、どうしてですか?
どこが悪いんですか?
事故に遭っちゃったの。交通事故。
ほうほうほう。
結構大きな事故だったから、ひどいことになっちゃって、もうね、5年ぐらいここにいる。
えー、5年?
うん、それぐらい多分。
ひどいことって、ど、どんな、ごめんなさいね、いろいろ聞いて。
ほんとね、目が見えなくなっちゃって、体も動かないの。
あら。
だからもう暇で暇で。
あ、でしょうね。
頭はすごく動いてる感じ。
うん。
考えることはできるし、お話もできるし、聞くこともできるけど、動けないからさ、お父さんばっかりでお話してるの。
お父さん、あ、お父さんが生きてるんですね。
お父さん、ここの先生。
おー、先生。
大変、私、自己紹介してませんでした。
私の名前は目黒あぎらって言います。
ほうほうほう。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
私、黒柳りんごです。よろしくお願いします。
あ、名前は覚えてたんだね。
あ、そうか。
名刺に書いてあったから、そうかなと思って。
へー。あ、じゃあ名刺はあったんだね。
名刺があって、他の人のかなって思ったんだけど、
多分私のかな。
なんか名前ないと気持ち悪いし。
事故と記憶
そうだよね。
りんごさんってかわいい名前だね。
ありがとうございます。
あきらさん、あきらさんは男の子ですか女の子ですか?
女の子だよ。
あ、女の子ですね。
かわいい。かわいいよ、名前で。
へー、ありがとう。
他に覚えてることは本当にないの?
あとは、私にも子供がいたかなっていうのはなんとなくね、覚えてはいる。
どんな子?どんな子?
えーとね、これ詳しく覚えてていいんですかね。
どちらでもいいですよ。
あー、ほんとね、多分、どんな子?
普通の子だよな。
普通の子?
普通の子だったと思う。
いいなー。
りんごさんみたいなお母さんいたら楽しそう。
ほんと?
あきらさん、お母さんはいない?いる?
お母さんね、事故で死んじゃった。
あー、そうか、そうなんだ。ごめんなさい。
お父さんは優しい?
お父さん優しいよ、面白いし、チャラい。
チャラい?チャラいんだ。
え、あきらさんは何歳なの?
えーとね、普通だったら多分中学生ぐらい?
普通だったら中学生ぐらい?
事故に遭った時は小学生だったから。
あー、そうか。中学生くらいの女の子は、そうね、お父さんのことチャラいとか言うよね。
お父さんね、でもチャラいけどね、名医さんなの。
えー、すごいね。
私のこともね、ずっと諦めずに治そうとしてくれてるの。
だから私が泣き言言うわけにいかないんだ。
うん、えらいね。
きっとね、治るよ。
ほんと?
あー、治ったらさ、りんごさんにも会いに行きたいな。
あー、どうぞどうぞ。どうぞどうぞっていうかね、私もここ、ドアが開けば行きたいけどね。
ドア開くのかな。
え、もう動けそうなの?
あー、そうか、私今ちょっと動けないんだったら、動けませんよ、私今。なんか体が重くて。
そうなんだよねー。
じゃあ、動けないことを思い出した途端に、強烈な眠気があなたを襲います。
まだ体力が戻りきっていないようだ。
泥のように眠りに落ちる直前、隣の部屋から、
おやすみ、という声が聞こえた気がする。
2日目です。目が覚めた。
あなたは相変わらず手術室にいる。
しかし様子がおかしい。視界が白黒になったり、ちらついたり、正常ではない。
一体どうなっているのかなーと思っていると、医者がやってきます。
やあ、おはよう。
どう?調子。
目がおかしいですよ。
目?
目がおかしい。
なんか目がチカチカして、よく見づらいですね。
チカチカするのかい?それは困ったね。
じゃあ、でもね、今ね、検査機器を外来で使っちゃってるからさ、
後で、外来が終わったら検査をしよう。
心配しなくても良くなっちゃうから大丈夫だよ。
ああ、そうなんですね。
あとの調子はどうだい?体は?
体はどうなんでしょう?だいぶ動ける感じですかね?
そうですね。少し昨日よりはマシになっている感じですね。
ああ、だいぶ楽にはなりましたね。
ああ、それなら良かった。
じゃあ問題が記憶だから、記憶を取り戻そう。
今日もおしゃべりをしようじゃないか。
はい。
今日もこちらを見てもらえるかな?と言って、にょろんとボードを出してきます。
テセウスの船
君はテセウスの船というパラドックスの話を知っているかな?つまりは覚えているかな?
なんか聞いたことあるぞ。
ああ、でも分かんないです。
テセウスっていうのは、ギリシャ神話の英雄で世界中を冒険した人なんだ。
テセウスが乗っていた船なんだけど、冒険の途中でどんどん壊れちゃったりしてさ、古いパーツを徐々に置き換えていった。
砲を取り換えたとか、壁を取り換えたとか。
そうして結果、全てのパーツが新しいものに置き換えられていった。
その時、その船は同じテセウスの船と言えるのかどうかってことだ。
君はどう思う?
