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【GMO在宅勤務廃止から学ぶ】仕組みを変えられる会社、変えられない会社【第79回】
2026-07-24 16:50

【GMO在宅勤務廃止から学ぶ】仕組みを変えられる会社、変えられない会社【第79回】

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サマリー

本エピソードでは、GMOの在宅勤務廃止を事例に、仕組みの見直し方について解説します。出社か在宅かという二元論ではなく、仕組みを導入した目的、戦略との整合性、そして全体的なつながりを考慮することの重要性を強調します。目的が忘れられた仕組みは風景となり、コスト増につながるため、定期的な見直しと改善、時には廃止も必要であると説きます。仕組みを「編集」する力こそが、変化の激しい現代において企業が成長し続けるための鍵であると結論付けています。

GMOの在宅勤務廃止から考える仕組みの見直し
経営者のためのヤバい仕組み化ということで、この番組は仕組み化の専門家、松田幸之助が、様々な事例を仕組み化の視点で解説していく番組です。
ということで、今日はですね、最近ネットニュースなどで話題になっております。
GMOさんがですね、在宅勤務を廃止したというところから考える仕組みの見直し方みたいなことを考えていこうかなというふうに思います。
今日はですね、別にこの在宅勤務が良い悪いとかっていう話をしたいというわけではありません。
ただですね、この在宅勤務に関する皆様の色々な配信、コメントというのを見ていて、それが必ずしも正解ではないかなというふうに思いまして、
今日はこの仕組み化の視点で解説をしていこうかなというふうに思います。
結論をお伝えすると、出社か在宅かよりも大切なことがあるんじゃないかなというふうに思っています。
意外とこの視点で皆さん考えていないわけではないと思いますが、コメントとか発信してなかったので、その切り口でお伝えしようと思います。
GMOさんがですね、最近この在宅勤務を完全廃止するみたいなことが取り上げられていたりします。
議論は本当に出社がいいとか在宅がいいとかテレワークがいいとか、IT企業なのに廃止するのという賛否の声であったりとかっていうのがメインであったんですけれども、
仕組みの視点で考えると全く別の論点があるよねみたいなところを持っております。
仕組み化の大原則:目的と戦略との繋がり
まず結構流れを簡単に確認しておきたいと思うんですけれども、
GMOさんはですね、2020年の1月頃ですかね、新型コロナウイルスの感染拡大に備えて早い段階でですね、在宅勤務に移行をしたというふうに言われております。
その中からですね、少しずつ落ち着いてきたところで週3出社、週2在宅推奨みたいなのを廃止して原則出社しましょうねみたいな形に変更して、
今回ですね在宅勤務の推奨を完全に廃止しました。
ただもちろんこれは状況に合わせて調整していくというふうに発信もありますので、別に完全廃止というわけでもありませんし、
そもそもこの在宅勤務が良いとか悪いとかっていう部分を私はお伝えしたいというわけではありません。
これはですね、このいろいろな取り組み、仕組みを作っていく、変えていくという時に、
精度だけを残すことが本当に一貫性があるものなのかなというふうに思います。
例えばこの在宅勤務、テレワークの仕組みを守り続けるというのは、やっぱりいろんな前提が今変わってきている中で本当にそれが正しいのかっていうのはまたわかりませんし、
大事なのはですね、目的を達成するために手段は柔軟に変えていくことが大事じゃないかなというふうに思っていたりします。
仕組みかけをやっていく上での大原則というのは、仕組みは単体で評価しないで、戦略との繋がりですね。
何のためにこの仕組みを導入したのかという目的と、あとは現在のその結果ですね。
これらを基に継続するか改善するか、統合するか廃止するかみたいなのを考えていく必要があるのではないかなというふうに思っております。
目的を忘れられた仕組みというのはですね、やがて風景になっていきます。
この在宅勤務もずっと続けていたら目的が忘れられて、何となく続けていくみたいなことって結構危ないかなとは思います。
例えば会議でどうでしょう。毎回読み上げているけれども、誰も使っていない数字であったりとかですね。
毎日とか毎週のチェックシートとか報告書とか毎回の承認とか。
なんでやってるのって聞いてもですね、昔からやってますよみたいな。
こういうふうな状況になってしまうと、仕組みを守ること、仕組みを維持することが目的になってしまいます。
