日本人の矛盾観
倉木凪です。 今回は日本人は特にね
矛盾が好きなのではないかと。人類全体かもしれない。まあそんな話 していきたいとおもいます。
人間って まあ未だに
神様がいると本気で思っちゃってる人もいますけど、それで完全なものを求めるようにできてるんですね。これは神様を信じる、信じないに関わらず。
だから でも矛盾が好き?
これ自体は矛盾ですよね。 まず
なぜ矛盾が好きだと思うのか、一つ目ですが
音楽なんか、特に日本人なんか
ワビサビは意識しますよね。 単に明るい曲
単に暗い曲ってよりも、どっちつかずの曲は 特に華麗な曲で多いけど
人気出たりするわけです。ただねこれ日本人だけじゃないんですよ。 ドビュッシーっていう
近代音楽の作曲家で この人が発明したとも言える
明るい和音 明るい雰囲気にさせる和音と暗い雰囲気にさせる和音を
同時に使うという手法ですね。
人間でそういう
不安定な状態を求めるようにできてるんですね。
さっき言った完全なものを求めるっていうのとやっぱり矛盾してますよね。 単純に完全なものを求める時もあるし
不完全なものを求める時もあるしっていう そういうことなのか、そんなことなのかって暗くは思いますけど
いずれも求めている 本能的に求めてるわけです。
単純に騒がしくて明るい曲ってよりも
何かどこか影があったり、そういう曲の方が売れたりするのはこの理由、こういう理由ですね。では次
ギャンブルが好きなっていうのもそうなんじゃないかな
あんなのね 結局スリルがあると言っても
ものすごい恐怖心もやっぱり出てきますよ。 負けたらどうしようっていう
自分でそうやって 恐怖心が出てるのに、つまり不快な感じが出てるのに
それをやってしまうっていうのは矛盾だってのはわかってると思うんですよ なんかその矛盾をあえて楽しんでるというか
スリルってそもそもそういったもんだし 恐怖心がある
けれども それの対極にある感情も
どっちも 同時というわけじゃないんだけどね
出てくる、つまり矛盾してるわけですよ 矛盾した感情が
共存してるんですね
何とも表現しにくいんで あの
他に共存してるだけで言えばそういう風に聞こえるかもしれないですけど では次
これ昨日発見したことなんですけど 例えば8人グループとか10人グループとか
っていうアイドル、アーティストの場合 王女隊のグループもまぁ
ある意味そうかなあの 多分日本人は
単に可愛い子だけを入れたりかっこいい子だけ入ってたら あまり
人気が出ないと思うんですよ ちょっとあんまり冴えないなって子も入れといた方が
いいんですね で これはもちろんそうなんですよあの
冴えないっていうかあの
いろんなタイプの子を入れる バラエティ担当の子もいれば
これは当たり前なんだけどそれとはまた別に考えてほしいんですけど あえて
あえてそうしてるグループはいないけどただ オーディションの時点であえてそんなことはしないだろうけど
結果的にそうなった場合 やっぱり人間ってその矛盾が好きなんじゃないかなと思うんですよ
単にこのグループはルックス重視のグループなのなーっていうよりは
でも理解できるっていうよりは矛盾なんで理解しづらいんだけどその理解しづらさ
このグループは何を目指しているのかちょっといまいちわかんない なぜこんなねいろんな子がいるのか美人な子もいればそうじゃない子もいる
ちょっと方向性がわかんないぐらいの方が 人間って
特に日本人は好きになりやすいのかなって思いますね
これも日本人の変なところですよ
ギャンブルと感情
わびさびを 大事に
するのはいいんだけど ちょっとここまで行くと理解できないです
まあ理解できないっていうエピソードは前回のエピソードで話してるんであれですけど 理解できないですね
だから特定の一人の人物に対しても 見た感じは爽やかで
いけた感じなんだけど中身は ちょっとだらしなかったり
だからあれですね ギャップ
人を好むっていうのも この矛盾
矛盾してるからっていう理由だけじゃないけど 矛盾を感じてるのは間違いないですよね
だって見た目と性格は基本的に一致するって理解してるわけですから 人間は
矛盾に感じてしまいますよね だからその矛盾を好んでるわけですよ だからギャップに魅力を感じるわけですね