全てのパーツっていうのは、全部外海管とかもってことですかね。
そうそう。
中も全部ですよね。
別の船じゃないですか。
別の船。それはなぜかい?
だって、性能とか変わってきますよね。
そうだね。そうかもしれない。
あと見た目も変わるし、別の船に変身したって感じですかね。
なるほどね。
じゃあ、テセウスさんはもういない人なんだけど、テセウスさんを思い出せるようにとか、
この職人さんがね、元の船と全く同じ大きさ、全く同じ外観のパーツを作って置き換えていったら。
あー。はい。
どうだろう。
それは別の船じゃないかもです。
外観が問題だったのか。
そうですね。外観と、その性能自体が変わらないんであれば、変わらないか、それプラス、なんか進化する的な感じだったら、
同じ船かなって思うんですけど、
中の機械的なものとかが変わったりとかしても、外観が変わらないと変わらないんで、
何を言ってるかわかんなくなった。変わらないけど、でも外観が変わってしまうと、
同じ性能でもなんか別のものっていう感じがしますね。
あー、なるほどね。
外観と性能の議論
外観が同じだったらOK?
そうです。外観というか、
性能と?
性能もそうですね、ガラッと全く違うものに変わってしまうんじゃなくて、
だと、同じ船を復刻させた?復活させた?というか、同じ船と見ていいんじゃないかと思いますけどね。
なるほどね。
じゃあさ、変な例えするけど、最近アニメでさ、昔の20年くらい前のアニメを急に復刻させるのってあるじゃない?
はい。
覚えてないか?
20年前の…
うん。うんちゃら2分の1とかさ。
あー、はい。なんかそう、あったんでしょうね、そういうのが。
そういうのがさ、例えば声優さんが全然違う。
はい。
絵の雰囲気、絵コンテっていうのかな。
はい。
ああいうのが全然違う。
うん。
でも内容は全く一緒で、タイトルもうんちゃら2分の1だ。
あー。
これは?
難しいなあ。
お話は同じなんですよね。
うん。
見る人がどこに、どこに注目するかだと思うんですけど。
あー。
あのストーリーが好きで見てた人は、ストーリーが変わらなかったら、同じものだと思うし、
キャラクターが好きだった人は、声優さんとか、そのキャラクターの絵コンテが変わっちゃうと、別物だっていうと思うし、
なので、その人によるんじゃないですかね。
わかんない。
なるほどね。
はい。
ということは、君がテセウスの船の外観が変わったらテセウスの船ではないって言ったってことは、
君は外観を重視してる、あと性能?
はい。
ということかな。
船はそうですね、車とかだってそうだと思うんですよ。
あの、車が好きな人とかって、エンジンがダメになってもエンジンを同じ外観のまま、
同じその車にエンジンを乗せ替えて長く乗ったりするじゃないですか。
それで、同じ車だって言ってずっと長く大事に乗ってるから、
そういう感覚です。このテセウスの船は。
なるほどね。
はい。
病院の様子と患者の状況
面白いな。君はいろんなことを多角的にちゃんと見てるんだけど、
他の人から見たらこうじゃないかとか、っていうことが考えられるんだけど、
君自身の意見はすごくはっきりしているね。
はい。
いや、すごく面白いし、いいことだと思うよ。
ありがとうございます。
君のことがちょっとわかってきたね。
記憶は戻んないんだけどさ。
へへ。
へへって、先生、もう2日目ですけど、大丈夫なんでしょうか。
3日はさ、ほら、体基準だから。
はい。
でもね、目は今日中に治るんですか?
今日中にね、外来が終わったら、ドッグ持ってくるよ。
僕は外来の人見てくるから、行ってきてもいいかな。
先生、看護師さんっていないんですか、ここ。
看護師さん?いるよ、いるよ。
先生が一人で忙しそうですね。
じゃあ、君の担当医ってことで。
はい。
ダメ?
ああ、いいですよ。はい、お疲れ様です。
ありがとう。じゃあ、イケメン担当医でよろしく。
言いながらまたヒラヒラーって手を振って、行ってしまいます。
チャラいな。
ん?なんか言った?
あ、チャラい。
先生。
ああ、お父さんか。
お父さんか?
お父さんか?
じゃあ、悩んでいるところですけど、
相変わらず体は重いですが、昨日よりも動けそうです。
少し歩いて気になったものを調べに行くことができるでしょう。
今日はここに行けます。
どっちから行きましょうかね。
右か左か。
えーと、じゃあ、右から。
右から。はい。
はい。りんごが邪魔して。
ちょっと動かします。
はい。
入れそうですか?
入れないかな?
あれ?ちょっと待ってください。
りんごさんが。
移動しまーす。
はい。
これで行けますか?
あ、押せました。
はい。
大丈夫です。
資料。
腰を歩いた先にある棚には、いかのような患者の名簿とまわしき資料が納められている。
名前。
適正率1。
あ、こっちか。
適正率1。
えっとですね、チャットの方にも出してあるので、
そちらも見てください。
はい。
名前がたくさん並んでるんですけど、そこまでは読まなくていいので。
あ、いいですか。はい。
こんなのがたくさん並んでるなーって思います。
はい。
適正率。
こわ。
なに?