このように取り組んでいる仕組みの中で取り組んでいることで何かしらのアクションが生まれないことは
結構これは安心とか仕組みで安心するとかではなくコストになってきているという側面もあると思います。
例えば先ほどの数字の部分で言うと、数字を準備することによる当然記入とか集計とか確認のコストが出てきます。
それも従業員で掛け算するとものすごい時間のロスになりますし、本当にその数字使って何かアクションしないのであれば
それってあんまりなくてもいいんじゃないのっていう部分もあったりすると思います。
仕組み廃止の具体例:体調確認の廃止
実際私たちも4年間5年間ずっと続けていたチェックを先月の経営会議でやめました。
どんなことをやめたかというと、コロナ禍から続けてきた全従業員の体調確認みたいなものを経営会議のためにやってたんですけれども
だいぶ毎月毎月チェックをしてたんですけれども、そこまでですね
体調不良者が爆発的に増えるということもここ数ヶ月数年ありませんでしたし
このチェックをすることによって何かアクションしたっけというと、そういう大きなアクションも特に生まれませんでした。
なのでコロナウイルスがすごい流行してた時とかですね
あとはインフルエンザとかが爆発的に流行した時とかはこれらを使って対策改善というのをやってたんですけれども
今はそこまで大きなですね感染の拡大みたいなのはおかげさまで私たちにはありませんので
なので一旦やめようかというふうな形になりました。
このやめた理由なんですけれども大きく2つですよね
先ほどお伝えしたように爆発的に体調不良者が増える状況が起きなかったということと
もう一つはやっぱアクションが生まれなかったからと
なのでこのようにまずもともとの目的はですね体調不良者が増えてないかどうかというチェックでした
それがまずもう増えないよねっていうことで目的は達成されてますし
そしてアクションも生まれてなかったというとこれはやっぱり
記入と集計と確認の手間だけが発生してしまっている
形外化された仕組みになってしまうのでやめたというふうなことがあります
仕組みの見直し方:継続、改善、統合、廃止
仕組みをやめる時はその目的というのをしっかりと考える必要があります
続けるかやめるかとかですねそういう二択ではなくて仕組みはシンプルに継続をすると
2つ目改善すると
例えばチェックの頻度を毎週から月1回にしようというふうに頻度を変えるという方法もあります
統合するというふうにですね報告を別のものとまとめてしまうことによって報告とか確認コストを減らすということもできます
最後廃止ですねやめると
ただやめると言ってもまた状況が変わったりとかすれば再開をすればいいと思うんですね
私たちも一旦体調不良者さんの確認はやめましたがまた今年の冬からかけて
インフルエンザであったりとかその他の感染症が爆発的に広がったらその仕組みを再開すればいいだけですので
やめるっていうことが完全やめるというところではなく
仕組みを作ってあればいつでもそれが戻せるというのも結構ポイントとしてあるんじゃないかなというふうに思っております
仕組みを見る三つの視点:目的、横の繋がり、時間軸
今日の本題にはなってくるかなと思うんですけれども
仕組みというのはですねやっぱりつながりで見るということが大切だと思っています
その仕組みの目的ってなんだっけというところと
あと横の仕組みのつながりですね
そして時間軸みたいなことを意識して見ていくと
その仕組みを続けるかとか改善するかとか統合するかやめるかみたいなことが
意思決定しやすくなるかなというふうに思います
一番大事なのは今日繰り返しお伝えしてますけれども目的です
会社様ごとによって企業ごとに目的が異なります
例えば採用を最優先する企業であれば
全国からですね専門人材を取るなら
在宅勤務というのは強力な採用戦略になるかもしれません
ただ育成ですね従業員の皆様を育てていくということであったりとか
若手育成意思決定の速さというのであれば
対面ですね在宅ではなく対面の方が価値が大きくなるかもしれないと
なので在宅勤務をやめた入れたっていうのが
本質的に良い悪いではなくて
その企業においてのその戦略を実行する目的ですね
目的と戦略と仕組みがちゃんとつながっていればそれは問題ないと思います
なのでどこかの例えばGoogleさんがこういう仕組みを取り入れてるから
自社も取り入れると
そうしたらGoogleさんみたいになれるかなって
残念ながらなかなかそうはないと思います
側だけ取ってもうまくいくものではなくて
その目的と戦略がつながっている中で
この仕組みは自社のこの目的そしてこの戦略に非常につながりがあるなと思って
導入するのであれば非常にいいんじゃないかなという風に思っております