ただただ明るくて中身も外も明るくていい性格ってよりは どこが影が
意外にもあったり その方が魅力を感じますよね人に対して
だから皮肉にも美人で完璧でっていうよりも ちょっと片付けが苦手だなぁっていうような女性ぐらいの方が
逆に好感度は上がるかもしれないですね
皮肉だけど では次
自分の行動も 気づいたら矛盾してしまってる それを好んでそうしてしまってるって
あると思うんですよ例えば だらしない男性と
なぜか付き合ってしまう そんな人好きじゃないでしょ別れてきたし
トラウマもあるしでも 付き合ってしまうのは
矛盾が好きって言い方すると あれだけどそういうものを求めてしまう
そういった行動してしまうのは人間が矛盾が好きだからなんですよ あと好き嫌いっていうよりも
矛盾したもののが 安心してできる
吹っ切れたものあとは極端なもの 振り切ったものよりも 特に日本人はワビサビを大事にするんで
でもそれが
悪い形としてはあることもありますね それを中途半端と黒犬呼んでるんですけど
ワビサビ大事にしすぎたり 矛盾を好みすぎて
結局なんかどっちつかずの中途半端なんてことあると思いますね そういう日本人は多いと思いますよ
本当はもっと高い偏差値のところに行けたかもしれないのに アルティーノのところで抑えてしまったとかね
もっと物事に懸命になれるはずなのに 中途半端にしかエネルギーが出ないとか
その点アメリカ人はね
テンション上がってる時はバカみたいに喜ぶし この前もオーディション見てたら
すごい喜ぶ方してましたね 人にもやりますもちろんね
すごいクールな人ももちろんいますけど でも日本人と比べたら
割とはっきりしてますよね では次
仕事なんか辛いと言っときながら なんだかんだ頑張れるなんてのも結局
矛盾がそんな嫌なわけじゃないから人間って だと思うんですよね
一瞬かもしれないけど その矛盾をほっするところがあるからだと思うんですよ
ちょっとわかりにくいと思うんですけどね 自分でもこれ
はっきりイメージがついて話してるわけじゃないんだけど
でも それが事実じゃないですかね
仕事とかで
本気で向き合える しかもなおかつ
割と楽しく仕事できる っていうのはそのなんか辛い感じだけど
辛い感じの感覚もあるけども
なんかその矛盾
矛盾ですからね 人間って楽を求めたがるのが人間ですから
矛盾してますよね それで本気で向き合えるっていうのは
矛盾してることがもし人間が嫌いなのであれば ただただストレスでしかないでしょ
やりたくないことをやってるわけですから なんか矛盾してる感じを楽しんじゃってるんですよ
だからさっき言ったスリルなのあること それってのもそうですね
背徳感と快感
そんな危険なこと しない方が楽なことも分かってるけど そんななんか矛盾してる自分を楽しんじゃってる
ところがあると思うんですよ ホラー映画が好きだとか
アクション映画が好き そういうのも通ずるとこがあるかもしれないですね
じゃないとあんな映画館で2時間も 怖い思いしていれないと思うんですよ
もちろんその 恐怖心が快感なるっていうのもそうだけどそれ以前に
映画館に入ってね 見始めるという行為をするまでにその
矛盾を好むところがあるからそうできるんじゃないかなと思います あと
受験で落ちた人に 落ちても
大して変わらないよって言うのは 矛盾が好きだと分かってるし
自分でもそういう経験があるからだと思うんですよね あと矛盾じゃないですか落ちた人にね
落ちて まあでも
大丈夫だよっていうのは矛盾ですよねはっきり言って 相手の感情を魚でする行為でしかないはずだけど
そういうことがまかり通るのは そういうことが理由だと思います
では次 健康に悪いと知っておきながら
太るのも分かっておきながら あえてジャンクなものを食べる
背徳感がねまさにこの
典型例でしたね一番最初に話すべきでした 背徳感って快感でしかないんですよね
そうやってジャンクなものを食べて 自分でそのことをしてはいけないと分かってるのに
単に平らなわけじゃなくてその矛盾が好きだというのもあると思うんですよ そうやって
まあだから背徳感ですよね ジャンクだって分かってて
不快感もあるんだけど罪悪感もあるんだけど逆にそれを楽しんでしまう ということですねそれではしたっけ