ちょっとね、よく見てみたかったら目星とかが振れます。
じゃあ目星振ります。
はい。
目星失敗するんだよな。
いちくり?
ああ。
すごい。
はい。
すごい。
はい。じゃあですね。
はい。
えっと、すっごいいっぱい。
これ今、これ8段?7段か8段くらいしかないんですけど。
はい。
ここにはね。ただページをめくっていくと本当にいっぱいあって。
はい。
で、パラパラめくっていると、走り書きを発見します。
両方の適正を持った人間が見つからない。引き続き患者から高い適正率を持った人間を探す。とありました。
えー。適正率。こわいな。
えー。腎臓?
なんやろ。
おえー。両方の適正。
で、これ。えー。適正率。
こわ。
え、いやこの左の。
はい。
波音装置。
はい。
はい。います。
はい。
えっと、ペッドから少し離れた位置に音符で体温を適用に維持するための装置がある。
こちらも何かしらの技能に成功するとわかることがあるかもしれません。
あ、じゃあ目星を振ります。
はい。
はい。
お、成功。素晴らしい。
急に。
目がチカチカしてるのにすごいですね。
はい。ではですね。えーと、波音装置なんですけど、音符を出すはずなのに霊気が出ていることに気がつきます。
えー。
また、霊気と一緒に何かの別の気体を発しているようですが、それが何なのかはわかりません。
こわ。
むしろ別の気体だってなんでわかったのかなっていうぐらいです。
えー。何か変な匂いがしてたんでしょうか。
匂いはね、しないんですよね。
うん。
目がチカチカしてるから何か見えないものが見えるとかですかね。
あー、そうかもしれませんね。
はい。
わ、こわ。
え、ちょっと私は一体ここは。
え、な、え、ここな、え、こわ。
え、ドアは開かないんですかこれ。
ドアまで倒れつけないんです。
あー、そっか。体が。そっか。
はいなー。
じゃあ、うーんって思っているとまた声がかかります。
はい。
もしもーし。
わ、はーい。はーい。こんにちは。
あ、こんにちはりんごさん。調子はどう?
んーっとね、今日はちょっと目がチカチカするかなー。
え、目?大丈夫?
うーん。でもね、見えてはいるからあれなんだけど。
うんうん。
あきらさんはどう?
うん。いつもと変わんない。
うんうん。あ、そっかー。元気そうだねでもね。
うん。
うーん。
りんごさんの方が心配だね。目がおかしいって。
そうなんだよねー。
こういう人は初めて聞いたなー。
あ、そうなんだ。
うん。
今までの人はどんなこと言ってた?
今までの人はね、なんかね、頭がボーってしてたり、なんかお話通じなくなっちゃったり、すごいうわーって変なこと言ってたりしてた。
へー。
なんかピンクのマンモスがあんちゃらかんちゃらーとか。
あ、こわー。
うん、怖かった。だからりんごさんもそうなっちゃったら怖いなーって思ってたの。
うーん。
えー、怖いねー。早くここなんか出たい感じがしてきたー。
あー、そうだよねー。早く退院したいよねー。
うーん。
亡くなっちゃったら寂しいけどねー。
えー、ねー、一緒に退院できたらいいねー。
うんうんうん。そうだね。
うんうん。ねー、早く良くなってー。
うーん。
あー、でも、ここはなんだろうー。お父さんは、お父さんもしかしてー。
うん。
あのー、イケメンさん?あのー、なんかこう、こっちのお部屋にも来てるんだけど、お父さん。
うん。
で、いろんなお話をしてくれるんだよね。テセウスの船の話とか。
あー。えっと、こういうときなんて言うんだっけ。えっと、えっと、あ、うちのお父さんがごめんなさい。
え?
ほんと、お父さんねー、なんか難しい考えるお話大好きなのー。
あー、やっぱりお父さんかー、じゃあ。
うん。みんなにいろんな質問してねー、ヘラヘラーって笑ってんの。
あー、確かに笑ってたなー。へへーって言ってたなー。
あー、お父さんなんだねー。
あー、今までもじゃないんだねー。
お父さんは何のお医者さんなのー?
お父さんはねー、えっとねー、脳神経外科って言ってた。
あー、脳神経外科。脳なんだ。
うん。
てきれい。
おー。え、じゃあ、あきらさんはまた別のお医者さんが見てくれてるの?
退院への希望
お父さんが見てくれてるよ。
お父さん。
うん。
他にお医者さんはいないのかな、ここ。
あ、そういえば、会ったことない。
えー、あ、お父、あ、そうか、小さな病院って言ってらしたなー。
お父さんだけなんだ、お医者さん。
あー、そうかもしない。
うん。
なんだねー。
うん。
ここの病院は、なん、なんて名前かわかる?