そして二つ目が横の仕組みのつながりというところですね
これも必ず仕組みというのは物によりますけれども
代償はありますが他の仕組みに影響するものがあります
例えば在宅勤務は採用教育評価会議コストとかですね
そういうのにつながると思いますし
逆に採用に有利でも教育が在宅勤務であれば
育ちにくいというのがあるかもしれません
なのでこれも部分最適ではなくて
全体で何を優先するかを決めていくというところになってくると思いますので
一つの仕組みを最適化しても会社全体が良くなるというわけではなくですね
全体の中で仕組みをつなげていく作っていくという
ここの感覚も大切になってくるかなというふうに思います
そして最後ですねこれは時間軸です
今回の件でいうと2020年に在宅勤務を導入して
今2026年この6年経った今ですね
AIも2020年の時にはそんなにですね
こんなにチャットGPTであったりクロードとかが出てるわけでもなくですね
全く全く状況も異なっております
そして当然事業もお客様も仕事のやり方もどんどん変わってきている中で
6年前の仕組みが今は正しいかどうかっていうのはこれもわからないと
なのでここらへんの三つのポイントを抑えながら仕組みというのを見極めていくと
仕組みをやめられない理由と「編集」の重要性
多くの企業様は逆にですねこの仕組みを一回作ったらやめられないという
企業様の方が多いと思います
もう昔からあるからとかですね続けているからというので
ずっと仕組みをやり続ける企業様が多い中で
なんでやめられないかというと
多くの場合この目的がわからないと
その仕組みを取り組んでいる目的がわからないと
当然やめられないんですよね
目的が不明なので当然現場の方は続けるしかないという風になりますし
そもそもこの仕組み誰が何のために決めたのかっていうのを
幹部の皆さんも把握してなければただただやっぱ仕組みだけですね
無駄な仕組み時間がかかる仕組みだけがどんどんどんどん増えていって
逆に生産性が下がってしまうということがですね起きてしまいます
なのでちゃんと仕組みを作るときには何の目的何を達成するために
その仕組みがあるのかというのをちゃんと考え整備し
作っていくということがいいんじゃないかなというふうに思います
そしてですねやっぱ今今日の話の中で一番お伝えしたかったことにもなるかもしれないですが
仕組みを編集する力みたいなのがますます重要になってくるなと思っております
AIを仕組みの中に入れるにしてもただただやっぱそれを入れ込むだけで
うまくいくというわけでもないですし
全体のつながりの中でその仕組みをうまく編集して作る
試す確認する変えるまとめるやめるとか
こういうのをぐるぐるぐるぐる回して生きた仕組みになってくるかなと思うので
なんかこう私のこのポッドキャスト大ききの皆様は
何かの仕組みを本であったりニューステレビ雑誌で見たときに
単体の点で見るのではなくて全体で見ていくということを
考えていただけるといいなというふうに思っております
自社の仕組みの点検と手放す勇気
ということで自社の仕組みを点検するということも
一つやってみてもいいかもしれないですね
今やられている仕組みが一言で説明できるのかとか
その仕組みの中から最近どんなアクションとか行動が生まれたのかとか
そういうところを見ていただいて
その仕組みってまだ必要ですかと
本当に仕組みが必要なのかどうかと
仕組みは作っていくということと同時に改善していくこと
手放していくことこれがですね
両方回し続けるということがポイントになってきます
仕組みだけ作り続けたほうがですね
どんどんコースが増えてしまうということにもなりかねませんので
そんなところもお考えいただければと思います
まとめ:戦略と目的、全体像を意識した仕組み作り
ということで今日はですね
GMOさんの在宅勤務廃止をきっかけに
仕組みの見直し方についてお話をさせていただきました
仕組みは単体でいい悪いを決めずに
戦略と導入目的と現在の結果
そして全体のつながり
そして何のためにやってるんだろうというのを
考えていただけながら取り組んでいただければと思います
ということでこの番組はですね
週に1本このようにさまざまな事例を
仕組みの視点で解説をしておりますので
ぜひチャンネル登録フォローいいねなど
あとコメントもですねできるところを
ぜひやっていただけると嬉しいです
また私の方でですね
仕組み化実践会という経営者のための
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それではまた次回お会いしましょう
さようなら
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