ブッダの諸法無我とオカルト
今回はですね、ブッダの諸法無我とオカルトって結びつけられて考えちゃってるなと思うので、それについて話していきたいと思うんですが、以前から違和感はあったんですけどね。
結論から話しますと、ブッダの諸法無我
っていうのは、よく
仏教でよく言われるのは、クラクラ教は
道なのかなと思うけど、すべてのものはつながってる。
非常に誤解されやすい言い方だなと思うんだけど。
だから現代人もね、一人では生きていないんだとか、
影響し合っているんだみたいなふうに捉えて、それについては今回お話ししませんけど。
これなんかと、これ自体が引き金になりかねないけど、今回の話ことな。
これとですよ、
みんなつながってるから、一心伝心するんだ。
これを結びつけて、もともとは結びついてないのに、世間の人が結びつけて捉えてしまうんですよ。
この一心伝心するんだ、みんながつながってるからっていうね、これはね、ただのオカルトでしかないんですよ。
スピリチュアルな人が言ってるだけ。
仏陀とは全く関係なし、仏教とも全く関係なし。
もともとはといえばですよ、諸法無我。
自分というものはない、実体がないあらゆるものはということであって、
人と人との間に何か意図があるみたいな、そういうイメージのことを言ったわけじゃないですね。
この物理空間にあるすべてのものは、実体がなくて常に変化してて、
だからこそそれ単体で存在してるんではないんだということ。
だからよく言いますよね、あの人は一人でいるのではないとか、
すべてがつながってるみたいな、きれいごともとらえかねえないこと言う人がいるから、
それに反発する人もいるんだろうけど、
別に人とね、人の精神と人の精神はつながってるなんてことを
言い表そうとしてるわけじゃないですね、この言葉。
そこを勘違いして、
勘違いして異心伝心という考えも生まれたんだろうし、
そしてその異心伝心と仏陀の諸法無我を統一してしまってるわけですね。
物理学と実体のない世界
だから異心伝心するっていう人はどういう理由で
異心伝心すると言ってるのかなんて、
到底わかるもんじゃないですよ、こんなことは。
では次の話ですが、諸法無我って物理学で説明つくことが
クラキの中で最近わかりました。
物理学的に言うと、この世界のものは、
微分積分で習ったと思うんですけど、無限に
分けることができるわけですね。微分って簡単に言うと分けることですからね。
微分って考え方はね、
異常に哲学的
なんですよね。まあいいや。それで、この世界の実体っていうのが、
実体って言い方するとわかりにくいと思うけど、
単体で存在しているものですね。
原子とか分子って単体では存在できないんですよ。
空間的な広がりがあるものっていうのは
他の原子分子との繋がりがあるわけですね。
そんな難しい話じゃないんで大丈夫です。
この原子分子は、
原子っていうのもね、
分けられるってことはもう科学的にわかっていて、
リズムに立っても分けられるわけですよ。原子が最後ではないんですね。これ以上
分けられないってことではないんですよ。 ということはこの物理空間のあるもの
に繋がりのないものはない。つまり単体で存在できるものはない。
単体であるものはない。ってことは
仏陀が言う
我なしですよね。この世界に実体なんてものはないんだと。
存在はすべて実体がないってことですね。
簡単に言うと、なんだろうなぁ
自分ってものはないと考えてもらったらわかりやすいと思います。
ここに自分ってものがあるように感じるけど
自分も宇宙でしかない。ってことですね。
自分が持っているスマホも これ単体でスマホとして存在しているように
見えるかもしれないけど
まあ要は単なる宇宙
宇宙の一部って言い方するとちょっと違うんですよね。
神が
この本質であるという考え方
こうした人もいるみたいだし
モナドっていう
言い方をする
哲学者もいますし
最近のエピソードで話しましたけど
神だって単なる概念ですからね。そういうふうに
表せれば表せるわけですよ
モナドってのは精神がこれ以上分けれないって考え方だし
神だってそうですよね
原子とか分子とか違って
まあそれを本質、この世界の本質だと
まあ理論上はそうなっちゃいますよね
それではしたっけ