えっとね、目黒医院だよ。
目黒医院か。
あ、なんか、えらい都会に来てるな、私。
えー。
お父さんが目黒さんだからかな。
あー、そうなんだね。
はいはい、東京じゃないんだね。東京の目黒じゃないんだね。
すごい街だから。
お父さん。
目黒さんか。
うん。
うん。
あ、りんごさん、りんごさん。
何?
あのね、一緒に退院できるかどうかはさ、ちょっとわかんないんだけど。
うん。
もしね、りんごさんも退院して、私も退院したら、一緒に遊んでくれる?
うんうん、もちろん。
ほんと?
遊ぼう。
うん、遊ぼうね。
やった、約束だよ。
うんうん。
やったー、いえーい。
ねえねえ、早く元気になってね。
うんうん、りんごさんもね、早く目が治るといいね。
うん、ほんとだね。
ねえ、お父さん早く来てくれればいいのにね。
うーん、そうだね。
目をね、とにかく治してほしいのと、まあね、ちょっといろいろ聞きたいことがあるの。
そうなの?
うん、でね、いろいろちょっとね、聞きたいことがね、あるからさ。
そうか。
お父さん忙しそうだもんね。
うん、でももうちょっとしたら来るんじゃないかなって思うよ。
うん。
そんな話をしていると、また強烈な眠気があなたを襲います。
歩けるようになったとはいえ、まだ体力が戻りきっていないようだ。
泥のように眠りに落ちる前、隣の部屋から
おやすみ
という声が聞こえた気がする。
3日目です。
うん。
目が覚めた。
あなたは相変わらず手術室にいる。
視界はクリアになっている。
体の調子も昨日より良くなっている。
うん。
そこに医者がやってきた。
はい、おはようございまーす。
おはようございます。
入院と検査
どう?調子。
あ、だいぶなんか楽になって、目もちゃんと見えるようになってます。
あ、よかったー。
はい。
君が寝てる間に検査をしてさ、治療したんだけど、君が寝てたから、ちゃんと見えるかどうか心配でね。
あ、母が寝てる間に。
うん。
ありがとうございます。
はい。
あの、この病室か分かんないですけど、手術室か分かんないですけど、
うん。
ここって、なんか他にも何人か入院されてた方がいらっしゃるって聞いたんですけど、
うん。
うーんと、なんか、あ、お隣のあきらさんはもしかしてお子さんですか?
あ、そう。あきらは僕の娘。
あ、お話ししてくれたんだね。ありがとうございます。
いえいえ。こっちもよかったです。暇だったんで。
そう、あきらも暇だ暇だってうるさいからさ。
そうでしょうね。まだね、中学生とか言われてましたもんね。
年齢だけはね、中学生なんだけど、ずっと一人でいるからか幼くて。
ああ。
どうですか?けっこうしっかりされてますよ。
そうかな。あの、しゃべり方がね、赤ちゃんみたいでさ。
ほんまにかわいらしいですけどね。
で、なんか、その、まあ、あきらさんに聞いたんですけど、
うん。
なんかここで入院されてた方がちょっとこう、なんでしょう、ちょっとこう、
頭がおかしくというか、なんか変なこと言っちゃったりとかして、とかっていう話を聞いたんですよね。
うんうん。
で、まあでも、みんななんかその、3日とかで退院していくとかって聞いて、っていうのと、
あの、この病室って一体、何の病室なんですか?
何の病室?え?ただの手術室なんだけどね。
ああ、手術は、この部屋だけですか?手術室は。
いや、えっとね、もう一個あるんだ。
ああ、そうなんですね。
ここは、僕がメインで使ってるからね。
ああ、そうなんですか。
あの、3日目ですけど、私は今日退院になるんでしょうか?
そうだね。体の調子はすごくなんか良さそうだし、
あとは記憶を戻して、戻らなくても、体が大丈夫だったらとりあえず退院してツイーンって感じかな。
家に帰れないですよね、でもね。
そうだね。
記憶が戻らないと、はい。
じゃあ、記憶を戻すお手伝いっていうか、おしゃべりを今日もしてもらってもいいかな。
ああ、はい。
はい。で、なんかちょっとワクワクしながらニョロンってまたボードを出すんですけどね。
ワクワクしながら出すようなボードじゃないんですけどね。
わお、はい。
じゃあ、君は臓器くじという試行実験を知っているかな?つまりは覚えているかな?
知らないです。
そうだよね。ちょっと物騒だもんね。
はい。
この臓器くじっていうのは、ある人間を一人積極的に殺して、それより多くの人間を助けることは良いことだろうかっていう試行実験なんだ。
この話にはルールがある。
1.公平なくじを健康な人に引いてもらう。当たりが出たらその人は殺される。
2.殺された人の臓器をすべて取り出して、臓器移植が必要な人々に配る。
3.移植は必ず成功するものとする。
4.くじに不正行為は起きないものとする。
5.これが一番大事なんだけど、人を殺す以外には臓器を得られないものとする。
ここまでは理解してもらえたかな?
はい。
この話は、君はどう思う?
ダメでしょ。
ダメでしょ。即答だったね。
それは理由を教えてもらっていいかい?
まず、健康な人の中からくじで選んだ人で当たった人を殺すんですよね。
その人って、別に死にたいわけじゃないじゃないですか。
くじでただ当たったから殺されるんですよね。
まずそれがいけないことと、その人の臓器を勝手にいろんな方に配るっていうのも良くないし、
その臓器をもらった方も、なんだろう、それで生き延びてもどうなんだろう。
気持ちよく生きていけるのかっていうのと、何も良いことがないような気がします。
なるほどね。一つずつ聞くんだけど、
くじを健康な人に引いてもらって、当たりが出たら死んでしまう。事故と一緒だよね。
いやー、ちょっと違う気がしますね。
そうかい。
殺された人の臓器をすべて取り出して配る。
これ勝手にやるっていうところが君が引っかかってるっぽかったんだけど、
これが国のシステムとして稼働していたら、勝手にではなくなる。
ここはどうだい?
国が勝手にやる。国が悪い。
なるほどね。
勝手にやっちゃうんでしょ。だって人間ですよ。
そういう法律を通したいって国会議員が言ってるとかって考えてくれるといいかも。
えぇー、ヘロクでもない。
そうだね。
何のメリットもないのに、そんな。
なんでそんな法律を作るのかも意味がわからないし。
なるほどね。
もしかしたらその国会議員は、自分の子供を助けたかったのかもしれない。
ダメでしょ。
ダメかい?
はい。
じゃあ君の子供がそれで助かるとしても。
うーん、そうですね。この臓器くじれってことですよね。
そうそう。
あー、ダメです。
やっぱり、どちらも、例えばこのくじで殺される人も、死にたいという願望があるとして、
で、殺された後、この臓器を誰かに、臓器提供しますよっていう意思があって、
だったら、うちの子にもらうかもしれません。その臓器を。
けど、そんな死ぬ気もないのに、いきなりくじで当たったって殺されて、
臓器を提供する意思もないのに、勝手にじゃあうちの子にくださいって臓器をもらうっていうのは、
私はいいかもしれないけどもしかしたら、子供が助かるから。
でも、もらった子供は、どうやろうって思います。
そういう経緯でもらった臓器を受けて、その後生きていくのに、何も感じず生きていけるのかっていうのは、
だったら、もう臓器をもらわずに、子供の意思に任せようと思うんですけど、
臓器をもらわずに、私はもう死んでしまった方がいいっていうんであれば、そっちを選ぶし、
臓器をもらってでも、その、くれる人がいるんであれば、臓器をもらってでも生きたいって言うんであれば、いただくし。
なので、この臓器くじで勝手に殺された人の、勝手にもらってっていうのは、考えられないですね。
自己認識と双子の存在
勝手にっていうところに引っかかってるのかな。
はい。
なるほどね。
そうか。貴重なご意見ありがとう。
はい。
いやぁ、物騒な話で3日目なんだけど、本当申し訳ないね。
あぁ、本当に。
私なんかあれですよね、臓器を勝手に移植されるとかじゃない、移植じゃねえや、誰かに提供するとかじゃないですよね。
そうなの?
あの先生、ちょっと私、ちょっとすいません、暇だったんで、なんかいろいろ、いろいろ見てたんですけど、
あのなんか、適正率がどうのこうのとかいう資料を見ちゃって、
ちょっと怖いなって思っちゃったんですけど。
そうか、僕も悪い者だからさ、こんなとこに忘れ物すんだよね。
先生のだったんです?これ。
そうそうそう、僕の僕の。
病院に送られちゃうよ。
さて、またそろそろ外来の患者を見なければならない時間。
そうだね、今日の夕方早ければ、まあ明日かな。
今、退院だ。翌日もきっと戻るでしょ。
えー、先生、私って、誰か家族とかっていうのって、もうわかんないですよね。
そうだね、何か連絡くるかなと思って見てたんだけど、来てないみたい。
臓器くじの試行実験
スマホはありました?
スマホね、燃えてた。
えー、燃える?
あー、なんですか。
君が無傷なのが不思議なぐらいだよ。
いや、ほんとですよ。
わかりました。
じゃ、また後でねー。
はい。
そう言って医者はまたひらひらーっと手を振って出ていきます。
えー、3日目、あなたは、今日は、ここを見に行くことができます。
隣の部屋に続いてる扉、今の体の調子ならあの子に会いに行ける。
どうしますか。
会いに行ける。
あ、行きます。
行きます。
はい。
どんな風に行きましょう。
えっと、コンコンコンって、ドアコンコンってやります。
コンコンって。
はーい。
あ、あ、あきらさん?
うん。あ、りんごさんだ。おはようございます。
おはようございます。
あのーさ、あたしねー、元気になったんだよ。
あ、え?
うん。で、なんかねー、体も動けるようになったから、
で、今ね、このドア見たら、そっちに行けそうなんだよ。
あ、ほんと?ほんと?
うん。行ってもいいかな。
うん。もちろん、あ、い、いいんだけどさ、
え、あたし、えっと、ずっと体動かなくて、目も見えなくて、
全部お父さんにやってもらってるから、なんかぐちゃぐちゃとかにされてたらどうしよう。
え?ぐちゃぐちゃ?
ぐちゃぐちゃっていうか、服とかいい加減に着せられてたり、髪の毛ボサボサだったりしたら、
いやだなーって思って。
あー、もう全然大丈夫よ。
私もあの、3日前からほらお風呂入ってないじゃん、これ。
あー、ね。入院してるとなかなかね。
そうそう。大丈夫、大丈夫。
ほんと?じゃあ、えっと、気にしないって言うんだったら、来てほしいな。
うん。じゃあ、お邪魔しますね。
うん。どうぞどうぞー。
はーい。
ドアを開けますか?
はい。
隣の部屋は薄暗い。部屋の中央がぼんやりと光っている。
そこにはベッドがあった。
そして、そのベッドに横たわっていたのは、あなた自身だった。
もちろん、あなたはベッドのそばに立っている。
だって、横たわる自分を眺めている。
では、ベッドで寝ている自分は誰なんだろうか。
どうして自分が二人いるのだろうか。
異様な光景に、あなたは正気度を失います。
3チェックをしてください。
はい。
とりあえず、失うよ。
あ、いや、成功!
では、1減少にします。
こっちで動かしておきます。
はい。ありがとうございます。
はい。
あれ?りんごさんも来たの?
うん。来たよー。
え?
え?どこかな?
え?ど、どこ?
うん。ど、どこにいる?
え?え?ここ、もしかして見えない?私変?
ううん。
で、でんでん?
わわ、かわいいね。かわいいよ。
ほんと?
うん。でんでん、あの、ぐちゃぐちゃじゃない。
あー、ほんと?
そういうその声がですね、その、体からではなく、もうちょっと奥の方から聞こえてきます。
え?その、え?体、え?体は?
体は、あの、あなたの格好をして、あなたの姿をして、静かに寝ています。
あきらの声は、もうちょっと部屋の奥から聞こえてきます。
あ、あ、あ、あ、これ、ここじゃないんだ。
えっと、え?ど、どこにいるのかな?
えっと、奥の方か。
えっとね、声聞こえる?
うんうん、聞こえるよ。
えっとね、こっちだよ、こっちー。
うんうん。
いや、ちょっと待っててよ、これ。
声の方向に向かってみますか?
ちょっとその前にこれ、わた、え?私みたいなのがいるんですよね。
はい。
これ、なんかちょっと、え?なんやろ。
え、さわ、さわる?
さわってみます?
はい、さわってみます。
はい、あの、人の顔をさわっている感じですね。
ひんやりしています。
あ、なに。
あ、こわい。えっと。
あの、つめたいではないですけどね。
あー、ひんやりと。
脳の残存と人工体の接続
ひんやりと。
てるんですね。
はい。
はい。
いやー、あき、あきらさん、ど、どこかなー。
どこかなー。
なんか、く、ちょっと暗くて、目がね、あんまり慣れてないみたいで。
え?あ、暗いんだ。そっか、ごめんね。
わたし目が見えないからさ。
うんうん、そうだよね。
うん。
声の方へ行ってみますか?
あ、行ってみます。
はい。では、声の方へ向かってみると、このようなものが見えました。
声が聞こえてきているのは、ベッドの脇に置いてある機械が付随したシリンダーからだった。
そのシリンダーは緑の液体で満たされており、中には脳みそが浮かんでいた。
こわい。
あきらの声は、このシリンダーに付随していた機械から聞こえてきている。
あ、あきらさん、いたいた。
あ、いた?よかった。わたしのことわかる?
うん、わかるよ。
あ、大丈夫かな?ぐちゃぐちゃじゃないかな?
うん、全然大丈夫よ。わたしの方がぐちゃぐちゃだよ。
あ、そっか、よかった。お父さんちゃんとしててくれたんだ。
うん。優しいね。
ふん、よかった。
えへへ。お父さんもおしゃれさんだからね。
そうそう、しゃらいけどおしゃれ。
こんな話をしていると、後ろから声が聞こえます。
もうそんなに動けたんだ。
体を自由に動かすにはもうちょっと調整が必要だと思ったんだけどね。
これはどういうことでしょうか。
そうだね、説明しないといけないよね。
あきら。
なに?
ちょっとこのお姉さんと、ぼくお話があるからさ。
あきらはちょっと寝ててくれないかい?
え?なに言ってんのお父さん。わたしがりんごさんと先にお話してたのに。
お父さん後から入ってきです。
あら、え?
こ、この、え?あきらさんってなん、なん、なんですか。
うん、あきらはね。
この脳が、脳だけが、あきらが残っているものだ。
体の原型がとどめられないほどの重傷を事故で負ってしまってね。
なんとか脳だけは保存ができたんだ。
幸いぼくは交流があった。
そういうことができる種族との交流がね。
種族、え?え、お医者さんじゃないんですか?
お医者さんだよ。
種族と交流って宇宙人的な?いや違うかな。
まあまあそんなふうに思ってもらってもいい。
あ、はい。
彼らには技術がある。
その体を完全に模して作る機械。
機械で模して作れる。
うーん。
最初はね、あきらの体を作って、それにあきらの脳を入れようとしたんだ。
だけどね、人形にうまく接続できなかった。
機械に移し替えるには時間が経ちすぎていたらしい。
適成率と交渉
うまく順応してくれないんだ。
だからぼくはね、あきらに順応する体を持つ人を探した。
そしてその人の脳が機械に馴染む人をね。
あ、適成率。
あ。
そう。
今の君の体は作り物だ。
ベッドにいるのが君自身の元の体だ。
人形にね、君の脳を移し替えたんだよ。
えぇ!?
あれが私。
これは?
人形の体。
人形の体は君に馴染んでいるだろう。
ちょっと機能調整が必要だったけどね。
適成率は97%だったから。
そしてあきらの脳とも君の体は適成率が98%。
きっとこの子に馴染んでくれる。
え、で?
ここからが本題だ。
お願いがある。
君の体をあきらに譲ってくれないだろうか。
私ってもう人形になっちゃってるんですよね。
うん。だけどね、君が嫌だと言えば100%失敗せずに君の脳を元の体に戻すことができる。
え、なんでそれ聞く前にやっちゃったんですか?
ちゃんと馴染むかどうか、君の脳と機械の体がうまく馴染むかどうか、実験はさせてもらった。
今までね、たくさん探したんだ。
たくさんの人が体が馴染まずに、ちょっとおかしなことになったりした。
だからすぐに体に戻して返してあげたんだ。
ああ、そういうことか。
えっと、私はたまたまここに来て、たまたまなんかで記憶を失って、
ここにたまたま運び込まれてきて、
治療をする片手間実験に使われたってことですか?
まあ、そう思ってくれていい。
獲物をここで待ってたんですね。
獲物っていう言い方おかしいか。
いや、この私の今の体が、今後もし人形じゃないですか、不具合とかあったりとかした場合は、
一応先生がちゃんと責任を持って見てくださるんですかね。
もちろんだ。君の体のメンテナンスは僕が責任を持って行う。
ああ、先生がもし亡くなられたとしても、ちゃんと引き継いでやっていただけるんですよね。
そうだね。
意識と記憶の再生
で、あきらさんは、私の…いや、中学生ですよね。
私もあれですよ、40…何歳だったっけ?46?
46…年齢わかんないんだった、私。
今思い出したってことじゃないですか。
ちょっと思い出してきたんですけど、今私たぶん46歳ぐらいだったと思うんですよ。
中学生にこの…私、そういえば腰痛とかもあるし、巻き爪とかあるし、
そういう中学生の、しかも女の子にいいんですか?
ああ、そこのところはあきらにはしっかり僕が話をする。
まずは、この小さな缶の中に収められている、そして会話しかできない、いつも暇だ暇だって言ってる状況から、
抜け出させてあげたいんだ。
うーん、まあそうはそうですよね。
そうですね。いい、いいですよ。体は差し上げます。
ほんとかい。
はい、だけど先生、
あのー、私こうやってほら、勝手にいろいろされてるわけじゃないですか。
はい。
えっと、いくらかいただけますか?
もちろんだ。
あ、なら、はい。
全然。
はい。
あきらの幸せのためなら、何でもするよ。
あ、ほんとですか?
うん。
それはありがたい。あの、この人形の体だともう、あれですよね、巻き詰めとかもないわけですよね。
うん。巻き詰めもないし、腰痛もない。
はい。
あ、じゃあ、そしてお金もいただけるんなら、もう恩の字です。どうぞ、差し上げます。
おやすみ。
え、はい。
その一言を聞くと、あなたの意識は安定していきます。
気がつくと、あなたは自分の家に戻っていました。
あら。
失われた記憶も戻っている。病院での出来事も覚えている。
あれは夢だったのか、現実だったのか。
すると、体のある一部分が、よく見るとわかることだが、他の部分とは違う色になっていることに気がつく。
果たしてその体は本物なのか、偽物なのか。
それがはっきりするのは、もう少し後のことだろう。
うん。
最後に何かロールプレイを少しして終わっていきたいんですが、どうしましょうか。
えっと、通帳記入しに行きます。
あの、本当だったのかどうかっていうのも確かめたいし、いくら入ってるのかみたいな。
はい。びっくりするような金額が入ってると思います。
あ、本当だったんだーって感じですね。
はい。
じゃあ、記憶戻ってますけど、どうしますか。
とりあえず、お金も入ったことだし、子供たちに美味しいご飯を買って帰ります。
はい。わかりました。
では、シンクトゥルフシンはTRPG。
私のこれにて終幕です。
お疲れ様でした。
お疲れ様でしたー。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございましたー。
譲ってもらえないと思ってました。
あ、そうですか。
もうね、結構ボロボロなんで、やるの申し訳ないなと思ったんですけど、
綺麗な体をもらえるんであれば、それで元気に過ごせるんであれば、
全然私、あきらさんも動いてくれたらいいな、
46歳の体で中学生がって思いますけど、
もうちょっと若かったらなーって思いますけど。
あの、雑木くじの話をしてるときに完全否定されたので、
これがダメかなって思ってたんですけど。
そうですね、勝手にっていうのはですね。
まあでも、初めちょっとやっぱり勝手に体をいじられたっていうのは多いって思ったんですけど、
自己報告会みたいな。
先になんか相談してくれればよかったのにさって思ったりしたんですけど、
でも今、事情も事情だし、
私は別に、そういう理由だったらあげていいかなって思ったんで。
はい、それではい。
ちょっとこんなに笑った結末は初めてです。
そうですか。
はい。
いやー、楽しかったです。ありがとうございます。
ありがとうございました。
りんごさんの感想を一言いただいて終わりたいと思いますが、いかがでしたでしょうか。
はい、えっと、
まあそのロスト率がはてなはてなだったので、
はい。
まあいろいろと警戒をしてですね、
はい。
あの技能もどういうのを持っていけばいいのかと、
待ち迷ってライフルとか持ってきてたんですけど、
待ち迷って。
全く役に立たず、
いや、自分自身なんでやっぱ生きて帰りたいっていう気持ちがありましたので。
はい。
あとまあいろいろ探索系とかもちょっとずつまあ50とかですけど、
運転で逃げるとかいろいろ考えてやったんですけど、
まあどれも役には立たずだったというのと、
そしてあのこうやってあの咲夜さんとかで対マンデっていうのは初めてだったんで、
そうでしたね。
はい、もう緊張も結構してたんですけど、
もうとても楽しくできました。
よかったです。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
ではまた他のシナリオにもね、ぜひ遊びに来ていただけたら嬉しいです。
はい、よろしくお願いします。
はい、では今日は終わります。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
ちょっとしばらくお待ちくださいね。
はい。
じゃあ終了を押しました。
お疲れ様です。
お疲れ様でした。
笑っちゃった、ごめんなさい。
いえいえいえ。
だってなんか自分自身でなるとやっぱなんかこう素で楽ですね。
そうかもしれませんね。
はい、喋るのはすごいそのキャラクターになりきってとかじゃないんで楽ですね。
本人が向いてるんですね。
どう、そうなんですかね。
すべて本人でいかないといけないですよね。
死んじゃいますよ、そのうち。
死にます、すぐ。
いやー、なかなかなんか深いですよね。
そうですね。
これね、本当に本当にたくさんの方がされていて、
最近だとVTuberさんとか、YouTuberさんとか、ゲーム実況者さんとか、
あとね、なんだっけ、クイズノックのこうちゃんさんとかも、
映画では出てましたね、こうちゃんさん。
映画。
映画があるんですね。
映画やったんですよ。
実際にリズムさんがすごく。
そうなんですか。
いろんな人とされているんですけど、
一つとして同じ、全く同じっていう物語にはならないんですよね。
面白いですね。
映画と祭りの会話
いろんな人の渡り歩いて見てるだけでも面白くて。
はい。
まず見ます。
復活のからぜひ。
はい、片っ端から。
片っ端から見てみます。
暗くもう片城まつりですからね。
そうですね。
はい。
えー。
私みたいな感じの、同じような感じの人もいないってことですね。
いないですね。
えー。
お金を要求した人はいたかもしれない。
あー、そうですよね。
だってね、これ、だめですよ、犯罪ですよ。
そうそうそうなんですよ。
あー、犯罪ですから。
勝手に。
勝手に、本当に。
しかもね、そんな、もらわないとと思ってちょっと。
いや、この映画も見てみたいですね。
あー、ぜひぜひお願いしたいです。
どこで?
映画ね、でもね、私も見てなくて。
あー。
調べたら出てくるんですかね。
かもしれないですね。
気になりますよ。面白かったですね、本当。
あ、よかったー。
はい。
映画があるのか。
単館?単館って言えばいいんですか?
その、一つの建物だけでやるやつの映画だったので、確か。
はい。
あまりたくさんの人は見られなかったんじゃないかな。
あ、上映は、上映がね、されてますけど、
なんか違う、一部のとこですもんね。
そうそうそうそう。
8月9日から15日ってなってますね。
終わってますね。
終わってますねー。
本当にいろんな人たちがやってるので、もうね、部活の人から、お好きなYouTuberさんから、もしいらっしゃれば。
はい。
探してみてください。
見てみます。
見てみます。
はい。
リアルな体験の共有
じゃあ、ありがとうございます。
ありがとうございました。
寝れそうですか?
いやー、なんか今回のは、あんまり興奮っていうあれはなかったですね。
ほんとですか?
そんならよかった。
はい、なんか、はい、現実というかリアルとなんかこう、行ったり来たりして。
なんか、ですね。
見てる方もおっしゃってました。なんか、キャラと自分が混ざってるねって。
あー、そうですか。
そうですね、いろいろ。
はい。
写真を切ったつもりがうまく切れてなくて、少しフタトークが流れていたようです。
あー、そうですか。
そこはちょっと後で切っておこうと思いますが。
はい。
また遊びに来てください。
はい、またお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい。
はい、お疲れ様でした。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
はい、おやすみなさい。
おやすみなさい。
01:28:07

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